2008年10月31日金曜日

【明日スタート】神保町ブックフェス

なんどかご案内していますが、明日11月1日(土)から3日(月、祝)、
「神保町ブックフェスティバル」が開催されます。
すでに始まっている「神田古本まつり」とあわせて、
ただでさえ本まみれの神保町が、さらに本まみれになる週末です。

平凡社も、すずらん通りのこのあたりでやってますので、
ぜひ覗いてみてください。


下の写真は、くたびれたときに座る折りたたみ椅子(2脚)。
今回の仕切役ハイボールN島課長がオリンピックにて購入し、
明日、手でぶら下げて持ってくるよう、おれが命ぜられました。


がんばります・・・が、けっこう重いよ、これ。
あとは好天を祈るのみ。

モード学園コクーンタワー


定年後は週3日(基本は月、水、木)出社中の営業Mが、
どこからかメールで写真を送ってきたのでアップしておきます。
11月6日(木)オープンのブックファースト新宿店さんが入る、
モード学園コクーンタワー

検索したら、こんなブログがありました。
「モード学園コクーンタワー」2008年秋の空撮!

モード学園というと、条件反射的に、
クインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサノヴァ」を思い出します。
「オールナイト・ニッポン」というと、
ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス「ビター・スウィート・サンバ」、
関西バラエティ番組のテーマ曲&CM曲というと、
浪速のモーツァルト、キダ・タロー先生、みたいなもんです。

ブックファースト新宿店さんの開店、もうすぐです。

【書評】茗荷谷の猫


本日10月31日の東京新聞夕刊「今週の本棚」に、
木内昇さん『茗荷谷の猫』が紹介されました。
以下は、その一節です。

 幕末から昭和まで、
 激動する東京の地に交錯し堆積した
 無数の夢や挫折をすくい取るようにつづる連作短編。

今後も次々にメディアで紹介、書評の予定です。

野村佐紀子展、都内2ヵ所で

荒木経惟さんの話題の次は、荒木さんの愛弟子、
野村佐紀子さんの個展のお知らせ。
都内2ヵ所で同時期に開かれます。

まず、11月4日(火)から11月22日(土)まで、
「暗闇」と題して、千代田区九段南の成山画廊にて。
案内のポストカードの写真も、ほぼ真っ暗闇です。


次いで、11月8日(土)から11月23日(日、祝)まで、
「夜間飛行」と題して、渋谷区千駄ヶ谷のリトルモア地下にて。
こちらはカラー写真、とのこと。


展覧会とあわせて写真集も2冊発売。
『暗闇』はAkio Nagasawa Publishingより、
『夜間飛行』はリトルモアより刊行されます。

ARAKI ENFIN

10月29日のエントリーでご紹介した、
フィリップ・フォレストさん荒木経惟さんの対談を見てきました。
フォレストさんの来日記念の催しのひとつで、
会場が東京日仏学院ということもあってかフランス人も多く、
いつもの荒木さんのトークとは違う雰囲気。

吉岡さんのレクチャーのあと、
30分前に日仏学院に到着したしたところ、こちらも長蛇の列。
映画上映もできる100人ほどのホールですが、補助席が出るほど。


開演前には、スクリーンにアラキネマ「空」を上映。


主役2人、進行2人+日仏同時通訳というスタッフで、
たいへんだったと思いますが、かなり面白かったです。
荒木さんの写真への日本人とは異なる視点からの指摘、
逆に国籍等を問わない共通点についての話題など、
フィリップさんの話に、荒木さんも「そう、正解、その通り!」
とうなずかれる場面が多々ありました。

それにしても荒木語を同時通訳する方も立派といいますか、
さすがプロだなぁ、と感心した次第です。

2人のトークで知ったのですが、フォレストさんの荒木論、
ARAKI ENFIN: L'homme qui ne vécut que pour aimer
という書名は、日本語にすると(ちょっと記憶が曖昧ですが)、
『ついに、荒木――愛することでしか生きられない男』。
サブタイトルの L'homme qui ne vécut que pour aimer とは、
西鶴の『好色一代男』のフランス語タイトルだそうです。

当日販売していたので1冊買いましたが、こんな本。
とりあえず版面と写真を見ただけながら、
写真のセレクト、全体の構成など、すてきな印象です。



柿をいただきました




林様より、営業部あてに立派な柿をいただきました。
二日酔いには柿、と昔から申します。
お心遣い、まことにありがとうございます。

11月の平凡社ライブラリー


平凡社ライブラリー11月の新刊は、次の3点。
いずれも11月11日頃より書店に並ぶ予定です。

廣松渉『青年マルクス論』
 【帯より】
 若き廣松vs若きマルクス
 幼年期、学生時代、ライン新聞・独仏年誌の編集時代、
 共産主義運動への参画にいたるマルクスの軌跡をたどり、
 『経済学・哲学手稿』の思考を精緻に解読する。
 解説=小林昌人

 「本書は(マルクスの)思想形成史を復元した著作である」
 (解説より)

佐竹昭広『古語雑談(ぞうたん)』
 【帯より】
 みかんは赤い!?
 かつて黄色を表す語彙はなく、「にほふ」は視覚の言葉であり、
 虹は天の蛇だったが、かつても「たのし」は裕福と近く、
 「かなし」と「疲労」は貧乏に通う。
 もの知る人の雑談を聴け!!
 解説=立川美彦

 この亡くなられた佐竹昭広さんが、120あまりのテーマで、
 日本の古語についての「雑談」をくりひろげる1冊。

紫式部『ウェイリー版 源氏物語』2
 【帯より】
 世界文学Genjiの本邦初訳
 物語を世界文学にしたてたウェイリーの英訳を
 忠実に日本語訳すると、あーら不思議、
 一気読みできる〈源氏物語〉の出来上がり!!

 本巻では「澪標(みおつくし)」から「野分(のわき)」までを収録。

吉岡徳仁レクチャー




終了してしまった話題で恐縮ですが、
昨日10月30日(木)の夕方から新国立美術館3階講堂にて、
デザイナー、吉岡徳仁さんのトークイベントがありました。

「SoCa 2008」という連続レクチャーのひとつで、
吉岡さんの仕事を映像つきで紹介するとともに、
現在21_21 DESIGN SIGHTで開催中の展覧会、
「セカンド・ネイチャー」について語る、という趣旨。

新国立美術館の講堂はたしか、
400人程度の椅子が並べられる広さだと思いますが、
見事に満席、立ち見もかなり、という盛況ぶりでした。
さすが吉岡さん。

ちなみに2枚目の写真の赤い冊子は、
レクチャーの聞き手をつとめた藤崎圭一郎さんが、
大学生たちと作った『DAGODA』という雑誌。
来場者に配布されていました。

もうひとつ。
吉岡さんの新作照明「Tear Drop」が、
北青山のA246 Galleryにて期間限定で販売されます。
収益は「セーブ・ザ・チルドレン」というNGOに寄付されるとのこと。
詳細はギャラリーのサイトをごらんください。

【レジ横】裁判員になっても


今日でもう10月も終わりでございます。

今週から書店さんの店頭に並んだ、
『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』
写真は紀伊國屋書店新宿本店さん3階の社会科学売場の様子。
レジ横に10冊入りパックを置いて販売していただいています。
どうもありがとうございます。

11月下旬から裁判員候補の記載通知が届く予定だそうで、
いまごろ裁判員候補者名簿が作られているのかもしれません。
それとも発送準備にかかっている頃でしょうか。

2008年10月30日木曜日

平凡社ウェブサイト仕様変更

「仕様変更」というとちょっと大げさですが、
平凡社ウェブサイトのトップページを少しいじりました。

トップページに「おすすめの一冊」という、
新刊を中心としたカバー画像の一覧がありますが、
そこの「詳細」ボタンをクリックすると、
「今日の平凡社」の関連記事にリンクします。
下の画像は『息の発見』の例(赤く囲った箇所です)。



これまでも「詳細」ボタンはつけていたものの、
あまり機能していなかったので、変更したという次第。

カオスと秩序の対立軸


「ZDNet Japan」に昨日アップされた飯田哲夫さんの記事、
「なぜWeb2.0に価値があるのか――カオスと秩序の対立軸」が、
なかなか面白かったので、少しご紹介します。

インドに行って感じたこととWeb2.0の共通点を軸にした内容で、

 インドのカオスから感じたことの1つは、
 Web2.0ビジネスの多くに、カオスから一定の秩序を見出すことを
 付加価値としているものが多いことである。

としたうえで、

 インドは現在、その経済成長に見合った
 インフラ作りに躍起になっており、
 主要都市で高速道路や地下鉄の建設などが進められている。
 これは計画的に進められているものであるが、
 一方で膨大な量の無秩序が存在し続けている。
 インドのパワーというのは、
 そのインフラが整備されていないところ、
 つまり無秩序の生み出すリズムの中にこそあるように感じるのだ。
 その点において、インドはWeb2.0型国家なのである。
 インドの将来は、それを完全な秩序の下に置くことよりも、
 その秩序と無秩序をバランスさせるところにあるだろう。

と論じておられます。

秩序と無秩序が生み出すバランスについての議論といえば、
建築家のレム・コールハースとハーバード大学による、
ナイジェリアのラゴスのリサーチを連想します(概要はこちら)。
下は、リサーチ映像のダイジェストですが、すごい街。



ところで、そのリサーチをまとめた本 Lagos: How It Works って、
ずいぶん前に注文したんのですが、いつ刊行されるんでしょうか・・・?
Amazonさんから刊行の遅れのメールが何回も届いてるんですけど。

本日は白川静さん没後2周年


2006年の10月30日に白川静さんが96歳で亡くなられてから、
今日でちょうど2年がたちました。

平凡社ではその後も、『白川静著作集 別巻』のほか、
『新訂 字統』『新訂 字訓』普及版の刊行などを続けてきました。

そして、11月中旬に発売予定の平凡社新書の1冊として、
松岡正剛さんによる『白川静 漢字の世界観』を刊行します。

松岡さんの博覧強記ぶり、読書の量と質については、
いまさら申し上げるまでもありませんが、
1970年代から80年代初頭まで発行された伝説の雑誌『遊』で、
白川さんの連載を手がけられるなど、
早い時期にその仕事に衝撃を受け、アプローチされていました。
(そのいきさつは「松岡正剛の千夜千冊 『漢字の世界』」
読むことができますが、面白いエピソードが満載です)

『白川静 漢字の世界観』の詳細はあらためてご案内しますが、
白川さんの人生、学問、思想の全貌を描く、
初の白川静入門書
です。

ご期待ください!

青山ブックセンター本店


営業Mがお世話になっております、
青山ブックセンター本店さんの棚の様子です。

『スーパーマーケットでかわいい買い物』が平台に。
隣の本と比べて、すごく減ってるように見えるのですが、
売れてる・・・のか? 売れてる・・・かも?

