2008年7月31日木曜日

『ジェローム・ロビンスが死んだ』書評


本日発売の『週刊文春』(8月7日号)の文春図書館で、
『ジェローム・ロビンスが死んだ』の書評が掲載されました。
評者はハロルド・ピンターなどの翻訳を手がけ、
近年では『ミュージカルが最高であった頃』で知られる喜志哲雄さん。
以下はその一節より。

 まず、著者の語り口が軽快で、実に読みやすい。
 (・・・)
 また、『踊る大紐育』や『ウエスト・サイド物語』のような
 有名なミュージカルの成立事情が、
 興味深い挿話を豊富に交えて紹介されているので、
 まことに楽しい。

ところで『ロビンス』の装丁もそうですが、
『週刊文春』といえば和田誠さんの表紙(描き続けて30年!)。
今週は山羊と豚の形をしたチーズの絵でした。

2008年7月30日水曜日

魯山人の納豆雑炊


『ソーシャル・ウェブ入門』(技術評論社)が評判になった
滑川海彦さんのブログ「Social Web Rambling」で、
山田和さんの新書『魯山人の美食』が紹介されました。

 納豆雑炊は試してみたが、たしかにうまい。

とのこと、ちなみに上の写真がその納豆雑炊です。

本書から少し引用すると、

 魯山人が語るとおりに粥を炊き、
 彼のいう要領でよくかき混ぜた納豆を入れ、
 火を止めて蓋を開けたとき、
 私はその香りにうっとりとした。
 一口二口食べて、口中に拡がる何とも言えない優しさ、
 湧き上がってくる幸福感に打ちふるえた。

このところ暑くて雑炊はなあ・・・という方も是非お試しを。
用意するものは、ご飯、納豆、葱、醤油、昆布と鰹の出汁。
これだけで作れるわけで、超ローコストでもあります。

『近代日本の画家たち』





別冊太陽では、これまでに『水墨画発見』『狩野派決定版』
『桃山絵画の美』『江戸絵画入門』と、
日本の絵画を概観するシリーズを刊行してきました。
いずれも、全体の流れを紹介しつつ、新しい視点を持ち込むことで、
「日本の絵画の面白さを再発見しよう」という内容になっています。

で、最新刊の『近代日本の画家たち』ですが、
編集部のS田によると、これまでとまったく違ったのが、
「日本画/洋画」という区別が明治以降になってできたこと。
そこをどう考えて構成していくかに苦心したようです。

その結果、教科書的な見方をいったん外して、
なるべくフラットな視点(スーパーフラットじゃないですが)から、
近代絵画の面白さを探っていこうという編集になったとのこと。

監修は東京藝大准教授の古田亮さん
執筆は塩谷純、蔵谷美香、鶴見香織、小倉実子、中村麗子、大谷省吾、
鈴木勝雄、植田彩芳子、宮本久宣、児島薫、足立元の各氏です。

ちなみに写真は、上から順に表紙、山本芳翠「浦島図」、
岡村宇太郎「日没頃」(担当S田が一番印象的だったそう)、
横山大観「夜桜」(右)と菱田春草「落葉」(左)の各部分です。

ご参考までに、日本の近代絵画を再考する展覧会としては、
「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」
(2006年、京都国立近代美術館)があり、
同館のサイトの展覧会風景や議論の記録が参考になります。

あと個人的に、本書未収録で好きな作品をひとつあげると、
高橋由一の「豆腐」という、豆腐と焼き豆腐と油揚げを描いた絵。
「おお・・・まごうかたなき豆腐がここにある!」という感動があります。
鮭ももちろんいいんですが、豆腐も最高。
これについては、赤瀬川原平さんのエッセイをどうぞ。

この本をじっくり見て、読むと、美術館にいつもかかってる絵も、
面白いなあ・・・ということがよくわかりますよ。

細野晴臣さん情報、追加


さきほど判明した、最新の細野さん情報でございます。

8月3日(日)の朝日新聞読書面に、
『細野晴臣 分福茶釜』が掲載される模様。
「asahi.com 次回の読書面」をごらんください)

どなたが書いてくださるのか・・・楽しみです。

■追記
評者は香山リカさん、以下はその一部より。

 脱力系のまま趣味人のまま、
 言うべきことは言いやるべきときはやる。
 そんな生き方が可能なんだ、
 日本にもこんな人がいるんだ、
 と読んだあなたはきっとうれしくなるだろう。

2008年7月29日火曜日

今日の金子國義さん


本日7月29日(火)より、高松市のギャラリーほとり
(香川県高松市中野町32-3、電話:087-887-7712)にて、
金子國義さんの展覧会が始まりました。

また、サイン会も開かれ、同席した担当編集S水から、
さっそく写真が送られてきました。
ケータイで撮っても金子さんの色になるところが、さすが。
展覧会は8月5日(火)まで開催中です。

なお、東京では、8月23日(土)の15:30より、
ジュンク堂書店池袋本店で金子さんのサイン会が開かれます。
(お問い合わせ:03-5956-6111)

『済州島四・三事件』


今日7月29日の京都新聞文化欄の「潮流 in Kyoto」に、
『済州島四・三事件』の著者、文京洙さんのインタビューが掲載されました。
聞き手は二松啓紀記者で、記事の最後は、

 「八・一五」は、日本の「敗戦」と韓国の「解放」で相反するのに対して、
 四・三事件は、両国の「過去」が交錯する。
 日本が積み残した歴史認識としても、現代の私たちにつながってくる。

