2008年8月31日日曜日

『国富論』と『iPS』


写真は今日8月31日(日)の朝日新聞読書面。
残念ながら書評は載っていませんでしたが・・・。
八重洲ブックセンター本店さんのランキングに目線が。

1位  村上式シンプル英語勉強法
2位  偽善エコロジー
3位  コンサルタントの「質問力」
4位  『21世紀の国富論』
5位  『iPS細胞』
6位  人を生かす
7位  野村再生工場
8位  「機軸は人」を貫いて
9位  仕事で疲れたら、瞑想しよう。
10位 日本鉄道旅行地図帳(関東2)

8月28日(木)の東京新聞と同じデータなので、
同じ結果なのは当たり前ですが、
何度見ても、やはりうれしいものでございます。

『21世紀の国富論』『iPS細胞』ともに、
9月2日(火)に重版ができ、順次出荷となります。

2008年8月29日金曜日

『21世紀の国富論』パネル



すごい反響で生産が追いつかず、
皆さまをお待たせしている『21世紀の国富論』ですが、
来週9月2日に重版ができ、出荷にかかる予定です。
もうしわけありませんが、いましばらくお待ちください。
帯も新しいものに掛け替えて出荷されます。

写真は金曜の夜に書店さん用パネルを作っている、営業S田。

あっ、あと、9月中旬から平凡社ライブラリーのフェアもあります。
今年は創刊15周年、15点の一括復刊もありますので、
後日、詳細をお知らせします。

金赤ロゴ


今朝、通りすがりのセブンイレブンで目につき、
買ってしまった『佐藤可士和デザインペディア』。
雑誌『POPEYE』の連載をまとめたムックですが、
パラパラと読んでいると、懐かしい表紙の写真が。

文章を読むと、

 休刊してしまいましたが、金赤といえば『太陽』。
 『SPA!』のリニューアル当初も金赤ロゴが
 『太陽』を思わせて、目を引かれたなあ。

「金赤」とは、赤色の一種の通称で、
普通、マゼンタ100%+イエロー100%で作られます。

あと『太陽』のロゴタイプは、いろいろ変遷がありましたが、
田中一光さんによる書体がやはり印象的で、
これは、のちに「光朝」という明朝体に結実しました。

以下余談ですが。

佐藤可士和さんといえば、昨年末、同僚のもっちーと、
宣伝課も可士和さんの事務所みたいにスカッと整理しよう!
と言ったきりで・・・8月も、もうすぐ終わりでございます。

『茗荷谷の猫』見本出来



木内昇さんの連作小説『茗荷谷の猫』の見本ができました。
書店発売は9月6日頃からとなります。

表紙のイラストはクサナギシンペイさん、以下は帯のコピーから。

 新種の桜造りに心傾ける植木職人、
 乱歩に惹かれ、世間から逃れ続ける四十男、
 開戦前の浅草で新しい映画を夢見る青年――。
 幕末の江戸から昭和の東京を舞台に、百年の時を超えて、
 名もなき9人の夢や挫折が交錯し、廻り合う。
 切なくも不思議な連作物語集。

さらに、帯の推薦文は佐内正史さんに書いていただきました。

 時間を超えたものって不思議。
 うすぐらいなかにあって、わからないから、
 きれいな気がする。

目次は以下の通りです。

 一 染井の桜――巣鴨染井
 二 黒焼道話――品川
 三 茗荷谷の猫――茗荷谷町
 四 仲之町の大入道――市谷仲之町
 五 隠れる――本郷菊坂
 六 庄助さん――浅草
 七 ぽけっとの、深く――池袋
 八 てのひら――池之端
 九 スペインタイルの家――千駄ヶ谷

読みごたえあります、これ。

『iPS細胞』新帯できました


筒井康隆さんの推薦文に加え、
朝日新聞に掲載された瀬名秀明さんの書評抜粋を刷り込んだ、
『iPS細胞』の新帯ができました。
色もオレンジから黄緑へ、勢いのあるイメージに変身。
日本中の出版社がしのぎを削る新書業界のなか、
不老不死へとベストセラー街道を疾走する、
『iPS細胞』の新帯付き重版は、9月2日出来です。

さらに、今後、著者の八代嘉美さんがテレビ出演予定。
収録はこれからですが、某人気番組だそうです。

ヴィトンのマウスパッド


ファッション誌、女性誌に付録がつくのは当たり前の時代ですが、
『Numero TOKYO』の最新号には、
「ルイ・ヴィトン×村上隆 モノグラモフラージュ・マウスパッド」が。
で、つい購入してしまいまして。
初めてのヴィトンがこれとはな~、という気もしますが、
コム デ ギャルソンとヴィトンのコラボバッグは手が出ませんので。

デザイン物産展+CKB


上の写真は、8月28日のエントリーで掲載した、
「デザイン物産ニッポン展」のエントランス前にて。

朝日新聞出版のS本さんが撮ってくださり、
「今日の平凡社」にお使いください、
とのコメントつきでメールが届きましたので、
ありがたくアップさせていただきます。

展覧会のシンボルとロゴは、亀倉雄策の名作、
東京オリンピック・ポスターへのオマージュだと思いますが、
ちょうど記念撮影にぴったりな感じでした。

展覧会の速報レポートは、
奈良県川上村の匠の聚というブログに載っています。
展覧会は9月1日(月)まで、会期が短いので、ぜひこの週末に。

で、どういうわけか横山剣さんの決めポーズをする、
今年が本厄の不肖A立です。
クレイジーケンバンドの新譜「ZERO」のジャケも、
円がモチーフでした。

2008年8月28日木曜日

2冊同時ランクイン!



今日(8月28日)の東京新聞夕刊を読んでいると、
八重洲ブックセンター本店さんの総合ランキングで、
4位に原丈人さんの『21世紀の国富論』が、
5位に八代嘉美さんの『iPS細胞』がランクイン。

2冊同時ランクインに湧き立つ、担当編集&営業であります。
「『iPS国富論』って本作るか!」
「万能ネギあらためiPSネギはどうですか」
「スピルリナってiPSじゃない?」
とだんだん盛り上がって、トークも支離滅裂。
盆と正月が手をつないでやってきたような感じ?

・・・大げさでしたね、ちょっと。
まだまだこれから、です。

『怠ける権利』


「週刊読書人」の最新号(9月5日号)の最終面、
「ベストセラー告知板」で、
早稲田大学生協BCさんの注目の人文書のトップに、
ポール・ラファルグ『怠ける権利』がリストアップされました。

同店の人文書担当、永田さんのコメントは以下の通り。

 「一日最長三時間労働」!
 労働の神聖視を笑い、
 自由と義務の地獄のカップルを破局に追い込む
 「怠ける権利」。
 マルクスの娘婿から再度届いた武器を
 世界のプレカリアートに!

