2008年9月30日火曜日

納棺師という仕事


現在公開中の「おくりびと」という映画で、
本木雅弘さんが演じる「納棺師」という職業。

熊田紺也さんの『死体とご遺体』(平凡社新書)は、
ひょんなことからこの仕事についた著者の体験談です。
以下はその概要。

 湯灌とは、死体を洗い、化粧をほどこし、仏衣を着せて
 旅立ちのための“ご遺体”にする儀式のこと。
 かつてCM業界でプランナーとして活躍した著者は、
 バブル崩壊による倒産に見舞われ、紆余曲折のすえ、
 湯灌サービスの起業にたどりついた。
 以降十年、出会ったご遺体はかれこれ4000体――。
 死者を抱き、洗い続けること。
 そこからみえる、現代の死生の姿とは?

『逝きし世の面影』


さまざまな立場の人から、さまざまな形や文脈で言及される、
渡辺京二さんの『逝きし世の面影』ですが、
先日の麻生内閣総理大臣の所信表演説で、

 日本は、明るくなければなりません。
 幕末、我が国を訪れた外国人という外国人が、
 驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、
 わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、
 実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。

というくだりに、あれ、これは・・・と。

八代嘉美さんインタビュー


東京大学新聞の9月30日号の「著者に聞く」という欄で、
『iPS細胞』の著者八代嘉美さんのインタビューが掲載されました。
一般には目にする機会が少ないと思われますので、
八代さんのコメントから一部抜粋しておきます。

 マスコミの報道は必ずしも正確とはいえないし、
 専門用語も多く分かりにくい。
 本書では技術論だけでなく、iPS細胞にいたるバックボーンを
 理解してもらえるよう心掛けました。

 人間は常に技術とともに生きてきた。
 そして、再生現象は皮膚が毎日入れ替わるように自然なことです。
 iPS細胞を再生医療に使うことは
 人間として不自然とはいえないと思います。

 一般の人々にはiPS細胞研究に対して
 生命科学の方法論を意識して見てほしいですね。
 本書が科学の方法論に触れる一つの機会になれば。

【新連載】大人のお金力養成講座


平凡社のWEB連載で、新しい連載が始まりました。
文=石原壮一郎さん、漫画=カラスヤサトシさんによる、
「大人のお金力養成講座」

 この連載では、いろいろな場面を取り上げながら、
 お金を粋に扱ったり、気楽に接したりするためのマナーと智恵、
 すなわち「大人のお金力」を追究していきたいと思います。
 ちなみに、お金を増やすための力はぜんぜん養成されないので、
 そこは期待しないでください。

というわけで、
第1回は「同僚と相乗りしたタクシーにおける支払い問題」。
これ、意外とめんどくさいんですよね・・・たしかに。

今後は、第2、第4金曜日に更新の予定です。
ご愛読、よろしくお願いします。

【書評】フロイトのイタリア


岡田温司さんの『フロイトのイタリア』の書評が、
9月28日(日)の新聞2紙に掲載されました。

読売新聞では、田中純さん
全文はYOMIURI ONLINEで読めますが、
以下はその一節より。

 本書はイタリア旅行やこの国の芸術・文化が、
 精神分析の誕生と展開にとって、
 いかに重要な役割を演じたかを、
 軽快なテンポで描き出してゆく。

産経新聞では、藤田一人さん。
同じく全文はmsn産経ニュースで読めますが、
以下はその末尾より。

 古今東西を問わず、芸術とは限りない欲望の
 発露であり理想の探究。
 それをいかに自分のものにできるかが、
 人間の生き方にも繋がる。
 本書はそんな積極的な芸術解釈の重要性を、
 今日の私たちに問うている。

『茗荷谷の猫』座談会(5)


T頭:でも唐突だけど、なんか似てません?
乙女とオヤジって。
たとえば川上弘美さんが好き、古いものが好きとか。

H:立ち飲み屋のお客さんも乙女とオヤジですもんね。

N島:立ち飲み文学ですか。

T頭:文化系オヤジと乙女。小説のサイン会をやると、
60代以上の男性と30代女子がくるのが定番のパターンですね。
で、私も酒がやめられなくて(笑)。

K部:ははははは。

T頭:仕事が早めに終わって予定がない日は、
一人で一杯飲んで帰らずにはいられない。
でもですね、
辛いことがあって毎晩飲んでた時期があるんですけど、
気づいたら公園で一人泣きながら
ブランコを漕いでる自分がいたんですよ。
それも、立ち漕ぎですよ。
さすがにマズいよ自分! で、飲み過ぎはいかんなと。

H:それが結論ですか(笑)。

N島:あはははは。じゃ、紙数も尽きたので、このへんで。
元スケベ屋の記憶が残る中華料理屋で
東京の記憶を語るという感じで、面白かったです。
ありがとうございました。

(座談会は以上で終わりです。T頭さん、Hさんに感謝!)

2008年9月29日月曜日

『茗荷谷の猫』座談会(4)


H:でもこの話がいいのは、ちゃんと母娘二人で泣いてるところ。
救いがあるのね。

T頭:ウチだとネタにして終わりです(笑)。

N島:すみません、メニューください。Hさんも頼んでくださいね。

H:じゃあ、この「餅米と栗の長所を出し切った一品」っていうのを。

T頭:どう出し切ってるか試してみようよ。

H『茗荷谷の猫』は、講談社文芸文庫ラインのファンにも
読んでほしいな。百閒、乱歩も出てくるし。

T頭:小説に登場する場所の地図を使ってPOP作ったらいいかも。

H:こことここを歩いてる、という表示もつけてね。

T頭:東京の中でも地域によって違っている、その辺が面白いな。

H:そうそう、地域の描写が、リアリティがあってすごく面白い。
読んでいると自分自身の頭の中にある地図と重なって。
たとえば住むところを借りようと思ったとき、
ここから先の場所になると急に値段が下がるとか、そういう感覚。
千駄ヶ谷が舞台の「スペインタイルの家」も、
たぶん実際に住んで、歩いてないと絶対気づかないと思うな。
そこがしっくりきました。

T頭:散歩好きな人が読むと、「あっ・・・」ってわかるかもしれない。

K部:土地が持つ歴史的な気配とか消息が伝わってきますね。

H:町も生き物だなって思う。

T頭:たとえば下北沢だって変わろうとしているでしょ。
この中華屋だって、前はスケベ屋だそうですし(笑)。

H:今回の『茗荷谷の猫』は、
上手くいかない黒焼屋から働き者の旋盤工と、
すごくバランスが取れてますよね。
小説を読みながら散歩をしてるような。
全員の時間も流れていくし。
本に出てた場所に散歩がてら行くような、
小説好きな人に読んでもらいたいな。
とくに百閒を読んでる人におすすめですね。

(明日、最終回です!)

2008年9月28日日曜日

『茗荷谷の猫』座談会(3)


H:わたしは内田百閒が出てくる「仲之町の大入道」の旋盤工かな。
いろいろあっても旋盤工の仕事は踏み外さないところに
最終的な救いがある。

N島:僕は「隠れる」ですね。

K部:世間から逃げ続ける40男の話だものね。身につまされる?

T頭:古本屋の隠し部屋に他人の噂を書きつけまくるって、
ネット社会のメタファーですね。

H:2ちゃんぽいよね。

K部:そうか・・・編集者はまったく気づいてなかった(笑)。

H:自分しか書き込みしてない掲示板みたいな寂しさがある(笑)。

T頭『茗荷谷の猫』って、いろんな読み方ができますよね。
重層的っていうのかな。あと女性に人気が高そうなのが、
お母さんが上京してきた話。

H:あ~わかるわかる、「てのひら」ね。
母親にちょっとイラッとする、あの感じ。

T頭:ウチの母親なんかも、
オシャレなフレンチに行きたいわって言うから一緒に行ったら、
店の人にヘンな質問をするわけですよ。

H:お母さん黙ってて、みたいな(笑)。

N島:自分に当てはめて読めるところがあるんだね。

H:お母さん、私のTシャツ買ってこなくていいからっ、だ(笑)。

T頭:はははは。ヤバいよ、Tシャツは。

[以下、しばらくT頭さんの爆笑オカン話が続く]

(明日に続きます!)

2008年9月27日土曜日

『茗荷谷の猫』座談会(2)


H:こんばんは、遅くなりました。

N島ブックファースト仕入企画グループのHK子さんです。
お二人そろったところで・・・。

T頭:じゃ真面目に話すかっ。

N島:T頭さん、急にモードが変わりましたね(笑)。
本題に入りましょうか。
『茗荷谷の猫』は幕末から昭和の東京を舞台にした
9本の連作短篇なんですが。

T頭:木内さんって、前に新選組の話を書いていらっしゃるけど、
今回も内容的にはオジサマ受けがよさそうだと思いました。
町と人が主役、みたいな感じ。

H:これまでの『新選組 幕末の青嵐』『地虫鳴く』
時代設定は幕末だけど、
「時代小説」って枠を借りた近代の話になってるって気がしますよね。

K部:個別の作品ではどうですか?

T頭:「茗荷谷の猫」の主人公の文江さん、いいですね。
せっせと絵を描く人。あの感じとか好きだな、わたしは。
なんかこう、あの世で生きてるみたいなタイプじゃないですか。
今でいうところの天然系(笑)。気づけよ自分、みたいな。

H:T頭さん、天然系、大好きだものね。

T頭:あと「黒焼道話」の蝮の黒焼の男は、
現代のワーキングプア事情に通じるものが。

K部:そう読みますか!

H:なんか読んでてイタいですよね。

T頭:身につまされるというか。生きるのが下手過ぎです。
あんた、こんな生き方じゃダメだ、って指導したくなるような(笑)。

K部:たしか、木内さんもワーキングプアの話を
書きたいって言ってたかも。

T頭:主人公の男も非正規雇用だっただろうし。

(明日に続きます!)

9月の新刊広告




写真は、本日9月27日(土)の朝日新聞朝刊です。
2面に平凡社の9月新刊+αの広告が掲載されています。

なお、名古屋圏から西は明日28日(日)、
九州はあさって29日(月)の掲載となります。

2008年9月26日金曜日

荒木経惟さん勲章伝達式







今日9月26日(金)の夜、麻布・暗闇坂のオーストリア大使館で、
荒木経惟さんの「オーストリア科学・芸術勲章」の伝達式と、
レセプションが開かれました。

大統領の代役として来日された方(お名前を失念)によると、
受章者は、ピエール・ブーレーズ、ゲオルグ・バゼリッツ、
アンゼルム・キーファー、ルイーズ・ブルジョワ、バツラフ・ハヴェル、
オスカー・ニーマイヤー、ザハ・ハディド等々・・・すごい面々。

似てませんがパターンがカール・ラガーフェルド似の方の挨拶のあと、
今日がオーストリア大使のユッタさん(ピンクの服の女性)の誕生日で、
荒木さんらしいアドリブで、ローソクをケーキに見立ててお祝い。
さらにウィーンを闊歩する荒木さんのムービーを鑑賞。

立花隆さん(上野高校同級生)による挨拶と乾杯の発声のあと、
和やかかつ爆笑のうちに会場は盛り上がりました。

荒木さん、おめでとうございます!
黒のスーツと白いシャツに、赤と白の勲章が似合ってました。

勝間和代さんの新刊サイト



10月1日、小学館さんから「小学館101新書」が創刊され、
さらに新書棚が賑やかになり、競争も激化するわけですが、
創刊の目玉と目されるのが、勝間和代さんの『読書進化論』。

で、小学館さんのサイトをのぞいてみたら、
『読書進化論』特設サイトが立ち上がっていて、かなりの情報量!