と結ばれています。

なお同書の書評は、朝日新聞6月8日付の読書面でも掲載され、
こちらから読むことができます。

細野晴臣さん情報


『分福茶釜』が重版した細野晴臣さんの、
今後のおもな情報をまとめてリストアップしておきます。

■8月4日放送の「ニュース23」に出演
再始動したDaisy Worldをはじめとする最近の活動のレポートのほか、
スタジオライブもあるらしいです。

■8月6日発売の『スタジオボイス』で、特集「細野晴臣の楽しみ方!」
同誌サイトの予告によると、細野晴臣ロング・インタヴュー、
横尾忠則とめぐる「冒険」ツアー、ジャンル別ディスク・ガイド、
ラジオ番組(デイジー・ホリデー)選曲分析、EXTRA夢日記、
女子が楽しむHARRY、ほか。

■8月6日、HASYMOの新曲
 
「The City of Light / Tokyo Town Pages」リリース
公式サイトによると、「高橋幸宏のドラム、細野晴臣のベース、
坂本龍一のピアノという、生楽器による演奏が軸となった」作品。

■8月10日、HASYMO「WORLD HAPPINESS」に出演
高橋幸宏&信藤三雄プロデュースで、
東京、夢の島公園陸上競技場にて開かれる夏フェス。

■9月初旬公開の映画「グーグーだって猫である」サントラ担当
主演の小泉今日子さんと、あれこれ露出予定とのこと。

夏の細野さん祭り状態でございます。

そういえば、先日J-WAVEを聴いていると、スネオヘアーが、
「子どもの頃、YMOごっこをよくやってたんですけど、
ジャンケンに負けると、なぜか細野さん役で・・・。
ガキのときは細野さんのことが、よくわかってなかった」
みたいなことを話していて、苦笑しつつうなずいた次第です。

7月の新聞広告+α




前にもご案内したように、平凡社では定期広告として、
月末頃に、その月の新刊一覧を朝日新聞2面に掲載しています。
7月の広告は今日29日(名古屋以西は30日、九州は31日)。
ちなみに今朝の朝日の紙面は、書籍記事&広告が満載でした。
斎藤美奈子さんの文芸時評も本日掲載。

もうひとつ。
今朝出社すると、机にこんなコピーが(2枚目の写真)。
『週刊東洋経済』8月2日号の、
「新刊新書サミング・アップ」という本の要点を紹介するコーナーで、
『iPS細胞』が紹介されていました。
ほかは『閉鎖経済』『「女の勘」はなぜ鋭いのか』『里山ビジネス』。
いずれも売れ筋の新書であります。

2008年7月28日月曜日

『ジェローム・ロビンスが死んだ』書評


7月20日(日)の産経新聞、27日(日)の日本経済新聞に、
『ジェローム・ロビンスが死んだ』の書評が掲載されました。

産経は舞台芸術論の内野儀さんで、以下はその一節。
こちらから全文を読むことができます)

 本書を魅力的なものにしているのは、
 沈黙によって自らの過ちを徹底的に引き受けた
 ロビンスへの強く深い共感があるからにちがいない。

日経はメディア論の長谷川一さん、同じく以下はその一節。

 調べ、執筆することで納得がいく。
 他方で疑問があらたな疑問をよび、話は予想外の展開を見せる。
 その紆余曲折に、読者は寄り添ってゆく。
 一篇のロードムービーを観るかのようだ。

なお、8月9日(土)の「週刊ブックレビュー」でも本書が紹介されます。
こちらの評者は、ミュージシャンの小室等さん
朝8時~8時54分、NHK BS2にて(再放送8月10日)。

「偽文士日碌」


筒井康隆さんの日記「偽文士日碌」の7月24日分で、
『iPS細胞』の重版決定について触れていただいています。
曰く「わがことのように嬉しい」。

筒井さんの推薦文を、ここに書き写しておきます。

 学究の見事な誘導で読み進めば6章以降は圧巻。
 これは不老不死へと疾走する
 iPS細胞研究の現在とその全貌だ。

ついでという何ですが、筒井さんが推薦文を書かれた、
池上永一さんの『テンペスト』という小説、面白そう。

2008年7月25日金曜日

あなたが選ぶブルーノートのベスト3


世界最高のジャズ・レーベル「ブルーノート」が
来年2009年の1月に創立70周年を迎えます。

これを記念して、同1月に平凡社新書より、
『ファンが選んだベスト・オブ・ブルーノート』(仮)を刊行します。
ブルーノートの日本発売元EMIミュージック・ジャパンの協力を得て、
ファン投票によってベスト100を選ぶという企画です。

ジャズファンの皆様、「俺はあれだな」「いや、こっちでしょう」という感じで、
わいわいやりながら盛り上がりましょう。
下記のサイトにて絶賛募集中、あなたの1票をお待ちしております。

ブルーノートクラブ

そういえば平凡社イチのジャスファンのF代のベスト3は?
と思って席に行ったら、酷暑の中、ぶらり書店さん廻りに出ておりました。
戻ってきたら尋ねてみよう。

後日。

「なんかブルーノートのファン投票やってんだって?」
「そうなんですよ、F代さんの3枚ってなんですか?」
「2枚は決まってんだよ。ソニー・クラーク『クール・ストラッティン』と、
ホレス・パーラン『アス・スリー』ね。あと1枚が定まらなくてな」