8月の新聞広告



今朝8月28日の朝日新聞に、平凡社の定例広告が掲載されました。
ちょうどサンムツと全5段の日が重なり、
1面は別冊太陽『内田百閒』
2面は新刊+『21世紀の国富論』『iPS細胞』with『息の発見』予告です。

小林信彦さんのコラム


個人的にも愛読している、
『週刊文春』の小林信彦さんのコラム「本音を申せば」。
今日発売号(連載520回目!)のタイトルは「本ばかりの日々」。

『逆臣 青木幹雄』『私のハリウッド交遊録』とあわせて、
津野海太郎さんの『ジェローム・ロビンスが死んだ』についても、
触れられていました。
少し引用すると・・・

 彼の本は読み易く、「物語・日本人の占領」
 「滑稽な巨人――坪内逍遙の夢」(共に平凡社)、
 どちらも面白かった。
 特に後者は、演劇(黒テント)にたずさわっていた
 津野氏の体験が反映されていて、
 失礼だが、何度も笑った。

という前置きのあと、小林さんの映画体験も交えながら、

 映画界の赤狩りについては、
 上島春彦氏の「レッドパージ・ハリウッド
 ――赤狩り体制に挑んだブラックリスト映画人列伝」

 (作品社)という名著があるが、
 ミュージカル関係者の赤狩りは津野氏の本が初めてだ。
 この方面の愛好者は必読ですよ。

と結ばれています。

「デザイン物産展ニッポン」初日




昨日の夜、松屋銀座で「デザイン物産展ニッポン」の、
オープニング・レセプションに行ってきました。
会場はすごい数の人でびっくり。

ナガオカケンメイさんのディレクションのもと、
47都道府県別別にピックアップされたモノが、
整然と並ぶ様子(構成は隈研吾さん)は見飽きない面白さ。
まったく知らなかった各地のモノが満載で、
日本のもの作りの多様さを実感させられる展示でした。
甲州ワインなどもふるまわれ、つい飲み過ぎそうに。

展覧会は9月1日(月)まで開催中。
ちなみに最後の写真は、展覧会の公式カタログ。
美術出版社さんから9月6日より発売されるそうです。
詳細は、こちらに掲載されています。

2008年8月27日水曜日

『iPS細胞』ランキング


今日8月27日(水)の日本経済新聞夕刊によると、
アバンティブックセンター京都店さんの新書ランキングで、
『iPS細胞』が9位にランクインしていました。

ちなみにランキングは以下の通りとなっております。

 1位   悩む力
 2位   閉塞経済
 3位   野村再生工場
 4位   下流大学が日本を滅ぼす!
 5位   ルポ 貧困大陸アメリカ
 6位   ジャーナリズム崩壊
 7位   偽善エコロジー
 8位   ひらめきの導火線
 9位   iPS細胞
 10位  電車の運転

『電車の運転』ってタイトルも中身も秀逸ですね。
タモさん絶賛、みたいな。

最近F代は・・・


どうしてる? 定年再雇用らしいけど元気にしてるの?
とご心配の方もいたりいなかったりされる、
と思ったり思わなかったりしたもので、今日のF代を1枚。
月、水、金出勤で元気に仕事しております。

がしかし、隣に座っているK林(酒豪)によると、
「F代さん、なんかネットで居酒屋ブログ読んでますよ」
とのことで、転送してもらったのがこのブログ。

 やっぱり人生は居酒屋だね!東京下町放浪記

「楽しめます」とのコメント付きで、K林に転送されてきたそうです。
で、F代に転送した張本人が社長だそうで。

たしかに楽しめそうですが。

【予告】川上弘美さん新連載


雑誌『東京人』で連載され、平凡社から単行本(既刊2冊)になった、
川上弘美さんの『東京日記』が、平凡社のウェブにお引越しします。
スタートは9月頭を予定。

松浦寿輝さんが「川上弘美の裏最高傑作」と評された、
虚実のあわいをゆらゆらと漂う川上ワールドをご堪能ください。

ちなみに単行本2冊も大好評発売中です。
『東京日記 卵一個ぶんのお祝い。』
『東京日記2 ほかに踊りを知らない。』

すごいグラフ


この急激な上昇ぶりを示したグラフは、なんでしょう?

ヒント1・・・「報道2001」
ヒント2・・・「ほぼ日刊イトイ新聞」
       とんでもない鉄道模型とすごいテレビ電話の話。

『iPS細胞』の書評が読めます


8月24日(日)の朝日新聞読書面に掲載された、
瀬名秀明さんによる『iPS細胞』の書評の全文が、
asahi.com: BOOKにアップされました。
瀬名さんのブログからもリンクがあります。

2008年8月26日火曜日

【書評】増補 書を読んで羊を失う


鶴ヶ谷真一さんの『増補 書を読んで羊を失う』の書評が、
8月24日(日)の西日本新聞に掲載されました。

評者は資生堂名誉会長の福原義春さんです。
その一部から。

 本来エッセーとは書き手の筆の運びで、
 居ながらにして時間と空間を遊び、
 古今東西の人物に出会える面白さがあって、
 それは身辺の出来事を綴る流行の小説のようなスタイルとは
 全く違った世界であることをつくづく思わせる。

 本好きの読み手にとっては堪らない一冊だ。

デザイン物産展ニッポン


明日8月27日(水)から9月1日(月)まで、
松屋銀座で「デザイン物産展ニッポン」が開かれます。

展覧会のコミッショナーはナガオカケンメイさん
全国47都道府県から集められたモノが、
五つのカテゴリーに分けて展示されるそうです。

 1. 伝統を継承したもの
 2. 伝統を基礎に現代生活に適合するようリ・デザインされたもの
 3. その地で生産される食品
 4. その地ならではの有形、無形の産物(建造物、祭り、人物など)
 5. 各地のタウン誌

展覧会概要はこちらをごらんください。
ナガオカサンらしいユニークな視点で日本を見直す、
そして日本を元気にする、面白い展覧会になりそうです。

2008年8月25日月曜日

スーパーで、宝探し


平凡社の会議室にずらっと並べれらた商品の山。

「なんですか・・・これ?」
「スーパーで売ってる、かわいいものを集めた本の編集で」

スーパーマーケット愛好家の皆さんが集まり、
本に収録する座談会をやっておられた、というわけでした。

誰でも知っている定番商品も、もちろんありますが・・・。
「えっ、なにこれ? なんかかわいい・・・かも?」
というレアなものまで、机にずら~っと並んでおります。

それらを手に、「このヤマト糊のどこがかわいいか」、
「なぜこのマッチ箱に私は惹かれてしまったのか」等々、
楽しそうに、しかし真剣に語っていらっしゃいました。

担当編集のS藤によると、

 乾物・お菓子から文房具まで、普段使いのスーパーで買える、
 懐かしくてかわいい商品のパッケージを一挙公開。
 いつものスーパーが、宝の山に見えてくる画期的な1冊。

『スーパーマーケットで「かわいい」買い物』は、10月刊行予定。
ちょっとなかったタイプの本になりそうです。
この手の雑貨(?)って欧米の洋モノに目がいきがちですが、
和モノも面白いですね・・・というか、かなり目からウロコ。

五木寛之×姜尚中対談



本日発売の『週刊朝日』9月5日号に、
五木寛之さんと姜尚中さんの対談が掲載されています。
題して「『鬱の時代』をどう生き抜くか」。

対談のリードは、次のように書かれています。
 
 自殺や思い詰めたような犯罪が増え、
 風邪のように精神疾患が蔓延し、
 さまざまな分野で沈滞ムードが漂っている。
 日本は長い鬱の時代に入ったのか。
 30年以上前に時代を予見するような小説
 『凍河』を著した五木寛之氏と、
 著書『悩む力』がヒットする姜尚中氏に、
 この鬱の時代の生き方を語り合ってもらった。

ちなみに、姜尚中さんには『凍河』に、
推薦のことばを寄せていただいています。
以下はその一部。
 
 高度経済成長期という巨大な「躁の時間」の終焉を
 いち早く見据え、鬱の時代の奥底に沈殿する、
 冷たい闇の領域に踏み込んだ本書は、
 恋愛の真に困難な現代にこそ、再読されるにふさわしい。
 他者の心の闇を運命的に引き受ける生真面目さに
 目覚めていく主人公の姿に 
 「希望」の二文字を重ねたくなるのは、私だけではないはずだ。
 