例の手作りPOPもそろそろ立っていると思いますので、
みなさまごらんください。

2008年10月29日水曜日

【準備中】神保町ブックフェス



今週末、11月1日(土)から3日(月)まで開かれる、
神保町ブックフェスティバルの準備中です。
ハイボールN島(販売1課課長)が、コツコツやってます。

 N島「もう、おれなんか重労働ばっかりっすよ・・・ははは」

ま、そういわず、年に1度のお祭りですから。
あと、当日の忘れ物がないようによろしく。


前にもお知らせしましたが、平凡社はすずらん通りに出店、
古書店ボヘミアンズ・ギルドさんの前というか、
ゴミ集積場所の近くでございます。

このフェス、会期中1回は雨にたたられることが多いのですが、
今年は大丈夫そう、とのこと。
みなさまのお越しを、営業部一同お待ちしております。

11月2日の14時~15時半には、 「東京の文学 あちらこちら」と題した、
『旧浅草區 まちの記憶』の森まゆみさんと大村彦次郎さんの対談も。
会場は岩波ブックセンター3階です。

『スーパーマーケット』POP


編集S藤と営業Hが、昨晩夜なべして作っていた、
『スーパーマーケットでかわいい買い物』の手作りPOP。

数量限定といいながら、どんどん作ってますので、
ご入用の書店の方、よろしくお願いいたします。

【明日】F. フォレスト×荒木経惟対談


明日10月30日(木)の19時から、
来日中のフランスの作家フィリップ・フォレストさん
(最近白水社さんから『さりながら』という小説が翻訳)と、
荒木経惟さんの対談が開かれます。

フォレストさんは最近、ガリマール社から、
ARAKI ENFIN: L'homme qui ne vécut que pour aimer
という荒木論を出版されたとのこと。


フランス語と日本語の同時通訳付きだそうですが、
荒木さんのトークがどんなフランス語に訳されるのか、楽しみです。
(フランス語、わかりませんけど)

■会場 東京日仏学院エスパス・イマージュ
■無料
■お問い合わせ 東京日仏学院(03-5206-2500)

【限定】細野晴臣さんサイン本



好評3刷発売中の『細野晴臣 分福茶釜』のサイン本ができました。
冊数かなり限定、今後制作予定なしの、激レアなバージョンで、
どうもすいません。

(ここだけの話ですが、青山ブックセンター本店さんにございます)

【書評】iPS細胞×日経ビジネス


「日経ビジネスオンライン」の「毎日一冊! 日刊新書レビュー」で、
『iPS細胞』が取り上げられました。
評者は栗原裕一郎さん、力のこもった長文のレビューです。

オンラインで読めますが(後半は要ログイン)、
以下は、その一部より。

 iPS細胞は現在進行中の科学的イノベーションとしては
 もっともホットなもののひとつだが、(・・・)
 アバウトな理解にとどまっている人が多いんじゃないだろうか。
 いや、自分がそうだったのだが。

 そこで本書である。
 一読すれば、技術的な仕組みとそれを支える生命科学のバックボーン、
 生命倫理問題および先端科学技術をめぐる特許争い、
 そして ──ここが筒井康隆が帯に推薦文を寄せている由縁だろう──
 「iPS細胞とはいったい何なのか?」という
 SFチックな形而上的問いまで、
 この発明を取り巻く事象の全体像をおおよそつかむことができるだろう。

らくだ書店東郷店



営業Hの出張レポートその6、ラストは、らくだ書店東郷店さんです。
ライブラリー15周年フェア、新書ともしっかり置いていただき、
ありがとうございます。

店長の小池さんは、学生時代から平凡社のファンとのこと。
手厚く迎えていただいたHも感激しておりました。

朝の10時から夜の24時まで営業。
本持込み可のカフェベーカリー「ナギー」も併設されています。

三省堂書店名古屋テルミナ店


営業Hの出張レポート、今日も続きます。
その5は、三省堂書店名古屋テルミナ店さん
名古屋駅のターミナルビルという立地もあってか、
鉄道関係の本、グッズも充実しているそうです。

新書棚は、各社の新刊が分かりやすいように、
担当の方が独自の新刊POPを立ててくださっているとのこと。

三省堂書店名古屋テルミナ店さんのブログ

【書評】新編 古本屋の手帖


『週刊文春』11月6日号(10月29日発売)の、
坪内祐三さんの名物連載「文庫本を狙え!」で、
八木福次郎さんの『新編 古本屋の手帖』が取り上げられました。

 読書週間でもあるし、
 三週続けて本についての本を紹介する。

ということで、

 古本好きを自称していて八木福次郎
 (月刊誌『日本古書通信』の名編集長)
 の名を知らない人がいたらモグリだ。

との書き出しで始まっています。
もう少しだけ引用させていただくと、

 味読してしまうのは、やはり、第三部だ
 (ボリューム的にも半分以上を占める)。

 回想される人物を順にあげて行くと、
 木村毅、斎藤昌三、柴田宵曲、森銑三、
 高橋邦太郎、酒井徳男といった具合だ。

 一般の人にはなじみが薄いかもしれないが、
 本当の本好きにはこたえられない顔触れだ。

全部書き写しそうになるのでこのへんで止めておきますが、
坪内さんに平凡社ライブラリーを取り上げていただいたのは、
久しぶりのような気がします。
ありがとうございます。


なお、10月27日(月)の日本経済新聞朝刊の「春秋」でも、
坪内さんの新刊『東京』とともに、
『新編 古本屋の手帖』について触れられていました。

POP3刷、製作中


昨晩の写真ですが、編集S藤と営業Hが、
『スーパーマーケットでかわいい買い物』のPOPを制作中。
これで3回目、というか3刷目であります。

本もこんな感じで行きたいなぁ! と思いますので。
みなさま、よろしくお願いします。

見ても見ても、読んでも読んでも飽きない、
ネタ満載の1冊でございますよ。

気がつくとエントリー400本



今年の6月6日から、不意に始めた「今日の平凡社」も、
気がつくとこのエントリーでちょうど400本目。

コンセプトというほどのものもなく、
場当たり的に続けてますが、ちょっと振り返ってみると・・・

■新刊、販促物などの紹介
■書店さんの紹介
■書評の案内
■社内ネタ(飲み会を含む)の流出
■担当者の興味、すなわち公私混同
■分類不能

今のところ、こんな感じになっているようです。
「いるようです」というと無責任っぽいですが、自然とこうなっています。

読んでくださっている方、目を留めてくださった方、ありがとうございます。
今後もとりとめなく続けていきますので、よろしくお願いします。

写真は平凡社創業者、下中弥三郎のブロンズ像(朝倉文夫作)です。
会議室の隅に鎮座しております。

2008年10月28日火曜日

Twitterに登録してみた


遅ればせながら、Twitterに登録してみました。
出版社という職種にとって役に立つのか、立たないのか。
よくわかりませんが、とりあえず。
でもずっとPCの前にいなきゃいけなくなるということか。

[WSJ] “本流”になりつつあるTwitter

『真夜中』第3号



服部一成さんがアートディレクションをつとめていらっしゃる、
文芸誌(といっていいのかな)『真夜中』(リトルモア)の第3号が出ました。

で、ためしに通りすがりの公園で写真を撮ってみました。
中はこれから、じっくり読ませていただきます。

三省堂書店名古屋高島屋店


営業Hの出張レポートその4は、三省堂書店名古屋高島屋店さん
「話題の文芸新刊」という棚で、五木寛之さんのコーナーが。

左から、『遊行の門』(徳間書店)、『息の発見』(平凡社)、
『燃える秋』(角川書店)、『凍河』(平凡社)、『レッスン』(幻冬舎)。

五木さんは現在、小説『親鸞』を新聞に連載されていますが、
単行本も出版ラッシュでございます。

三省堂書店さんは店舗ごとにブログがあり、
最新情報のほか、お店の様子もわかって面白いです。

三省堂書店名古屋高島屋店さんのブログ

ジュンク堂書店名古屋店


まだまだ続きます、営業Hの出張レポートその3。
ジュンク堂書店名古屋店さんです。

こちらでは源氏物語フェアを開催中、各社の関連書と一緒に、
別冊太陽『源氏物語の色』(1987年刊行の超ロングセラー)、
『王朝の雅 源氏物語の世界』『ウェイリー版 源氏物語』
先ごろ亡くなられた西郷信綱さん『源氏物語を読むために』
さらに『マンガ源氏物語』(全2巻)まで置いてくださっています。

N島のホッピー対談(後篇)


新書編集部のM宅をゲストに迎えた、
ハイボールN島のホッピー対談、後篇です。

『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』
そろそろ書店さんの店頭に並んだ頃だと思いますが、
話題は「裁判員制度」の詳細へと展開。

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N島:裁判員制度って国もキャンペーンやってるし、
ネットにも詳細は載ってるものの、
俺もそうだけど実はよく知らないよね。

M宅:とりあえず第1段階として、11月からTVCMが始まって、
11月末からは候補者に通知が届き始めるんですよ。
でね、通知と一緒に「調査票」が入っていて、記入して返送するわけ。

N島:調査票を返し忘れたらどうなるの?

M宅:本の「Q5」に書いてあるけど、
放置してると今度は「呼出状と質問票」が届く可能性があります。

N島:へ~。

M宅:さらにばっくれてると裁判所に来いと。
行かないと罰則もあるよ。

N島:どういう罰則?

M宅:「Q6」に書いてあるけど、
10万円以下の過料に処せられることがあります。

N島:ほんとに~? まずいじゃん。


M宅:とりあえず、この本読んでね。
ところで、N島さんって35歳くらい?

N島:やさしいね、さすが大人。俺、38。

M宅:8・・・かね? これで(笑)。

N島:かねって・・・ははは。
でさ、逆襲するわけじゃないけど、M宅さんってカラオケに行くと、
小林旭の「赤いトラクター」とか歌うよね。

M宅:歌うね、たしかに。
でも、男の人の前では絶対歌わない曲ってあるよ。

N島:たとえば?

M宅:・・・言わないよ(微笑)。
昔の歌謡曲とかでエロいのあるじゃない。

N島:M宅さん、あのあたり好きだよね(笑)。

M宅:大好き。だけどやっぱり歌えないでしょ。

A立:(横から)「母性本能」って歌知ってる?

M宅:何それ?