ということでした。

Googleの百科事典「Knol」


昨年末からアナウンスされていたGoogleの百科事典「Knol」が、
アメリカ時間で23日に一般公開された模様。

CNET Japanに、
「グーグル、Wikipedia対抗のオンライン百科事典『Knol』を一般公開」
と題した速報記事が掲載されています。

・・・と、とりあえずメモしておいて、週末にじっくりチェック。
英語なので面倒ですが。

深澤直人ボールペン



写真は最近愛用しているボールペンです。
先日発売になった深澤直人さんデザインの、ラミーの新作「noto」
丸みを帯びた三角形のボディで、握りやすく、
かつ、ちょっとした出っ張りに置いても安定感があるつくり。
言葉にし難い、絶妙な馴染み感のあるボールペンです。
ラミーだけあって、もちろん書き味も良好。

これだけだと、たんなる新製品の話のように見えますが、
8月27日頃から書店発売になる新刊、
『Yanagi Design Sori Yanagi and Yanagi Design Institute』に、
深澤さんが寄稿されています。

・・・というところで平凡社の本とリンクする、というわけです。

深澤さんとジャスパー・モリソンさんが企画された展覧会、
「Super Normal」のエピソードに触れながら、
柳デザインの本質的な部分を指摘した、刺激的な一文です。

ちなみに補足すると、柳宗理さんがかつて『民藝』に連載された、
「新しい工藝・生きている工藝」という有名な連載エッセイで、
ラミーの万年筆とボールペンが取り上げられていました。
『柳宗理 エッセイ』に再録されています)
この製品は「safari」という名前で現在も発売されている定番です。

2008年7月24日木曜日

ブックファースト新書ランキング



ブックファースト渋谷文化村通り店さんの、
7月14日(月)~20日(日)の新書ランキングで、
『iPS細胞』がニューエントリーでいきなり7位にランクイン。
来週はもっと上がる・・・かな?

ちなみに1位は、『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』
おれも寝る前に腹筋30回やってるんですけど、ダメですか。

定年送別会(3)



またかよ・・・と言われるのはわかっておりますが。
平凡社の日々の活動を伝える義務もあり。
って義務かよ、これ。

昨晩、都内某所にて、営業部の定年2名(F代、S介)、
異動2名(Y田、H)、新メンバー(A沼)の、歓送迎会。
社内で何度もやったような気がするのですが、
きちんと実施していなかったような気もして、あらためて開催。
写真上がF代 with H(右端はアイスを食べるT岐部長)、
下が中〆を仕切るS介(左列中央)ほかであります。

あとは、盆休み前の納会ぐらい・・・でしょうか、飲みは。
なお、ちょっと早いお知らせですが、
平凡社は8月13日(水)~15日(金)のあいだ夏季休業となります。
あしからずご了承ください。

瀬名秀明さんのブログ(2)


「夕刊フジBLOG」で、「瀬名秀明『イヴのみる夢』
(41)全世界に希望を与えたiPS細胞」
という記事を発見。

iPS細胞についての原稿は7月23日からスタートのようで、

 これから6回にわたって幹細胞の謎に迫ってゆこう。
 iPS細胞だけでなくES細胞や体性幹細胞と呼ばれる細胞も
 この物語の主役だ。

とのこと。

2008年7月23日水曜日

『iPS細胞』重版決定!


昨日のエントリーでiPS緊急会議の模様をお伝えしましたが、
八代嘉美さんの新刊『iPS細胞 世紀の発見が医療を変える』
P-NET(書店さんのPOSデータの集計)の数字もすさまじく、
品切確実なため、発売から1週間を待たずに2刷を決定しました。

で、編集・営業・制作各部で、帯のデザインを変更し、印刷所へ。
宣伝担当も、今月末の新聞広告のゲラに「重版」の文字を追加。
2刷は8月初旬にできる予定です。
(「忽ち」って漢字、重版告知のときしか使わないような気がします)

『iPS細胞』は「人は島嶼にあらずというブログでも紹介されていますが、
そのなかで著者の八代さんについてこんなくだりが。

 私もいろんな人にお会いしてきたのだけど、
 この人には生涯勝てないなぁって思う凄い人に出会うことがあります、
 彼はそんな人です;-)

八代さんのプロフィールはこちらに載っています。
・・・たしかに只者じゃない感じが、ひしひしと。

どすこい&ホッピー


左は先日発売された『どすこい出版流通』(ポット出版)。
右はもうなんども掲載した『ホッピー対談 総集編』(非売品)。
いずれも書店・取次さん向けの注文書の最終ページに、
営業部通信として掲載された連載記事であります。

『どすこい』は、筑摩書房の田中達治さんによる、
名物コラムを1冊にまとめたもので、
帯に「本の物流と営業のシステム化に心血を注いだ
営業担当者のストレート・トーク」とあるとおり、
遠慮容赦ない言葉と、その裏にある出版への愛情が、
ひしひしと伝わってきて、業界関係者ならずとも、
ぜひ読んでいただきたい内容。

「仕事するとは、どういうことか!?」という迫力が、
ページの端々から立ち上がってきます。
(田中さんは昨年11月に亡くなられました)