長編小説『凍河』は明日8月26日頃より書店に並びます。

新刊JPで『iPS細胞』


くどいほどやります、『iPS細胞』情報。

「新刊JP」という、本の紹介を音声配信するサイトがあります。
若い人が立ち上げたベンチャーで、各所で話題になっている、
本にかんするユニークな無料サイトです。

今日からこの「新刊JP」で『iPS細胞』の紹介がリリースされました。
PCでもダウンロードしてiPodなどでも聞くことができますので、
ぜひお試しを。

古いiPod nano(なんと2GB)に空き容量を作って聴かないと。
でもこのあいだ、クレイジーケンバンドの新譜入れちゃったし。
とかなんとか、思案中。

『iPS細胞』ランキング



『iPS細胞』ネタの連続で恐縮ですが・・・。

上の写真は、昨日のオール紀伊國屋書店さんの新書ランキング。
6位に上がっています。

下の写真は、アマゾンさんの8月25日0時22分のランキングを、
「新書・文庫」で絞り込んだ結果。
1時間おきの更新ではありますが、1位!
とりあえず出力してから、昨晩は就寝しました。

八代嘉美さん講演会


昨日(8月24日)の朝日読書面の書評が大反響の、
平凡社新書『iPS細胞』ですが、著者・八代嘉美さんの講演会が、
八重洲ブックセンター本店さんにて開かれます。

「開店30周年記念 八代嘉美さん講演会
『iPS細胞って何? 変わりはじめた医療・人・社会』


 ■日時・・・9月17日(水)、18:30-20:00(開場18:00)
 ■会場・・・八重洲ブックセンター 本店8階ギャラリー
 ■定員・・・100名(先着順)
 ■参加費・・・無料
 ■お申込方法・・・同書店1Fレファレンスコーナーある申込書に、
  必要事項を明記の上、お渡しください。
  電話 03-3281-7797 でもお申し込みいただけます。

ちなみに、八代さんは1976年生まれで、
東大大学院医学系博士課程(病因・病理学専攻)に在籍中。

zukan.tvという若手研究者を紹介するインタビューサイトで、
喋る八代さんを見ることができますが、トークも面白いですよ。
こちらからごらんください(いきなりスタートするので音量にご注意)。
左の男性が、八代さんです。

「完全版 知恵の七柱 情報」


東洋文庫で刊行が始まったT. E. ロレンス『完全版 知恵の七柱』
地図、年表、書誌、図版整理などを担当された八木谷涼子さんが、
「完全版 知恵の七柱 情報」というサイトを作っていらっしゃいます。

現在のコンテンツは「 FAQ」「完全版日記(準備中)」「リンク」。
「FAQ」では、今回の完全版についての情報がまとめられていて、
とても役に立ちますので、ぜひごらんください。

「どんどん増強していきます」とのこと、全5巻の長丁場ですが、
八木谷さん、よろしくお願いいたします。

2008年8月24日日曜日

瀬名秀明さん絶賛『iPS細胞』



今日、8月24日の朝日新聞読書面に、
八代嘉美さん『iPS細胞』の書評が掲載されました。

期待していた通り、読書面トップの扱い。
評者は瀬名秀明さんでした!
以下はその一部です。

 世界中の研究者がiPS細胞を少しでも安全に扱えるよう
 しのぎを削り、新たな知見が続出しているいま、
 自信を持ってこの一冊をお薦めしたい。
 (・・・)
 若き幹細胞研究者・八代嘉美は、
 この分野のおもしろさを多くの人にわかりやすい言葉で
 伝えたいという熱意にあふれている。
 (・・・)
 著者はSFの想像力を引きつつ科学の目で生命を見据え、
 従来の価値観を変えてゆく。
 そこまで描き切ろうとする著者の意気に大きな拍手を送りたい。

類書にない特徴、本書の読みどころについても、
もちろん触れられており、自社本ながら、そうか! と納得。
そんな瀬名さんの書評そのものが、熱意にあふれていて、
全文書き写したいほどですが、この程度でガマン。
朝から思わず読みふけってしまいました。

『iPS細胞』といえば、もうひとつ。
昨日の朝日新聞東京本社版の夕刊「ブックアベニュー」で、
アスパラクラブ会員に聞いた『これから読みたい本』
ランキング」の3位に、『iPS細胞』が選ばれました。
ジュンク堂書店新宿店さんのお薦め45冊中の3位だそうです。
同書店の平川さんのコメントより。

 生命科学への知的好奇心を満たしてくれる一冊です。

2008年8月22日金曜日

『CREA』の読書特集



取引先の方から「『CREA』の読書特集が完売したらしいですよ」と聞き、
遅ればせながら近くのコンビニで入手。

表紙&巻頭は福山雅治で、福山の魅力を堪能ですが、
それはともかく、「ウチの本は載っているかしら・・・」と、
目を皿にして読んでみましたが、どこにも見当たらず。

・・・がんばろう。

ところで特集のタイトルは「読書の快楽!」。
このタイトルで昔の『マリ・クレール』を思い出す人は、
確実に40代以上でしょう。
「!」がついているかいないかの違いはありますが。

「親知らず」からiPS細胞


今日の夕刊を読んでいましたら、
「『親知らず』からiPS細胞」との見出しが。

 抜歯した「親知らず」から万能細胞(iPS細胞)をつくることに、
 産業技術総合研究所の大串始・主幹研究員らのグループが成功した。

とのことで、へぇぇ~、と感心。
なんだか、どんどんすごいことになっているようです。
経済紙を読んでいても「iPS細胞」の文字を見ない日がないくらい。

ちなみに上記記事の全文はこちらで読むことができます。

ハイボールN島の白山だより


ここでもときどきご紹介している、
書店・取次さん向けの新刊案内『今日の本 明日の本』。
その10月号の「ホッピー対談」が見事に失敗したことは、
8月20日のエントリーでご報告しました。
(わざわざご報告することでもないんですが・・・)

で、仕方ないので自作自演せざるをえないハメに陥り、
青息吐息でどうにかこうにかまとめた架空対談の、
以下はその一部でございます。

 ■ハイボールN島の白山だより
  ホッピー対談「まったりトークで対談失敗、の巻」

 N島:え~っと、最近はどんな感じですか。

 A立:iPodに入ってるのは渚ようことPerfumeです。
 お盆休みにはジュンク堂書店難波店さんで『極道めし』の第3巻と
 『よんでますよ、アザゼルさん。』を買って読みました。
 あと、Speedoの川久保玲デザイン水着を着用して、
 区民プールで歩いてます。

 N島:架空対談だと、聞かなくても勝手に喋ってくれるから便利だね、
 ははははは。

はははははじゃないだろ、ハイボールN島よ・・・。
仕方ないので、写真まで自分撮りする始末でございます。

『春画の見かた』




Q. 欧米で"Oh Utamaro!"といへば、
  暗に男性の巨根を意味することがありますが、
  男根を誇大に描くのは江戸時代の浮世絵の特色でせうか。

このような質問に早川聞多さんが答える形で春画を紹介する、
コロナ・ブックス『春画の見かた――10のポイント』は、
江戸庶民の性意識に根差したおおらかで明るい、
性表現の魅力を平明にとき明かす1冊(8月26日頃より発売)。
以下はその目次です。

01 春画の歴史
02 春画の呼び名
03 浮世絵春画の主人公は庶民なり
04 「書入れ」を読めば味はひ倍増
05 性は笑ひなり
06 顔と性器のやじろべゑ
07 春画は老若男女、貴賤を問はず
08 積極的な女性たち
10 古典のパロデイー