ウチは、ここ(今日の平凡社)で、とりあえずがんばります。

五木寛之さんTV出演


今日9月26日(金)、NHKの朝の番組「生活ほっとモーニング」に、
五木寛之さんが出演されました。
同番組のサイトによると、

 「大河の一滴」「林住期」「生きるヒント」など、
 数々の人間の心のありようを書いてきた五木さん。
 最近、いまの元気のない日本を「うつの時代」と表現しています。
 戦後の高度経済成長期の「そうの時代」を終えた現在の日本では、
 発想を変えて「うつの時代」なりの生き方をする必要があると
 五木さんは提言します。
 「うつ」をエネルギーの充実した状態と考えて内面を見つめ直すなど、
 今の時代を生きる心構えを人生の達人、五木さんにうかがいました。

とのことで、先ごろ刊行された恋愛小説『凍河』についても、
話していただきました。

なお、「発見シリーズ」の最新刊、玄侑宗久さんとの対話、
『息の発見』は、10月8日頃より発売となります。
お待たせしておりましたが、お待たせしただけの面白さ。
こちらもぜひ、お読みください。

【書評】完全版 知恵の七柱 1



「三歩先を読むオンリーワン情報誌」『FACTA』10月号に、
T. E. ロレンス『完全版 知恵の七柱 1』の書評が掲載されました。

「FACTA online」にて書評の全文を読むことができますが、
少し抜粋しておきます。

 (3巻本の旧版と)比較してみると、圧縮しすぎた簡約版より
 完全版のほうが分かりやすく生き生きしている。
 (・・・)
 彼の観察眼は砂漠など自然描写にも活かされ、
 一瞬にして読者を90年前のアラブに降り立たせる。

 ロレンスが撮影した「ヤンブーに退却するファイサル軍」など、
 当時の写真が挿入されているのも貴重。
 第2巻以降が待ち遠しくなるはずである。

『完全版 知恵の七柱』は全5巻、第2巻は10月刊行予定です。

別冊太陽『千利休』


別冊太陽の最新刊は『千利休 「侘び」の創造者』
いわずと知れたあの千利休の全体像を、写真と文章で1冊に。
以下、目次です。

 利休の時代と人・・・村井康彦
 利休の生涯・・・村井康彦
 (茶人宗易誕生/信長の茶頭となる/大坂城時代/死への道程)
 利休の考古学 自由都市堺・・・森村健一
 利休の美 唐物と見立の時代・・・筒井紘一
 新しい美を創造する 千利休の目・・・熊倉功夫
 利休の懐石・・・筒井紘一
 利休の茶の空間・・・横山正
 千利休の道統・・・熊倉功夫
 千利休年表
 利休をめぐる人びと・・・中村修也

山田芳裕さんの滅茶苦茶面白いマンガ『へうげもの』は、
古田織部が主人公ですが、
いうまでもなく利休が重要人物として登場しています。
「へうげもの official blog」もあり)

別冊太陽の特集は、へうげてはおりませんが、
サブテキストにも最適、かも。

ほかに、山下惠光さんの『茶のある暮らし 四季の茶の湯』も、
全4巻セット12,600円と高価ながら着々と重版を重ねています。

『茗荷谷の猫』座談会(1)


好評発売中の木内昇さんの新作『茗荷谷の猫』をめぐって、
書店の方お二人に、読後感などを語っていただきました。
座談会は「今日の本 明日の本」11月号に掲載されますが、
あくまで書店・取次さん向けの新刊案内ゆえ、
一般に目に触れる機会もレアなので、ブログで5回に分けて掲載します。

 * * * * * * * * * * * * * *

N島:どうもこんにちは、ハイボールN島です。
今回は、先日刊行された木内昇さんの小説『茗荷谷の猫』について、
書店の現場で仕事をされている小説読みのプロお二人をお招きして、
編集担当のK部も交えて存分に語っていただこうという趣向です。
というわけで歌舞伎町の中華料理屋にいるわけですが、
すごいディープな店で(笑)。
まずはゲストのお一人、丸善丸の内本店のT頭S子さんです。

T頭:ちょっと早く着いちゃったんですけど、店のおばちゃんが、
ココ昔はスケベ屋ネ、そのあとカジノ、いまはウチネ、って(笑)。

N島:そういえば、どことなくあやしい雰囲気が・・・。
まっ、とりあえず食べたいものバンバン頼んじゃってください。
酢豚と上海風お好み焼き、あとは餃子いきましょうか。

T頭:豆腐の細切りいいですね~。

K部:あと百合の花と海老炒め。なんか中国に来た感じだね。

N島:早いな、もう出てきた。

T頭:いただきま~す。小説、面白かったです。

K部:よかったよかった。

[以下、しばらくT頭さん独演会]

(明日に続きます! とちょっと「ほぼ日」風)

【予告】末延芳晴さんインタビュー


各紙で書評続出の、末延芳晴さんの新刊『森鴎外と日清・日露戦争』
今度は、著者インタビューというかたちで、以下の番組に出演されます。

■BS-i/TBSニュースバード「本と出会う」
 BS-iは、9月27日(土)、8:00~8:30。
 TBSニュースバードは、9月27(土)、28日(日)の2回放送で、
 ともに11:30~12:00。
 (いずれも番組内容は同じです)

BS-iおよびTBSニュースバードのサイトによると、

 ゲスト:文芸評論家、末延芳晴さん
 テーマ本:「森鴎外と日清・日露戦争」(末延芳晴)
 末延さんはこの夏、「夏目金之助ロンドンに狂せり」、
 「荷風のあめりか」と夏目漱石、
 永井荷風に続いて森鴎外を取り上げた。
 東京・三鷹の禅林寺の 「森林太郎墓」に刊行を報告。
 陸軍軍医と文学者という2つの肩書を持つ鴎外が
 2つの戦争とどう対処したのか。
 「徂征日記」「うた日記」を通じてその変化を 語る。

■NHKラジオ
 10月7日(火)、18時29分からのインタビュー番組で、
 15分程度生放送されるそうです。

2008年9月25日木曜日

今週のランキング



毎週やっておりますが、というかこんな経験はあまりないのですが、
本日木曜日の東京新聞夕刊によりますと、
八重洲ブックセンター本店さんの総合ランキングは・・・?

『21世紀の国富論』が8位(お~っ)。
『iPS細胞』が9位(おぉ~っ)。

『国富論』の編集N田、『iPS』の編集F田、営業S田で、
ランキングを仔細に検討中でございます。
若干ランクダウンながら、ベスト10内をキープ、まだいけまっせ。

あさって9月27日(土)の朝日新聞朝刊に、
2冊に大きなスペースをさいた広告がのりますので、
書店のみなさま、変わらずお願いいたします。
(名古屋から西は28日、九州は29日掲載です)

ライブラリー15周年フェア(5)


次は、同じく吉祥寺の、パルコのB2Fにある、
リブロ吉祥寺店さんでのフェアの様子です。

復刊15点をビシッと置いていただいています。
さて、どれが動きがいいか・・・楽しみです。

ライブラリー15周年フェア(4)


昼間の書店さん訪問から戻ってきた営業が、
どんどん写真を送ってきますので、どんどん載せます。

今度は、営業Hがお世話になっております、
吉祥寺のBOOKSルーエさんでの、
平凡社ライブラリー15周年フェアの模様です。

そういえば、以前新文化のサイトで連載されていた、
「ルーエからのエール」、愛読しておりました。

文教堂書店カレッタ汐留店


営業Mの書店訪問その2、文教堂書店カレッタ汐留店さんです。

あの巨大な電通ビルの地下で展開されているお店で、
場所柄、電通の方の著書のコーナーがあり、
樋口尚文さんの『「月光仮面」を創った男たち』も面陳してありました。
ほかにも2ヵ所ででも平積みしていただいているそうです。

ライブラリー15周年フェア(3)


営業Mがお世話になっております、
ブックストア談浜松町店さんのフェアの様子です。

 今年こそ完全制覇だ!!!!
 秋の夜長に古典・名作を読む

というパネルとともに、紅葉などの赤を基調とした展示が、
秋らしい雰囲気を深めています。
奥にあるのは光文社さんの古典新訳文庫でしょうか。

どうもありがとうございます。

紀伊國屋書店新宿本店


営業N井がお世話になっております、
紀伊國屋書店新宿本店さんの1階文芸書売り場の様子です。
「ご担当の今井麻夕美さんの超綺麗な手書きPOP」(N井)とともに、
『茗荷谷の猫』を2面で平積みしていただいています。

以下POPの文章がすばらしいので、全部書き写させていただきます。

 幕末の江戸から戦後の東京の街を舞台にした連作短編集。
 染井吉野をつくった男、黒焼きにとりつかれた男・・・。
 一つひとつの夢が、
 はかなく東京という街にのみこまれてしまう話かと思ったら――
 まったく逆でした。
 読みすすめていくうち別の短編でその夢と挫折は美しい記憶として、
 はたまた濃い情念として様々に形を変えて出てきます。
 思いは残る。
 たとえ自分が消えて時が移り街が変わっても。
 だから昔を舞台にしていても単なるノスタルジックには終わらない。
 今に、この東京に、この物語は続いているんだと思える一冊です。

今井さん、どうもありがとうございます!

せっせと投稿すれば・・・?


「新興のインターネット・サービスや企業をひたすら紹介するブログ」、
TechCrunchの日本語版より。

「投稿記事を増やせばブログ界での地位は向上する」
という記事が、
9月25日のエントリーに載っていました。
以下はその一節より引用。

 ブログ運営は量の勝負という側面がある。
 多くの記事を投稿すれば、
 それだけ誰かが記事にリンクを張ってくれるチャンスが増える。
 (・・・)
 Technoratiランキングでトップ100に入るブログの多くは
 1日に5本以上の記事を投稿し、
 43%は10本以上の記事を投稿している。
 (・・・)
 実際のところ、全ブロガーの四分の一は
 一週間に10時間以上を記事作成に使っており、
 66%が3時間以上を充てている。

というわけで、「今日の平凡社」9月のエントリー100本目でしたが、
どれだけ読まれて、リンクを張られてるんでしょう・・・。
なんて、ちょっと弱気になったりして。

【書評】ウェイリー版 源氏物語


平凡社ライブラリー『ウェイリー版 源氏物語』の書評が、
『週刊東洋経済』9月20日号に掲載されました。
「千年紀で揃い踏みの『源氏物語』現代語訳」という見出しで、
復刊された円地文子訳(新潮文庫)とあわせて紹介。

ウェイリー訳があたえた影響などについても触れてあり、
充実した紹介ですので、その一部を引用しておきます。

 異色さはウェイリー版訳書が際立つ。
 この英訳原書の刊行が逆に日本で
 『源氏物語』が一般に読まれる契機になったといわれる。
 「谷崎源氏」自体、この英訳に刺激されて
 中央公論社が現代語訳を谷崎潤一郎に
 要請した結果の誕生だったという。

 『源氏物語』の読書界に「須磨がえり」という言葉がある。
 54帖のうち12帖「須磨」あたりで挫折することをいうが、
 読みやすさではウェイリー版に軍配が上がるかもしれない。

『ウェイリー版 源氏物語』は隔月刊行、全4巻。
なお、今年は「源氏物語千年紀」ということで、
京都では、11月1日に記念式典などがあるそうです。

東京TDC海外展



東京TDCのメールニュースが届きました。
浅葉克己会長のもと、活発な展開をされているようですが、
以下はそのコピペです。

 東京TDCでは、現在、海外で2つの展覧会を開催しています。
 いずれも「o8TDC展」をベースに、
 ヴェネチアでは過去の受賞作品の一部もあわせて展覧会しています。

 〈ソウル〉
 08Tokyo TDC Seoul exhibition
 ●会期:2008年9月6日(土)~11月 2日(日)
 ●会場:Samwon Paper Gallery
      http://www.papergallery.co.kr/
 ●主催:Samwon Paper Co., Ltd
 ●共催:Tokyo TDC
 ●協賛:Arjo Wiggins
 ●後援:KECD, VIDAK, Samwon Scholarship Foundation
 ●トークショー:服部一成
 ●告知印刷物:大日本タイポ組合
 
