2009年12月7日月曜日

【レポート】原研哉トークショー@青山ブックセンター

『ポスターを盗んでください+3』刊行記念の原研哉さんトークショーが、
昨日12月6日(日)の夕刻、青山ブックセンター本店にて開かれました。
ゲストは武蔵野美術大学の同窓で『住む。』の副編集長、西本和美さん。
定員120名のところ前売は完売、キャンセル待ちのお客さまも。



まず『ポスターを盗んでください』旧版と新版の装丁について。
旧版は入稿直前まで茶色っぽいカバーだったそうですが、
「自分の最初の本が年寄りっぽくていいのか?」という気持ちに。
そして書店でブルーの本を見かけ、あのようになったそうです。
新版は、京都の骨董店で購入した古裂がもとになっているとのこと。




さらに、日本デザインセンター入社時のエピソードから、
入社後に数年間かかわった自動車の広告の仕事
(コンピュータ以前の時代の超アナログ撮影方法に会場びっくり)、
本でも語られていたワコールのカレンダーコンペの一部始終、
そして長く続く仕事になった竹尾ペーパーショーなどに展開。

ほかにも学生時代の逸話から、佐藤卓さん、藤井保さん、
永井一正さん、杉浦康平さんたちにかんするエピソードまで、
さまざまな話題が展開したのですが、
原さんの濃密な話をまとめるのは困難なので、お許しください。
ちなみに、原さんによる杉浦インタビューを含む
『グラフィックデザイナーの肖像』が先日、新潮社から刊行されました。
分厚く読みごごたえのある1冊ですので興味のある方はぜひ。



旧知の西本さんが聞き手とということもあってか、
原さんのお話もカジュアルな雰囲気でしたが、
話すうちにどんどん論理が展開するのが、また原さんらしいところ。
経済学を学ぶ大学生の方から、「欲望のエデュケーション」という
原さんが最近論じていらっしゃるテーマに関する質問も。


トーク終了後、サイン会(落款もあります)。




以上、予定時間をかなり超えて原さん退場、お疲れさまでした。
お客さま、ABCのみなさん、そして西本さん、ありがとうございました。


下の2枚はおまけ。
イベント開始前のマイクと照明のテストです。
編集担当のF田と営業N島がトークのふりをして、関係者苦笑。



■追記
トークの後半、原さんが学生時代に起こした一件を、西本さんが暴露。
とあることがきっかけで、原さんが武蔵野美術大学構内のアスファルトに
万葉集の一句を白いペンキで大書き、学内は騒動になったそうです。
これ以上くわしく書けないような気がするので、
「若いってすばらしい」とのみコメントしておきます。

2009年12月4日金曜日

別冊太陽『小林秀雄』

『ダ・ヴィンチ』1月号の特集は、恒例「ブック・オブ・ザ・イヤー」です。


が、残念ながら、くり返し見ても弊社の刊行物は載っておらず、
来年を期しつつスルーして、「今月のひとめ惚れ」の話題です。


「ダ・ヴィンチのひとめ惚れ」で、
別冊太陽『小林秀雄』をセレクトしていただき、

 小林秀雄はもちろん知っている。
 知っているけど、「本当の小林秀雄」は知らないと感じている。
 勉強したいと思った。

とコメントしていただきました。
別冊太陽『小林秀雄』はA4変型判、176ページ、定価2,625円(税込)。



2009年12月3日木曜日

川島良彰『コーヒーハンター』

テレビ東京ほかで毎週火曜日の22時から放映されている
日経スペシャル「ガイアの夜明け」。
12月8日(火)放送の第395回の予定は、

 食の攻防2009(1)
 コーヒー戦争 一杯に賭ける男たちの闘い


番組の予告サイトによると次のような内容もあるそうです。

 ■世界に一人だけ・・・“コーヒーハンター”の挑戦
 コーヒー・ハンターの異名をとる男がいる。
 大手コーヒーメーカーUCCの元役員、川島良彰さん(53歳)。
 川島さんはUCC時代を含め、28年に渡るコーヒー農園開発の経験を持つ。
 いま、取り組んでいるのは、大企業が作り出すコーヒーとは対極の
 「サステイナブル・コーヒー」=持続可能なコーヒーというもの。