それにしても、同じ営業部通信でもずいぶん違うのね。
としみじみしてみたりして・・・。

2008年7月22日火曜日

iPS緊急会議


先週から発売になった八代嘉美さんの『iPS細胞』
営業S田の報告によると、某書店さんでは、
「こんなに早いスタートダッシュをするとは!」とのこと。

というわけで(というわけだけじゃないのですが)、
定時過ぎてから、営業&編集で突発的打ち合わせ中。

ブログの書評には、今のところ次のようなものがあります。
When the rain falls silver
404 Blog Not Found:「これ、ブルーバックスじゃないんだ」

『Yanagi Design』





日本を代表するプロダクトデザイナー柳宗理さんと、
その事務所である柳工業デザイン研究会の、
55年にわたる活動を紹介する『Yanagi Design』。

現在、8月25日頃の発売に向けて編集作業が進行中。
ツメの段階にたどり着き、関係者一同で最終チェック。

柳事務所の仕事から民藝との関わりまでを網羅した、
これぞ「柳デザイン入門の定番」といった内容です。
柏木博さん、深澤直人さんほかも寄稿。
オールカラー168ページ、定価1,890円(税込)。
『柳宗理 エッセイ』とあわせてお読みください。

お楽しみに。

2008年7月18日金曜日

『ホッピー対談 総集編』納品!




しばらくお待たせしておりましたが、
『ホッピー対談 総集編』が、さきほど納品されました。
これから順次、ご予約の皆様に発送いたしますので、
楽しみに(?)お待ちください。

なお、6月20日に作成した8部が初刷、
本日納品分は、たちまち重版の2刷200部です。

くどいですが非売品ですので、あしからず。

今朝の新聞広告



写真は今朝の新聞広告です(平凡社新書の7月新刊)
大きいほうが「半5段」、小さいほうが「サンヤツ」と、
新聞・出版業界では呼ばれています。
「サンヤツ」とは、1面にある、3段を8つに割った書籍広告。
雑誌・ムックでは6つに割るので「サンムツ」といいます。

ちなみに新聞は、横の罫線で区切られた1行分を「段」といい、
1ページあたり15段であったことから、こう呼ばれています。
たとえば1ページまるまる使った広告だと15段、とか。

この春から文字が大きくなって段数が減った新聞もあり、
厳密にいえば段数と寸法は対応しなくなりましたが、
言葉として定着しているので「半5段」「サンヤツ」と通称しています。

「クラブ白水社 かんたんサンヤツ講座」を読むと、
限られたスペースとデザイン上の制約のなかで知恵を絞る、
宣伝担当者の苦労と面白さがわかります。

地図界の逸材A田君



また酔っ払いの写真ですみません。

昨晩、加賀屋白山店にてホッピー対談の収録がおこなわれました。
今回のゲストは、平凡社地図出版からやってきているA田君。
通称「地図出版」と社内で呼んでいるこの会社は、
平凡社の地図製作を一手に引き受けているプロ集団。
ちなみに、言葉にはしがたいユニークなキャラの集まりでもあります。

聞いた話では、社員旅行は旅行というよりほとんど地理調査で、
旅行後のフリータイムは、各人の独自調査に当てられるそうです。
たとえば、ある人は、廃線跡の線路がどこで切れているか、
それが地図と正しいかどうか、をわざわざ確認したり。

A田君が手にしているのは、彼の長年の愛読書、
大昔に刊行された『平凡社版 ポケット 世界地図』(絶版)。
実は初めて実物を見せてもらいましたが、凝ったつくりで面白い。
元版はチェコ(もちろん共産圏時代)で刊行されたらしいです。

なお、A田君は地図・地理はもちろん、アキバにも精通。
今後の活躍が期待される逸材であります。

精神分析はイタリアで生まれた、


とまで言い切るのはさすがにかなり勇気がいるとしても、
両者のあいだには、
いくら強調してもしすぎにはならないほどに親密にして、
どこか因縁めいた関係がある。
(・・・)
フロイトの思想および精神分析の理論の形成に、
実は、彼のイタリア旅行と、
この国の芸術や文化が深くかかわっていたのである。

こんな書き出しで始まる岡田温司さんの新刊『フロイトのイタリア』
副題に「旅・芸術・精神分析」とあるように、
フロイトのイタリアへの旅を仔細にたどりながら、
精神分析の成り立ちに深く刻まれたイタリアの痕跡を明らかにする、
岡田さんならではの刺激的な一冊です。

新訳の『フロイト全集』(岩波書店)が刊行中で、絶好のタイミング。
ユニークなイタリア案内でもある本書は、7月25日ころより発売。

2008年7月17日木曜日

瀬名秀明さんのブログ


作家で東北大学特任教授でもある瀬名秀明さんのブログ、
「瀬名秀明の時空の旅」の6月9日のエントリーで、以下の2冊、

 『iPS細胞ができた! ひろがる人類の夢』(集英社)
 『iPS細胞 ヒトはどこまで再生できるか?』(日本実業出版社)

の書評がアップされています。
瀬名さんの考えがクリアに表明されていて、
とても示唆に富む文章ですが、以下はその一節より。

 私がやはり読みたい本は、
 ES細胞からiPS細胞への流れをきちんと書いてある本だ。
 そして、iPS細胞の生命倫理問題を、それなりに瞠目させ、
 納得させる筆致で書いた本だ。
 またさらに欲をいうなら、
 いま渦中にいる研究者たちでさえ想像できない10年後、
 20年後、50年後の再生医療の未来を、
 説得力あるビジョンで書いた本だ。