 〈ヴェネチア〉
 TDC2008New Graphic Design Japan
 ●会期:2008年9月10日(水)~11月 2日(日)
 ●会場:Fondazione Giorgio Cini
      http://www.cini.it/en/event/detail/1/146
 ●主催:Fondazione Giorgio Cini onlus Istituto ‘Venezia
      e l’Oriente’ StudioArte
 ●共催:Tokyo TDC, ginza graphic gallery,
      Dai Nippon Printing Co., Ltd.
 ●トークショー:北川一成
 ●告知印刷物:井上嗣也

Samwon Paper Galleryのサイトに、
服部一成さんのレクチャーなどの様子が載っています。

アルジャジーラで『大阪食堂』


昨日9月24日のエントリーで、
『大阪食堂』がアルジャジーラの番組で紹介されるらしい、
との断片的な情報をお知らせしましたが、詳細が分かりました。

AlJazeera Englishという英語プログラムの、
「Street Food」という番組だそうで、
アルジャジーラのサイトの説明を自動翻訳すると・・・。

 屋台の食べ物 ――国または地域の伝統のエッセンス。
 世界のどこに行っても、
 その通りの食べ物を普通の人々の方法ミラー
 ――各レシピライフスタイル、人種や宗教を反映しています。

 しばしば世紀にもわたって開発した、
 栄養の格安のソース以上のものです。
 シフト人口は、貿易接続と進化のアイデンティティの話だ。
 料理は、税関と技術の場所の個性を与える主な成分は、
 文化のるつぼを宣言する。

 多くの場合、世界中の――最も裕福な都市からの最貧背水――
 屋台の食べ物の話を1つの貧困、闘争や企業の一つです。

 いくつかの食器、他の未知の街角を超えては、
 地域の歴史、経済、政治のすべてのブレンドの味を象徴している。
 とは非常に関連性の高い現代の問題
 ――飢餓、肥満、民族間の対立や環境によって
 余分なスパイスを与えられる。

 かどうかを観光客や地元の部族民、
 ストリート運賃のユニークな世界的な探査に参加している。

アルジャジーラの番組はネットでも見られますが、有料。
これまでは、ペナン、サン・セバスチャン、ニューヨーク、
ロンドン、ナイロビ、北京、カイロ、エルサレムが紹介されたよう。

大阪のストリートフードは、どう映し出されるされるのでしょうか。
見てみたいな、これ。

2008年9月24日水曜日

ライブラリー15周年フェア(2)


営業Mがお世話になっております、
ジュンク堂書店プレスセンター店さんの、
平凡社ライブラリー15周年フェアの様子です。

ジュンク堂さんらしい、ピシッとした棚&目録もばっちり。
ありがとうございます。

【書評】茗荷谷の猫


本日9月24日の日本経済新聞夕刊、
「エンジョイ読書 目利きが選ぶ今週の3冊」で、
木内昇さんの『茗荷谷の猫』の書評が掲載されました。

取り上げてくださったのは北上次郎さん。
★★★★(読みごたえたっぷり、お薦め)の評価で、
以下はの一部から引用。

 幕末の江戸から、巣鴨、品川から、本郷、浅草、千駄ヶ谷まで、
 時間と空間を超え微妙にクロスしながらすすんでいく。
 (・・・)
 中でも本郷菊坂の不思議な日々を描く第五章「隠れる」が秀逸。

『茗荷谷の猫』については、先日行った書店員さん座談会を、
もうすぐリリースする予定です。
こちらもお楽しみに。

明日! 『大阪食堂』角田さんTV




どういうわけか、関西のテレビ番組が続く平凡社の本ですが、
いつのまにか売れている『大阪食堂』の著者、角田多佳子さんが、
明日9月25日(木)放映の関西テレビ「よーいドン!」に出演。
オンエアは朝の9時55分から11時10分です。

番組のサイトによると、パネラーは矢野・兵動さん月亭八光さん
明日の内容は、以下の通りだそうです。

 ■となりの人間国宝さん
   リポーター:月亭八光
   出発地点:甲子園駅
 ■懐かしいモノ見学
   子供の頃、熱を出した時にお母さんが用意してくれた水枕・・・
   その歴史と製造工程には、驚きがいっぱい。
   知られざる秘密に迫ります。
 ■プロが教えるとっておき 本日のオススメ3
   大阪食堂 なにわの★★★グルメ 著者:角田多佳子さんのオススメ
  「大阪・定番の手土産で秋の味覚を楽しむ」

ちなみに木曜のメインパーソナリティは、
「ビーバップ!ハイヒール」に続いて、ハイヒールのリンゴさん!
なにか、ご縁があるのでしょうか。

なお「とっておき本日のおススメ3」は、
「庵月」の栗蒸し羊羹、「すし萬」の鯖の姿鮨、
「カンテ」という紅茶専門店のかぼちゃのプリン、だそうです。

もうひとつ、ビッグニュース(?)が。
あのアルジャジーラから、「大阪の食文化」の取材があり、
番組で『大阪食堂』をご紹介いただくらしい、とのこと。
詳細が分かり次第、続報をお知らせします。

『ロクス・ソルス』新帯



9月19日のエントリー
でご案内した、
レーモン・ルーセル『ロクス・ソルス』の新帯ができました。

ブラザーズ・クエイの新作「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」は、
10月18日(土)より、シアター・イメージフォーラムで公開されます。

映画の公式サイトはこちら

月刊百科10月号



『月刊百科』10月号ができました。

今月号から梶尾真治さんの連載小説、
「『メモリィ・ラボ』へようこそ」がスタートしたほか、
岡野玲子さん「妖魅変成夜話」も久しぶりに再開。
4ページ分がカラーで、岡野さんの筆が冴えています。

服部一成さんの表紙は、なぜか猫が激太り?
黄色い秋刀魚(骨になってないので食べられる前か)もいて、
食欲の秋でございます。

ところで、先日知り合いの方から届いたリリースによると、
東京丸の内に「三菱一号館美術館」という施設が、
2010年4月に開館するそうなのですが、
そのロゴマークを手がけたのが服部さんでした。


「みつびし いちごうかん びじゅつかん」という、
韻を踏んだ名称が、ロゴにもリズムを与えている感じがします。
こちらこちら(ともにPDF)に美術館の概要が載っています。

リコーR10



宣伝課のもっちーが、先日発売になった「リコーR10」を購入。
今朝会社に届いて、さっそく開封。

おれのデジカメは一世代古い「R8」なので、
どこが違うの? なにが違うわけ? と触りまくりです。

 わたしがいないときに届いてたら、
 A立さん、自分のとこっそり取り替えてたでしょ~。

と言われてしまいましたが、たしかにやってたかも・・・。

著名ブロガーリスト


佐々木俊尚さんの新刊、『ブログ論壇の誕生』
実はまだ未読なのですが、文藝春秋さんのサイトを見ていたところ、
「特別付録 佐々木俊尚が選んだ著名ブロガーリスト」という、
佐々木さんが普段読んでいらっしゃるブログのリンク集がありました。

出版社のサイトでこういうページがあるのはめずらしい気がしますが、
なかなか便利かも。

2008年9月23日火曜日

三洋堂書店本店


営業Hの出張レポートその6、とりあえず最終回です。
写真は三洋堂書店さんの本店。
「秋はやっぱり美術の季節」というフェアで、
『春画』『続 春画』を、面陳していただいています。
(業界用語で面出し陳列の略。表紙を正面に出して棚に並べることをいう)

秋も春画で、ひとつよろしくお願いします。

2008年9月22日月曜日

【予告】大人のお金力養成講座


平凡社のWeb連載で、今週末から新連載がスタートします。
石原壮一郎さん&カラスヤサトシさんの「大人のお金力養成講座」
以下、担当編集のS藤が書いた予告です。

 「お金力」・・・それは、このややこしい世の中で、粋に、
 しかししたたかにお金と付き合うための力。
 同僚同士でのボーナスの話題のあしらい方、
 おごりおごられの作法・・・ルールがあいまいで、
 しかし必要以上に人間性が出てしまう・・・それがお金。

 大人シーンの第一人者、石原壮一郎が、今まで語られることのなかった
 大人のためのお金との「付き合い方」を存分にレクチャーします。
 そして、そんな石原ワールドとコラボレーションするのは、
 独特の世界観の四コマ漫画『カラスヤサトシ』(講談社刊)で
 話題沸騰の、カラスヤサトシ。
 予測不可能な二人の世界をご堪能ください!

そうか、大人シーンというものがあったわけね。
というわけで営業的にも予測がつきませんが、よろしくお願いします。
ちなみに石原さんは、ご自身のサイトのプロフィールによると、

 1963年3月12日生まれ三重県松阪市出身です。
 既婚で子持ち(高校一年生の娘)です。
 長いあいだ雑誌の編集者をやってました。
 平凡社から出ていた『QA』という雑誌で7年ぐらい、
 ユーピーユーから出ていてた『ID-JAPANI』という雑誌で1年弱
 (今はどっちもなくなってしまいましたが)。
 そうこうしているうちに、ひょんなことから『大人養成講座』という本を
 書かせていただくことになり、
 そのまま、この仕事をやることになったという次第です。
 今は、ビジネスものから恋愛ものまで、
 節操なくいろいろやらせてもらってます。

ということで、じつは平凡社では知る人も多い逸材です。
・・・いや、いまさら「逸材」は失礼ですね。
売れっ子になってからも腰の低さでは他の追随を許さない、稀有な人。

もうすぐ始まる連載を、お楽しみに!

【書評】影の歴史


ヴィクトル・I・ストイキツァ『影の歴史』の書評が、
9月21日(日)の京都新聞読書面に掲載されました。
評者は美術評論家の山本和弘さんです。
以下はその一節より。

 古代ギリシャのプラトンからオヴィディウス、
 アルベルティ、レオナルド・ダ・ヴィンチを経て、
 デューラー、モネ、さらにはデュシャン、
 ウォーホル、ボイスと現代美術の三巨匠に至るまでの
 美の理論家と実作者を、一直線で結びながら、
 影という表象の重要性を説き明かす論法は
 まさに快刀乱麻。
 (・・・)
 さらに絵画よりも写真と映画と現代美術において
 影の役割がさらに増しているという分析は、
 本書の今日的意義をさらに増幅させるものとなっている。

ボイスをはじめ現代美術が専門の山本さんらしい視点で、
この本の読み方が、またひとつ拡がるような書評でした。

なお上の写真は、ボイスとテリー・フォックスによる、
1970年のパフォーマンスの記録。
おなじみのフェルトのスーツを着たボイスが、
死んだネズミを手にしています。
(本書292ページに掲載)

丸善名古屋栄店



まだまだ続く営業Hの出張レポートその5は、
丸善名古屋栄店さんの様子でございます。

Hによると、独自に展開されている、
「貴方のためのブックマーク」という書棚があり、
本のどのページを紹介するかなど、
売場長の大森さんが、毎回作っていらっしゃるとのこと。

先月からは、「知的好奇心のブックマーク」として、
『魯山人の美食』をご紹介いただいています。

『魯山人』は、やっぱり納豆雑炊ですよね。
『言葉の歳時記』、季節感もぴったりで読みたくなりました。

紀伊國屋書店名古屋名鉄店


営業Hの出張レポートその4は、
紀伊國屋書店名古屋名鉄店さんです。

平凡社新書9周年フェアをレジ横で展開していただいています。
長期にわたってやっていただき、ありがとうございます。

砂尾砂男君の顔がこれだけ横並びになるとすごいですね。

L'esprit Mingei au Japon




9月30日から来年の1月11日まで、
パリのmusée du quai Branly(ケ・ブランリー美術館)にて、
L'esprit Mingei au Japon: de l'artisanat populaire au design
という展覧会が開かれるそうです。

ケ・ブランリー美術館は、
シラク前大統領の肝入りで計画され、2006年に開館。
日本でいえば、大阪の国立民族学博物館に近い感じです。
建築はジャン・ヌーヴェルの設計で、その点も話題になりました。

美術館については国立民族学博物館「みんぱくe-news」
「メゾン・ミュゼ・ド・フランス」などに紹介が載っています。

この美術館で、「民藝」の展覧会が開かれるわけですがが、
写真(レセプションの招待状)を見ればおわかりのように、
柳宗理さんのバタフライスツールが写っています。
話によると、民藝の精神を受け継ぐ現代のデザインとして、
柳宗理さんの作品も、あわせて展示されるとのこと。