別冊太陽のベストセラー『春画』『続 春画』
資料的価値抜群の『絵入春画艶本目録』と、
春画関連の刊行がこのところ多い平凡社です。

「目指せ富士出版!」というわけではないのですが。

別冊太陽『内田百閒』





別冊太陽の最新刊は『内田百閒 イヤダカラ、イヤダの流儀』
来年生誕120周年を迎える百鬼園先生の魅力をたっぷりまとめた、
ヴィジュアルたっぷりの永久保存版です。

寄稿は、阿川弘之さん、赤瀬川原平さん、池内紀さん、
恩田陸さん、最相葉月さん、佐伯一麦さん、古井由吉さん、
松浦寿輝さん、ほか。

ちなみに「イヤダカラ、イヤダ」というのは、
芸術院会員への推薦を断ったときの言葉だそうです。

2008年8月21日木曜日

高原英理さんトークショー


雑誌『夜想』が運営するギャラリー、ショップ&カフェ、
parabolica-bis(パラボリカ・ビス)で、
『月光果樹園』の著者、高原英理さんのトークショーが開かれます。

題して「『月光果樹園』を逍遥する」。
司会は今野裕一さん、8月30日(土)の19時開演。
堀佳子人形展「追憶の星」の入場料込みで1500円です。

住所は、東京都台東区柳橋2-18-11(tel: 03-5835-1180)。
夏の終わりかけの時期ににふさわしい内容、場所って感じです。
ぜひお出かけを。

『月刊百科』の猫が9匹


『月刊百科』9月号が、でき上がりました。
これから発送作業にかかりますので、楽しみにお待ちください。

服部一成さんによる表紙の猫も、はや9匹目。
(厳密にいうと9匹+仔猫が1匹、かな)

服部さんが新作(レポートはこちら)で参加された、
21_21 DESIGN SIGHTの「祈りの痕跡。展」は9月23日まで。

「地図と鉄道のブログ」


ネットを検索していましたら「地図と鉄道のブログ」という、
文字通り、地図と鉄道をテーマにしたブログを発見(画像)。

その8月14日のエントリーで、
『ベーシックアトラス 中国地図帳』の記事がありました。
適宜改行しつつ、少し引用させていただくと、

 市街図には蘇州、景徳鎮、楽山、麗江のような小都市が仲間入りし、
 桂林近くの漓江下りや西域の敦煌周辺の図も入って、
 旅の予習には十分使える。
 日本語と中国語両方の読みで引けて、
 難読字の音読手引きまでついた索引は、
 ニュースの現場を手早く確認するのに役立つ。
 知っているようで知らない中国大陸。
 その上を思うままに飛び回れる切符が、
 わずか新書2冊分の値段で手に入ると考えれば、
 読者となるのをためらうことはないだろう。

たいへんくわしく読み込んでいただいていて感謝。
ほかにも各国の地図と鉄道にかんする記事の充実ぶりには驚嘆です。

プロフィールを拝見すると、京都在住で、
30年来の地図ファン&鉄道ファンの方とのことです。

五木寛之『凍河』


写真は五木寛之さんの小説『凍河(とうが)』
精神を病んだ女性と若い医師の恋愛を描いた800枚の大作で、
約30年前に刊行された作品が、あらたな装丁で甦りました。
70年代の雰囲気と現代につながる視点をあわせ持ち、
シリアスな内容ながら、とても瑞々しい読後感にあふれた1冊です。

以下は「時代の風を感じて――改訂新版への作者のことば」から、
一部を抜粋したものです(適宜改行しています)。

 『凍河』は、私にとってすこぶる愛着のふかい作品である。
 この長編は一九七四年から一九七五年にかけて朝日新聞に連載された。
 (・・・)
 一九七〇年代というのは、揺れ動く時代だった。
 新しい演劇や音楽が街頭に進出し、
 サブカルチュアがまだ瑞々しいエネルギーを発散していた季節である。
 恋愛もセックスも、今よりはるかに新鮮な行為だったと思う。
 閉ざされた生命力をとき放とうとする情熱や理想が、
 ジョークとして茶化されたりはしない時代だった。
 (・・・)
 三十数年をへて、新しい読者に、
 はたしてその時代の風はつたわるかどうか。
 そこに一瞬の気配を感じてくだされば、
 作者としてはこれ以上にうれしいことはない。
 その時代をなつかしく思う読者たちと、
 はじめて七〇年代の青春の匂いをかぐ若い読者たちの両方に、
 ひそかにこの物語をプレゼントしたいと思う。

『凍河』は、8月26日頃より書店発売となります。

2008年8月20日水曜日

ストリートビューで見る平凡社

なんかGoogleネタが多くなりがちですが、
例の、何かと話題の新機能「ストリートビュー」を、
いまさらながら試してみました。

とりあえず「平凡社」で検索すると、デフォルト画面はこんな感じ。


変哲もないオフィスビルが写っているだけですが、
たしかに平凡社だ。

ついでに、加賀屋白山店の住所を入力してみると・・・。


さすがに夜じゃなかったか。

さらに、同業他社ということでC摩書房さんで検索してみると。


ん・・・駐車場?

【予告】『iPS細胞』朝日書評


快調に売れている八代嘉美さん『iPS細胞』が、
今度の日曜日、8月24日の朝日新聞読書面で紹介されます。

「asahi.com:次回の読書面」を見るとトップにあるので、
読書面1ページ目のメインで取り上げられるのでは・・・と。

早く読みたい!

Googleブック検索で『国富論』

本日もアマゾンの総合ランキングで2位(13時)の、
原丈人さんの本『21世紀の国富論』ですが、
Googleブック検索でプレビューを見る方法をメモしておきます。
本の全ページが読めるわけではありませんので、あしからず。

1. Googleブック検索にアクセスし、「21世紀の国富論」と入力します。


2. 「書籍の検索」をクリックすると、以下の画面が表示されます。


3. 一番上にある『21世紀の国富論』をクリックすると、
  以下の画面に切り替わります。


4. ボタンのクリックで、ページを表示し、
 目次や本文の一部を読むことができます。


ぜひ一度お試しください。

「ホッピー対談」失敗


昨晩、ハイボールN島がホストの「ホッピー対談」をやりまして。
わざわざ神保町の生ホッピーの店までいったところ、
「改装のため8月24日までお休みします」との貼り紙が。

いきなり出鼻をくじかれ、場所を変えてやったものの、
青島ビールを飲みながらのまったりトークに終始して、
どうみても対談失敗、写真も撮り忘れました。

ちなみにゲストは、営業部宣伝課のA立。
普段は「ホッピー対談」のまとめ役ということで、
表には出てこないのですが、
今回『Yanagi Design』の編集を担当したこともあって、
登場することになりました。

というか、自分で喋って自分でまとめるって、
どうなんですか、A立さん。

それより、このブログを書いてるのもA立さんじゃないですか。

・・・とセルフツッコミするしかない状況でございます。

写真はなぜか社内にあったホッピーの瓶(社酒ですし)。
ところでホッピーといえば、
「social web rambling」の8月14日のエントリーで、
自宅でできる旨いホッピーの飲み方が紹介されています。
ちょっと目からウロコですよ、F代さん。

2008年8月19日火曜日

『21世紀の国富論』今日も2位


売行きランキングというものは、せっかくランクインしたのに、
1週間後にあっさりランク外に姿を消してしまったりすると、
たいへんに哀しいものがございます。

さらに小刻みにランキングが分かるようになると、
ますます気になって気になって、一喜一憂なわけですが、
原丈人さんの『21世紀の国富論』、今日もアマゾンで2位(15時30分)!