A立:森雄二とサザンクロス
サビが「母性本能~♪ 母性本能~♪」っていう。

M宅・N島:あはははは。

N島:そろそろ締めないと。
この『裁判員』って平凡社らしくないね~って、
書店さんにもよく言われるんですよ。
でも、それっていい反応だと思うんだよね、新しい試みってことで。
そこで、営業としては、10冊入る箱を作って
レジ脇に置いていただくようお願いしてます。

M宅:ええ、私もそういうイメージで作ったんで、よろしくお願いします。

(おわり)

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このあとN島は、「黒霧島のソーダ割」を際限なくおかわりし、
計4時間以上話しましたが、録音を聞き返す気力もないうえ、
オフレコ発言連発のためカットしたことをお断りしておきます。

2008年10月27日月曜日

eating+design



10月末~11月初頭の東京は、
各地でデザイン関係のイベントが開かれるので、
デザイン好きにとっては楽しいものの、あわただしい時期。

そんな中で、これは面白かった! という展覧会が、
アクシスギャラリーで開催中の「eating+design」展
(11月9日までやってます)

「食」をテーマに作品やワークショップを展開している、
オランダのデザイナー、マライエ・フォーゲルサング
(Marije Vogelzang)さんによる、日本で初めての展覧会です。

どういうコンセプトで、どんなデザインをしているのか、
言葉では説明しづらいのですが、とにかく面白いです。
展示方法も洗練されていて、そしてかわいい。

くわしくは「OPENERS」の記事(こちらこちら。日本語)、
または、マライエ・フォーゲルサングさんのサイト
ブログをごらんください(こちらはオランダ語と英語)。

■追記
デザインといえば、もっちーによると、
ヘルベチカ展で上映されていたドキュメンタリー映画、
とてもよかったそうです。

リブロ名古屋店


営業Hの出張レポート、その2です。
今度はリブロ名古屋店さん名古屋パルコ東館4Fにあります。

井上雄彦+伊藤比呂美『漫画がはじまる』(スイッチ・パブリッシング)、
川勝正幸『21世紀のポップ中毒者』(白夜書房)に挟まれるように、
細野晴臣さんの本が3冊並んでいます。

左からライブラリーのロングセラー『THE ENDLESS TALKING』
鎌田東二さんとの新刊『神楽感覚』(作品社)、
そして3刷ができた『分福茶釜』
『分福茶釜』もロングセラーになりそうな予感・・・。

ほかに、新書もPOP2枚つなぎで展開していただいて、
ど~もすいません。
(注:昔から細野さんがよくやっていらした林家三平のネタで、
細野さんのサイトにアクセスすると、見ることができます)

丸善名古屋栄店



先週名古屋方面へ出張していた営業Hの報告です。
まずは、丸善名古屋栄店さん

文芸書ベストテンの1位に『息の発見』が!
2位も五木寛之さんで、徳間書店さんの『遊行の門』

さらに「新刊・話題の本」のコーナーでは、『凍河』が面陳に。

まことにありがとうございます。

「大人のお金力養成講座」第3回


石原壮一郎さんとカラスヤサトシさんの連載、
「大人のお金力養成講座」の第3回がリリースされました。
今回のテーマは・・・

 高給取りの友だちとボーナスについて語る問題

おれ(あたし)は関係ないし~とおっしゃらずに、お読みください。
自分がそうでなくても、知り合いが高給取りの場合もあるでしょうし。

カラスヤさんの漫画も、痛い笑いを禁じえない面白さでございます。

神保町ブックフェスティバル



今週末の3連休、11月1日(土)から3日(月・祝)まで、
恒例の「神保町ブックフェスティバル」が開催されます。
「神田古本まつり」もやっていますので、
この時期の神保町は本一色になります。

ブックフェスティバルでは、各種の講演会や催し物のほか、
すずらん通りと小学館さん前あたりまでのエリアで、
各出版社がワゴンセールをやります。

平凡社は今年もすずらん通りに出店。
場所は、古書店ボヘミアンズ・ギルドさん前といいますか、
ゴミ集積場所の近くといいますか・・・そんなところです。

みなさまのお越しをお待ちしております。

『息の発見』ランキング


10月26日(日)付の東京新聞読書面に掲載された、
ベストセラーランキング(10月21日、トーハン調べ)によると、
五木寛之+玄侑宗久『息の発見』が、初登場10位。

おお・・・。

N島のホッピー対談(前篇)


取次、書店さん向けの新刊案内「今日の本 明日の本」の、
巻末恒例、ハイボールN島のホッピー対談。

『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』
を手がけた、
新書編集部のM宅をゲストに、2回にわけてお届けします。

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N島:こんにちは、ちょっとは認知されてきた? ハイボールN島です。
今回は平凡社新書副編集長のM宅・・・え~っと、何さんでしたっけ。

M宅:C巳です(苦笑)。

N島:を、お招きしております。平凡社でもめずらしく大人な人で。

M宅:大人なんだから大人らしいふるまいをしないと(笑)。
そういうN島さんも、もう何年もいるみたいな感じだよね。

N島:態度がでかいって言われる。

M宅:私もよく言われるよ。

N島:M宅さんはケンカ強そうですよね。なんか風格があるし。

M宅:そういう風に見られるとうれしいかも。

N島:俺なんか営業部内でイジメの対象ですよ。

M宅:「かわいがり」ってやつね(笑)。

N島:じゃ俺、生ビール。M宅さんはお酒飲まないんですよね。

M宅:私は烏龍茶で。


N島:M宅さんは先日出た
『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』を
編集したわけですけど、企画の発想って何だったんですか?

M宅:去年の暮れに、見知らぬ人から電話があってね。
その人は障害者教育に携わっていて、
前に私が担当した『裁判員制度』という新書を読んだ方だったのね。
で、障害者も成人すれば裁判員制度の通知が来る可能性があって、
そういう人たちにも分かりやすい本がほしい
というリクエストをもらったのがきっかけですね。

N島:これはニーズがあるぞ、と。

M宅:以前、日経から出た『個人情報保護』って
80ページの本があったでしょ。

N島:めちゃくちゃ売れたよね。企業のまとめ買いもあったりして。

M宅:あれを参考にして作ったんですよ。

(明日に続きます)

【本日】NHKラジオで『茗荷谷の猫』


今日10月27日(月)のNHKラジオ第1「つながるラジオ」
1コーナー「ラジオ井戸端会議」に、
「王様のブランチ」でもおなじみの松田哲夫さんが出演されます。

読書週間ということで「読書、楽しんでいますか?」というテーマ。
『茗荷谷の猫』がおすすめの3冊の一つとして紹介される、とのこと。

「ラジオ井戸端会議」は、午後4時5分から5時前まで放送です。

2008年10月26日日曜日

10月の新刊広告


平凡社の10月新刊+重版の新聞広告が、
今日10月26日(日)の朝日新聞朝刊2面に掲載されました。
(名古屋圏~中国・四国地方は27日、九州は28日)
よろしくお願いします。

しかしテーブルがゴチャゴチャだな・・・。
右端下のタバコの上にあるのは万歩計でございます。

2008年10月24日金曜日

外山滋比古さんのコラム


今日10月24日(金)の毎日新聞夕刊の、
「晴れても降っても」という欄で、
外山滋比古さんが「くらべて読む『源氏物語』」という、
コラムを執筆されていました。

 日本は翻訳大国のくせにどうも訳がまずい。
 名訳はほとんどない。
 原書から離れるのを怖れ原文忠実を建前とするからであろうか。

という書き出しで、平凡社ライブラリーから刊行中の、
『ウェイリー版 源氏物語』と、谷崎潤一郎訳、
円地文子訳、瀬戸内寂聴訳の、それぞれ冒頭部分を、
比較して感想を述べておられます。

外山さんといえば、盛岡のさわや書店さんから再び火がついた、
ちくま文庫『思考の整理学』が記憶に新しいところですが、
ちくま文庫といえば、11月から大塚ひかり訳『源氏物語』を、
全6巻で刊行されるそうです。

【書評】ジェローム・ロビンスが死んだ



ちょっと前の記事ですが、
津野海太郎さんの『ジェローム・ロビンスが死んだ』の書評が、
信濃毎日新聞と赤旗に掲載されました。
掲載日は、いずれも10月5日(日)。

信濃毎日新聞(写真上)では出口康夫さんが執筆。

 テロや戦争で社会が一変し、
 メディアやインターネットで誰かが突然袋叩きにあう。
 ロビンスの現実はボクらの現実である。
 また人は誰でも弱さを抱えている。
 そこに権力が付け込む時、皆が皆、
 毅然とした態度を取れるわけでもない。
 そう、ロビンスはボクでありアナタかもしれないのだ。

赤旗(写真下)は「ハリウッドの赤狩りに迫る3冊」という見出しで、
『われとともに老いよ、楽しみはこの先にあり
――リング・ラードナー・ジュニア自伝』(清流出版)、
ヴィクター・S・ナヴァスキー『ハリウッドの密告者
――1950年代アメリカの異端尋問』(論創社
の2冊とともに取り上げられています(評者は山田和夫さん)。

2冊とも『ロビンス』に登場する名前ですが、
リング・ラードナー・ジュニアは「ハリウッド・テン」の一人で、
のち1970年にロバート・アルトマン監督の
『M★A★S★H』でアカデミー脚色賞を受賞した脚本家。
ナヴァスキーの著書は原題を Naming Names といい、
『ジェローム・ロビンス』でも何度か参照されている1冊です。

【書評】森鴎外と日清・日露戦争


末延芳晴さんの『森鴎外と日清・日露戦争』の書評が、
10月22日(水)の聖教新聞に掲載されました。
以下はその一節より。

 [引用者注=陸軍軍医としての]立場上、
 ストレートには「戦争の『悪』を表現できなかった鴎外文学。
 その奥底に流れる「『非戦』の通奏低音」を汲み取る
 著者の手際が鮮やかだ。
 鴎外文学に新たな光を当てる労作。

『月刊百科』11月号



『月刊百科』
の最新号、11月号ができました。

巻頭は「五木寛之、最新刊『息の発見』を語る」。
エッセイは末延芳晴さんの「森鴎外、『非武装』へのまなざし」。

連載は斎藤貴男さんの「経済学者に会いに行く」が始まったほか、
岡野玲子さんの「妖魅変成夜話」62話も掲載されています。

吉本隆明XVD講演会


10月27日(月)の19時から、新宿・紀伊國屋ホールにて、
『吉本隆明 五十度の講演』刊行記念
「芸術言語論 その2 自宅から生中継。」
と題した、
吉本隆明さんの講演会が開かれます。

で、この講演会がユニークなのは・・・。
本日24日にアップされた「今日のダーリン」によると、

 ただ、その講演をする吉本さんは自宅にいます。
 足も不自由ですし、自宅で自由にしゃべります。
 で、聴衆といいますか、お客さんは
 新宿の紀伊国屋ホールの座席にいます。
 講演を、ライブで聴けるのは、
 ここにいるこの人たちだけです。
 つまり、本人は、別の「そこ」にいるのだけれど、
 「いまのいま」起こっていることと対面するわけです。 

 この方法を、テレビ中継車や衛星を使わずに、
 インターネット回線だけでできるようにしたのが、
 原丈人さんの「XVD」というしくみです。

・・・というわけで、原丈人さんが手がけていらっしゃる、
「XVD」というインターネットによるテレビ電話で、
吉本さんの講演会をやっちゃおう、ということ。
くわしくは「ほぼ日」の以下のページをごらんください。

「とんでもない、原丈人さん。」第3部
吉本隆明プロジェクト(原さんが喋る動画も見られます)

ただし・・・残念ながら、前売チケットはもう完売!