その川島さんの著書『コーヒーハンター 幻のブルボン・ポワントゥ復活』が、
平凡社から発売中です(四六判、256ページ、税込定価1,785円)。


中日/東京新聞に掲載された同書の書評はこちらをどうぞ。

伊藤礼『自転車ぎこぎこ』

『こぐこぐ自転車』で自転車文学の世界に颯爽と現れた、
あの伊藤礼さんの新刊『自転車ぎこぎこ』をご紹介します。


まずは目次から。

自転車修行三題
 十二キロメートル走る感想
 五キロメートル地点の設定について
 十六キロメートル走るというのはどういうことか

歳末東京三題
 墨東周遊をしたこと
 去り行く二〇〇七年の見納めをしたこと
 ダイエットで頭がこんぐらかったこと

ヘリオスSL三題
 ヘリオスSL購入記
 ヨコチ君と入間川を走ったこと
 内田君と三浦半島を探訪したこと

自転車各論
 旅行計画を立てて電車で土浦まで行ったこと
 大洗で大風に遭遇したこと
 クロネコヤマトは偉大である
 スピードメーターに関する感想
 女子高生と自動車のカギの問題
 自転車の種類に関する感想
 ヘルメットに関する感想
 自転車をこいでいる人間は何を考えているのか
 私の自転車研究

房州
 カルピスの原液を飲んでしまったこと
 嶺岡林道で息を切らしたこと
 大多喜町のうどんが美味しかったこと

笹子峠
 小淵沢は遠いので笹子駅で下車したこと
 甲州街道のトラックは怖いこと
 矢立の杉を目指して進んだこと
 ついに矢立の杉に到着したこと
 笹子トンネルを通過したこと
 ブドウを食べて温泉に入ったこと

早春遠州三河自転車膝栗毛
 渥美半島縦走の巻
 民宿探しの巻
 篠島民宿惣工の巻
 知多半島の風の巻
 名古屋の味噌カツの巻
 名鉄電車に乗るの巻
 吉良の仁吉の巻
 蒲郡のアサリの巻

春爛漫山陰サイクリング
 角島まで
 萩まで
 益田まで
 出雲大社

あとがき

次は本文の一部より。

 ・・・まだ五分しか走っていないのに下のシャツが濡れはじめていたし、
 ジーパンのほうはとっくに水を吸ってごわごわしてきた。
 いま求められているのは、正しい道ではなくて、
 雨から守ってくれる屋根であった。
 それにしても屋根というのは人類の大発明であることに私は気付いた。
 ・・・飛行機とかパソコンは無くても一時間か二時間は耐えられる。
 しかし屋根が無いと人間は五分か十分でへこたれてしまうのである。

伊藤さんは1933年のお生まれなので、いま76歳。
鉄道エッセイに内田百閒がいたように、
自転車エッセイには伊藤礼がいる、という読後感です。

丸善 2009ベスト本特集

もう12月・・・というわけで、
丸善さんのサイトに「丸善 2009ベスト本特集」がアップされています。


 年間ベストセラー
 丸善の100人が選んだ「私のベスト本」
 「あなたのベスト本」投票

の3本立てで、さまざまな本が紹介されていますが、
うれしいことに、弊社の本も入っていました。

新書ベストセラーで半藤一利『昭和史 1926-1945』が8位、
『昭和史 戦後篇 1945-1989』が14位
(「ライブラリー」というカテゴリーがないので、ここにランクイン)、
そして、松岡正剛『白川静 漢字の世界観』が19位。

また、丸善の100人が選んだ「私のベスト本」では、こんなコメントも。

 ホンマタカシ『たのしい写真 よい子のための写真教室』
 「写真って何だろう?」「写真のリアルって?」からはじまる写真論。
 写真を「見る(読む)/撮る」を気負わずに楽しみたい方へ。
 (福岡ビル店 梶原優子さん)