さて、しばらく前からこのブログでも予告していた、
八代嘉美さんの『iPS細胞 世紀の発見が世界を変える』が、
いよいよ発売になりました。
ご参考までに、目次をアップしておきます。

1章 “ES細胞”は生命の起源にさかのぼる
   ―― 一つの細胞からさまざまな臓器へ
2章 細胞が先祖返りしないわけ
   ―― なぜ万能性は失われていくのか?
3章 なぜ身体は古びないのか
   ―― 幹細胞は眠り、そして目覚める
4章 再生はいつも身体で起きている
5章 再生医療の時代へ
6章 iPS細胞が誕生した!
7章 再生医療レースのはじまり
8章 再生する力で人工臓器をつくる
終章 “知”がヒトを変えていく

2008年7月16日水曜日

ベーシックアトラス 中国地図帳




Google EarthGoogleマップもすっかり定着し、
ネットで詳細な地図や画像が見られる時代になりましたが、
それとともに、オーソドックスな紙の地図への需要も、
また高まっているような気がする昨今。

先日の東京国際ブックフェアでも、平凡社のベストセラー地図、
ベーシックアトラス『日本地図帳』『世界地図帳』が、
すごい勢いで売れていました。

そのベーシックアトラスに新しいラインナップが登場。
7月25日頃より書店発売になる『中国地図帳』
ありそうでなかった、中国全土をカバーした基本地図です。

上の写真の2枚目が北京中心部、3枚目が吉林省、黒龍江省。
ハルビンやチチハルの地図をじっくり見ていると、
佐野眞一さんの話題作『甘粕正彦 乱心の曠野』後半の舞台が、
リアルに立ち上がってくるような気分になります。

2008年7月15日火曜日

魯山人の茄子レシピ


これから茄子が美味しくなる季節ですが、
山田和さんの新刊『魯山人の美食 食の天才の献立』には、
「茄子の胡麻醤油餡かけ」(写真左)のほかにも、
次のような茄子料理が紹介されています。

■茄子の唐揚げ
 材料 新鮮な茄子。大根
 調味料 濃口醤油
 かんどころ あつあつを食べる

■焼茄子
 材料 新鮮な茄子
 調味料 濃口醤油。鰹節
 かんどころ 炭火で真っ黒にする。鰹節は少量

いずれも単純といえば単純きわまりない料理ですが、
山田さんの解説を読むと、作ってみたくなることうけあい。

『魯山人の美食』は7月17日頃より発売です。
7月7日のエントリーもごらんください。

2008年7月14日月曜日

筒井康隆さんの「偽文士日碌」


先日から始まった筒井康隆さんの新日記、「偽文士日碌」
すでにあちこちで話題になっていますが、
7月11日(金)の分を読んでいたところ、
『iPS細胞』の著者八代嘉美さんが、
新作「ビアンカ・オーバースタディ」の監修をされているとのこと。

筒井さんの新作は8月10日頃発売の『ファウスト』(講談社)に掲載予定。
イラストは「涼宮ハルヒ」シリーズ(角川書店)のイラストでも知られる、
いとうのいぢさんだそうで、どんな小説&イラストなのか楽しみです。

『iPS細胞』はもうすぐ、7月17日(木)頃より発売。
「今日の平凡社」7月4日のエントリーもごらんください。
写真は書店様用の展示パネルです。

金子國義さんサイン会



7月13日(日)の午後4時から、
伊勢丹新宿店本館アートギャラリーにて、
金子國義さんのサイン会が行われました。

暑いなか、約100名の方にご参加いただき、
夕方6時になっても客足が衰えず、という盛況でした。
伊勢丹での展覧会は明日15日(火)まで開催中です。

なお、7月29日(火)から8月5日(火)まで、
会場をギャラリーほとり(香川県高松市中野町32-3)に移して、
展覧会が開かれますので、ぜひお越しください。
7月29日(火)の午後3時からサイン会もございます。
お問い合わせは087-887-7712まで。

【書評】ジェローム・ロビンスが死んだ



バレエ、ダンス・ファンの方ならご存知のチャコット
そのウェブマガジン「DANCE CUBE」(すごい充実)で、
津野海太郎さんの『ジェローム・ロビンスが死んだ』が紹介されました。

以下はその一節より。

 腑に落ちていなかったことが薄皮がはがれるように
 「もしかしたら、そういうことだったのか」と思えてくる。
 そのプロセスが非常におもしろく、
 興奮して寝食を忘れるというくらいに読み耽ってしまった。

全文は「DANCE CUBE 読ん得! ダンスブック」に掲載。
なるほど、こういう読み方もあったのか! という書評です。

そしてもうひとつ、「踊る阿呆を、観る阿呆。」というブログでも、
「ジェローム・ロビンスとその時代」というタイトルの投稿を発見。

 この先何度となく読み返したくなるような本がまた、
 わたしの書棚に一冊増えた。

と、こちらでは書いていただいています。
みなさま、どうもありがとうございます。

ちなみに写真は本のカバーの表と裏、そして扉です。
申し上げるまでもなく、和田誠さんの装丁&イラスト。

2008年7月12日土曜日

東京国際ブックフェア3日目





東京国際ブックフェア3日目は、とにかく暑い!
本日から一般のお客さまのご来場もあり、
外も暑いですが、中もまた熱気で気温が上昇。

各出版社とも、販売に、トークショーに、サイン会に、
商談に、雑談に、休憩にと、てんやわんやの状態です。
今回の取りまとめ役、販売1課の新課長N島は、
搬入日から出ずっぱりのためか、軽く壊れ気味。
「平凡堂で~す」と呼び込んでましたが、社名が違うだろ。