「裁判員の候補者」って


何だよ、急に!・・・という、POPのような事態にならないために、
『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』
本日10月24日、取次さん搬入です。
今週末から店頭に並び始めると思いますので、よろしくお願いします。

ホッピーF代の机にセット箱(10冊入ります)がありました。
あわてないように抜かりなく予習しているようです。

・・・と思ったら、ぜんぜん別の雑誌&ネットを見ていて、
写真を撮ろうとしたら、あわてて隠しておりました。


『酒とつまみ』を読んでたのか・・・。

今朝の日経朝刊


今日10月24日(金)の日本経済新聞朝刊に、
『21世紀の国富論』『iPS細胞』の広告が掲載されました。
(プラス『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』

お隣は東洋経済新報社『金融ビジネス』で、
「世界金融 非常事態宣言」だそうです。

左端は光文社新書『すべての経済はバブルに通じる』
こちらは「緊急増刷 5万部突破!」とのこと。

2008年10月23日木曜日

『センセイの鞄』漫画化!



川上弘美さんのベストセラー『センセイの鞄』が、
漫画化され、『漫画アクション』で連載が始まりました。
絵は、あの谷口ジローさん。

先ごろオリジナルのサイズで復刊された『孤独のグルメ』で、
久住昌之さん、谷口さん、川上さんの座談会がありましたが、
川上弘美×谷口ジローとは、これまた豪華な組み合わせ。

で、『センセイの鞄』の担当で、いまは『東京日記』を担当中の、
編集部のK部が会社の近所の書店に行き、
「『アクション』ほしいんですけど」と言ったところ、

 「山本梓ですね」
 「あっ・・・は、はい・・・」

書店の方は、店の奥からいそいそと在庫を出してこられたそうです。
特別付録「山本梓実物大ポスター」付!

昨晩の営業部



とくに何があったわけでもないのですが、
昨晩、なんとなく営業部員数名で飲みに。
会社からちょっと歩いたところにある居酒屋で、
初めてうかがいましたが、なかなかいいお店でした。

で、結局生ビールのあと、麦焼酎をボトルで2本。
何を話したのかあまり覚えていませんが、
どうせ覚えていない程度の内容であったと思われます。

Helvetica展


おそらく世界で一番有名な欧文書体、ヘルベチカ。
日本でも、パナソニック、無印良品、コム デ ギャルソン等々、
さまざまな企業ロゴに使用されています。

このヘルベチカに焦点を当てたドキュメンタリー映画、
『ヘルベチカ  世界を魅了する書体』の発売に合わせて、
「A tribute to Typography ヘルベチカの過去・現在・未来」
という展覧会が開かれています。

会期は10月28日(火)まで、
会場はラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)。

ヘルベチカというと、何年前だったか忘れましたが、
Lars Müller Publishersから出版された、
helvetica: homage to a typeface という本は最高でした。
この本によってヘルベチカの再認識がされた記憶があります。
デザイン洋書を取り扱っている書店さんでしたら、
比較的容易に入手できます。

映画 Helvetica のオリジナルサイトはこちら(英語)

関大生協書籍売場フェア



営業S田がお世話になっております。
写真は関西大学生協書籍売場さんのフェアの様子。

主要書籍ほか、平凡社ライブラリーは在庫全点投入。
11月1日(土)まで、やっていただいています。

写真をお送りくださった関大生協のY本さん、
ポスターも秋らしくて、すっきりしてきれいですね~。
どうもありがとうございます。

岡本太郎(続)



昨日、平凡社にある岡本太郎の作品をアップしたところ、
さっそく反応をいただきました。
なんと、偕成社さんの社長のもとにも同じ作品があるそうです。

さらに、ウチの社長の話では、
かつて、山と渓谷社さんの社長室で同じ作品を発見し、
当時の社長と「これは何でしょうか・・・?」と首をひねったとのこと。

これで、3個目の存在が確認されたわけですが、
偕成社さんの社長の推理によると、
「たとえば京都でやったIPA世界大会の記念品などでは?」

IPA(国際出版連合)とは、1896年に設立された組織で、
1976年5月に京都で第20回世界大会が開かれています。
たしかに可能性としてはかなり高そうな気もします。

で、平凡社の作品集『岡本太郎』(絶版)をめくったら、
あっ・・・これって? 同じ作品が掲載されていました。



「むすめ」と名づけられた花器で、1967年の制作とのこと。
ということは、IPA大会より約9年前になるわけで、
大会用に制作されたわけではないことになります・・・。

とりあえず、いまのところ謎のままですが、
あちこちの出版社にひそかに存在しているのかもしれません。

ところで、1976年に岡本太郎は何をしていたかというと、
ロバート・ブラウン発売2周年記念『顔のグラス』を制作、
と年譜に書いてあって、あ~これは、おれの実家にもあったかも。


岡本太郎については、こちらをどうぞ。
岡本太郎記念館
川崎市岡本太郎美術館

2008年10月22日水曜日

話題のスーパーもちづき




『スーパーマーケットでかわいい買い物』
のレジ袋のページを見ていたところ、
「話題のスーパーもちづき」というお店を発見。

 おれ:もっちーさ、この店知ってる?
 もっちー:あ~、あちこちにありますよ。

との返答で、検索するとウェブサイトがありました。
静岡で展開しているチェーン店らしく、サイトによると、

 市場特性を再探索し、採算性を考え、
 お客様の多彩なニーズを読みつつ
 スクラップ&ビルドを繰り返した結果、
 現在のスーパーマーケット10店舗、
 焼肉バイキング1店舗の体制に至っております。

とのことで、なるほど・・・。
われわれも市場特性を再探索し、
採算性を考え、ニーズを読まないと。

ちなみにマスコットキャラクターは「のぞみちゃん」も、
すっごい話題になっているんでしょうか。

『スーパーマーケットでかわいい買い物』、
細かく見れば見るほど、ネタが詰まった1冊でございます。

岡本太郎


写真は社長室に鎮座している岡本太郎の作品。

いまでこそ、きちんと設置してありますが、
わたしが入社した頃(1990年、当時は千代田区三番町)、
流しのわきに、あまりにも無造作に放置(?)されていて、
よっぽど自宅に持って帰ろうかと思ったことがありました。

平凡社では、1979年に大部の作品集を出版するなど、
関係が深かったこともあり、作品があるのでしょう。

そういえば、長らく幻であった巨大壁画「明日の神話」は、
渋谷駅連絡通路内に設置され、11月17日から公開されるそうです。

ゲームコーナーミッキー


神保町交差点からちょっと路地に入ったところに、
かなり昔からあるゲーセン。
ときおりお客さんが入っていくのでやっているようですが、
外観など余計なものにコストをかけないという方針でしょうか。
それともこの風情がウリになっているのでしょうか。

で、検索したらウェブサイトがありました。

2008年10月21日火曜日

『茗荷谷の猫』三省堂書店さん


京都に行くと(出張でなくても)いつも立ち寄ってしまう、
三省堂書店京都駅店さんですが、
ブログで『茗荷谷の猫』を紹介していただいていました。
(気づかなくてごめんなさい)

池に投げた小石の輪が、静かにひろがっているような・・・。
そんな感じで、読まれているようです。
ご担当の方、どうもありがとうございます。

平日はポットの電源を


会社の流しのわきに、昨日まではなかった張り紙。
「平日はポットの電源を切らないで下さい。」

・・・そうだったのか。

おれは毎晩、コードを引っこ抜いて退社してました。
またつけっぱなしだよ~って。

今後気をつけます。

『here and there』Vol.8



林央子さんが手がけていらっしゃる雑誌、
『here and there』の最新号Vol.8が完成しました。

「The Loneliness Issue」と題した今号は、
「孤独感」をテーマにした特集。
エレン・フライス、マイク・ミルズ、レティシア・ベナが参加し、
それぞれに「孤独感」について思考し、表現しています。
(見開きの写真はレティシア・ベナのページ)

ほかにも「散歩」を特集したページでは、読み物のほか、
林さん独自の視点からセレクトされた散歩マップも。

2002年以降、ゆっくりと歩みを進めてきた『here and there』。
強烈な刺激や最新の流行満載の世界から距離を置いた、
じっくりと身体にしみこんでくるような1冊になっています。

国内ではユトレヒトを通して販売されています。
海外ではNievesから発売。
以前、ベルリンの書店で『here and there』を見かけたとき、
林さんが蒔いた種子が遠くまで飛んできたような気分で、
ちょっと嬉しくなりました。

『here and there』ほか林さんの活動は、こちらをどうぞ。
nakakobooks.com
nakakobooks: blog

荒木経惟「好色」展


ヒステリックグラマーが運営するラットホールギャラリーにて、
12月7日(日)まで、荒木経惟さんの個展「好色」が開催中です。

今回は、巨大なモノクロプリントにペイントした作品を展示。
空間がけっこう広いので、大判のプリントが映えます。
展覧会にあわせて『KOSHOKU Painting』も出版。

同ギャラリーでは前回、深瀬昌久さんの「鴉」をやっていて、
これもまた、見ごたえがありました。

『iPS細胞』の陳列風景


これまたしばらく前の写真ですので、
いまは少し変わっているかもしれませんが・・・。
紀伊國屋書店梅田本店さんの新書棚の様子です。

『iPS細胞』『iPS細胞』『iPS細胞』『iPS細胞』『iPS細胞』・・・。

いや~こんなにしていただいて、感謝感激でございます。
最初で最後にならないように頑張りますので、
今後もひとつなにとぞ、よろしくお願いいたします。

なお、10月24日(金)の日本経済新聞朝刊に、
『iPS細胞』と『21世紀の国富論』2本立て広告を掲載します。

ライブラリー15周年フェア(7)

かなり久しぶりですが、
平凡社ライブラリー15周年フェアの様子です。

まず、紀伊國屋書店梅田本店さん(9月29日撮影)。
『吉本隆明 五十度の講演』とせめぎ合っております。


次に、旭屋書店本店さん(10月15日撮影)。
大阪のおじさんが、いい感じで見てくださっています。


そして、ジュンク堂書店京都店さん(9月29日撮影)。
左上にちらっと、平凡社新書『民主党の研究』がございます。


各書店のみなさま、どうもありがとうございます。
また、写真を撮影、お送りくださった、
人文書販売研究会のY村さん、ありがとうございました。

【予告】『茗荷谷の猫』が!