 半藤一利『昭和史 1926-1945』
 「傲慢な無知」に支配されていた日本が、
 戦争に引き込まれていく様を丁寧に追った歴史書。必見です。
 (日本橋店 鈴木由香さん)

ご購入いただいたみなさま、丸善のみなさま、どうもありがとうございます。

Google日本語入力を少し試してみた

今日12月3日(木)にベータ版がリリースされた「Google日本語入力」


とりあえずダウンロードして、ためしに弊社の名前を入力→変換。

 へいぼ→平凡社、平凡社ライブラリー

ふむぅ、新書はデフォルトで変換されない・・・がんばろう。
というわけで、新書を発行している出版社をいくつか入力してみました。

 いわなみ→岩波、岩波書店、岩波ジュニア新書
 ちゅうこう→中公新書、中高年、中公
 こうぶんしゃ→光文社、光文社文庫、光文社新書
 ちくま→筑摩書房、ちくま文庫、千曲川

なるほど・・・現時点でのページランクを反映しているのかな?
ユーザーのフィードバックでどんどん変わっていくんでしょうが、
21世紀のリアルな日本語がここにある・・・的な気が何となく。

参考=「Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力」

2009年12月2日水曜日

「ニッポン人脈記 漢字の森深く」

朝日新聞の夕刊1面(夕刊のない地域は朝刊)に
「ニッポン人脈記」という連載がありますが、
今週は「漢字の森深く」というタイトルです。

下の写真は昨日12月1日夕刊の第5回。
「甲骨の伝言読み解かん」という、白川静さんをめぐる話題でした。


白川さんの長女・津崎史さん、
史さんの夫で『人名字解』の共著者でもある津崎幸博さん、
かつて中央公論社の編集者だった粕谷一希さん、
子どもたちに白川文字学を教えている伊東信夫さんによる、
白川さんをめぐる思い出が紹介されています。


asahi.comにはアップされていないようなので、
少し書き写しておきます。

 世に知られるまで、出す本はガリ版刷りが多かった。
 ペンだこは並の大きさではない。
 みな自費出版で、刊行が決まると妻のツルは史にささやいた。
 「耐乏生活よ」と。
 ツルに夫の研究はわからない。
 しかし価値を信じて疑わなかった。
 白川が初めて本の印税を手にしたのは
 岩波新書を出した60歳の時だ。

来年、2010年の4月9日は、白川静さんの生誕100年です。

2009年12月1日火曜日

「著書で生き続ける加藤周一」

朝日新聞の12月1日(火)朝刊文化欄に、
「著書で生き続ける加藤周一  死去から1年、異例の売れ行き」
という、四ノ原恒憲編集委員による記事が掲載されていました。


岩波書店から刊行中の『加藤周一自選集』(岩波書店)は、

 1冊3570円。気軽に買える価格ではないが、
 1巻はすでに4刷、2巻もまもなく増刷という
 「このタイプの本としては異例の売れ行き」(同書店)だそうだ。

とのこと、他の本も版を重ねているようです。
また、次のような一節もありました。

 新刊の中で、ユニークかつ興味深いのは
 『加藤周一が書いた加藤周一』(平凡社)。
 170冊を超える加藤さんの生前の著作に
 自身が書いたあとがきとまえがきの中から約100本を選んだ。
 本文以外のそれらの文章には特徴があり、
 どんな時代状況の中で、自身は何をして暮らしており、
 なぜこの文章を書いたかを、柔らかな肉声で読者に語りかける。
 年代順に読めば、著作からは見えにくい加藤さんの素顔が見えてくる。

記事の全文はasahi.comにアップされていますのでごらんください。

『Free』のヘルメットを発掘

この12月でめでたく定年の営業S藤の机の奥から、
バイクのヘルメット(女性用)が出てきました。


1983年に弊社が創刊した女性誌『Free』の読者プレゼントだったそうです。
この雑誌の創刊広告は、女装した郷ひろみさんの写真と、
「きょう,女性誌が男女の一線をこえます。」というキャッチでした。
が、あえなく休刊、短命に終わりました。

