昨日12月6日(日)の夕刻、青山ブックセンター本店にて開かれました。
ゲストは武蔵野美術大学の同窓で『住む。』の副編集長、西本和美さん。
定員120名のところ前売は完売、キャンセル待ちのお客さまも。
まず『ポスターを盗んでください』旧版と新版の装丁について。
旧版は入稿直前まで茶色っぽいカバーだったそうですが、
「自分の最初の本が年寄りっぽくていいのか?」という気持ちに。
そして書店でブルーの本を見かけ、あのようになったそうです。
新版は、京都の骨董店で購入した古裂がもとになっているとのこと。
さらに、日本デザインセンター入社時のエピソードから、
入社後に数年間かかわった自動車の広告の仕事
(コンピュータ以前の時代の超アナログ撮影方法に会場びっくり)、
本でも語られていたワコールのカレンダーコンペの一部始終、
そして長く続く仕事になった竹尾ペーパーショーなどに展開。
ほかにも学生時代の逸話から、佐藤卓さん、藤井保さん、
永井一正さん、杉浦康平さんたちにかんするエピソードまで、
さまざまな話題が展開したのですが、
原さんの濃密な話をまとめるのは困難なので、お許しください。
ちなみに、原さんによる杉浦インタビューを含む
『グラフィックデザイナーの肖像』が先日、新潮社から刊行されました。
分厚く読みごごたえのある1冊ですので興味のある方はぜひ。
旧知の西本さんが聞き手とということもあってか、
原さんのお話もカジュアルな雰囲気でしたが、
話すうちにどんどん論理が展開するのが、また原さんらしいところ。
経済学を学ぶ大学生の方から、「欲望のエデュケーション」という
原さんが最近論じていらっしゃるテーマに関する質問も。
トーク終了後、サイン会(落款もあります)。
以上、予定時間をかなり超えて原さん退場、お疲れさまでした。
お客さま、ABCのみなさん、そして西本さん、ありがとうございました。
下の2枚はおまけ。
イベント開始前のマイクと照明のテストです。
編集担当のF田と営業N島がトークのふりをして、関係者苦笑。
■追記
トークの後半、原さんが学生時代に起こした一件を、西本さんが暴露。
とあることがきっかけで、原さんが武蔵野美術大学構内のアスファルトに
万葉集の一句を白いペンキで大書き、学内は騒動になったそうです。
これ以上くわしく書けないような気がするので、
「若いってすばらしい」とのみコメントしておきます。