このブログ、最近『茗荷谷の猫』の話題が多いのですが・・・。
今度はテレビで紹介される予定です。

11月1日(土)、9時30分~14時放映の「王様のブランチ」の、
 本のコーナー「松田チョイス」
 (10月27日追記 放映日が11月8日に変更になりました)


現在大至急重版中、ブランチ前には上がります。

すでにごぞんじの方も多いと思いますが、
『茗荷谷の猫』は9人の主人公が登場する9編の短編連作。
それぞれに異なるキャラクターと人生が描かれているので、
「私はこれが好き」「僕はこっちかな」という風に読むことができます。
そして、全体を通して流れる、何とも言えない情感。

複数の方が感想を語られるスタイルですので、
どんな展開になるのか、いまから楽しみです。

2008年10月20日月曜日

別冊太陽『韓国・朝鮮の絵画』


(表紙は「四瞳猛虎鵲図」)


(右は[旧伝]李公麟「虎図」、左は伊藤若冲「猛虎図)

高句麗の壁画や高麗の仏画から、
宗達、若冲を夢中にさせた朝鮮王朝の宮廷画・文人画、
そして柳宗悦が、その美を見出した民画。

別冊太陽の最新刊『韓国・朝鮮の絵画』は、
中国の影響を受けながら独自の発展を遂げ、
日本にも大きな影響を与えた朝鮮半島の絵画を、
1冊にまとめて紹介する、はじめての本です。

別冊太陽の関連書では、
『桃山絵画の美』『江戸絵画入門』で宗達や若冲らを収録、
『柳宗悦の世界』では民画が取り上げられています。
『韓国・朝鮮の絵画』とあわせてお読みいただければ、
東アジアの絵画がさらに面白くなることうけあい。

なお「朝鮮王朝の絵画と日本」と題した展覧会が、
以下の美術館にて開催されますので、
この機会にぜひ足をお運びください。

■2008年11月2日(日)~12月14日(日)
 栃木県立美術館
■2009年2月17日(火)~3月29日(日)
 静岡県立美術館
■4月17日(金)~5月24日(日)
 仙台市博物館
■6月5日(金)~7月12日(日)
 岡山県立美術館

「とんでもない、原丈人さん。」開始!


「ほぼ日」の大好評企画、
「とんでもない、原丈人さん。」の第3部=最終回が、
今日10月20日(月)からスタートしました。
見出しによると、第3部は、

 「XVD」と「吉本隆明」を組み合わせ、
 「スピルリナ計画」の難題を解決し、
 「世界一の鉄道博物館」を建てるという話

だそうで、今度もまた「とんでもない」話が展開する予感。

 いま、みんなが「いちばん話を聞きたい人」の
 ひとりなのではないでしょうか。
 
 アメリカから始まった金融危機以降、
 あらためて、原丈人さんのことばとアイディアに
 多くの人の注目が集まっているようです。

という書き出しで始まる第3部、ぜひお読みください。
画面のデザインもちょっと変わって、面白いですよ。

【書評】茗荷谷の猫


ご紹介が少し遅くなりましたが、
日刊ゲンダイに『茗荷谷の猫』の書評が掲載されました。
(全文はこちらからお読みいただけます)

 時空を超えて不思議なつながりをみせる
 市井の人々の生き方を、丁寧なタッチで描いていく。
 静謐な物語集ながら、人の望みの深さ、
 その切なさが強く伝わってくる。

と評していただいています。

コロナ・ブックス『日本の美100』




コロナ・ブックスの最新刊は『日本の美100』
10月25日頃より書店発売になります。

各界の25人の方々に各4点ずつ、
「日本の美」を象徴するものを選んでいただき、
文章、写真で紹介する構成。

セレクトしていただいた方々は、
梅原猛、磯崎新、今森光彦、久世光彦、十二代三輪休雪、
松永真、宗左近、緒川たまき、榊莫山、鶴岡真弓、藤原新也、
青柳恵介、橋本治、池部良、河瀬直美、都築響一、金子國義、
横尾忠則、谷川渥、中川幸夫、有吉玉青、渡辺保、佐伯順子、
吉岡幸雄、鈴木理策のみなさん。

また、高橋睦郎さんと池内紀さんによる、
「美の在処を巡って」と題した5章にわたる対談を収録。
日本が持つ「美」を多面的に捉える1冊になっています。

ちなみに、カバーの写真は鈴木理策さんの「桜」。
鈴木さんの「桜」を収録した写真集には、
『ヒステリック・エイト 鈴木理策』(ヒステリックグラマー、品切)、
東京都写真美術館の個展カタログを兼ねた、
『熊野、雪、桜』(淡交社)があります。
「ほわ~っ」と思わずため息がでるような素晴しい作品です。

2008年10月19日日曜日

【書評】茗荷谷の猫


おかげさまで重版が決まった、木内昇さん『茗荷谷の猫』

10月12日の読売新聞に続いて、
本日10月19日(日)の毎日新聞に書評が掲載されました。

評者は川本三郎さん。
毎日らしいたっぷりした分量で、読みごたえがあります。

全文は毎日のサイトで読めますが(アップが早い!)、
部分的に引用しておきます。

 現代の女性作家の作品だが、
 古い土蔵のなかにしまわれていた骨董のような懐しく、
 ひそやかな味がある。

 全体にひとつ、大きな工夫がほどこされている。
 九つの物語は独立しているようでいて、
 どこかで人物がつながっている。
 例えば「庄助さん」の浅草の映画館の館主は
 「茗荷谷の猫」の蒸発した夫。(・・・)

 淡い幻想味は、この人と人の奇妙なつながりからも生まれている。

下の写真は、本とはまったく関係ありませんが、
近所の店の壁になぜか掲げられている猫の絵。


ところで、『茗荷谷の猫』の大きな紹介が、近々ある予定。
勿体つけることもないのですが、週明けにご案内します。

亀山訳ドストエフスキーの広告


今朝の朝日新聞朝刊をめくっていると、
亀山訳ドストエフスキーの15段広告が載っていました。
『カラマーゾフの兄弟』が大きな話題となり、
『罪と罰』の新訳刊行が始まったタイミングでの広告ですが、
かなりの迫力でありました。
一度くらいは、これくらいドーンとやってみたいものであります。

前から感じているのですが、
光文社さんって新聞広告の作り方、デザインが上手いですね。

ちなみに平凡社では、亀山郁夫さんの著書、
『熱狂とユーフォリア』がございます。

2008年10月17日金曜日

原研哉さんの服


今日の朝日新聞夕刊のファッション面を読んでいたら、
デザイナー、原研哉さんのコラムが載っていました。
タイトルは「デザイナーはなぜ黒い服を」。

原さんによると、国際グラフィック連盟(AGI)の会合に行ったら、
黒ずくめ、またはスキンヘッドで黒ずくめの人が多く、驚いたとのこと。
そこから、デザイナーの心理、さらに御自身の体型へと話は展開。

そういえばたしかに、白シャツ&ネクタイという原さんは、
拝見した記憶がないような気がします。
昨日、21_21でお目にかかったときも黒かった。

現在、平凡社では、原研哉さんと武蔵野美術大学原ゼミの本、
『EX-formation 植物』 の編集が進行中。
11月末頃発売予定、定価は1,575円(税込)です。

また、原さんの個展「白」は、10月31日(金)まで、
ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて開催中です。

ところで「黒」といえば、パリコレの2009春夏での、
コム デ ギャルソンは、「Tomorrow's Black」がテーマでした。

「ほぼ日」の原丈人さん第3部


さきほど(10月17日20時過ぎ)に、「ほぼ日グルッポー」が届きました。

そのなかの「ただいま鋭意準備中」によりますと・・・。
(以下コピペさせていただきます)

 ☆「とんでもない、原丈人さん。」
 第1部と第2部がたいへん評判の高かった、原丈人さん。
 お待たせいたしました、来週より第3部がはじまります。
 もちろんまたまた「とんでもない」うえに
 さらにこの第3部の最後には、
 もうひとつの「壮大なプロジェクト」についても、
 語ってくださっているのだとか。
 「とんでもない」シリーズ最終作となる、第3部をお楽しみに。
 20日(月)スタートの予定です。

 ※これまでの「とんでもない、原丈人さん。」
 「とんでもない鉄道模型とすごいテレビ電話の話。」
 「「コンピュータ以上に便利な道具」と
 「新しい株式市場」をつくるという話」

どんなお話が展開しているのか楽しみです。

【御恵贈】ペーソスの本



 血糖値が高いから~♪
 中性脂肪が多いから~♪
 前立腺が腫れてます~♪
 とにかく歩けと言われてる~♪

という名曲『霧雨の北沢緑道』ほかでおなじみの、
「不惑をとっくに超えた50代デュオ」ペーソス
その作曲&ギター担当、岩田次男さんから、
御著著『血糖値が高いから』を御恵贈いただきました。
どうもありがとうございます。


著者 ペーソス(島本慶+岩田次男+スマイリー井原)
イラスト 南伸坊
おことば 荒木経惟
推薦帯 西原理恵子
出版社 バジリコ
定価 1,890円(税込)


過日荒木経惟さんの勲章伝達式でお目にかかった折に、
岩田さんから「本を送るから」と言っていただきましたが、
恐縮ですので、帰りしなに書店で購入して、拝読いたしましたゆえ、
2冊所有することになってしまい、もうしわけありません。



そこで、平凡社のF代(血圧が高い、腰がちょっと不調)に、
週末用に貸し出しましたこと、ご了承ください。
8,000円の再生専用DVDプレーヤーを最近買ったそうで、
付属の「お宝映像満載DVD」も楽しめることと思います。

今後のいっそうのご発展をお祈りいたします。

絵で読む歌舞伎の歴史



昨年末に逝去された歌舞伎研究の第一人者、
服部幸雄さんの『絵で読む歌舞伎の歴史』
惜しくも遺著となってしまいましたが、美しい本に仕上がりました。

歌舞伎座の会報誌『ほうおう』の連載をまとめた本書は、
歌舞伎の誕生から、江戸歌舞伎の多彩さまでをやさしく語った、
服部さんによる入門書であり、歌舞伎へのオマージュです。

また、色鮮やかな浮世絵を中心に約60点の図版も収録(カラー多数)、
読んで、見て楽しめる1冊になっています。

『絵で読む歌舞伎の歴史』は10月25日頃より発売です。

セクシ~M井


下で紹介した『スーパーマーケットでかわいい買い物』を、
担当編集のS藤に持たせて、

「あっ、もうちょっと本さげて」
「イイネ、そうそうそう」
「は~い、もう1枚ください」

などといいながら写真を撮っていたところ、
通りかかった新書編集長M井が、

「なんか、変態カメラオヤジみたいだな、オマエ」

条件反射的にシャッターを切りましたが、
M井のあまりのセクシ~ぶりに手ブレしてしまいました。

スーパーマーケットでかわいい買い物




西世古桂子さんの著書『スーパーマーケットでかわいい買い物』
今日、見本ができあがりました(発売は10月25日頃より)。

DEAN & DELUCAあたりのオシャレ系ショップに行くと、
素敵なパッケージデザインの輸入食品や雑貨がいっぱいで、
中身はいらないけど、とりあえず箱だけがほしい!
しかし高い! なんてことが、ままございます。