妙に歴史が長いだけあって、不思議なブツがときどき発掘されるものです。
とりあえず、営業N里が着用して仕事することに。





N里「暑いです」

2009年11月30日月曜日

都築響一「演歌よ今夜も有難う」第14回

 今日という日が 二度ないように
 後にゃ戻れぬ 夫婦丸
 長い人生 これから先は
 命重ねる 契り船

「ウェブ平凡」連載、都築響一「演歌よ今夜も有難う」の第14回は・・・。

大和たける
津軽の"氷川きよし"は、病と闘いながら歌の道を極める


くだくだ書くより、都築さんの文章をコピー&ペーストします。

 病気のおかげで土地を離れることもできず、
 昼間フルタイムで働くこともできないまま、
 トラック運転手、駐車場勤務、運転代行など、
 夜できる仕事を転々とするようになったが、
 ひょんなことから歌謡大会の仕事を手伝うようになり、
 そこで知りあった藤原りかさんに歌の才能を再発見されて、
 30歳を過ぎたころ歌手デビュー。
 2004(平成16)年には初のCDシングル『男の宝/浪花の女』を発表、
 2006(平成18)年には第2弾CDシングル『契り船(ちぎりぶね)/
 茨人生(いばらみち)』を出す。
 現在にいたるまで、どこのプロダクションにも、
 レコード会社に属することもなく、
 藤原さんとたったふたりで、車に音響設備も積んで、
 地元の青森をベースに東北を歌い歩く生活を続けている。

最初に歌詞の一部をご紹介した「契り船」は、
記事のいちばん最後の箇所からお聴きいただけますので、ぜひ。

泉麻人「喫茶店ブルース」第45回

『ウェブ平凡』の連載、泉麻人「喫茶店ブルース」の第45回が掲載されました。

今回のお店は、東京・三田の「ペナント」。
題して「三色旗とケチャドラの学生喫茶」。
泉さんの大学時代からあるそうです。


このお店には不思議な名前のメニューがあり、

 ケチャピラ、そしてケチャドラ。
 前者はケチャップピラフを略したチキンライス的なもので(以下略)

とのことですが、さて「ケチャドラ」とは。

おしらせ
本連載は、今回で喫茶探訪をいったん完了いたします。
次回より、もう閉店してしまった懐かしの喫茶店を数回にわたり紹介。
その後、連載をまとめた書籍の刊行を予定しております。
お楽しみに!

加藤周一とともに いま、『日本文学史序説』を語る

加藤周一さんが2008年12月5日に89歳で亡くなられてから、はや1年。

12月14日(月)に、第61回紀伊國屋サザンセミナー
「加藤周一とともに いま、『日本文学史序説』を語る」が開催されます。


出演者は次の3名。
今年2月21日に開かれたお別れの会の弔辞で
『日本文学史序説』を読み返していると話されていた大江健三郎さん。
『現代思想』2009年7月臨時増刊号「総特集 加藤周一」にて
「加藤周一を読むために」という対談をされた、小森陽一さんと成田龍一さん。


概要は以下の通りです(「紀伊國屋書店イベント情報」より)。

■日時 12月14日(月)、19:00開演(18:30開場)
■出演 大江健三郎、小森陽一、成田龍一
■会場 新宿・紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店 新宿南店7階)
■料金 1,000円(全席指定、税込)
■チケット前売所
 キノチケットカウンター(新宿本店5階)
 紀伊國屋サザンシアター(新宿南店7階)
■電話予約・お問合せ 紀伊國屋サザンシアター(TEL 03-5361-3321)
■共催 筑摩書房、紀伊國屋書店
■協力 岩波書店、かもがわ出版、講談社、平凡社

加藤さんの代表作のひとつ『日本文学史序説』は、
ちくま学芸文庫から上下巻で発売中です。

【プレゼント企画】こうの史代「平凡倶楽部」第10回

『ウェブ平凡』の連載、こうの史代『平凡倶楽部』の第10回が掲載されました。

さて、今回は・・・。

 いつもありがとう ご愛読者プレゼント!!