営業部の電話も鳴り止まず。
というか電話のほぼすべてが、『国富論』(やや大げさです)。

在庫薄でご迷惑をおかけしておりますが、いましばらくお待ちください。

■お知らせ
Googleブック検索で「21世紀の国富論」と入力してみてください。
本書のプレビューを読むことができます。

『魯山人の美食』書評


現在絶賛増刷中の『魯山人の美食』の書評が、
『週刊朝日』の最新号「新書の穴」に掲載されました。
評者は青木るえかさんで、その中に、

 甘海老の味噌漬けなんてほんと旨そうだ。

とありましたので、レシピを書き写しておきます。
本書の82ページより。

甘海老の味噌漬
■材料 甘海老
■調味料 味噌。柚子。醤油。本山葵
■かんどころ 漬け時間約半日。
  脱皮(七、八月)の時期の甘海老は身入りが悪いので避ける

酒のアテにもよさそうな一品です。
材料さえ揃えば、『おつまみ横丁』並みに簡単かも?

2008年8月18日月曜日

『Yanagi Design』見本出来



『Yanagi Design』
の見本が、昨日できあがりました。
書店での発売は8月26日頃からとなります。

代表作から民藝とのかかわりまで、これまでにない視点も盛り込み、
柳デザインの全貌を紹介した、コンパクト&定番の1冊です。
A5判168ページ(オールカラー)、1,890円(税込)。
以下は目次です。

■柳工業デザイン研究会 柳宗理
■柳宗理――手の感触が生むモダニズム 柏木博
■works 主な仕事(代表作の写真紹介)
■philosophy 思想
 デザイン考 柳宗理
 制作プロセスから見る柳デザイン 深澤直人
 柳宗理に学ぶ 友岡秀秋
 柳事務所の仕事の流儀 三橋幸次
 柳先生の二つの学校 酒井和平
 柳デザインの協力者たち(製造工場の写真紹介)
■chronological history 柳工業デザイン研究会略年譜
 (アルバム&作品写真をふんだんに収録した年譜)
■mingei and modern design 民藝とモダンデザイン
 「無名の工人」から「アノニマス・デザイン」へ
  ――民藝とペリアンと柳宗理 土田真紀
 アノニマス・デザイン 柳宗理
 柳宗理と民藝運動――伝統と創造の融合 杉山享司
■exhibitions 展覧会(主要展覧会の紹介)

2枚目の写真は、第1回(?)の打ち上げの様子。
関係者一同、ほっとした雰囲気で盛り上がりました。

すごい反響!『21世紀の国富論』


しばらくのご無沙汰でございます。
夏季休暇明けの平凡社営業部ですが、
朝から電話&ファクスであわただしいことになっております!

昨日17日の朝、フジテレビ系で放映された「報道2001」に、
原丈人さんが出演され、著書『21世紀の国富論』に、
注文が殺到しているためです。

ちなみに昨日のアマゾン総合ランキングで1位!
現在(18日13時)も総合で2位。
と、えらいことになっているわけですが・・・すみません!
在庫薄で、倉庫の皆さんに必死で改装していただいています。

増刷も進めていますので、もうちょっと、もうちょっとだけ、
お待ちください。

PS(13時40分)
営業部員が倉庫に急行、出荷可能な本の選別に向いました。

2008年8月12日火曜日

夏の営業部納会





明日から会社が夏季休暇ということで、
恒例の営業部夏の納会でございます。
頂きもの、買ってきたものなどが雑然と並んでおります。

ちなみに会場は、営業部宣伝課の年代モノの大机。
不意のお客さまから、切ったり貼ったりの作業から、
飲み会のテーブルまで、きわめて汎用性の高い机です。

夏季休暇がバラバラな傾向の強い昨今ですが、
みなさまも、よい夏休みをお過ごしください。

途中で、編集S藤ちゃんが持ってきた、
いい感じのデザインのおつまみも並んでおります(2枚目)。
なんだよ「ビーバー」って、美味いけど。

っていうか飲みながらブログをアップしてて、すいません。
というよりマメだよな、おれ。
どうでもいいことにかんしては・・・。

『分福茶釜』3刷決定!


『細野晴臣 分福茶釜』の3刷が決まりました。
ここしばらく品薄でご迷惑をおかけしておりますが、
9月初旬出来の予定ですので、よろしくお願いいたします。

青山ブックセンター六本木店さんのお話では、
『スタジオボイス』の細野特集と並べて置いたら、
あっという間に売れてしまった、とのこと。

書店のみなさま、
こんな感じ(上の再現写真)での併売をオススメします。

もう1冊、山田和さんの『魯山人の美食』も好調で、
増刷が決まりました。
こちらも9月初旬出来の予定です。
ロングセラーになりそうな動きをしています。

浅草周辺


平凡社は明日8月13日(水)から17日(日)まで、
夏季休業となります。
みなさまにはご不便をおかけしますが、ご了承ください。

というわけで、休み前に書店さん廻りに出かけておりますが、
「浅草周辺」って。

ちなみに、9月26日頃より、森まゆみさんと平嶋彰彦さん(写真)の、
『旧浅草區 まちの記憶』という新刊が発売予定です。

『パブとビールのイギリス』


「パブ」というと日本ではいろんなパブがありますが、
本家イギリスのそれは、何百年も続く庶民文化の象徴であります。
その歴史をたどり、飲酒文化を通してイギリスを社会を語るのが、
飯田操さんの新刊『パブとビールのイギリス』

本書の冒頭にある、印象的なエピソードをちょっとご紹介すると。

 1963年に郵便列車を襲って26億円を強奪した男がいました。
 彼は脱獄のあと、整形手術を受けて世界中を逃げ回り、 
 ブラジルに落ち着いて悠々自適の生活を送っていたそうです。

 ところが、事件から38年がすぎた2001年、年老いたこの男は、
 「死ぬ前にイギリス人としてパブでビールを飲みたい」と言って帰国し、
 再収監されました。

捕まるとわかっていも、どうしてもパブで一杯やりたかったと・・・。
ホッピーF代でも、ハイボールN島でも、そこまではしないだろ。

そういえば、かつて平凡社が千代田区の三番町にあったころ、
夕方になると、酒屋の自販機の前で缶ビールを立ち飲みしている、
妙にきちっとしたスーツ姿の男性たちを、よく見かけたものです。
ずーっと立ったまま、わいわいと楽しそうに談笑し、
飲み終えたら、また自販機でビールを買って飲む。
つまみは酒屋で適当に調達している様子。

おそらく近所にあるイギリス大使館の職員だと思うのですが、
ビールの自販機があれば、そこはパブになってしまうのか、
さすがイギリス人だなあ、と妙に感心したものであります。

『パブとビールのイギリス』はお盆明けの8月22日頃より発売です。

2008年8月11日月曜日

ウラゲツ☆ブログに『影の歴史』


たびたび載せさせていただいて恐縮ですが、
人文書情報ならここ、という「ウラゲツ☆ブログ」で、
ヴィクトル・I・ストイキツァ『影の歴史』を紹介していただきました。
(書影がうちの写真よりでかい!)