でも、そこらのフツーのスーパーにも、
かわいいものは、ひそんでいます・・・こっそりと。
そのうえ、オシャレ系ショップにはない味わい深さもあったり。

控えめなたたずまいなので、気づかれないだけかも・・・。
そこがまた、愛おしかったりするものです。

で、西世古さんは、これまでに32の都道府県を訪れました。
そして、400軒以上のスーパーをめぐり、
集めたアイテム数は、とっくに4ケタを超えてしまったそうです。

そこから食品、お菓子、日用品などのアイテム別に厳選した、
500点以上のパッケージコレクションを収録したのが、
この『スーパーマーケットでかわいい買い物』。

ほかにも、その土地にしかないローカルスーパー旅日記、
地方限定商品やキャラクター、
いろいろなレジ袋の紹介など、初公開の写真が満載です。

■書店のみなさまへ
 以前ご案内しましたが、手づくりPOPもございますので、
 営業部までご一報ください。

「セカンド・ネイチャー」展



いつも自由と活気を感じさせてくれる展示&イベントで、
訪れるたびに元気になる、六本木の21_21 DESIGN SIGHT
本日10月17日(木)より、新しい展覧会、
吉岡徳仁ディレクション「セカンド・ネイチャー」展がスタートします。

昨晩、内覧会があり一足先に拝見しましたが、
びっくりというか、気持ちいい~というか、見事な作品&構成でした。
言葉では説明できない。
可能なら、誰もいないときに1人で(2人でもいいですが)、
うろうろしたり、ごろんと横になりながら、
ゆっくりと見てみたい感じ・・・です。

展覧会は、来年1月18日(日)まで開催されます。
これは、必見。
吉岡さんのウェブサイトも、ごらんください。

2008年10月16日木曜日

知里幸恵の闘い


今日、岩波文庫の『アイヌ神謡集』が、アマゾンさんで総合6位!
一体なにがあったのか? と独自調査したところ、
昨晩のNHK「その時歴史が動いた」にて、
「神々のうた 大地にふたたび アイヌ少女・知里幸恵の闘い」と題して、
知里真志保の娘の知里幸恵が取り上げられた影響とのこと。
(10月20日、21日、25日に再放送があるそうです)

平凡社の調査によると、『アイヌ神謡集』は在庫があっという間に品切れ、
重版も足りなくなりそうだとの噂もあり・・・。

・・・というわけで、ここから、ウチの宣伝なんですが。

平凡社では、残念ながら幸恵さんの本はございませんが、
アイヌ関連の本は、けっこうございます。
『アイヌ神謡集』の入荷が難しい際は、以下の本はいかがでしょう?
いずれも版を重ね、定評のあるロングセラーです。



■平凡社ライブラリー『アイヌの昔話』(在庫やや薄)
■平凡社新書『アイヌ歳時記』(在庫あり)
■別冊太陽『先住民 アイヌ民族』(在庫少々、現在重版中)

よろしくお願いいたします。

丸の内は牛でいっぱい




写真は、大手町を通りかかった営業M撮影による牛。
9月から丸の内界隈で開催されている「カウパレード」でした。
今週末、10月19日(日)までやってますので、散歩がてらにどうぞ。
(営業Mは散歩ではなく、書店さん回りの途中で撮影)

リーマン・ブラザーズの表札


写真は、六本木ヒルズを通りかかった営業M撮影による、
リーマン・ブラザーズの表札(看板? 言い方がわからず)。
うなだれた表情で、ぽつねんと立ってるような、
寂しげな雰囲気が漂っているのは気のせいでしょうか。

なお、原丈人さんの大ブレイク『21世紀の国富論』ですが、
7刷が10月20日過ぎにでき上がる予定です。

『裁判員』10冊セット箱


10月25日頃より発売の、
『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』
ちょうど10冊分が収まるセット箱ができました。


10冊セットは白い箱に収めてお送りしますので、
書店のみなさま、ぜひレジ脇での展開をお願いします。

『すき焼き通』の会


写真は、説明するまでもなく、すき焼きです。
とやかくいうまでもなく、旨そう、です。

昨日、平凡社新書の新刊、向笠千恵子さん『すき焼き通』の、
出版記念会&「すき焼き文化を語る会」が、
浅草のすき焼き屋「ちんや」にて行われました。

編集担当のD居によると、大広間での60人のすき焼き宴会で、
全国の老舗すき焼き屋(松阪の和田金、人形町今半、
米沢の登起波など)をはじめ、食肉やネギの関係者の方々、
なだ万、たいめいけんなどのお店の方々、
メディア関係者も集まり、盛会だったそうです。

写真は手前が向笠さんと「ちんや」のご主人住吉史彦さん。
うしろが平凡社の2人(写真提供=ちんや/撮影=福田稔)。


なお、本の刊行を契機に、
すき焼き愛好者の集まり「すきや連」を立ち上げることになり、
昨日はその発起の会でもあったそうです。

謎の部屋


宣伝課の棚のうしろに、謎の部屋が・・・。
なにに使われるのか、現在は不明ですが、
なにかが着々と進行中の様子です。

『息の発見』朝日新聞広告


かなり快調なすべり出しを見せている『息の発見』
写真は、本日10月16日(木)の朝日新聞朝刊2面です。

首都圏から北海道までは、本日掲載。
中部から中国、四国までは、明日17日(金)掲載。
九州はあさって18日(土)の掲載になります。

ホッピー対談収録


朝から、酒飲みの写真で、そのうえブレててすみません。

昨日の夜、ハイボールN島のホッピー対談の収録。
今回のゲストは新書編集部のM宅です。
『老いない体をつくる』などのロングセラーをはじめ、
最新刊では『後期高齢者医療制度』も担当。
新書編集部では、いちばん大人な性格かと思われます。

今回の話題は新書ではなく、10月25日頃より発売になる、
『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』について、
酒を飲みながら話を聞いたという次第。

ちなみにM宅は飲みませんが、N島は絵にかいたような鯨飲、
話はどんどんそれ、後半はオフレコのバカ話連発にて終了。

あとでまとめるのが困るんだよね~、N島よ。
面白かったけど。

2008年10月15日水曜日

高橋悠治『きっかけの音楽』


作曲家・ピアニストの高橋悠治さんの新刊『きっかけの音楽』が、
みすず書房さんから発売になりました。

あせらず、ゆっくりと、少しずつ読みたい本。
服部一成さんの装丁からも、そんな感覚が伝わってきます。
(写真ではうまく出ていませんが、淡いピンクがきれいなカバー)

ちなみに高橋さんの著作は、平凡社からも2冊刊行しています。
ひとつは単行本『音の静寂 静寂の音』
もうひとつはライブラリー『高橋悠治 コレクション1970年代』
ぜひあわせてお読みください。

高橋さん以前『水牛通信』というミニコミに関わっておられましたが、
現在はウェブ版『水牛』に参加されています。

『月刊百科』11月号表紙


本日、『月刊百科』11月号表紙の色校正チェックで、
デザイナー服部一成さんの事務所へ。

 服部 ついに猫も11匹まできましたね。
 おれ あと1匹ですね。来年はどうしましょうか?
 服部 う~ん、猫でいくかなぁ・・・手法をがらっと変えて。いや・・・。
 おれ ちょっと写真を・・・。
 服部 「今日の平凡社」?
 おれ はははは、ちらっと。

というわけで無事11月号の表紙も校了。
いつもありがとうございます。

北川一成『変わる価値』



GRAPHのデザイナーの北川一成さんが、本を出版されました。
タイトルは『変わる価値』ワークスコーポレーション刊)。
いま平凡社でお仕事をお願いしていることもあり、
さっそく購入して読ませていただきましたが・・・。

こら、面白いですわ。

いろいろ引用したいところもあるのですが、ちょっとだけ。

 「わかる」と「できる」は違う。
 この認識に立ってはじめて自分自身の姿かたちも
 見えてくるような気がしています。

 「わかる」と「できる」は違う。
 これは実践する力、
 行動力が何よりも大事だということでもあります。

 上には上がいるもんです。
 そう思て、見極めてまだまだいけると希望を持ちましょう。
 それでも困った時は一先ず寝ましょう。
 私のやり方です。

ジャンル的にはグラフィックデザインの本ですが、
生き方の本としても読んでほしい1冊です。

で、2枚目の写真に写っている、カバー裏の文章が、
これまた抜群に面白いんですわ。

なお、10月31日(金)まで、大阪のYOD Galleryにて、
北川さんと写真家、新津保建秀さんのユニット「ヒント日」の、
「Dignity and Beauty」という展覧会が開催中です。

2008年10月14日火曜日

POP職人H





POP職人と化した営業Hが、
今度は10月25日頃より発売になる
『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』のPOPを、
手書きでせっせと描いております。

11月下旬から「名簿記載通知」の送付が始まる、
裁判員制度のことが、正確に、かつ、さくっとわかる1冊です。
税込定価546円、詳細は後日またご案内しますが、
確率的には、平凡社でも最低1人は裁判員に指名されることに。

プレミアム兄弟参上


『プレミアムアトラス』の日本地図、世界地図を編集している、
S原とA田の通称プレミアム兄弟が営業部に参上。
営業部と表紙の色について激論を交わしています。

『プレミアムアトラス』は、日本、世界とも11月中旬発売予定。
いずれもA4判、184ページ、1,575円(税込)です。

なにゆえに「プレミアム」か?
それはまた、おいおいお知らせします。

・・・通りかかったF代が「おっ、プレミアムモルトかい?」
言うと思いました、そのうえモルトじゃなくてモルツだし。

『息の発見』新聞広告



玄侑宗久さんを対話者に迎えた、
五木寛之さんの発見シリーズ第4弾、
『息の発見』が書店店頭に並びました。

明日より、以下の日程で新聞広告が掲載されます。

■10月15日(水)・・・読売新聞、西日本新聞
■10月16日(木)・・・朝日新聞
■10月17日(金)・・・北海道新聞、中日新聞、東京新聞

さて、次は定例の全5段広告をやりますかっ・・・。

手づくりPOPの作り方

10月9日(木)のエントリーで、
西世古桂子さんの『スーパーマーケットで かわいい買い物』
の手づくりPOP制作風景をお伝えしたところ、
さっそく、静岡、沼津のマルサン書店仲見世本店さんから、
ご希望のメールをいただきました。
営業Mがいつもお世話になり、どうもありがとうございます。

気をよくした編集S藤と営業Hが、
本日も、合間を見て追加のPOPを制作しております。

■手づくりPOPの作り方
 用意するもの・・・使用済みになった色校正紙、ボール紙、
 はさみ、カッター、ノリ、マジック、マーカーなど。

 1)まず色校正を持ってきて広げます。


 2)図版を適当に切り、適当にボール紙に貼り、
 適当なペンでキャッチコピーなどを書きます。


 3)できあがり!