というわけで、こうのさんから読者のみなさまへのプレゼントがございます。
プレゼントの詳細は第10回のページをごらんください。
こうのさんお手製、です。

ご希望の方は、(1)住所、(2)氏名、(3)年齢、(4)性別、
(5)好きな動物または植物を明記のうえ、
〒112-0001 東京都文京区白山2-29-4
(株)平凡社企画課「押し葉」係まで、ハガキをお送りください。

締切は2009年12月15日(火)、当選者は15名様。 
(応募者多数の場合は抽選となります)

発表は、年明けの賞品の発送をもって代えさせていただきます。
また、ご記入いただいた(1)(2)は賞品発送のためにのみ使用いたします。
(3)(4)(5)は、本連載にて匿名で紹介させていただく場合もございます。
以上ご了承ください。

ではでは、ご応募をお待ちしております!

2009年11月27日金曜日

久世朋子「テコちゃんの時間」

『毎日新聞』夕刊の鈴木琢磨さんのコラム「酒に唄えば」。
本日11月27日(金)のタイトルは「テコちゃんの時間」でした。


全文は「毎日jp」にもアップされていますが、一部をご紹介。

 「茉莉花(ジャスミン)」で飲んでいる。
 銀座6丁目にあるバー、チャイナドレスの似合う朋子ママの夫は
 昭和のドラマづくりの名手だった久世光彦さん。
 亡夫への愛を胸に開いた酒場も2年になる。
 くめどもつきぬ思い出は「テコちゃんの時間」と題して雑誌で連載している。
 楽しくて、ちょっと切ない。

ところで文中出てくる「雑誌」とは弊社の『月刊百科』のことであります。
この連載については、坪内祐三さんも次のように書いていらっしゃいました。

 ところで私が今一番愛読している連載は
 平凡社の雑誌『月刊百科』に載っている
 久世朋子の「テコちゃんの時間」
 (サブタイトルは「久世光彦との日々」)だ。
 久世光彦と向田邦子のDNAを合わせ持つ素晴らしい文章だ。
 [「文庫本を狙え!」、『週刊文春』2009年4月30日号]

久世朋子さんの「テコちゃんの時間」は、現在12回まで連載中です。

長倉洋海インタビュー

今週の『週刊読書人』(12月4日号)の1面~2面に、

 走りながら撮る写真家・長倉洋海
 写真集『地を駆ける』(平凡社)刊行を機に

と題したロングインタビューが掲載されています。


ごく一部ですが書き写しておきます。

 写真は頭で撮るもんじゃないし口でも撮れない。
 多少計算する時間はあるけれど、
 走ったあとから撮れるわけでもないし、走る前に撮るわけでもない。
 走りながら撮る。
 そして走った後でまた振り返って撮ったものから何かを発見する。
 同時進行で進んでいくのが写真ですね。
 計算しきれないところがあって、
 それが意外性やドラマチックなシチュエーションを生む
 メディアだと思います。

長倉さんの30年にわたる仕事の集大成『地を駆ける』は、好評発売中。
展覧会などの活動情報は公式サイトをごらんください。

柳田邦男インタビュー

11月23日(月)付の『しんぶん赤旗』「シリーズ 現代の視点」に、
柳田邦男さんのインタビューが掲載されました。

 心震わせた芸術は生き抜く支え
 人生を味わい直そう

という見出しで、最新刊『いつも心に音楽が流れていた』を中心に、
柳田さん自身の芸術体験から、取材先での気づき、
そして絵本の読み聞かせ運動まで幅広く語られています。