民藝と柳デザインを組み合わせた展示というのは、
日本ではなかったと思います(意外なことに、と言うべきかどうか)。
なお、『Yanagi Design』では、土田真紀さんと杉山享司さんに、
柳デザインと民藝のかかわりについて執筆していただいています。

補足ですが、一番下の写真に写っている男性は、
柳宗理さんではありませんので、誤解なきよう(ないでしょうけど)。
今回の『Yanagi Design』で中心的な役割を果たしていただいた、
写真家の杉野孝典さんです。
平凡社の「社酒」ホッピーを飲んでいらっしゃいます。

福文堂書店本店




営業Hの出張レポート、その3です。

写真は名古屋の栄にある福文堂書店本店さん
周辺は大手企業やテレビ局が立ち並ぶエリアで、
創業は明治にさかのぼり、現在は3代目とのこと。

お店の入り口に手描きPOP(かわいい)が立っていて、
コロナ・ブックスのフェアをやっていただいています。
営業Hによると、「主要スペースをほぼ占有状態です」とのこと。
ありがとうございます。

近くで働いていらっしゃる方、ぜひお立ち寄りください。

2008年9月21日日曜日

白山神社例大祭



わけあって会社にきたところ、
社屋の前にハッピ姿の人だかりと神輿が・・・。
近くにある白山神社の例大祭でした。

ちなみに、平凡社のある界隈は、
旧名を指ヶ谷(さすがや)といいます。

・・・小雨混じりの外から、
ドンドコ、ピ~ヒャラ♪という音が聞こえてきました。

【書評】金田一京助と日本語の近代


朝日新聞の読書面にはフロント面の下段に、
1テーマで4冊を紹介する「話題の本棚」という欄があります。

今日9月21日(日)の見出しは、
「評伝の魅力 イメージ打ち破る新たな視点」とう見出しで、
安田敏朗さんの新書『金田一京助と日本語の近代』が、
『柳田国男 「産業組合」と「遠野物語」のあいだ』
『ルイ十六世』『昭和天皇』ととも取り上げられました。

評者は同紙記者の加藤修さんです。

 ぎょっとして、はっとして、すっとする――。
 常識を覆し、新たな視点を提示し、
 現代につながる歴史に位置づけし直す。
 そんな評伝の魅力が増している。

という書き出して、
 
 『金田一京助と日本語の近代は』、
 石川啄木を支えた無邪気で心優しき国語学者
 という金田一京助像に隠れていたものを明かす。
 (・・・)
 「多様な日本語を『国民』という均質な枠組みで
 くくろうとする傾向」を見いだす。
 代表的な国語学者の生涯を追いながら、
 その批判は国語学に内在する問題ととらえられている。

【書評】森鴎外と日清・日露戦争


今朝9月21日(日)の朝日新聞読書面に、
末延芳晴さんの『森鴎外と日清・日露戦争』の書評が、
トップ扱いで掲載されました。

評者は東欧近現代史(とくにハンガリー史)が専門の南塚信吾さん。
以下はその一節より。

 本書は、この日清・日露戦争時における森鴎外の書いたテキストを、
 公的なものから私的な書簡にいたるまでひろく読み込んで、
 鴎外の戦争への姿勢を分析したものである。
 (・・・)
 私的な文章においては折にふれて、
 戦争を批判する「非戦」の声がわずかにせよ
 記されていることを著者自身が指摘している。
 (・・・)
 しかし結局それは戦争の「悪」の批判にはならなかった。
 にもかかわらず著者は、そのような私的なテキストに、
 戦後の鴎外が文学者として立ち直る伏線を見ている。

同書の書評については、9月16日のエントリーもごらんください。

2008年9月19日金曜日

滑川さんからPOP提案


「Social Web Rambling」の滑川海彦さんより、
『21世紀の国富論』の新POPのご提案をいただきました。

というわけで、とりいそぎキャッチ(上の写真)をのせましたので、
書店の皆さまご活用ください。
・・・って丸投げですみません、週末なものでとりあえず。

さらに、日経ビジネスonlineのコラム、
「“無限に”リスクを取る種族の破綻」が面白いとのことで、
さっそく読んでみましたが、う~む・・・なるほど。

原丈人さんもですが、滑川さんも昨年夏の「ほぼ日」で、
「ソーシャルウェブ座談会」に登場されています。
こちらも面白いので、ぜひご一読を。

星野書店サカエチカ店


営業H(愛知、岐阜担当)の出張レポート、その2です。

今度は、名古屋の栄にある、星野書店サカエチカ店さんです。
5月からず~っと、独自に別冊太陽フェアをしてくださっています。
ありがとうございます。

地下街のガラス越しで、かなり目を引きますね、これは。

ライブラリー15周年フェア(1)



9月中旬より、平凡社ライブラリー創刊15周年フェアが、
全国各地の書店さんで始まりました。

1回目の写真は、営業Hが先日おたずねした、
愛知県豊橋の精文館書店本店さんの様子です。
記念復刊を手前に並べていただいた、立体的な展示が目をひきます。
精文館書店本店さんのフェアは10月19日(日)まで。

今後も随時、各書店さんの様子をアップの予定です。

『旧浅草區 まちの記憶』




森まゆみさんの文章と平嶋彰彦さんの写真でたどる、
下町散歩の本、『旧浅草區 まちの記憶』の見本ができました。

「旧浅草區」は東京市15区のひとつで、
戦前まで東京随一の繁華街、歓楽街として栄えました。
その跡を歩きながら、まちにひそむ記憶を呼び起こす1冊です。

以下は目次より。

一、柳橋・・・船宿と花柳界の灯はいずこ
二、浅草橋・・・人形の町はオモチャもいっぱい
三、蔵前・・・川沿いの米蔵、問屋の町の移り変わり
四、三筋~小島~鳥越・・・三味線堀とおかず横丁のにおい
五、元浅草~寿~駒形・・・職人と寺の町でお墓めぐり
六、雷門~浅草寺界隈・・・下町文化の中心、六区周辺の賑わいは今
七、花川戸~浅草・・・観音裏に残る芝居町の記憶
八、松が谷~西浅草・・・かっぱ橋道具街の周りに眠る人たち
九、今戸~橋場~清川・・・今戸心中の舞台で招き猫に出会う
十、千束~日本堤・・・吉原の女たちと一葉ゆかりの町

ソフトカバーで携帯にも便利、秋の下町散歩のお供にぜひ。

ブラザーズ・クエイの新作!


ブラザーズ・クエイ監督といえば、マニアックでカルトで、
一度見たら忘れられない映画作家ですが、
彼らの最新作「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」が、
10月18日(土)より、シアター・イメージフォーラムで公開されます。

製作総指揮は、テリー・ギリアム。
原案のひとつが、レーモン・ルーセルの『ロクス・ソルス』
この傑作というか怪作というか、わけわかんなくてスゴい小説は、
平凡社ライブラリーにきっちり収まっております。
で、映画公開にあわせて、新帯を作ります(近日公開)。
(もうひとつの原案はビオイ・カサーレスの『モレルの発明』だそう)

 映画の公式サイトはこちら

また、新作の公開に先立って、同じくイメージフォーラムにて、
「ブラザーズ・クエイの幻想博物館」と題した特集上映もあり。
DVDもありますが、この際スクリーンでどっぷりいきましょう。

さらに「滝本誠×D:[di:] トークショー」という催しまでも。

 ■日時:10月26日(日)14:00~15:30(開場13:30~)
 ■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
 ■定員:120名
 ■予約&お問い合わせ:03-5485-5511

滝本さんといえば、『きれいな猟奇』という、
名著&名装丁と語り継がれる本の著者でもあります。
(残念ながら現在品切れですが・・・)

滝本さんのトークは、観客を極度の緊張に陥れる、
抜群の面白さですので、この機会にぜひともごらんください。

2008年9月18日木曜日

とある喫茶店にて


打ち合わせ先のとある喫茶店にて、
ふと思い立ち、『Yanagi Design』を置いて撮影。
なかなかいい感じで、なじんでます。

サンバなどの音楽が小さめの音で流れていて、
とてもリラックスできるお店です。
ランチや、めずらしい果物のデザートもあります。
一瞬、チョコレートか汁粉に見えますが、
食べるとフルーツ、初めての味でしたが旨いです。
場所は言問通りの上野桜木の交差点付近。

八重洲BC、名大生協ランキング


毎週やってますが、今日の東京新聞夕刊によりますと・・・。
八重洲ブックセンター本店さんの総合ランキングで、
『21世紀の国富論』が4位、『iPS細胞』が7位。
『iPS』はちょっと下がりましたが、安定してベストテンをキープ。

ちなみに名古屋大学生協フロンテさんでは『iPS』が1位、
との情報をS田が入手。
残り1冊しかない、ヤバい、どうしてくれんだ平凡社よ・・・
というギリギリで増刷分が入荷したそうで、ご心配をおかけしました。
品薄でご迷惑をおかけしている書店様、もうしわけありません。

青山ブックセンター本店フェア



営業のMがお世話になっております、
青山ブックセンター本店さんのフェアの様子です。

上が別冊太陽のフェア。
これだけ面陳していただくと壮観ですね・・・。

下はナガオカケンメイさんD&DEPARTMENTのフェア。
ちなみに9月20日(土)の18:00から、同店にて、
ナガオカさんのトークショーがあるそうです。
が、もう定員に達したため受付終了とのこと。

八代さん講演会レポート



昨日9月17日の夜、八重洲ブックセンター本店さんで、
『iPS細胞』の著者、八代嘉美さんの講演会が開かれました。
たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。

研究とビジネスとのかかわりについての質問をはじめ、
八代さんもうろたえる(?)くらいの質問が飛び交ったそうです。

で、編集F田、営業S田によると、軽く打ち上げ・・・のつもりが、
夜の銀座を4軒ハシゴ、朝まで飲んで今朝は再生困難、とのこと。
賢明な八代さんは、もちろん途中でお帰りになりました。

これじゃレポートの態をなしていませんが、ご容赦を。
いずれにせよ、八代さん、ご来場いただいたお客様、
八重洲BCのみなさま、ありがとうございました。

さて、今夜はテレビですよ、関西方面のみなさま。

■追伸
ようやく肝臓が再生したS田が、
かろうじてケータイで1枚写真を撮っておりました。

【書評】フロイトのイタリア


岡田温司さん『フロイトのイタリア』の書評が、
週刊読書人9月26日号に掲載されました。
評者は鈴木晶さん、以下はその一節より。

 ちょうど夏休みの最中ということもあって、
 評者はひじょうに内容の充実した夏季集中講座として読んだ(聴いた)。
 実際にこんな講座が開かれていたら、ぜひ聴講したいものである。
 (・・・)
 (著者は)フロイトの知的作業の最良の部分を掬い上げようとしている。
 この点が本書の最大の魅力といえよう。

2008年9月17日水曜日

『Yanagi Design』ディスプレイ


『Yanagi Design』編集担当者の知人から、「買いました~」とメール。
ご購入ありがとうございます。

仕事からプライベートまでがネットでつながるようになって、
良くも悪くも(?)公私混同がはなはだしくなり、
そういう状況は面白いやら、悩ましいやら・・・。

またデジカメはもとより、ケータイのカメラも普通になって、
さらに著作権のあり方等々も再考を迫られている昨今ですが、
それはともかく、せっかく買ってくださったので写真アップ。
(さすがにやりすぎ、調子に乗りすぎ・・・という場合はご指摘ください)

ただ、ちょっと真面目に書くと・・・。
会社の公式のブログで、どこまでスレスレの線でいけるか、
あるいは、これまで常識だと思っていた枠組みを広げ、
さらには崩していって、出版社、取次、書店、読者の関係を、
新しく作っていけるか・・・というささやかな試みでもあります。

ところで、『Yanagi Design』と『60 VISION』に挟まれた、
原研哉さんの本が『白』『白』『白』『白』で妙に目立ちますが、
この『白』は、すごく刺激的な1冊でした。
ハナから英訳がついてるってのも、すごいよな。
海外流通とかどうされてるのかしら、中央公論新社さん
ぜひご教示いただきたいな、と。

9月の定例広告、進行中


平凡社が定例で掲載している、朝日新聞の全5段広告。
9月の新刊+αは、9月27日(土)掲載予定です。
(中部・関西・四国・中国は28日、九州は29日)

で、いま、デザイナーさんに渡す前のラフレイアウトを作成中。
ちょっと進行が押していて、あせり気味であります。

ならいちいちブログ更新するなよ、というのはナシで、ひとつ。

『茗荷谷の猫』手描きPOP



写真は、銀座の教文館さんの文芸書の平台です。
『茗荷谷の猫』の手描きPOPを作っていただきました。
キャッチコピーは、

 薄闇に迷いこんだような不思議な世界・・・。
 現実か幻か・・・。

どうもありがとうございます!