どしどし、ご応募をお待ちしております。

2008年10月13日月曜日

【本日】東京マスメディア会議3


以前このブログで収録のご案内をした、
フジテレビの「東京マスメディア会議3」が、
本日13日(月)の深夜といいますか、
14日(火)の1時40分~2時40分に放映されます。

番組サイトの説明を一部引用すると、

 創刊以来全くブレることなく我が道を貫いてきた専門誌の
 記者のみなさんがスタジオに集結!
 “我が雑誌”の素晴らしさについて語り合う
 『東京マスメディア会議』も今回第3弾を迎えた。
 前回の放送後に、
 ある書店では「東京マスメディア会議コーナー」ができるなど、
 今やその反響は全国区に。
 今回も前回を上回る驚きの雑誌が続々登場!

専門誌じゃないものの『春画』『続春画』を担当した、
『別冊太陽』のT内にもお声がかかったわけですが、
さてどんなことになっているのやら。
楽しみ半分、不安半分でございます。

2008年10月12日日曜日

駆け込みで展覧会へ(2)

あいかわらず終了間際の滑り込みセーフですが、
東京都写真美術館で明日10月13日(月)まで、
「液晶絵画」という展覧会をやっています。
三重県立美術館、国立国際美術館からの巡回展で、
平たくいうとテクノロジーを使った「動く絵」の展覧会。

ポスターにも使われている、
森村泰昌さんの「フェルメール研究」、いや~面白かったです。

ナディッフさんが運営されているミュージアムショップで、
森山大道さんの「三沢の犬」をプリントした携帯灰皿を購入。


ナディッフさんといえば、表参道から恵比寿に移転
写真美術館からも近いロケーションになりました。
ビルには他のギャラリーも入っていて、アート村な感じです。

ブラザーズ・クエイの映画の元になった『ロクス・ソルス』も、
DVDなどと一緒に平積みしていただいていました。

そのあと有隣堂アトレ恵比寿店さんに寄ったところ、
20代の女性が延々と行列していました。
何かと思ったら、『やさぐれぱんだ』の著者、山賊さんのサイン会。
かなりの行列でしたが、見事なまでに男性がいない。
へぇ~・・・すごいわ・・・と感心した次第であります。

・・・って書いてから思ったのですが、日記ブログ化してないか?
どんなもんでしょう。

【書評】茗荷谷の猫


今朝10月12日(日)の読売新聞朝刊に、
木内昇さん『茗荷谷の猫』の書評が掲載されました。

評者は、精神科医の春日武彦さん。
すばらしい書評を書いていただているので、少し引用します。
(全文は後日「YOMIURI ONLINE 本よみうり堂」
掲載されると思いますので、ぜひご覧ください)

 この寂しさ、そして喪失感とそれでもなお残っている
 夢の断片の切実さを十分に描き切っているところに、
 本書の深い価値がある。

 どこか微妙にバランスを崩すようにそれぞれの短編は作られ、
 しかしそれらが集合することで、
 取るに足らないけれども痛切な心情の連鎖が
 鮮やかに浮かび上がってくる。
 もしかすると十年以上も経ったある日、
 何かの連想から本書の中の情景が
 不意打ちのようにして蘇ってくるかもしれない――
 そんなことを思わせる不思議な力を秘めた作品集なのである。

2008年10月11日土曜日

駆け込みで展覧会へ

展覧会というものは、初日に行かないと、
けっきょく終了直前までうっかりしてしまいがちですが、
10月7日から始まった「大琳派展」(雑誌で特集しまくり)は、
まだやってるから後回しということにして、
現代美術系の展覧会へ滑り込みで行ってまいりました。

まず、東京国立近代美術館の「エモーショナル・ドローイング」



アジアの現代美術のアーティストを、
「ドローイング」という観点からキュレーションした展覧会。
奈良美智さんなどの有名どころもありますが、
初めてのアーティストも多く、見ごたえがありました。
ちなみにポスター、カタログ等のデザインは服部一成さん。

その足で、初台の東京オペラシティアートギャラリーへ。
こちらは「トレース・エレメンツ」という、
日本とオーストラリアの、写真・ビデオ作品のグループ展。


今年の木村伊兵衛賞作家の志賀理江子さんが入口正面に。
そして、久しぶりに故・古橋悌二さんの「LOVERS」に再会し、
あらためて感動。

どちらも今週末、10月13日(日)まで開催中です。

2008年10月10日金曜日

注文まつがい

1)プルプルプル~と電話が。
「はい、平凡社サービスセンターでございます」
「客注で、『どうする、語りの現在』お願いします」

正解はこちら。


ゼロ年代の語りはどうなるのか? という本ではありませんでした。
『ドゥルーズ/ガタリの現在』、絶賛発売中です。

2)ファクスがカガガ~ッ・・・。
短冊には、『日本奥地気候』3部。
「いやぁ・・・奥地だから冬場になると朝は霧が深くてね」
残念・・・正解は『日本奥地紀行』でした。

ときどき、こんなご注文をいただきますが、
大体わかりますので、どしどしお願いいたします。

なんて話をしていたら、営業部長のT岐が、
「昔さ、『外科医』って本の注文がけっこう来たんだけどさ、
みんな『下界』って書いてあってさ」

そしたら次長のN井が、
「『チリマシ法著作集』ってのもあったよ」
え~、これは『知里真志保著作集』(品切)でございますが、
どんな法律なんでしょうか。

ウイルス使わずiPS細胞


今朝の朝日新聞1面に「ウイルス使わずiPS細胞作製」という見出しが。
ふ~む。

さてクイズですが。



今朝、ファッション誌『Numero TOKYO』の18号が届き、
早速拝見すると、細野晴臣さんの『分福茶釜』を、
『決壊』の隣で紹介していただいていました。

さてここでクイズです。

写真に写っているCDと本計6点のうち、2点に共通点があります。
さてなんでしょうか・・・?

(10秒後)

答えです。

『floating pupa』『分福茶釜』のデザインは、
どちらも服部一成さんが手がけていらっしゃいます。

じゃ、これから会議なので、のちほど。

2008年10月9日木曜日

ランク外へ・・・


ありがとう! 八重洲ブックセンター本店さん!!
次の金メダル、銀メダルが4年後にならないようがんばります。

アニックさん


販促物などのデザイン、印刷でいつもお世話になっている、
アニックさんのお2人です。
毎度毎度、ムチャなスケジュールでお願いしているにもかかわらず、
たいへん迅速かつ適確な対応をしていただき、ありがとうございます。

今日の夕方、納品に来社されたところを撮影。
左がレディオヘッドのライブに行ったI都さん、
右の顔を隠してるのが通称ヨコちゃん。

みなさま(誰だよ?)も、ぜひご贔屓に。

手づくりPOP作成中





10月25日頃より発売になる、
西世古桂子さんの『スーパーマーケットで かわいい買い物』

 乾物・お菓子から文房具まで、普段使いのスーパーで買える、
 懐かしくてかわいい商品のパッケージを一挙公開。
 いつものスーパーが、宝の山に見えてくる画期的な一冊!

というわけで、出来上がりが楽しみですが、
編集S藤と営業Hが、不要になった校正紙を活用して、
手づくりPOPを作成中です。

手づくりのため大量生産は困難ですが、
2人してせっせと切り貼りしま~す、と申してますので、
書店のみなさま、営業部までご連絡をお待ちしております。

10月の平凡社新書


10月の平凡社新書の新刊は、次の3点。
いずれも10月16日頃より書店に並ぶ予定です。

伊藤周平『後期高齢者医療制度
 ――高齢者からはじまる社会保障の崩壊』
 (カバーのソデより)
 二〇〇八年四月からはじまった後期高齢者医療制度。
 スタートから大きな混乱をもたらしたが、
 何よりも批判の的となっているのがその内容だ。
 保険料負担は増える一方、
 弱者切り捨ての医療の制限が行われつつある。
 そしてこの制度は現役世代にも決して無関係ではない。
 世界でも類を見ない制度の本質を明らかにし、
 医療・社会保障制度の課題を展望する。

堀内修『オペラの名盤』
 (カバーのソデより)
 “美”と同じく、オペラの演奏や演出も、
 時代と共に移ろい、変わってゆく。
 すぐれていればすぐれているほど、時代を反映し、
 時代に合わせることで作品は残ってきた。
 では、現代を生きる私たちが、
 “いま”聴いて、見ておくべきオペラはどれか?
 最良の導き手によるCD・DVDガイドの決定版!

向笠千恵子『すき焼き通』
 (カバーのソデより)
 明治の文明開化で始まった牛鍋は、
 新しい日本のごちそう、すき焼きとして広まった。
 その味を全国の老舗すき焼き店にたずね、
 手塩にかけて育てられた名牛の肉から、
 個性的な調理法と食材、食べ方の流儀まで、
 日本人に最も愛され、幸福感あふれる料理、
 すき焼きの食文化とその美味の秘密を熱く語る。

「ところでF代さん、昼休みに何読んでんですか?」


「時刻表だよ~。わたらせ渓谷鉄道に乗ろうと思ってさ」


「『後期高齢者医療制度』のほうが必要じゃないすか?」

【書評】Yanagi Design



『Yanagi Desgin』が、二つの雑誌に紹介されました。

上の写真は『ダ・ヴィンチ』11月号の「今月の注目本」。
左隣の『ゼロ年代の想像力』はすでに話題になってますが、
社長も刊行直後に読んだそうで、「面白れぇよ、これ」。

下の写真は『DTPWORLD』11月号「Book Review」。
左隣の『大日本字』は、もっちーが買ってました。
「面白いです~」とのこと。

「東京日記」更新されました


川上弘美さんの「東京日記」第90回が、さきほどリリースされました。
今回のタイトルは、「ムーバス(乗車賃百円)。」

2008年10月8日水曜日

早稲田大学生協フェア


ハイボール長島がお世話になっております。
早稲田大学生協さんで、10月31日まで平凡社フェアを開催中。
パネルに「人文書・百科の名門」と書いていただいて恐縮です。

早稲田の学生のみなさん、せっかくなので手にとってみてください。
いますぐ役に立たなくても、あとで効いてくることもあるので、
ものは試しで、硬い本もかじっておくのが吉、であります。

なんて、おっさんの(41歳)話は聞きたくないかもしれませんが、
でも、なんとなく・・・体の中には残ってるような気がします。

津野海太郎さんの新刊


津野海太郎さんの『ジェローム・ロビンスが死んだ』に続く新刊、
『おかしな時代 『ワンダーランド』と黒テントへの日々』が、
本の雑誌社さんから出ました。

一言で言えば「回想録」で、サブタイトルにもあるように、
晶文社さんの『ワンダーランド』とアングラ演劇の黒テントが有名ですが、
本書ではその前の『新日本文学』編集部時代の話も、
くわしく描かれていて、とても面白い読み物になっています。