ちょっとだけ引用させていただくと、

 絵画史に新次元を開く労作です。
 ストイキツァが「影」に着目する一方、
 先達の美術史家ダミッシュ(1928-)は「雲」に着目しました。
 来月刊行予定のユ ベール・ダミッシュ
 『雲の理論――絵画史への試論』
 (松岡新一郎:訳 法政大学出版局 予価4,515円
 ISBN978-4-588-00896-9) にも注目したいところ。

そうか・・・ダミッシュの『雲の理論』も出るんですね。
原書は1972年刊行なので、ようやくという感じですが、楽しみ。

『影の歴史』については、
「今日の平凡社」8月7日のエントリーもごらんください。

原丈人さんがテレビ出演


8月17日(日)放映のフジテレビ「報道2001」に、
『21世紀の国富論』の著者、原丈人さんが登場予定。
同番組の予告によると、

 日本に迫る危機を回避せよ! 隠された真実は?
 未来潮流を各界大物が本音で徹底討論

放映時間は、朝の7時30分~8時55分。
ちょっと早起きして、ごらんください。
北京オリンピックは競技前の時間帯のようですし。

『iPS細胞』、東大生協で3位


東大生協本郷書籍部さんの「7月新書ベストセラー・リスト」で、
八代嘉美さんの『iPS細胞』が3位にランクインしました。

ご参考までにランキングを引用しておくと、こんな感じです。

1位  山口厚 『刑法入門』 岩波新書
2位  飯尾潤 『日本の統治構造』 中公新書
3位  八代嘉美 『iPS細胞』 平凡社新書
4位  永田和宏 『タンパク質の一生』 岩波新書
5位  堤未果 『ルポ貧困大国アメリカ』 岩波新書
6位  姜尚中 『悩む力』 集英社新書
7位  森政稔 『変貌する民主主義』 ちくま新書
8位  竹内洋 『社会学の名著30』 ちくま新書
9位  福岡伸一 『生物と無生物のあいだ』 講談社現代新書
10位 小方厚 『音律と音階の科学』 ブルーバックス

【書評】フロイトのイタリア


岡田温司さんの新刊『フロイトのイタリア』が、
8月10日の毎日新聞「今週の本棚」で書評されました。
評者は丸谷才一さんで、以下はその一節より。
 
 [平凡社注=フロイトがイタリア好きにもかかわらず、
 実際の旅行をためらい続けた「謎」について]
 さらに奇怪なのは、多年のあこがれにもかかわらず、
 一九〇一年(この年フロイトは四十五歳)まで、
 ローマを避けたことである。
 岡田温司によるこれらの謎の提出は、
 個人研究の手法としてまことに見事なもので嘆賞に価する。
 わたしはこの発想に感銘を受けた。

書評の全文は、毎日jp「今週の本棚」で読むことができます。

2008年8月8日金曜日

志水哲也写真展「水の島」



本日8月8日(金)から14日(木)まで、
東京ミッドタウンの富士フイルムフォトサロンにて、
志水哲也さんの写真展「水の島」が開かれます。

新刊の写真集『水の屋久島』は、
8月20日(水)頃より書店にて一般発売。

屋久島の写真集は数々の名作がありますが、
本書は登攀や空撮による写真も交えた、
これまでと一味違うダイナミックな写真が満載。
暑い夏にページをめくると、さわやかな気分になります。

『完全版 知恵の七柱』情報




昨日の赤塚不二夫の葬儀でのタモリの弔辞はよかったなぁ。
・・・と思っていたら、読み上げている紙は白紙で、
じつは読んでいるフリをしていたらしい・・・? との話題も。

さすが・・・とあらためて感心して、
さて今日から北京オリンピックが始まるわけですが、
また本の売行きが鈍る季節か・・・とやや心配の金曜日です。
オリンピック関連の本も、出しているわけでなし。

開会式は2008年8月8日午後8時と「8並び」で始まります。
で、強引な振りですが、明日から発売の東洋文庫最新刊は777巻目。
書目は、前にもご案内したT. E. ロレンス『完全版 知恵の七柱』
なので、北京は「8並び」ですが、東洋文庫は「7並び」であります。

ところで、この本の冒頭に、「私はお前を愛していた」で始まる、
「S・Aに」と題された献詩が掲げられています(2枚目の写真)。
本書の訳注を読むと、詩としての評価はともかく、
「S・A」が誰なのか? という点について、
ロレンスのホモセクシャリティとともに詮索されてきたそうです。

訳者の見解では、通称ダフウムという現地の少年だろうとのこと。
注に添えられた写真は、ロレンス自身が撮影した、
病床にあるダフウムで、チフスで亡くなったそうです。

ひとつの挿話といえばそれまでですが、
本書『完全版 知恵の七柱』の刊行によって、
ロレンスの姿がリアルに立ち上がってくることは間違いありません。

2008年8月7日木曜日

『iPS細胞』2位にランクイン!



本日(8月7日)の東京新聞夕刊を見ていたら、
八重洲ブックセンター本店さんの総合ランキングで、
八代嘉美さん『iPS細胞』が2位にランクイン!

おおっ~!
ていうか、『ハリポタ』『偽善エコロジー』より上じゃん!!

ちなみに先週のランキングは新書で4位だったので、
新書から総合に進出して、ランクアップ(2枚の写真を参照)。
てことは新書では1位じゃん!!

明日8日には朝日新聞朝刊にサンヤツ広告が出ます。
これから、さらに伸びそうな予感がしてなりません。

・・・とここまで書いて、また検索したところ、
「理科散歩 本の森へ」というブログがヒットしました。
「中学生や高校生が読める理科の本や、
読むべき理科の本を紹介していきます」というブログで、
プロフィールを見ると理科の先生のようです。

その7月30日の記事に、『iPS細胞』の感想がありました。
ちょっとだけ引用させていただくと、

 消化不良もはなはだしいので、三省堂をうろつき、
 出たばっかりの八代嘉美著「iPS細胞」も買って読んでみた。
 これは大当たり!
 (・・・)
 福岡伸一氏の「生物と無生物の間」並みにおもしろかった。
 
と書いていただいています。

『ダ・ヴィンチ』に細野さん


雑誌『ダ・ヴィンチ』には、表紙をめくるといきなり、
荒木経惟さんの「裸ノ顔」という名物連載がありますが、
その最新号(9月号)は、細野晴臣さんでした。

そういえば昔、平凡社の故・下中邦彦が、
この欄に登場したことがあったなぁ・・・。
かつて荒木さんが、

「昔さ、銀座のクラブで邦彦さんと将棋指したら、
ついうっかりオレが勝っちゃってさ。
あちゃ~マズイな~、こういうときは負けてあげないとって、
あはははは~」

と話しておられたことを思い出して、しみじみしたり。

ついでに、このブログを毎日つけていると、
荒木さんがかつて『噂の真相』で連載されていた、
「包茎亭日乗」を思い出したりもします。
あんなにすごくないですが。

PS. 『スタジオ・ボイス』の特集「細野晴臣の楽しみ方!」が、
昨日より発売になりました。

ストイキツァ『影の歴史』


ヴィクトル・I・ストイキツァの『影の歴史』の見本ができました。
予定より刊行が遅れ、お待たせしてしまいましたが、
お盆明けの8月20日頃から書店発売となります。

古代から現代まで、絵画に描きこまれた「影」に着目した、
壮大かつ、これまでにない視点の刺激的な美術史です。

・・・と、普通の宣伝・紹介風に書いてから読んでみましたが、
たしかにこれ、すっごく面白いです。
古代ギリシアから現代のウォーホル、ボイスにいたるまで、
まさかこんなふうに美術史が書けるとは、と驚きました。

7月2日のエントリーでもご案内しましたが、
ストイキツァの略歴はこちら
『影の歴史』に関する著者インタビュー(英語)はこちらで読めます。

以下、帯の文章と目次をメモしておきます。

■帯
 影の人類学の誕生

 絵画の歴史は事物の影をなぞることから始まったにもかかわらず、
 美術史学が影の歴史を主題的に扱うことはなかった。
 本書はその歴史の包括的検証に大胆に挑んだ瞠目の力業。
 「影」は文字どおり絵画の陰画であり、
 それはもうひとつの絵画史を形成する。

■目次
 序
 第1章 影像段階
 第2章 肉の影
 第3章 絵画のなかの影
 第4章 「不気味なもの」をめぐって
 第5章 人間とその分身
 第6章 写真時代における影とその複製可能性について
 第7章 永劫回帰の影のなかで

写真は『影の歴史』(図版はウォーホルの1981年の自画像「影」)と、
訳者の1人である岡田温司さん『フロイトのイタリア』です。

2008年8月6日水曜日

一般書S藤の誕生日




残業時間もしばらく過ぎて、営業Hが花束とケーキを搬入。
なになになに・・・? と思っていたら、
今日は、一般書編集部のS藤の誕生日だったそうです。
(そうですってのも適当な言い回しですが、おめでとう!)