『茗荷谷の猫』については、以下のエントリーもどうぞ。

 ■『茗荷谷の猫』見本出来
 ■『茗荷谷の猫』コメント(1)
 ■『茗荷谷の猫』POP

「平凡」の価値について




今朝、9月17日の産経新聞朝刊1面、
呉智英さんの「私の正名論」によると、

 平凡、堅実で、どこが悪いのか。
 (・・・)
 近代以後でも、ある時期までは平凡が重要な価値であった。
 二葉亭四迷は『平凡』を書き、
 岡本一平は「只野人成」の人生を『人の一生』として描き、
 下中弥三郎は平凡社を興し、戦後三十年間、
 大衆は雑誌「平凡」に熱狂した。
 二葉亭や一平が読まれず、平凡社が業績不振に陥り、
 「平凡」が廃刊になり、
 ついに平凡蔑視の時代が到来した。

たしかに平凡社は戦前~戦後、何度も業績不振に陥ってますが、
この雑誌は、平凡出版(現マガジンハウス)の『平凡』でしょうか。

平凡社の雑誌『平凡』は、『平凡社六十年史』によると、

 創刊号は昭和三年十月三日に発売になった。
 (・・・)
 マスコミでの評判は悪くなかったが、売行きは悪く、
 連日のようにトラックで雑誌が送り返され、返品の山ができた。
 (・・・)
 下中弥三郎はそこできっぱりと廃刊を決意した。
 わずか五号の寿命であった。

ちなみに2枚のモノクロ写真は、『平凡社六十年史』より。
上が、昭和4年2月3日付の東京朝日新聞に載った、
『平凡』3月号の広告。
下が創刊時に作られた「平凡節」の楽譜や販促ツールです。

【書評】日刊ゲンダイで『iPS細胞』


本日の日刊ゲンダイの4面「ビジネススクランブル」に、
『iPS細胞』が紹介されていました。

 読めば読むほど驚かされる一冊だ。

とのこと。

社長も喜んで読んでおります。

【本日】八代さん講演会準備


本日9月17日(水)、八重洲ブックセンター本店さんで開かれる、
八代嘉美さん講演会の配布資料をコピー中の、編集F田と営業S田。

コピー機の高度な使い方に苦慮しているようですが、
講演会は18時開場、18時半開演。
ただいま15時過ぎ、時間がないよ、急がないと。

若干ですが、当日席がございます。
偶然これをご覧になった方は、是非ご来場ください。

あと、関西方面のみなさま。
明日18日(木)の夜、23時17分からは、
朝日放送で「ビーバップ! ハイヒール」のオンエアです。

『21世紀の国富論』より


しかし今、アメリカが中心を担っている資本主義のシステムは、
仕組みそのものが疲弊し破綻しかけていることに、
もっと多くの人が気づくべきです。
アメリカだけでなく日本でも、
年金基金などが多くの資金をヘッジファンドに投入しています。
カネがカネを生む現象を美化し、夢の実現と錯覚させている。

そこにあるのは、マーケットがすべてを決定し、
マーケットにおける価値がすべてという、
行きすぎた市場万能型資本主義に他なりません。
カネをいくら膨らませたかによって価値を比較するスタイルの資本主義は、
多くの問題点を解決できないまま、破綻に向って突っ走っているのです

 原丈人『21世紀の国富論』(2007年6月初版)、
 「はじめに」p.25-26より。

では、どうすればいいのか?
大胆な、そして実現可能な提案が、この本には書かれています。
もちろん、今日明日に儲かるような話ではありません。
もっと長期的なヴィジョンをもち、
ほんとうの意味で豊かになるための、勇気に満ちた提案です。

【予告】森鴎外と日清・日露戦争書評


このところ立て続けに書評が掲載されている、
末延芳晴さんの『森鴎外と日清・日露戦争』ですが、
9月21日(日)の朝日新聞読書面でも掲載の様子です。

予告サイトによると一番上に位置していますので、
読書面1面のトップ扱いではないか・・・と期待。

ほかに、共同通信による配信記事も、
各地の地方紙にそろそろ載り始めると思われます。

2008年9月16日火曜日

明日! 八代嘉美さん講演会


八代嘉美さんの講演会がいよいよ明日、9月17日に開催です。

 ■タイトル iPS細胞って何? 変わりはじめた医療・人・社会
 ■日時 9月17日(水)、18:30-20:00(開場18:00)
 ■会場 八重洲ブックセンター本店8階ギャラリー
 ■定員 100名(先着順)
 ■参加費 無料
 ■お申し込み 同書店1Fにて直接、または電話03-3281-7797にて

八代さん情報、ナマの八代さんについては、
8月25日のエントリーならびに今日のエントリーもごらんください。
プロフィールや動画も見られます。
医療の最先端の話題にじかに触れられる絶好の機会、お見逃しなく。

ちなみに写真は、あさって9月18日(木)にABC朝日放送で放映の、
「ビーバップ! ハイヒール」の予告動画をデジカメで撮ったものです。
左が八代さん、右がハイヒールのリンゴさん。

H&Mオープン初日


たまに本業から外れた話題もある「今日の平凡社」です。
H&Mがついに日本に上陸、9月13日に銀座店がオープン。
テレビでも報道されていたようですが、
自分もメディアの片隅に生きるものとして、いちおう取材に。

初日の午後、天気は上々とはいえ、なんと4時間待ち。
せめて最後尾がどこなのかだけでも確認しておこうと、
列に沿って歩いていったところ、
ショップの前(中央通り)から新橋方面へ列が伸び、
銀座8丁目の交差点で左折し、
三井ガーデンホテル銀座の少し手前まで続いていました。


ここが最後尾(15時半頃)。もう少し歩くと三井ガーデンホテル銀座。


ミネラルウォーターを配布するスタッフの人もたいへん。

報道によると4000人が並んだそうですが、
本に置き換えると信じられない数字であります。

「印税スター!誕生」を観た


テレビネタが続きますが、今度は平凡社とは縁のなかった話題。

昨晩(9月15日)の深夜、なんとなくフジテレビをつけていると、
世界のナベアツのあとに、「印税スター!誕生」という番組が。
で、ついつい観てしまいました。

この番組の放送作家、水野しげゆきさんのブログによると、

 自分の人生を本にしたいと言うタレントが、
 出版社の人(9社)に自分の人生をプレゼンしてOKなら、
 本当に出版してしまおうという、メディアミックスな企画

プレゼンの結果1万部以上いけるぞ! と出版社が判断したら、
現実に出版交渉に入る、という趣向で、
タレントさんは、はるな愛、大沢あかね、
安田大サーカスのクロちゃん、芋洗坂係長。

出版社は、講談社、マガジンハウス、双葉社、学研、幻冬舎、
主婦と生活社、扶桑社、河出書房新社(あと失念、すいません)。

結果は、はるな愛が圧勝(そりゃそうだろうな)。
講談社の人は、100周年事業の目玉に、とおっしゃっていましたが。

大沢あかね、芋洗坂係長(絵本をプレゼン)も2社がオファー。
クロちゃんはプレゼンは爆笑ながら、オファーなし。

いや~、面白かったです。
その後の進展の様子なども放映される模様。

ビーバップ八代さん



愛読している筒井康隆さんの日記「偽文士日碌」
9月10日の日記に、「ビーバップ! ハイヒール」収録の話が。
筒井さんによれば、「ずいぶん盛り上がった」とのこと。

『iPS細胞』
の八代嘉美さんが登場の回は、
今週、9月18日(木)の23時17分から放送予定。

ところで番組の公式サイトがリニューアルされていました。
番組の予告、八代さんのプロフィールのほかに、動画もあり、
けっこう充実してました。
動画を見ると、たしかに盛り上がっている様子。

【書評】ジェローム・ロビンスが死んだ


9月14日(日)の読売新聞読書面「本よみうり堂」に、
『ジェローム・ロビンスが死んだ』の書評が掲載されました。

評者は東京大学准教授の田中純さんです。
全文はYOMIURI ONLINEで読むことができますが、
以下はその一部より。

 なぜ彼は密告者になったのか――
 その探索の過程はミステリーのようにスリリングだ。

 史実をたどりながら、
 くだけた口調のコメントを差し挟んでゆく軽妙な語り口は、
 明暗交錯する本書の主題にふさわしい。
 読後に哀愁を残す、華やかで悲しい文化史のドラマである。

【書評】森鴎外と日清・日露戦争


末延芳晴さんの新刊『森鴎外と日清・日露戦争』の書評が、
あいついで掲載されました。

まずは9月14日(日)の日本経済新聞
評者は東京大学准教授の加藤(野島)陽子さんです。

 二つの戦争と二つの日記を連続して論じ、
 鴎外の中で国家と個人が逆転する瞬間はいつだったのか、
 公と私のバランスを鴎外が取り戻す過程はいかなるものだったのか、
 それだけを息長く検討したものはこれまでになかった。
 (注=二つの日記とは、『徂征日記』と『うた日記』)

また、「鴎外文学の、戯曲や歌劇との親和性」に触れて、

 鴎外の意外な大衆性に気づく時、
 新たな鴎外の像が我々の前に現れてくるのかも知れない。

と結ばれています。

もうひとつは、週刊読書人9月19日号。
評者は筑波大学名誉教授の平岡敏夫さんです。
以下は、書評の末尾より。

 憲法第九条、イラク派遣でハンガー・ストライキを
 続けてきたことから本書のモチーフが生まれたとあるところ、
 「戦争と文学」を粘りづよく追求する著者の底知れぬ情熱に
 打たれて言葉もない。

2008年9月12日金曜日

『茗荷谷の猫』POP


木内昇さんの新刊『茗荷谷の猫』のPOPができました。
先日のエントリーでご紹介したコメントのショートバージョンに加え、
お二人の書店の方のコメントも載っています。

 ブックファースト仕入企画 林香公子さん
 今、乱歩や百閒に夢中の人に、ぜひおススメの一冊です。

 丸善丸の内本店 高頭佐和子さん
 これは東京という町と、そこに暮らす人々が主人公の物語です。

林さん、高頭さんには、先日「今日の本 明日の本」のゲストで、
座談会に参加していただき、たいへん盛り上がりました。
その様子は10月初旬に発送の11月号に掲載されます。

現在、対談のまとめの作業中。
「今日の平凡社」でもアップしたいと思っていますので、お楽しみに。

『茗荷谷の猫』については、こちらもごらんください。

 ■『茗荷谷の猫』コメント(1)
 ■『茗荷谷の猫』見本出来

「出版状況クロニクル」


小田光雄さんの「出版状況クロニクル」4を読んでいると、
このような記事がありました。
(画像をクリックして拡大すると、読めると思います)