今日の午後には出版梓会の創立60周年記念講演に、
斎藤美奈子さんが登場、満席の盛況でした。

講演後、斎藤さんがブースに立ち寄ってくださり、
斎藤さん、筑摩書房のK入さん、平凡社社長のS中、
編集のN田で記念撮影。
および、K入さんと歓談するホッピーF代も撮影。

ブックフェアは明日が最終日。
在庫がどんどん減ってますので、お早めにどうぞ。

2008年7月11日金曜日

平凡社のiPhone一番乗り




残業時間もかなりすぎたころ、同僚モッチーから情報が。
「平凡社でiPhoneを買った人がいますよ!」
「それも、予想だにしなかったダークホースで」

非常階段を駆け上がり、4階の編集部へ行ってまいりましたとも。
いち早く購入したのは、五木寛之さん番の編集T丘でした。
前のケータイが不調で、申し込んだら抽選に当たったとのこと。

え~、見せて見せて、触らせて触られて、とお願いして、
いじらせてもらいましたが、こ、これは・・・。
他社のタッチパネルとは、まったく感覚が違います。
「世間ではiPhone発売が話題ですが、本もいいですよ」
と今日のエントリーで書いたのを撤回しそうな気分。

ところで、平凡社の本の話ですが。
五木寛之さんの「発見シリーズ」の最新刊、
『息の発見』が8月20日過ぎころに発売の予定です。
今回の対談者は、玄侑宗久さん
ともに今年の東京国際ブックフェアの講演者でもあります。

あともうひとつ。
『息の発見』と相前後して、五木さんのサプライズ企画もあり。
こちらも後日お知らせしますので、お楽しみに。

しかし、やっぱいいわ~・・・iPhone。
どうしよう。

金子國義展オープニング




コロナ・ブックス『金子國義の世界』の出版記念展が、
7月9日より伊勢丹新宿店本館アートギャラリーで始まりました。

写真はそのオープニング・レセプションの様子。
ギャラリー全体から金子さんの世界が匂い立ってくるようです。

なお、サイン会は7月13日(日)の午後4時~5時、同ギャラリーにて。
書店での発売は、7月16日ころからになります。

出版社のブース比較

昨日から始まった東京国際ブックフェア
出版社ごとに工夫を凝らしたブースを作っています。


白一色、シンプルな文藝春秋さん(奥の赤いパネルが平凡社)。


久しぶりに出展、黒を基調としたスタイリッシュな筑摩書房さん。


さすがに広い、堂々たる雰囲気の小学館さん。


青と白でさわやかな雰囲気を演出、読売新聞・日本テレビグループさん。

ほかにも、コーヒーを無料でふるまう出版社さん、
頑固一徹、シブい出版社さん等々、バラエティに富んでいます。
世間ではiPhone発売が話題ですが、本もいいですよ。

2008年7月10日木曜日

東京国際ブックフェア初日






本日7月10日(納豆の日)から13日(日)まで、
第15回東京国際ブックフェアが始まりました。

先日のブログでもお知らせしたとおり、
最小単位の1ブースを最大限に生かした圧縮陳列にて、
みなさまをお迎えしました。

洞爺湖サミットのせいか今年は昨年ほど暑くなく、
在庫も昨年以上にたっぷりそろえておりますので、
ぜひお越しください。

これだけまとめて本漬けになれるのも、この機会ならでは。
各出版社の個性を比べるのも楽しいです。
はす向かいの読売新聞・日本テレビグループさんには、
キャンギャルのお姉さんが5人ほど。

2008年7月9日水曜日

宮脇俊三と鉄道紀行展




鉄道紀行文学の第一人者、宮脇俊三への注目が、
近年また高まっています。
平凡社でも『宮脇俊三 鉄道に魅せられた旅人』を刊行、
ロングセラーで好評発売中(写真はその一部)。

そして今年は没後5年。
7月12日(土)から9月15日(月・祝)まで、
世田谷文学館にて「宮脇俊三と鉄道紀行展」が開催されます。

「代表作の執筆原稿の他、総数100冊にのぼる取材ノートや、
自ら描いた路線図・時刻表など、初公開となる資料を多数展示」とのこと。
宮脇ファン、鉄道ファンならずとも必見の展覧会になりそうです。

鉄道といえば、新潮社さんから刊行中の、
『日本鉄道旅行地図帳』ってよくできてるな~と感心。

ちなみに、平凡社新書から5月に刊行された、
野田隆さん『乗りテツ大全』、好評につき重版できました。

佐藤優さん連載再開


しばらくお休みをいただいておりました、
佐藤優さんの「キリスト教神学概論」ですが、
本日7月9日(水)より再開いたします。
今後もご愛読をお願いいたします。

また再開にあたって、ご意見・ご感想をお送りいただく、
メールアドレスを開設しました。
佐藤さんへのメッセージはもちろん、
今後は佐藤さんからの質問や問題も提出されますので、
その回答も以下のアドレスにお送りください。

メールアドレス webmagazine@heibonsha.co.jp

2008年7月8日火曜日

【予告】東京国際ブックフェア



今年も、「第15回 東京国際ブックフェア(TIBF2008)」の季節。
昨年同様、平凡社も1ブースにて参加します(写真は昨年の様子)。
期間は7月10日(木)~7月13日(日)です。