その一部を抜粋しておきます。

 郷愁は後ろ向きに懐かしむだけではなくて、
 老後を生きていくこと、生き続けること、生き抜くことの支えになる。
 僕は、よく「生きる命の尽きせぬ泉」という言葉を使いますが、
 音楽、絵本、俳句など、若き日、幼き日に心を震わせたものは、
 人生の最後に生きるエネルギー源となります。

柳田邦男さんの著作『もう一度読みたかった本』(1,575円)、
『大人が絵本に涙する時』『いつも心に音楽が流れていた』
(各1,470円)は、平凡社から好評発売中です。

スーザン・チャンチオロ展


ニューヨークで活動するファッションデザイナー/アーティスト、
スーザン・チャンチオロ(Susan Cianciolo)の展覧会が、
東京の2会場で同時開催されます。
日本では5年ぶりとなる展覧会、会期も短めなのでお忘れなく。

The wisdom of flowers
服のほかドローイング、彫刻を使ったインスタレーション。
会場1Fではスーザンのオリジナルレシピをもとにした
料理を食べることができるFLOWER RESTAURANTが限定オープン。
また、オリジナルグッズの販売、本人を交えたイベントも開催予定。

会期 11月28日(土)-12月4日(金)
会場 Vacant(東京都渋谷区神宮前3-20-13/地図
入場料 500円

PURPLE MOUNTAINS and a LILAC SKY
初発表のモビール&ドローイングを展示。

会期 11月27日(金)-12月17日(土)
会場 Gallery Side2(港区東麻布2-6-5/地図

スーザン・チャンチオロの作品はオフィシャルサイト
http://www.susancianciolo.comをごらんください。

11月の平凡社全5段広告です

平凡社の定例、朝日新聞朝刊2面の全5段広告です。


東京本社版は本日11月27日(金)、
名古屋本社版・大阪本社版は明日11月28日(土)、
西部本社版は11月29日(日)の掲載。
各本社版のエリアはこちらをごらんください(PDF)。


明日11月28日から「医学と芸術展」

明日11月28日(金)から2010年2月28日(日)まで、
森美術館にて、「医学と芸術展:生命と愛の未来を探る」が開催されます。



森美術館のウェブサイトから引用すると、

 本展は、「科学(医学)と芸術が出会う場所としての身体」をテーマに、
 医学・薬学の研究に対し世界最大の助成を行っている
 ウエルカム財団(英国)の協力を得て、
 そのコレクションから借用する約150点の貴重な医学資料や
 美術作品に約30点の現代美術や日本の古美術作品を加えて、
 医学と芸術、科学と美を総合的なヴィジョンの中で捉え、
 人間の生と死の意味をもう一度問い直そうというユニークな試みです。
 また、英国ロイヤルコレクション(エリザベス女王陛下所蔵)の
 ダ・ヴィンチ作解剖図3点も公開します。

なお本展のカタログは平凡社が制作を担当、市販もいたします。
展覧会場で、また書店で、ぜひ手に取ってみてください。
12月7日(月)に取次搬入、翌日以降書店店頭に並ぶ予定です。
B5変型判、280ページ、定価2,940円(税込)。

内容の紹介は、またあらためて。

事業仕分けに関する八代嘉美さんの見解

このところの政治の話題といえば「事業仕分け」かと思われますが、
今週の『週刊文春』(12月3日号)に科学予算関連の記事が載っています。


記事は27-28ページに掲載、見出しは次のとおり。

 「科学予算」カット
 蓮舫に慶大医学部気鋭の科学者がモノ申す

 「事業仕分け」第一ラウンドでは、
 スーパーコンピュータやロケット開発などの
 最先端技術が“ムダ”と切り捨てられた。
 この結論は正しかったのか。

 昨年、『iPS細胞』(平凡社新書)で、
 最先端科学を分かりやすく紹介して
 ベストセラーになった気鋭の科学者、
 慶應義塾大学医学部総合医科学研究センター
 特別研究助教の八代嘉美氏(33)に意見を聞いた。

というわけで、八代さんの談話が掲載されています。
読めば納得の見解、ぜひ実際の誌面に当たってみてください。