いわば津野さん自身を狂言回しにした、
戦後文化の(ある部分の)群像劇、といった印象。
ジェローム・ロビンスとサブカルチャー、この振れ幅の大きさも、
津野さんらしいなぁ、と思います。

ちなみに今回の装丁は平野甲賀さんで、
ピンクのチェックがかわいいです。

ライブラリー15年フェア(6)


ちょっと久しぶりですが、
平凡社ライブラリー15周年フェアの様子です。

写真は、営業Mがいつもおせわになっている銀座の教文館さん
売れ筋、復刊とりまぜて、きれいに並べていただいています。
ありがとうございます。

ブックファースト新宿店


しばらく前から、新宿西口に繭のような高層ビルが作られてしましたが、
ここにブックファーストさんの新宿店が、11月6日(木)にオープンします。
1階・地下1階・地下2階の3フロアで、合計店舗面積1090坪。
「Sign」などを手がけるトランジットによる、
カフェ&ギャラリー「BLUE SQUARE CAFE」も併設されるとのこと。

適当な写真がなかったため使いまわしで恐縮ですが、
この、(ざっくりした喩えですが)ヘルツォーク&ド・ムーロンと、
ヌーヴェルを足したような高層ビルは、
東京モード学園の校舎で「モード学園コクーンタワー」という名前。
設計は丹下憲孝さん、故・丹下健三さんの御子息で、
丹下事務所を引き継いでおられます。
新宿西口を舞台に、親子で建築の競演というわけです。

10月の平凡社ライブラリー


平凡社ライブラリー10月の新刊は、次の2冊。

■ピロストラトス『英雄が語るトロイア戦争』
 
 (カバー裏より)
 その時代、英雄はいったん黄泉に下ったあと
 再び地上に甦ることを運命により許されていた。
 ホメロスが語らなかったトロイア戦争の実相を、
 参戦し戦死した英雄プロテシラオス自らが、
 彼を抱擁し言葉を交した者の口を通じて証す。
 対話体の平易な語り口のうちに、霊は歩き回り、
 歴史とフィクション、ホメロスへの批判と称讃、
 古代と現在とが幾重にも交錯する特異な古典世界。

本書は平凡社ライブラリーのオリジナル版です。

■八木福次郎『新編 古本屋の手帖』
 (カバー裏より)
 神保町は世界でも類のない古本の街。
 ここで本一筋に七十年生きてきた。
 神保町と古本と古本を愛した人びとを語るに、
 この著者以外にいるだろうか?
 『日本古書通信』編集一筋、
 “ミスター神保町”が語る神保町の今昔と読書人たちの姿。

本書は東京堂出版から刊行された、『古本屋の手帖』
『古本便利帖』『古本屋の回想』を再編集したものです。
解説は出久根達郎さんで、以下はその一節。

 私が本書で最も感動した人物は、木村毅である。
 いや、木村夫人である。
 夫の古書収集に、少しもいやな顔をしない。
 夫が亡くなったあと、夫人はこういう。
 「うちには金もないが借金もない、
 残ったものといえば本だけですよ」

八木福次郎さんの著作はほかにも、
『古本蘊蓄』『書痴斎藤昌三と書物展望社』が、
単行本で発売中です。

2008年10月7日火曜日

大増補 新編輯 イギリス観察辞典


「YOMIURI ONLINE」の「本よみうり堂」には、
「書店員のオススメ読書日記」という面白いコーナーがあります。

このコーナーで、リブロ港北東急SC店の藤原美紗子さんに、
先日15冊を一括復刊した平凡社ライブラリーのなかから、
『大増補 新編輯 イギリス観察辞典』を紹介していただきました。

全文はサイトで読めますが、ちょっと引用を。

 個人的にツボなのは、
 氏の好むところの古きよき「イギリス」を読むと、
 小学校の図書館でホームズと歩いた、
 または少年少女文学でいつも舞台だった
 あのイギリスが蘇ってくるというところ。

わかるわかる、その感じ(おれは今年本厄のおっさんですが)。
どうもありがとうございます。

ロレンスの地図は間違っていた



上の写真は『完全版 知恵の七柱』第2巻口絵に収録した、
「1926年刊予約者版『知恵の七柱』」所収の地図ですが・・・。
今回は、この地図が実は間違いだった、というお話です。

第2巻の訳者解説によると、
ロレンスが生前に指示して作らせた地図をもとにしたものが、
これまでずっと流布していたのですが、
今回の完全版の翻訳に際してあらためて調べてみると、
緯度経度などが実際とは異なっていた、とのこと。

そこで、ロレンスの指示によって作られた地図と、
正しい足跡の地図を比較対照したのが、下の写真です。
ブルーマーカーがロレンスが書いたルート、
オレンジマーカーが正しいルートで、
本書の381ページに収録されています。

今回の版で初めて明らかになった事実で、
文字通り「完全版」というにふさわしいお話でした。

なお、八木谷涼子さんの「完全版 知恵の七柱 情報」も、
どんどん内容が充実している模様です。
あわせてごらんください。

【書評】月光果樹園



「35歳からが女は本物!」をコンセプトにした女性誌、
『Grazia』11月号の表紙は長谷川京子さんですが、
それはそれとして。

高原英理さん『月光果樹園』の書評が掲載されました。
評者は穂村弘さん、以下はその一部です。

 「月光果樹園」と名づけられたその場所に実る果実が、
 何故美味しいのか。
 どんな風に美味しいのか。
 どうして美味しいのか。
 それらを語る口調は憧れに充ちていながら、
 同時に論理的で深く納得させられる。

映画『アラビアのロレンス 完全版』


映画は4時間、本は5巻。
あなたはどちらの「完全版」を選びますか?

・・・というわけで、まだ少し先ですが、
映画『アラビアのロレンス』の完全版、
ニュープリントデジタルリマスターヴァージョンが、
2009年の正月ロードショーで公開されるそうです。

今年はロレンス生誕120年ですが、
来年はデビッド・リーン監督生誕100年で、
またコロンビア映画創設85周年とのこと。
それを記念しての公開です。

劇場は新宿のテアトルタイムズスクエア
(劇場のサイトの一番下に現時点での情報が載っています)

また、関西でも「大阪ヨーロッパ映画祭」というイベントにて、
「伝説の巨匠 デビッド・リーンとモーリス・ジャール」と題し、
完全版がニュープリントで上映されます。
音楽担当のモーリス・ジャールも、なんと来日するそうです。

こちらは来月開催で、日時は11月21日(金)、15:00より上映。
会場はリサイタルホール(大阪市北区中之島)。
映画祭のサイトに、多数の写真のほか動画もアップされています。

『アラビアのロレンス 完全版』の本編は216分。
これに序曲9分+休憩を15分を足して、上映時間は4時間!

『完全版 知恵の七柱』は全5巻(隔月刊、現在2巻まで発売)で、
各巻平均384ページ×5巻=計1920ページ!

(映画も本も、両方選んでくださいね)

往来堂書店



千駄木に行く用事があり、思い立って往来堂書店さんへ。
地元の森まゆみさんの新刊『旧浅草區 まちの記憶』を、
入り口の平台に積んでいただいています。
どうもありがとうございます。

買いそびれていた『酒とつまみ』最新号を購入し、
フリペの『早稲田文学』をいただいてきました。

殿村任香×中島英樹トーク


写真集を中心にアートブックを精力的に出版され、
最近では『浅田家』が話題の赤々舎さんから、
注目の写真家、殿村任香さんの処女写真集、
『母恋 ハハ・ラブ』が刊行されました(帯は荒木経惟さん)。

これを記念し、アートディレクター中島英樹さんとのトークショーが、
明日8日、恵比寿のNADiff a/p/a/r/tにて開かれます。
スライドショー『写映劇 母恋 ハハ・ラブ』の上映もあるそうです。

 日時 10月8日(水)、18:00-19:30 
 場所: NADiff a/p/a/r/t(恵比寿)
 入場無料

殿村さんのインタビューは、こちらこちらに載っています。

「SUNAO SUNAO」リリース


月に一度のお楽しみ、「SUNAO SUNAO」の最新作が、
さきほどリリースされました。

タイトルは「スナオのところに誰かきた」。
誰がきたんだ?

勝手に本屋ミシュラン


出版業界の方はごぞんじかと思いますが、「本屋のほんね」という、
書店の方がやっていらっしゃるらしい個人ブログがあります。

ときどき「勝手に本屋ミシュラン」という書店探訪記が掲載され、
これがリアル(ときにはシビア)で大変面白く、役にも立ちます。
最新の記事は、明文堂書店イオンレイクタウン越谷店さんと、
未来屋書店イオンレイクタウン店さんの話でした。

ミシュランといえば、『ミシュランガイド東京2009』は、
11月21日に発売になるそうです。

高千穂あまてらす鉄道Tシャツ


新書編集部のK澤が、いつもの挙動不審な動きで営業のフロアに。

 「あっ、あっ、あの、これ注文取ってるんですけど、どうですかね」
 「・・・ん、Tシャツ?」

わけを尋ねると、『対論 部落問題』の著者、高山文彦さんが、
宮崎県の高千穂線の復活を求める「高千穂あまてらす鉄道」の、
代表取締役をつとめていらっしゃるとのことで、
その活動の一環としてTシャツを販売されるそうです。

色はブラックで、背中のプリントが2パターン(英語か日本語)。
サイズはXS、S、M、L、XL。
お値段は税込2,000円です。

ちなみに平凡社新書編集長のM井はSを注文したそうで、
やっぱり体に貼り付くようにフィットするのが好きなんですね。

玄侑宗久さん講演会


今朝の出社途中、会社の少し手前にあるお寺に、
玄侑宗久さんの講演会のポスターが貼ってありました。

「清林寺さんがの会」という文京区の本駒込の寺が主催する、
「講演の夕べ PART22」と題した催しだそうです。
 
 会場 よみうりホール(有楽町)
 日時 11月13日(木)、開場17:00、開演18:00
 第1部 演奏会: 雅楽 琵琶 筝の演奏
 第2部 講演:玄侑宗久師 演題 「観自在と言う方便力」

五木寛之さんの発見シリーズ第4冊目、
玄侑さんを対話者に迎えた『息の発見』は、
本日より店頭に並ぶ予定です。

2008年10月6日月曜日

新刊JPで『21世紀の国富論』


「新刊本のダイジェスト版を音声化して配信するサイト」、
「新刊JP」にて、『21世紀の国富論』の紹介が始まりました。

 フジテレビの番組『報道2001』にて特集され、
 大反響を呼んだ原丈人さんの著書。
 アダムスミスの国富論と同じタイトルを冠した本書はz