以下、平凡社ブースの特徴をいくつか。

■ブースの場所が至便
西1ホール出入口から入ってすぐ、たいへん便利です。
入ってすぐに河出書房新社さん(4ブース)。
その4軒先が、平凡社のブースです。
向かいは読売新聞・日本テレビグループさん(巨大)。
会場レイアウト図

■驚異の圧縮陳列
「ブックフェア界のドンキ」との異名を持つ平凡社。
最小枠の1ブースにもかかわらず、驚きの大量在庫。
で、ありながら、見やすく、探しやすい棚づくり。
この数年間で完成の域に達した圧縮陳列の粋がここに実現。

■豊富な品揃え
旬の本、ロングセラー、シリーズ物をはじめ、
「こんなのもあったの?」という本までを展示いたします。

■フレンドリーな接客
豊富な商品知識と、迅速かつ柔軟な対応。
書店様、版権関係者様、読書愛好家の皆様を笑顔でお出迎え。

■ちょっとうれしい特典つき
これは当日まで内緒。

明日9日はいよいよ搬入日。
明後日からの、みなさまのご来場をお待ちしております。

「対決 巨匠たちの日本美術」


今日7月8日(火)から8月17日(日)まで、
東京国立美術館にて「対決 巨匠たちの日本美術」という、
ど真ん中ストレートなタイトルの特別展が開かれます。

岡倉天心らによって創刊された美術雑誌『國華』の120周年記念展で、
国宝・重要文化財を含む、100あまりの作品が展示されるとのこと。
見に行きたいけど、激しく混みそうな予感が・・・。

展覧会と直接の関係はありませんが、別冊太陽でもこの数年、
日本美術の流れを紹介するムックを出していて、いずれも好評。
今回の展覧会と内容的に重なっているのは以下の書目です。

『水墨画発見』(編=山下裕二)
『桃山絵画の美』(監修=狩野博幸)
『狩野派決定版』(監修=山下裕二)
『江戸絵画入門』(監修=河野元昭)
『浮世絵師列伝』(監修=小林忠)

また、明治から昭和初期の画家に焦点を当てた、
『近代日本の画家たち』(監修=古田亮)が7月末頃より発売されます。
こちらもお楽しみに。

2008年7月7日月曜日

魯山人のレシピ


■赤貝と田芹の煮浸し
 材料 上等の赤貝。田芹
 調味料 淡口醤油。出汁。味醂。干し椎茸。粉山椒
 かんどころ 赤貝も芹も煮すぎない

■茄子の胡麻醤油餡かけ
 材料 新鮮な茄子。胡麻
 調味料 淡口醤油。味醂。砂糖
 かんどころ 冷蔵庫で冷やして食べる

■白菜のスープ煮
 材料 白菜。鶏ガラ
 調味料 塩
 かんどころ スープは鳥の骨だけで。醤油を用いない

いずれも平凡社新書近刊(7月17日頃より発売)、
山田和さんの『魯山人の美食 食の天才の献立』の一部より。
(写真は書店さん用POPです)

ほかにこんなメニューもあります。

■納豆雑炊
 材料 やや冷ましたご飯。納豆。葱少々
 調味料 醤油。出汁(昆布と鰹)
 かんどころ 納豆はよく混ぜる。煮込みすぎない

7月のライブラリー新刊


7月の平凡社ライブラリー新刊は、次の2冊。
7月11日頃より発売になります。

■鶴ヶ谷真一『増補 書を読んで羊を失う』

 (カバー裏より)
 和本に挟まれた一片の枯葉――。
 それは紙魚を防ぐものであるだけではなく、
 旧蔵者の溢れる蔵書愛を物語るものでもあった・・・。
 読書にまつわる様々な話を辿るうちに、
 人間と書物のつき合いという、
 魅惑のドラマが立ち上がってくる。

本書は第48回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した、
書物エッセイの名作。
ライブラリー化にさいして、「シンデレラの変貌」
「記憶違い」「木の橋の記憶」の3編が増補されました。

■マルティン・ハイデッガー『芸術作品の根源』

 (カバー裏より)
 芸術作品は、日常生活に回収される道具とは異なり、
 世界と大地との亀裂の狭間に真実を顕現させる。
 哲学の「別の原初」を指し示し、
 ハイデッガー後期思想への「転回(ケーレ)」を
 予示した記念碑的作品。

ゴッホの靴の絵から説き起こす芸術論で、
ハイデッガーのなかでも短めのテキストということもあって、
比較的とっつきやすい1冊です。
もちろん「簡単」とは言えませんが、これは読み通せます。
ハイデッガー入門にも最適かと。

2008年7月4日金曜日

また飲んでますが


編集部の引越しが終わった金曜の夜。
軽く疲れをほぐしている光景です。
毎晩飲んでいるわけではありません。

筒井康隆さん推薦『iPS細胞』


7月17日発売予定の平凡社新書の1冊、
八代嘉美さん『iPS細胞 世紀の発見が医療を変える』

帯の素晴しい推薦文は、筒井康隆さんに書いていただきました。
筒井さんの公式サイトでも紹介していただいています。

「万能細胞」「再生医療」という言葉もかなり耳慣れてきましたが、
とはいえ、いまひとつよく分からないのも事実。
本書はその「iPS細胞」について書かれた、初めての新書です。

 なぜiPS細胞は革命的?
 万能細胞といわれるのはなぜ?
 ES細胞とはどう違う?
 iPS細胞って、どうやって作られるの?
 iPS細胞で、何ができる?
 再生医療ってなに?