プリントして記事を持っていくと、

 だろ~? だからすごいんだよ~、俺は。
 それなりに遇してもらわないと。

と急に饒舌になるF代。

灯台下暗しとはまさにのこと、身近なわれわれこそが、
日本の近代出版史におけるF代の意味を理解しておりませんでした。

7月23日のエントリー
もご参照ください。

『国富論』『iPS』のランキング



今朝の日本経済新聞朝刊に広告が出て、
『21世紀の国富論』『iPS細胞』の売行きが、
気になって気になってしかたがない宣伝担当。

で、ついついリアルタイムのランクをチェック。

16時の段階で、アマゾンさんでは、
『国富論』が総合で20位、
『iPS』は総合で136位、新書・文庫で18位。

同じ時間のオール紀伊國屋さんでは、
『国富論』が総合で18位、
『iPS』は一般新書で20位でした。

チェックばかりしててもしょうがないけど、気になります。

■追記(18時)
アマゾンさん
『国富論』は総合で18位
『iPS』は総合で120位、新書・文庫で16位

オール紀伊國屋さん
『国富論』は総合で19位
『iPS』は一般新書で14位

■さらに追記(19時15分)
アマゾンさん
『国富論』は総合で18位
『iPS』は総合で117位、新書・文庫で16位

オール紀伊國屋さん
『国富論』は総合で24位
『iPS』は一般新書で13位

2009年カレンダー完成

9月も中旬にさしかかり、ようやく秋らしい気候になってきました。
と思ったら、来年のカレンダーの見本が完成。
年の過ぎるのは早いものでございます。

7月1日のエントリーでもお知らせしましたが、
今年は6アイテムご用意しました。

定番の、岩合光昭さん『ニッポンの犬』『日本の猫』。
(写真には写っていませんが、それぞれ卓上版もあります)






次は、今年の新顔、下中菜穂さんの『福よ来い もんきり暦』。
文様も色もかわいく、切って遊べる楽しいカレンダーです。
(もんきりについては、こちら、またはこちらもごらんください)




そして、これも新顔ながら鉄道ファンには懐かしい、
『SLカレンダー 昭和の蒸気機関車』。
写真は『ヒマラヤ百高峰』の藤田弘基さん。




定価はいずれも1,260円(税込、卓上版は税込1,050円)。
10月初旬から書店発売になります(一部文具店では9月下旬予定)。

今朝の地下鉄で

日本経済新聞の朝刊を地下鉄で読んでおりますというと。


京大がiPS細胞の製法特許を取ったのか。
なるほど、これから国際特許が認められるかどうかだな。
さて政治面は・・・。


むっ、ここにも『iPS細胞』? なになにランキング1位?
あっ、『21世紀の国富論』って前にテレビに出てた人じゃない。
あの原さんって人、なんかすごいらしいよな~。
3連休に読んでみるかっ。

・・・小芝居(観客ゼロ)をしながら出勤した朝でした。

が、あとで写真を見ると構図が新聞に寄り過ぎていて、
地下鉄感がまるでなく、小芝居は失敗。

とはいえ、ちょうどiPSの特許記事の日に広告が載るとは、
絶妙のタイミングでした、ラッキー♪

2008年9月11日木曜日

八重洲BCさんでは銀メダル!



ちょうど1週間前、9月4日の「今日の平凡社」に、
八重洲ブックセンター本店さんの総合ランキングで、
『iPS細胞』が1位、『21世紀の国富論』が3位、という話を書きましたが、
今日の東京新聞夕刊によると、『iPS細胞』が2位になっていました。

1位は『ソロスは警告する』。
ソロスに警告されたら仕方ない、2位をキープしてホッとしております。

もう1冊のほうは必死で重版中のため、
いったんランク外になってしまったか(書店のみなさま、すみません)。

というわけで、先週は金のエビスでしたが、
今週は銀のスーパードライ(ただしPOPは2冠)の編集F田です。
「ビーバップ! ハイヒール」の収録を見学させていただいたF田から、
今日、いろいろと話を聞きましたが、すごく面白かったみたいです。
放映が楽しみ・・・東京でもやってもらえないでしょうか。

ところで、の写真集って八重洲BCさんでも6位なんですね。
すごすぎる・・・。

東大では1位だ!


東大生協本郷書籍部さんから、
営業N島あてに8月の新書ベストセラーリストのご連絡をいただきました。

1  iPS細胞 八代嘉美 平凡社新書
2  大学「法人化」以後 中井浩一 中公新書ラクレ
3  生物と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社現代新書
4  理系のための人生設計ガイド 坪田一男 ブルーバックス
5  悩む力 姜尚中 集英社新書
6  リアルのゆくえ 大塚英志 講談社現代新書
7  刑法入門 山口厚 岩波新書
8  日本の統治構造 飯尾潤 中公新書
9  タンパク質の一生 永田和宏 岩波新書
10 学歴・階級・軍隊 高田里恵子 中公新書

ありがとうございます!
けっこう理系が強いんですね。

「今日の平凡社」も見ていただいてるようで、
重ねてお礼を申し上げます。

「東京マスメディア会議3」


「東京マスメディア会議」というフジテレビさんの深夜番組がありまして、
過去に2回放映されているのですが、サイトによると、

 前回の放送でマイナー世界でブレずに生きる
 名物記者たちに陽の目を当て、
 爆笑の数々を生んだ『東京マスメディア会議』が
 パワーアップして再び登場! 第2弾をお届けします。
 コアな読者のハートをつかんでいる「酒とつまみ」「野宿野郎」
 「格闘技通信」「GALS PARADISE」「THE BODY」など
 マイナー世界一筋に生きる名物編集長・記者が
 驚きの大スクープや誰も知らない笑える人気企画を発表。
 果たしてその内容とは!?

という趣向(第2回の予告より。上の画像はそのキャプチャー)。
ネットで検索すると感想を書いたブログが出てきますが、
好評につき第3回も作られることになったそうで・・・。

で、今回、別冊太陽のT内が登場するらしく、今週末に収録。
T内に与えられたお題は、春画
『春画』『続 春画』の編集担当者ということで、出演決定です。
(ちなみに『内田百閒』もT内の編集ですが)

 A立 着物姿で出たらいいんじゃない? 花魁みたいに。
 T内 それだけは勘弁してくださいよ~(笑)。

MCの今田耕司さんのツッコミに耐えられるかどうか?
T内のキャラなら大丈夫だと思いますが。

ほかの登場雑誌は以下のラインナップ、強豪ぞろいであります。

『野宿野郎』
『きのこ』
『バハマ』
『ムー』
『川柳マガジン』
『アイアンマン』
『ベストクラブ』『クラブアフター』
『ボクシングマガジン』

オンエアは約1ヵ月後、
10月13日の25時10分から1時間です。

必見。

書店さんの平台より



新宿から中央線方面の書店のみなさま、
営業のHがいつもお世話になっております。

上の写真は、紀伊國屋書店新宿南店さんの3階で展開されている、
「芸術の秋」フェアの様子、青地に赤と白のパネルがモダンでシブい!
別冊太陽の美術関係書をきっちり置いていただいています。

下の写真は、啓文堂書店吉祥寺店さんの入り口ワゴン。
『女は胆力』『女性の見識』『女性の品格』などなど。

ところで『女は胆力』の著者、園田天光光さんが、
10月に「徹子の部屋」に出演されるとの情報があり。
確定情報が入りしだい、あらためてご案内します。

2008年9月10日水曜日

F代とS介


S介がなぜ床に寝そべっているかというと。
F代に腰を鍛える方法を伝授しているのでした。

「ビーバップ! ハイヒール」収録


『iPS細胞』の八代嘉美さんが出演される、
「ビーバップ! ハイヒール」の収録見学のため、
大阪の朝日放送さんにおじゃましていた編集F田より、
夕方、ケータイでメールが届きました。

 収録、終了。
 いい感じでした!

 わかりやすく伝えるために、
 番組のスタッフがいろいろと考えて、
 VTRや構成を作っているのが、よくわかりました。

 ほぼ2時間。面白く見学。
 八代さんも、いい感じでしゃべってました。
 ボケではなく、リンゴさんやブラマヨ小杉さんへのツッコミで。

 個人的には、筒井先生にエレベーターのなかに、
 おいでおいでされたのが、いちばんの感激。

 スタジオは寒かった。

期待できそうですよ、とくに関西の書店のみなさま。
八代さんが登場する回は、9月18日(木)放映予定です。

『カーサ』の柳宗理、新装版




『Casa BRUTUS 柳宗理』の新装版が、
マガジンハウスさんから発売されました。

もとは2001年に本誌の特集として刊行されて話題になり、
次いで2003年に再編集されてムックとして再刊、
さらに今回、アップデートして再々登場しました。

2001年当時、同業者として「やられた~!」と、
地団駄を踏みながら2冊買いしたことを思い出します。

それから2年後、2003年版のムックと同時期に、
『柳宗理 エッセイ』が平凡社から発売されました。
さらに今度も、『Yanagi Design』と一緒に再登場。
出版社はちがっても不思議な縁でつながっている感じ。

で、今回のバージョンですが、差し替えも相当あって、
リフレッシュされた柳デザインを見る感じで新鮮。
何度でも甦る・・・そこに柳デザインの秘密がありそうです。
それにしても、3回も衣替えして発売されるとは幸せな本です。

書店さんには、『Casa BRUTUS 柳宗理』と、
『Yanagi Design』『柳宗理 エッセイ』の併売をお薦め。

読者の方は、『Casa』と『Yanagi Design』の同時購入をぜひ。
2冊あわせて3090円です。
その先をさらに深く知りたい方は、『柳宗理 エッセイ』を。

今回のバージョンに載っていた『Yanagi Design』紹介文を、
うれしさついでに、つい全文引用しします。

 充実の見ごたえ、読みごたえ!
 柳デザインの決定本が発売。

 さまざまに語られてきた柳デザインを、
 美しい写真と読みごたえある寄稿文で再評価。
 これで柳デザイン本の決定版! な
 『Yanagi Design Sori Yanagi and Yanagi Design Institute』
 が完成した。
 写真で見る代表作、
 豪華執筆陣が読み解く柳デザインの思想、
 民藝運動やアノニマスデザイン考など、
 マニアにも初心者にも読み心地のいい、客観性ある内容だ。
 500点に上る写真は見ごたえ十分。
 年譜や主要展覧会の記録も贅沢に写真入り。
 読み物としても資料としても貴重な、
 いつもそばに置いておきたい一冊だ。

『ダ・ヴィンチ』10月号


平凡社の本があまり載ることのない(残念)、
『ダ・ヴィンチ』でございますが、
10月号のモノクロページで出版社のPR誌比較という記事が。
読んでみると、

 表紙コンテストで浮上したのは
 不思議なデザインに味がある『月刊百科』

との文章を発見。

そうか・・・不思議なデザイン・・・。

広告のシミュレーション


よくやってみるのですが、新聞広告のゲラをカットして、
実際の新聞に貼り付け、どう見えるかというシミュレーションです。

写真の『21世紀の国富論』『iPS細胞』の広告は、
あさって、9月12日(金)に掲載予定です。
どの程度反応があるか、宣伝担当としては期待と不安が合い半ば。
いけそうな気が、しているのですが・・・。

そういえば、『iPS細胞』の編集担当F田は、
きょう「ビーバップ! ハイヒール」の収録立会いで大阪のはず。

2008年9月9日火曜日

『茗荷谷の猫』コメント(1)


書店さんの文芸書担当の方々から、
木内昇さんの新刊『茗荷谷の猫』のコメントをいただきました。
どなたも小説読みのプロ、順不同でご紹介します。

紀伊國屋書店新宿本店 吉田綾子さん
この本、読み進めるうちに、だんだん興味が増してくる。
五つ目の物語「隠れる」に登場する
隣の奥さんのゾッとする感じの描き方がうまい。
そして、まさか、最後にこんな展開がこようとは?
怖いけれどおかしい物語たち。
ついつい主人公に感情移入してしまい、
目の前に豊かなイメージが次々と湧いてくる、
木内昇ワールドに感服。
                       
教文館 吉江美香さん
読み始めは、梨木香歩の「家守綺譚」を思い浮かべましたが、
梨木さんが透明だとすれば、木内さんは奥深い霧でしょうか。
そして、これを買って頂けそうな、
常連さんのお顔がすでに2、3人浮かんでいます。