で、T岐営業部長もまじえて、ささやかにお祝い。
サッカーのブラジル代表かと勘違いしたシャツも特注とのこと。

この春から編集にきたS藤ちゃん、いまガンガン企画仕込んでます。

プレミアム兄弟


このところ毎日、3階の打ち合わせコーナーの隅で、
企画課のS原とA田が、資料やPCを広げて作業・・・。

「何やってんの?」
「ベーシックアトラスの『日本地図帳』『世界地図帳』に続く地図です」
「あれってほんとによく売れてるよね。で、次はどんなの?」
「ベーシックの次なんで、プレミアムな感じで」

S原は、地図を含め実用書で著名な出版社から、この春に入社。
A田は、平凡社地図出版からやってきた地図のエキスパート。
2人の得意分野と力をあわせて、これまでにない地図を編集中。

「そっか、プレミアム兄弟を結成してがんばってるわけね」
というわけで、写真を1枚。

プレミアムな地図は今秋に刊行予定、乞ご期待。

編集部の貼紙


写真は編集部の入り口の壁。
新聞、雑誌、ネット等々に掲載された書評のコピーが、
ところ狭しと貼られていて、たいへんな状態でございます。

ハイボールN島


昨日の定時過ぎ、飲んでもいないのにN島が荒れております。

N島「いつまでもF代の時代じゃねえだろ、と。ね?」
S田「何がホッピーでハッピーだよ、と?」
N島「ひとつ頼むよ~じゃダメなんだよ、オラ~!」
S田「これからはN島さんの時代ですから」
N島「ホッピーじゃなくて、ハイボールだね」
S田「ハイボールN島って改名したらどうすか」
N島「いいね。居酒屋じゃなくてバーで販促対談だ」
S田「ホッピーF代 vs ハイボールN島で対決とか」

というわけで新しい名前を紙に書いてみたのですが。

販売1課(サッカーで言えばFW担当の部署です)の
新課長N島を、みなさまよろしくお願いいたします。
37歳、こんがり日焼けして、やる気マンマンです。

『怠ける権利』


以下は、1880年に発表された論文「怠ける権利」の末尾から。

 古代奴隷身分の惨めな典型、キリストのように、
 《プロレタリアート》は老若男女を問わず
 この一世紀来厳しい苦難の丘を営々と登っている。
 この一世紀来、強制労働が彼らの骨を砕き、
 肉体を痛めつけ、神経を苛んでいる。
 この一世紀来、飢えが彼らの臓腑をよじらせ、
 脳髄に幻覚を呼び起こしている・・・。
 おお、《怠惰》よ、われらの長き悲惨をあわれみたまえ!
 おお、《怠惰》よ、芸術と高貴な美徳の母、《怠惰》よ、
 人間の苦悩の癒しとなりたまえ!

この「怠ける権利」のほか、「資本教」「売られた貪欲」を収録した、
『怠ける権利』は8月9日頃より書店発売になります。

日本語版の初版が1972年で長らく入手困難だったこともあり、
ネット上にたくさん翻訳がアップされていますが、
手にとって、ページをめくりながら読むと、やはり迫力が違います。

ちなみに、写真はネットで見つけたラファルグの肖像です。

2008年8月5日火曜日

影ながら応援ありがとうございます


昼前からいきなり雷と大雨の東京、白山です。
昼ごはんも食べにいけない・・・。
しかたないので写真を撮ってブログでも書くか、と。

で、軽く検索しておりましたら、
白水社さんのメルマガ「月刊白水社」がヒット。
ん?・・・と思って読んでいくと、一番最後に・・・

 ◎後記
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 仕事柄、というよりはほとんど趣味で
 よその出版社のウェブサイトをチェックしている私が、
 今イチオシなのは平凡社さんのブログ「今日の平凡社」。

 http://heibonshatoday.blogspot.com/

 新刊・書評など、役に立つ情報も多いのですが、
 社員の紹介や飲み会の写真まで、
 出版社の日常がここまで明かされているサイトは、
 他にないのではないでしょうか。
 (ウチの「クラブ白水社」も相当ヘンだとは自覚しておりますが・・・。)
 ぜひ、今のハイペースな更新を長く続けてください。
 影ながら応援しております。
 (コ)

読み違いでなければ、ホメていただいているみたいなので(笑)、
どうもありがとうございます(長々コピペしてすみません)。

「クラブ白水社」も、かなりヘンで、前から愛読してます。
もちろんホメ言葉でございます。
あ、あと『サウンド・バイツ』読みました、面白かった~。

「今日の本 明日の本」9月号



取次・書店さん向けの新刊案内「今日の本 明日の本」。
9月号(9月新刊予定の紹介)ができました。
現在発送中ですので、よろしくお願いします。

刊行はまだ先ですが、9月の平凡社ライブラリーはかなり充実。

■ウェイリー版 源氏物語1(全4巻)
 ウェイリーとは『源氏』の英訳者で、彼の翻訳によって、
 『源氏』が世界文学の重要な作品として読まれるようになりました。
 で、それをまた日本語に翻訳したのが、今回の本。
 『源氏』というと、ややこしい敬語、こみいった言い回し等々で、
 現代語訳ですら挫折するケースが多いわけですが、
 「ウェイリー版」はそれらが省かれているので、読み通せます。
 初めて一気読みできる『源氏』が、これです。
 
■ルイ・ボナパルトのブリューメル18日
 マルクスの名高いテキストで、いくつかの翻訳がありますが、
 これが一番読みやすくて、アクチュアルで、面白い。
 柄谷行人さんのテキスト「表象と反復」も収録。

■八ヶ岳挽歌
 山口耀久さんの名著、山岳文学の粋ともいうべき一冊。
 『北八ッ彷徨』に続く待望のライブラリー化。

■三つのエコロジー
 フェリックス・ガタリの晩年の著作で、しばらく入手困難でしたが、
 マサオ・ミヨシさんの解説を得て復活。
 今こそ読まれるべき、そして今だからこそ理解できる、
 エコロジー思想の重要著作です。

なお、9月は平凡社ライブラリー創刊15周年。
書店さんでのフェア、復刊もあります(後日ご案内します)。

ちなみに「ホッピー対談」は、
この「今日の本 明日の本」に連載されていて、
今月は、地図屋のA田君が登場。
新ホストN島のまったりとした突っ込みに負けず、
ディープな話を展開しています。
地図の世界は深い・・・。

樽生ホッピーの夜





肌にまとわりつくような湿度で、亜熱帯を思わせる昨日の夜。
場所は、家電量販店と飲み屋が入り混じる、新宿西口。

『ホッピー対談 総集編』増刷(2刷200部、初刷8部)祝いを兼ね、
企画課O方の発案で「樽生ホッピーを飲む会」が開かれました。

社長によると「ホッピーは平凡社の社酒」とのことですが、
「社訓」「社歌」はともかく「社酒」というのは一般的なのでしょうか。

写真がその樽生ホッピー、グラスに注いだ状態で供されます。
自分で配合して飲むより、どことなく甘みを感じる味わいでした。

2008年8月4日月曜日

『Yanagi Design』校正刷


写真は、8月26日より発売予定の『Yanagi Design』校正刷。

社内で見せると、「あ、カトラリー持ってる」「あたしは鍋使ってる」等々、
けっこう盛り上がってます。
「車も作ってたんですか?」「え~、何これ、かわいい~」の連発でした。