・・・こんな疑問について平易に語りながら、
いつのまにか生命科学の最先端へと引きずり込まれる、
スリリングな内容に仕上がっていますので、ご期待ください。

八代さんは、東京大学医科学研究所に所属する若手の研究者。
「世界の若手研究者の今をビデオインタビューでご紹介」する、
「zukan.tv」というサイトのVol.0262 Yoshimi YASHIROで、
八代さんのトークを見ることができます。
面白いですよ。
(いきなり動画が始まりますので、音量にご注意を)

2008年7月3日木曜日

『金子國義の世界』


写真はコロナ・ブックスの近刊『金子國義の世界』の色校正。
編集作業も終わり、7月中旬の発売を待つばかりの状態です。

すでにトップページでもご案内していますが、
本書の刊行を記念して以下の2ヵ所で展覧会が開催されます。

■7月9日(水)~15日(火)
 伊勢丹新宿店本館アートギャラリー
 サイン会:7月13日(日)16時より
 お問い合わせ:03-3352-1111(大代表)

■7月29日(火)~8月5日(火)
 ギャラリーほとり(香川県高松市中野町32-3)
 サイン会:7月29日(火)15時より
 お問い合わせ:087-887-7712

金子國義さんのウェブサイトはこちら。
Kuniyoshi Kaneko

編集部席替え中



異動にともない、編集部が久しぶりに大掛かりな席替え。
現在その真っ最中であります。
整理してみると、こんなに広かったの?・・・という感じ。
しばらくしたらまた、紙の山が築かれることでしょう。

(S藤さん、顔がスタンドで隠れてすいません)

2008年7月2日水曜日

岡田温司さんの新刊+α


このところ立て続けに新刊を刊行されている岡田温司さん。
人文書関係の情報では知らぬものなしの「ウラゲツ☆ブログ」で、

 『イタリア現代思想への招待』(講談社選書メチエ)に続いて、
 岡田温司さんが『肖像のエニグマ――新たなイメージ論に向けて』
 (岩波書店)を刊行されました。
 まもなく『フロイトのイタリア――旅・芸術・精神分析』(平凡社)も
 刊行される予定。

と案内していただいているように、平凡社からも新刊が発売されます。
フロイト×イタリア・・・この組み合わせは、かなり興味を惹かれる感じ。

さらにもう1冊、美術史家ヴィクトル・I・ストイキツァの傑作、
『影の歴史』が、岡田さんと西田兼さんの訳で刊行。
ストイキツァについての簡単な略歴はこちらで読めます。
また、『影の歴史』(原題はA Short History of the Shadow)に関する、
著者へのインタビューがこちらに掲載されています(英語)。

お待たせしておりましたが、どちらも7月末ごろの発売を予定しています。
写真は『影の歴史』の英語版で、表紙はウォーホルのセルフポートレイト。

それにしても岡田さんの精力的な活動には目をみはるばかり。
金が続かないぜ、と言わずにぜひお読みください。

2008年7月1日火曜日

ニュー販売1課


今日からN島(尿酸値)が販売1課課長になって、F代と入れ替わりました。
また、N里が販売3課から1課へ異動。
ふと見ると、販売1課のエリアが急に若返ったような印象。
S田も関西向けに横山やすし式営業を展開するらしいです。

例1:(書店さんにお邪魔するなり)まいど、S田や!
例2:(注文短冊を振りかざしながら)こんだけかい? 怒るでしかし!
例3:(困ったときには)キー坊、キー坊・・・。
例4:(お約束で)メガネ、メガネ・・・。

よろしくお願いします。

2009年カレンダー


今日から7月。
今年も半年過ぎて、梅雨が明けたら夏本番♪
北京オリンピックの水泳、レーザー・レーサー効果は?
という感じの雰囲気に、(たぶん)なるわけですが、
平凡社的には、2009年カレンダーの季節に突入します。

もう来年のカレンダーかよ・・・。

カレンダー業界はとにかくスタートが早いのです。
その第1弾として、チラシができました。

まずは定番、岩合光昭さんの犬&猫カレンダー。
例年通り、壁掛け版と卓上版をそれぞれ発売します。

新たに加わったのが、「もんきりあそび暦」と「SLカレンダー」。
「もんきり」のほうは、毎月の旬の模様がわかるうえに、
型紙にもなる、新しいタイプの遊べるカレンダーです。
「紋切り遊び」については、「ほぼ日」のこちらをどうぞ。

スタートが早いといえば、もうメンズの2009春夏コレクション。
ミラノは終わって、いまはパリコレの真っ最中のようです。

服部デザイン最新作


『月刊百科』8月号の表紙デザインの受け取りで、
服部一成さんの事務所にうかがいました。
どんな表紙になっているかは秘密。
ですが、今回もかわいい&これまでとちょっと違うデザインです。

写真は、服部さんが最近関わった展覧会のチラシ。
事務所に置いてあったのを撮影してきました。

右は東京都庭園美術館で開かれる「舟越桂 夏の邸宅」展。
ポスター、チラシのほか、カタログも服部さんが担当。
左は21_21 DESIGN SIGHTの浅葉克己ディレクション、
「祈りの痕跡。展」で、服部さんは新作を出品とのこと。

いずれも会期は、7月19日(土)~9月23日(火・祝)です。