ジュンク堂書店池袋店 小海裕美さん
東京生まれのわたしには、登場人物たちの物語が、
母や祖父から聞かされた、昔話のように身近に感じられました。
ひとつひとつの物語が、本当に味わい深い短篇連作集です。

みなさま、どうもありがとうございます。
これからも随時、書店のみなさまの感想をアップする予定です。
本書の目次等については、8月29日のエントリーをごらんください。

「ほぼ日」の原丈人さん、第2部


韓国語→日本語の自動翻訳にかまけている間に、
昨日からスタートしていました。

1回目からまたとんでもないです。

 原  ちなみに、わたし、
    ノーベル生理学・医学賞を受賞した
    アーサー・コーンバーグという生化学者の
    弟子なんです。

出版社も知らなかった事実が続々。

自動翻訳で『21世紀の国富論』

これが韓国の「Yes24」というネット書店の元の画面。

自動翻訳ツールにURLをペーストして変換。

日本語に変換された画面に切り替わる。

9月5日のエントリー『21世紀の国富論』韓国語版を紹介しましたが、
社内の校閲、I村(すごいマニアック&イラストが上手)から、
「ネット書店の文章を自動翻訳にかけたら、ほとんど意味がわかるよ」
との社内メールが届きました。

上のキャプチャー画像はその結果ですが、こんな日本語になりました。
以下はその一部ですが、たしかにだいたいわかりますね、これなら。

 ■チャエクソガエ
 ポストコンピュータ時代の基幹産業を起こす中核技術の視覚化、
 そしてそれらの技術を開発するための企業と国家のシステムの
 構築に関する具体的な提言を盛り込んだ本である。
 ソフトウェア産業で、マイクロソフトとの覇権を
 ダツエオトデオンボーランドをはじめ、数十IT企業を成功に導いた
 シリコンバレーの代表的なベンチャーキャピタルのリストが書いた。
 著者は韓国や日本を例にしている米国型の経営と
 米国型の資本主義の何が問題なのか分析する。

 ■訳者:ギムグクジン
 1961年、釜山(プサン)で生まれた。
 釜山(プサン)大学を卒業後、
 日本埼玉大学院で文学修士号を取得した。
 中央(チュンアン)日報の記者、東京特派員。
 ‘エコノミスト’記者、‘フォーブスKorea’の編集長を歴任し、
 現在の中央日報時事メディア戦略事業本部長を務めている。
 著書には『日本の破壊』、『日本の人の言う』、
 『これを起動して、こう終わる』などがある。

『ウェイリー版 源氏物語』POP


朝から『ウェイリー版 源氏物語』のPOPにペン入れ中のもっちー。

最初は「プルーストが感涙した」というキャッチだったらしいのですが、
「ほんとに感涙したかどうか、見た人がいない」という編集部の意見で、
修正するハメになったとのこと。

で、最終的にはこうなりました。


『ウェイリー版 源氏物語』を含む平凡社ライブラリー15周年新刊は、
9月11日頃より書店発売です。

2008年9月8日月曜日

伝説の内山書店、ほか


神保町のすずらん通りに内山書店という書店さんがあります。
中国関連の書籍で有名なお店で、
内山嘉吉という人物が1935年に開いて今に至ります。

その兄、内山完造が、大正から昭和初期の上海で営んでいた、
伝説的な「内山書店」を生き生きと再現したのが、

谷崎潤一郎、芥川龍之介、宮崎滔天、魯迅、郭沫若、
尾崎秀実、スメドレー等々、激動の時代の上海を舞台に、
さまざまな人物が交流し、すれ違い、時代を作っていった、
そんな場所として、上海の内山書店は存在しました。
戦前の上海の雰囲気がリアルに立ち上がってくる読後感です。

他の平凡社新書の9月新刊は、以下の2冊。
いずれも時代と人物のリアリティを生々しく描いた内容です。
9月17日頃より書店発売となります。

■組坂繁之、高山文彦『対論 部落問題』
部落解放同盟の中央執行委員長を務める組坂氏と、
最近では『エレクトラ 中上健次の生涯』が話題になった、
大宅賞作家の高山氏による対談。
部落差別の本質に真っ向から向き合った迫真の対話。

昭和33年(1958年)、前代未聞のヒーローとして登場した月光仮面。
ちょうど映画からテレビへと時代が切り替わった時代、
世の中を熱中させたこの番組に関わった人物たちを描き、
昭和30年代の熱気を再現する1冊。

ところで今年4月に亡くなられた原作者の川内康範氏ついては、
竹熊健太郎さんのブログ「たけくまメモ」に、
抜群に面白い話が載っています。


月光仮面といえば、「憎むな、殺すな、赦しましょう」。
こういう心持ちで過ごしたいものでございます。

川上弘美さんの『東京日記』 


今日9月8日から、川上弘美さんの『東京日記』が、
平凡社のウェブ連載で始まりました。

新連載なのに「第89回」となっていますが、
これは間違いではございませんので、念のため。
雑誌『東京人』で長年続けてこられた連載が、
平凡社にお引越してそのまま続行、というわけです。

という次第で、紙からウェブにメディアは変わっても、
なにも変わらずたんたんと続いてゆきますので、
変わらぬご愛読をお願いします。

なお、これまでの日記は、以下の2冊にまとめられています。
まだの方は、ぜひご一読を。


『水の屋久島』出版祝賀会



8月に開かれた写真展も好評だった、
志水哲也さんの『水の屋久島』の出版祝賀会が、
9月5日(金)に都内某所で開かれました。

右が志水さん、左が平凡社S中社長。
志水さんはさすがに山で鍛えられた精悍な顔立ち。

なお、志水さんのウェブサイトはこちらです。
「水の屋久島2009カレンダー」も完成した模様。

ところで、社長がこのブログに登場するときは、
いつも酒席のような気が。

【書評】『iPS細胞』


月曜の朝は、前日の新聞の読書面をチェック。
で、また日本経済新聞ですが、
「今を読み解く」という読書面の1面で、
「『夢』の技術開くか iPS細胞」というタイトルの記事がありました。

各社から続々刊行されているiPS細胞関連書の紹介ですが、
平凡社新書の『iPS細胞』については、こんな記述が。

 八代嘉美著『iPS細胞』の著者は若手の生命科学者。
 「最先端の生命科学を一般の人にわかりやすく」
 と心を砕きていねいに書かれ、新書判というのも読みやすい。

また、日経さんらしく、

 科学と産業の金メダルを獲得できるのか、
 官僚と科学者の競争力が問われているのだろう。
 「国際試合がこういうものだとは」などと、
 後から言い訳だけは聞きたくない。

と締めくくられていました。

【書評】『影の歴史』


日本経済新聞の9月7日(日)読書面で、
ストイキツァ『影の歴史』の書評が掲載されました。

評者は高山宏さんで、以下はその一部の抜粋です。

 本書は脱領域的知の見本だ。(・・・)
 影といって思いつくテーマが総ざらえされえいく
 三百ページは壮観である。(・・・)
 原著者はルーマニア人。
 東中欧人に固有のこの博学博識ぶりは一体何なのだろう。

『影の歴史』については、8月7日のエントリーもごらんください。

五木寛之×眞鍋かをり対談


本日発売の『週刊ポスト』の連載対談、
「眞鍋かをり『ここだけで教えて!』」に、五木寛之さんが登場。

見出しは、

 「うつの時代」だから意識して軽薄な流れに乗ることも大事!
 ワクワクしながら明るく生きよ

その一部をちょっと引用すると、

 眞鍋 (『凍河』について)すごく重いテーマの小説なのかな
 と思ったんですが、最後まで明るく読めました。
 
 五木 それはよかった。
 僕は「うつの時代は明るく生きる」をテーマにしているんです。
 少年のときに北朝鮮から引き揚げてきたときの体験から、
 「こんな最悪の状態の中では明るく生きるしかない」
 と思うようになったんでしょうね。
 
 眞鍋 そうなんですか。私、『凍河』を読んで
 「精神を病んだ」阿里葉子さんが、
 実は一番まともなんじゃないかと思ったんです。

津野海太郎さんインタビュー


昨日9月7日の朝日新聞朝刊の文化面に、
津野海太郎さんのインタビューが載っていました。
同じ記事がasahi.comにもありましたので、リンクしておきます。


そっか、読書面じゃなくて・・・。

2008年9月5日金曜日

「ほぼ日グルッポー」より



ほぼ日」のメールニュース、
「ほぼ日グルッポー」が、ついさっき届きました。
読んでいると・・・おっ。
 
 ■ただいま鋭意準備中

 ☆「とんでもない、原丈人さん。第2部」
 前回、すごい鉄道模型とすごいテレビ電話で
 わたしたちを圧倒してくださった、原丈人さん。
 思えば初登場ときも、世界の貧困を救うための
 規格外の活動のお話で、わくわくさせてくださったのでした。
 その原さんの「とんでもない」第2部は、
 新しい技術や、新しい金融の仕組みについて、です。
 もちろんどれも、現在原さんが実行していることばかりです。
 今回も、胸躍らせながらお読みください。
 ※「とんでもない、原丈人さん。第1部」はこちら。
 http://www.1101.com/hara/first/index.html
 ※「原丈人さんと初対面。」はこちら。
 http://www.1101.com/hara/index.html

とのことで、また、「とんでもない」、
そして、さらに本質に迫った原さんが見られそうです。

S田の大阪レポート


関西出張中の営業S田から、今度は大阪の書店さんのレポート。

写真は紀伊國屋書店梅田本店さんの手書きポップです。
周りがギザギザなのは、わざわざ切っていただいたのでしょうか。
手書きPOPを作っていただくと、嬉しさもひとしおでございます。
どうもありがとうございます、感涙。。。

また、ジュンク堂書店大阪本店さんのランキングでは、
『iPS細胞』は新書で3位、総合で10位とのこと。
どうもありがとうございます、号泣。。。

S田からの追伸。

「金銀独占も夢ではない」
ハイヒールの番組見ました。詳細は週明けに」

今後、平凡社の営業部員がお尋ねしたさいに、
写真を撮らせていただいたりすることがあるかと思います。
もちろんお声がけして、ご了承いただいた上でのことですが、
書店のみなさま、あたたかく見守っていただけますと幸いです。
平凡社の本に限らず、面白いPOP、陳列風景なども、
ご紹介いただけるとうれしいです。

ディスカヴァー21さんの「女王様の部屋」みたいに、
作りこんだブログまではできないと思いますが・・・。
よろしくお願いいたします。
(しかしすごいわ、さすが勢いがある出版社ですね)

ところでハイボールN島(趣味は各地の醤油集め)は、
昨日~今日と東北出張のはずだけど写真送ってこないな・・・。

五木寛之さんインタビュー


今日9月5日(金)の毎日新聞夕刊に、
五木寛之さんのインタビューが掲載されました。
「特集ワイド 蟹工船の時代に」と題したシリーズで、
「『鬱の思想』持てばいい」という見出しがつけられています。

平凡社から改訂新版として発売中の『凍河』は、
75年に最初の単行本が刊行されましたが、
インタビューの中で、五木さんは次のように話されています。

 日本は高度成長という躁の時代が終わり、鬱の時代に入った。
 すでにあのころ、鬱の季節を予感していたのかもしれません。
 人々の心が華やかに動いているようにみえて、
 大きな氷の塊を抱えている。

さらに、

 いまの氷もまだまだ溶けない。
 だた、冬には冬の道の歩き方があります。
 鬱の時代の生き方、鬱の思想を持てばいい。

今日のF代



「F代さん、やってます?」
「もちろんだよ、ガンガンだよ~」
「でも隣のK林さん(酒豪)、飲み屋マップ読んでるじゃないですか」
「俺が貸してやったんだよ、いいよ~これ」

本は、山と渓谷社さんの『東京下町歩く地図帳'07』でした。
付箋も貼って、かなり重宝している様子です。

周りに悪影響を与えているような気がしないでもない、
席替え後のF代(1枚目の写真奥)ですが、今週も元気でした。

韓国語版『21世紀の国富論』



原丈人さんの『21世紀の国富論』の韓国語版が、
去る7月に出版されました。

表紙には『포스트컴퓨터 포스트아메리카』と書かれていて、
『ポストコンピュータ ポストアメリカ』という書名になったようです。
原丈人はハングルでは「하라 조지 」と表記されるらしい。

以上、ハングルの発音はわかる(でも意味はわからない)、
営業N井の回答でした。

ちなみに、韓国の「Yes24」というネット書店での検索結果はこちら
(2枚目の画像です)

原さんの本が韓国でどのように受け入れられるのか楽しみです。

『内田百閒』書店さんPOP




写真は営業Hが撮影させていただいた、
紀伊國屋書店新宿南店さんの「内田百閒オリジナルPOP」。
同店では2ヵ所で平積みしていただいており、
快調に売れているそうです。

3枚目の写真のPOPがとくに傑作!
どうもありがとうございます。

2008年9月4日木曜日

『iPS』『国富論』ランクアップ!