編集作業は終わり、現在絶賛印刷中です。
発売までもうしばらくお待ちください。

ちなみに、『カーサ・ブルータス』の別冊『Sori Yanagi a Designer』も、
9月初旬に久々の改訂版が発売されるとのことです。

『月刊百科』の植草甚一記事


8月3日付の毎日新聞読書欄に、『月刊百科』8月号の、
「植草甚一生誕百年 ぼくたちの大好きなおじさん」
についての記事が載っていました。
そこから一部引用すると、

 驚いたのは、同誌と晶文社編集部の合作になっていること。
 (・・・)
 こういう共同作業が成り立つとは意外でした。

別の出版社どうしで一つの記事を作るのは、
たしかに、かなりめずらしいケースかもしれません。
今回は、両社の営業・編集からそれとなく話が持ち上がり、
じゃ、やってみようか、という感じでページができました。

ちなみに、8月1日に『植草甚一 ぼくたちの大好きなおじさん』が、
晶文社さんから刊行され、順調に売れている様子です。

平凡社では、コロナ・ブックス『植草甚一スタイル』
『植草甚一コラージュ日記1 東京1976』
『植草甚一コラージュ日記2 ニューヨーク1974』が好評発売中。 

植草さんの生誕100年は今週の金曜日、8月8日です。

8月14日、半藤さんがNHK出演


NHKのBSハイビジョンで「100年インタビュー」という番組があります。
同番組のサイトによると、

 100年後の視聴者にも見てもらいたいという願いをこめた
 90分サイズの大型インタビュー番組「100年インタビュー」。
 その人の経験に基づく人生哲学、苦悩、挫折、今をどう生きるのか、
 次代へのメッセージなどを、各界の第一人者に深く聞ききる番組。

ということで、これまでの登場人物を調べてみると、

 渡辺謙、安藤忠雄、小沢昭一、小柴昌俊、坪井直、井上ひさし、
 山田洋次、山田洋次、市川團十郎、原田正純、坂本龍一、
 鈴木敏文 、山折哲雄

・・・錚々たる人ばかりでございます。

この番組の、8月14日(木) 午後9:00~10:30放送分で、
『昭和史』『昭和史 戦後篇』の著者、半藤一利さんが出演。
半藤さんの名調子で語られる深い内容をご堪能ください。

『完全版 知恵の七柱』


映画でもおなじみの「アラビアのロレンス」、
正式にはT.E.ロレンスの、名高い『知恵の七柱』。
東洋文庫から1969年~1971年に翻訳を刊行して以来、
長く読み続けられてきた著作です。

その「完全版」(全5巻)の刊行が、いよいよ始まります。
従来の東洋文庫は全3巻、今回なにゆえに「完全版」か・・・?

これまで読まれてきた『知恵の七柱』は、
1922年にいったん完成したテキストを、
ロレンス自身がカットし、整理した簡約版だったらしいのです。
それが1935年のロレンスの死後に刊行されたというわけ。

完全版と簡約版の違いは、訳者の田隅恒生さんの前書きによると、
まず、完全版のほうが「約33.5%長い」そうです。
さらに、簡約版に比べて文章に臨場感、躍動感がある。
また、削除された部分には、
執筆当時の倫理コードに触れる箇所もあったとのこと。

今年はロレンス生誕120周年にあたります。
ようやく本来の姿を現した『知恵の七柱』にご期待ください。
ちなみに本巻は、東洋文庫の第777巻目にあたります。

2008年8月2日土曜日

フェルメール、浅田×森村対談



今日8月2日(土)から通称「フェルメール展」が、
東京都美術館で始まりました。

きっと混んでるし、12月14日(日)までやってるし・・・。
とりあえず予習ということで、『ユリイカ』の最新号を購入。
巻頭は、俵屋で行われた浅田彰さん森村泰昌さんの対談。
歴史的な視点、具体的な作品分析とともに、
リアルな想像(仮説?)も展開する読みごたえある内容でした。
(浅田×森村対談という組み合わせが実現するとは)

もうひとつ予習といえば、8月23日(土)から、
東京都写真美術館で開かれる「液晶絵画」展に、
森村さんの「フェルメール研究(振り向く絵画)」
という作品が出品されます。
有名な「真珠の耳飾りの少女」が動きます。
(余談ながら、しばらく前のシャープ「アクオス」のCMで、
この絵画がテーマになっていて、思わず「森村さんやん!」)

「真珠の耳飾りの少女」は今回展示されませんが、
森村さんの作品を見てからフェルメール展に行くのが、
いいような気がします。

以上、平凡社の刊行物とは関係のない話題でした。

2008年8月1日金曜日

佐谷和彦さんのお別れの会



去る5月23日(金)に亡くなられた佐谷和彦さんのお別れの会が、
今日の夕刻からパレスホテルにて行われました。

平凡社では『アート・マネージメント』を刊行させていただいたほか、
『太陽』の瀧口修造特集でも、多大なご協力をいただきました。
お会いしたときに、いつも笑顔で握手される手の感触、
そして、国内外の美術について、
さらに日本の文化行政について熱く語られた姿が忘れられません。

送る会には数百人(数えられないほど)の人が集まりました。
遺影として掲げられたのは、荒木経惟さん撮影の写真。
佐谷さんを知る人には忘れられない、笑顔が素敵な写真。
思わず、ずっと見つめてしまいました。

享年80歳、謹んでご冥福をお祈りします。

現在はご子息の佐谷周吾さんが、
シュウゴアーツを主宰して精力的に活動されています。

「SUNAO SUNAO」更新


100%ORANGEさんの連載マンガ、
「SUNAO SUNAO」の最新作が本日リリースされました。
平凡社サイトのトップページからごらんいただけます。

ちなみに、いまさらながら登場人物を紹介しておくと、
主人公の名前は「砂尾砂男」で、一戸建てに住んでいます。
そのお友だちのオオカミは「C君」、基本いじられキャラ。

それ以外はわかりません、あしからず。

働かなくていいんです。



今朝見本が届いた平凡社ライブラリーの新刊、
ポール・ラファルグ『怠ける権利』

ラファルグは1842年にキューバで生まれ、
ロンドンでマルクスと出会い、彼の次女と結婚し、
その後フランスで活動した社会主義者(1911年没)。

カバー裏の説明によると、ラファルグは、

 ブルジョワ革命の屁理屈屋が捏ねあげた
 人間の権利などより何千倍も高貴で神聖な
 怠ける権利を宣言しなければならぬ。

と主張して、「1日最長3時間労働」を唱えました。

「いいね~、さ、俺もそろそろ帰るかな」とF代。
まだ朝の10時過ぎなんですけど。

『怠ける権利』は8月9日ごろから書店発売です。
マルチチュードも、プレカリアートも必読の1冊!

書店のみなさま、『蟹工船』の横に置いてください。
もうちょっとくわしくは「ウラゲツ☆ブログ」の、
「近刊チェック《知の近未来》:08年7月25日」をご参照ください。

朝から『深夜食堂』


今朝、F代(現在、月・水・金に絶賛出社中)が持ってきた漫画。

先日、新装版(これで3度目)が出た『孤独のグルメ』を貸したら、
お返しにこの本を持ってきて、「なかなかいいよ~」。
『ビッグコミックオリジナル』で連載している『深夜食堂』の最新刊です。

繁華街の片隅で真夜中にしかやっていない食堂を舞台にした、
いわくいいがたい、いい味の漫画であります。

朝から『真夜中』と『月刊百科』


右がリトルモアさんの雑誌『真夜中』の最新号(第2号)、
左の小ぶりな方が平凡社の『月刊百科』の8月号です。

共通点はデザイナーが服部一成さん、というところ。
『真夜中』で久しぶりに高橋恭司さんの写真に遭遇、すごい。

・・・などとパラパラやっていたら、
『月刊百科』9月号表紙の色校正が、たったいま届きました。