ちょうど1週間前の8月28日(木)のエントリーで、

 八重洲ブックセンター本店さんの総合ランキングで、
 4位に原丈人さんの『21世紀の国富論』が、
 5位に八代嘉美さんの『iPS細胞』がランクイン。

というニュースをアップしましたが、
今日の夕刊を見ていると、同じく八重洲BC本店さんで・・・

『iPS細胞』が、総合ランキング1位!
『21世紀の国富論』が、総合ランキング3位!

金メダルと銅メダル獲得に感涙。。。

新しいPOPもございますので、どしどしお申し付けください。

『21世紀の国富論』入荷!


さきほど、日販さんの担当の方から、
ブックエキスプレス ディラ東京店さんの写真を送っていただきました。
昨日入荷した『21世紀の国富論』重版分の陳列風景です。

 昨日の11冊に引き続き、本日も既に7冊売れております。

とのこと、どうもありがとうございます!

来週の9月12日(金)には、日本経済新聞2面にて、
半5段広告が掲載される予定ですので、よろしくお願いいたします。

車庫前駐車禁止!


前からず~っと気になっているのですが、
会社の近くに工事現場の囲いのようなものがあり、

 車庫前駐車禁止!
 日曜、祭日、平日を、昼夜を問わず常に出入りする!

と激しい口調で警告が書かれています。
この囲いの裏が車庫なのかどうか、
出入りしているのを見たためしが、常にないのですが・・・。

『八ヶ岳挽歌』


平凡社ライブラリー9月新刊の最後は、
山口耀久さんの山岳エッセイ『八ヶ岳挽歌

今年の3月に同じくライブラリーで出版された、
『北八ッ彷徨』の続篇です。

山口さんは1926年に生まれ、10代から登山をはじめ、
戦後各地の山にその足跡を残してきました。
また串田孫一さんらと山の文芸誌『アルプ』の編集に参加し、
300号の終刊まで委員をつとめました。

本書の刊行によって、山口さんの名随筆が2冊、揃いました。
『北八ッ彷徨』と『八ヶ岳挽歌』、ゆっくりとお楽しみください。

なお、ネットで検索したところ「オコジョの散歩道」というブログで、
山口さんの本について触れられていましたので、リンクしておきます。

 北八ッ彷徨 1 北八ッ回想
 『北八ッ彷徨』 2 山口耀久さんのこと 権現沢回想

『三つのエコロジー』


平凡社ライブラリー9月新刊の3冊目は、
フェリックス・ガタリの『三つのエコロジー』

原著は1989年刊行、二つの講演を追加した日本語版は、
1991年に大村書店さんから刊行されました。
これに、現在の観点から大幅に改稿された訳者あとがきと、
マサオ・ミヨシさん(インタビュー集『抵抗の場へ』は必読)による、
「全人類の課題」と題した解説を付したものが、今回の版です。

「三つのエコロジー」とは、

 1. 自然環境(いわゆる世間で「エコ」と呼ばれるもの)
 2. 社会環境(労働、差別、ジェンダー等々の制度や問題)
 3. 精神環境(人の心や内面のありかたにかかわること)

の3点を指しており、ガタリは、これらを統一して思考するために、
エコロジーとフィロソフィーという二つの言葉を組み合わせて、
「エコゾフィー」という独自の用語を作り出しました。

ガタリという人は、さまざまな概念、用語を生み出し、
「エコゾフィー」もその一つで、なかなか難解なのは事実ですが、
20年近く前の著作でありながら、今の時点から読み返すと、
非常に示唆的というか、これからの時代にこそ読まれるべき、
そんな1冊のような気がします。

以下は、マサオ・ミヨシさんの解説の末尾より。

 まったく新しい、すべての学問の中心になり
 根底にあるべき考え方こそ、エコロジー、
 とりわけフェリックス・ガタリが本書で述べているような、
 総体的な「エコゾフィー」であると思われる。
 『三つのエコロジー』は、全人類の直面する重大な危機を
 背景にして読まれるべきものであるだろう。

・・・と真面目に書いておいて、いきなり話をハズしますが、
書店さんから平凡社K林へのご注文で、こんなことが。

 K林:はい、平凡社サービスセンターでございます。
 書店さん:『どうする、語りの現在』を1部お願いします。
 K林:・・・は? ・・・『ドゥルーズ/ガタリの現在』ですね。

『ブリュメール18日[初版]』


15周年を迎えた平凡社ライブラリーの9月新刊から、
次は『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』をご紹介します。

フランスのナポレオン3世によるクーデタを分析した、
カール・マルクスの有名な著作ですが、
本書はその「初版」をもとにした翻訳です。
訳者の植村邦彦さんの解説を参照しつつ特長をまとめると、

1. 初版のほうが饒舌で、臨場感に溢れている。
  たとえば冒頭の名高いくだりは、初版では、
  「一度は偉大な悲劇として、もう一度はみじめな笑劇として」
  と書かれていましたが、第2版では、
  「一度は悲劇として、もう一度は笑劇として」とされています。

2. 「第2版では、マルクスの理論的判断のいくつかが
  訂正ないし撤回されている。 (・・・)このような示唆に富む
  (認識や展望の誤りとして後に撤回されたものも含む)
  テクストの豊富さが、初版のもう一つの魅力であり、
  初版を底本とした第二の理由である。」
  (解説より引用)

また、マルクスのこのテキストは、
さまざまな思想家にインスピレーションを与えてきました。
人類学者のレヴィ=ストロースは次のように書いています。

 私は何か社会学か民俗学の問題に取り組む時には、
 ほとんどいつも、あらかじめ、『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』や
 『経済学批判』の何ページかを読んで私の思考に活気を与えてから、
 その問題の解明にとりかかるのである。

本書の親本は、訳注、年表、人名解説および、
柄谷行人さんによる付論「表象と反復」を収録して、
1996年に太田出版より刊行されました。
今回の平凡社ライブラリー版の刊行にあたっては、
ヴァイデマイアーによる初版への「序文」を新たに訳出しています。

『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』は現在、
岩波文庫版、国民文庫版とも入手困難。
筑摩書房『マルクス・コレクション』第3巻に収録されていますが、
ペーパーバックでは平凡社ライブラリー版のみとなります。

『ウェイリー版 源氏物語』



この9月で創刊15周年を迎える、平凡社ライブラリー。
復刊15点については先日ご案内しましたが、
新刊は以下の4点です(9月11日頃より発売)。

■山口耀久『八ヶ岳挽歌』
■フェリックス・ガタリ『三つのエコロジー』

まずは『ウェイリー版 源氏物語』について。
源氏千年紀ということで、各所で盛り上がっていますが、
その中でもユニークな本になっています。

ウェイリーとはイギリスの著名な東洋学者で、
彼が1920~30年代に英訳を刊行したことによって、
『源氏物語』は「世界文学の名作」として認知されました。

本書はその英訳からの日本語訳(訳者は佐復秀樹さん)。
つまり平安時代の日本語→20世紀の英語→21世紀の日本語、
というプロセスをへてできあがった、新しい『源氏』です。
たとえば、「箒木」(ははきぎ)の冒頭はこんな感じ。

 ■ウェイリー版の日本語訳
 光源氏・・・こんな名前を持った者は、
 じろじろ見つめられたり、
 嫉妬ぶかく非難されたりすることを逃れられない、
 そしてほんのちょっとした戯れの恋でさえも
 のちの世の人々に広く伝わってしまうだろう、
 そう彼は知っていた。

 ■谷崎潤一郎訳
 光源氏、光源氏と、評判だけは仰々しくて、
 一面には非難をお受けになるような失錯も多いことですのに、
 その上にもこういう好色事どもを後の世にまでも伝えられて、

 ■瀬戸内寂聴訳
 光源氏、光源氏などともてはやされ、
 その名だけはいかにも仰々しく華やかですけれど、
 裏はあれこれ、世間からそしりをお受けになるようなしくじりも、
 少なくはなかったようでした。
 その上また、こうした色恋沙汰の数々を、
 後の世までも語り伝えられて、

とかくややこしい敬語がなく、
意味のとりづらい歌も平易に訳された、
「いちばん読みやすい源氏物語」といってよいかと。
(もちろん既訳の是非という話ではありませんが)

全4巻で、1巻あたりのボリュームもかなりありますが、
一気読みできる(かもしれない)源氏が誕生しました。
(漫画の「あさきゆめみし」は除く)

ちなみに、カバーの絵は近藤ようこさんの描き下ろし。
『ウェイリー版 源氏物語』は、9月から隔月刊行、全4巻です。

2008年9月3日水曜日

丸善名古屋栄店


写真は8月下旬の丸善名古屋栄店さんの店頭。
(写真がブレててすみません)
営業H(名古屋出身)がうかがい、お世話になっております。
『ベーシックアトラス 中国地図帳』を、
すごい面積で展開していただいていました。

「国を知るにはまず地図をみる」

というパネルのキャッチ、とてもいいですね。

北京オリンピックは終わってしまったけど。
でも、中国の地理って意外と誰も知らない。
それと手軽な類書もないので、けっこう売れてます。

『ベーシックアトラス 中国地図帳』にかんしては、
8月21日のエントリーもご参照ください。

なお、近く『中国歴史地図』という本も出ますので、
またよろしくお願いします。

Google Chromeを入れてみた


今日9月3日(水)から公開されたGoogleのブラウザ、
「Google Chrome」のβ版を、とりあえずDLしてみました。
ためしに「今日の平凡社」を表示すると、こんな感じ(上の写真)。

このところ、ずっとFirefoxを使っていたのですが、
しばらく試してみようかなと。

「Google Chrome」にかんする記事は、
こちらにあれこれ載っています。

『21世紀の国富論』重版出来



お待たせしておりました『21世紀の国富論』
新帯を巻いた重版ができあがりました。

ちなみに今後の日程ですが、
9月12日(金)の日本経済新聞朝刊に、
『21世紀の国富論』と『iPS細胞』の2本立てで、
半5段広告を掲載する予定です。

さらに、今回の重版では足りず、
9月17日(水)の出来予定で追加重版中。
かなり、慌しいことになっている営業部です。

「SUNAO SUNAO」新作


100%ORANGEさんの月イチ連載、
「SUNAO SUNAO」の新作がリリースされました。

タイトルは「二階のスナオ」。
なんか布団が飛んでますけど・・・。

謎の生物2



昨日のエントリーで謎の生物をご紹介しましたが、
今日の写真は、同じフロアで編集K谷が飼っているマリモ。

ま、これは「謎」ではないですね、マリモなので。
ちゃんと「ごはん」も食べているようですし。

「名前はなんていうの?」
「マリちゃん」

だそうです。

ついでに検索すると「マリモの会」というのがありました。
あと「株式会社マリモ」というデベロッパーもヒット。
「お世話さまです、マリモでございます」とか、
毎日やってらっしゃるのでしょうか。

しかし、なにが潜んでいるんやら、この会社は。

PS
先日のハリネズミは所有者のS中によると、
ハリモグラじゃないかしら、とのことです。

幻の書『流行性感冒』復刻





東洋文庫9月の新刊(9月11日頃