2008年11月28日金曜日

『白川静』ランキング(5)


写真は、今日11月28日(金)の毎日新聞夕刊に掲載された、
トーハンさん調べの新書週間ベストセラーです(11月26日調べ)。

松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』は・・・初登場4位。

なお、『白川静』は発売1週間で重版決定、
現在作業が進行中で、12月10日頃にできる予定です。

こういう一喜一憂ならいつもやってたいなぁ・・・。

レヴィ=ストロース生誕100年


今日11月28日(金)はフランスの人類学者、
クロード・レヴィ=ストロースの100歳の誕生日。

レヴィ=ストロースは1908年11月28日生まれ。
「ル・モンド」のウェブを見ると、
「Bon anniversaire, M. Lévi-Strauss !」
という見出しで、100歳を祝しています。

池田信夫さんのブログでも、今日のエントリーで、
「クロード・レヴィ=ストロース」という記事がありました。

代表作というべき大著『神話論理』をはじめ、
大半の著作はみすず書房さんから刊行されていますが、
平凡社ライブラリーにも1冊、

『レヴィ=ストロース講義 現代世界と人類学』

という講義録がございます。
1986年に東京で行われた3回の講演と質疑応答を収録した、
入門に最適の内容。

Googleの絵文字プロジェクト

ひさしぶりにGoogleネタ。

11月27日(木)にGoogle Japan Blogに投稿されたエントリによると、
ケータイの絵文字をユニコードの文字として共通符号化する、
というプロジェクトが始まったそうです。

下の画面のようなのを世界標準化しよう、というわけで。


くわしくはこちらをごらんください。

■Google Japan Blog
 絵文字のユニコード符号化:
 符号化提案用のオープンソースデータ

■CNET Japan
 グーグル、絵文字を標準化へ
 ――オープンソースプロジェクト開始

世界中のメールが、日本のギャルのメールみたいになるのか?
面白いことをつぎつぎに考える会社ですね。

Yahoo! 百科事典



「Yahoo! 百科事典」というサービスが、
昨日11月27日(木)からスタートしました。

「INTERNET Watch」の記事によると、

 小学館の百科事典「日本大百科全書(ニッポニカ)」
 全26巻のデータ(見出し約13万項目、キーワード約50万語)を
 ベースに、毎月新情報を追加する。

 「Yahoo!検索」との連動については、
 Web検索の結果と同時に「Yahoo! 百科事典」の
 当該項目を表示するという。

ということだそうです。

岡本太郎「明日の神話」

仕事の通りすがりに、先週の11月17日(月)に公開された、
岡本太郎「明日の神話」を見てきました。
JR渋谷駅と井の頭線の連絡通路の壁に設置してあります。




で、でかい・・・。

平凡社から1979年に出版された作品集『岡本太郎』を見ると、
この作品の原画が両観音開きで掲載されていました。


な、長い・・・。

年譜によれば、1968年(57歳)の2月にメキシコに入り、
オテル・デ・メヒコの壁画「明日の神話」制作のための
アトリエを用意する、と書かれています。

『岡本太郎』には、針生一郎さんの長文解説のほか、
戦前のフランス滞在時代に岡本太郎も参加していた、
社会学研究会のメンバー、ピエール・クロソフスキーも、
「美と聖(美の呪力)」というエッセイを寄せています。
社会学研究会については『聖社会学』(工作舎)に
くわしく書かれていますが、残念ながら品切れ。

『岡本太郎』もおなじく、在庫はございません。
あしからず。

カレンダー『もんきり暦』

平凡社の2009年カレンダーの最後は、
これも新顔の『福よ来い もんきり暦』です。


「もんきり」とは、江戸時代に始まった切り紙のことで、
紙を折り畳んで切り抜くと、紋の形になる遊びです。
吉祥の願いがこ込められた美しい形は、日本ならではのもの。

これを毎月テーマ別にあしらい、作り方も紹介した、
いままでにないタイプのユニークなカレンダーです。

下の写真は2月の「梅づくし」。
梅紋は人気があり、さまざまな意匠が生み出されたそうです。


こちらは最後のページにある、折り方のガイド。


もんきりについては、下中菜穂さんがやっていらっしゃる、
エクスプランテのサイトにくわしく載っていますので、
あわせてごらんください。

カレンダー『昭和の蒸気機関車』

平凡社の2009年カレンダーのご紹介、続きです。
今年から新しく2タイトルが発売されています。

ひとつは『SLカレンダー 昭和の蒸気機関車』


『ヒマラヤ百高峰』などの写真集で知られる藤田弘基さん撮影。
昭和40年代に現役で走っていたSLを捉えた写真で、
いまではもう見ることのできない風景ばかりです。

C58形式 釧網本線(北海道)。


D51形式 石北本線(北海道)。

2008年11月27日木曜日

斎藤美奈子さんの文芸時評



昨日11月26日(水)の朝日新聞朝刊に載った、
斎藤美奈子さんの文芸時評は、
水村美苗さんの『日本語が亡びるとき』(筑摩書房)をメインにして、
宇野常寛さん『ゼロ年代の想像力』(早川書房)
と対比しながらの内容でした。

すでにごらんになっている方も多いと思いますので、いまさらですが、

 「My Life Between Silicon Valley and Japan」の
 「水村美苗『日本語が亡びるとき』は、
 すべての日本人がいま読むべき本だと思う。」

 「404 Blog Not Found」の「今世紀最重要の一冊」

 対照的に、(本の宣伝手法も含めて)批判的な「海難記」の
 「水村美苗『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』を読む。」

をはじめ、ネットではいち早く議論が交わされています。
(宣伝担当のおれも、あの広告には「おおっ、うわっ」という感想)

で、今日(11月27日の夜)にアマゾンを見ると、
総合ランキングが18位、カスタマーレビューが10件で、星は3.5。
レビューする人によってかなり評価が割れていて、
これもまたネット上の議論を反映している印象。

そんな中で印刷媒体としては(たぶん)初めて載ったのが、
斎藤さんの文芸時評だと思いますが、
困惑を困惑のまま提出されたという点で、
わかったつもり、またはネットでありがちな「断言調」の議論とは、
異なる立ち位置、引き受け方を感じた次第です。

高山文彦さんインタビュー


今日11月27日(木)の毎日新聞夕刊の、
「帰りたい 私だけのふるさと」という欄に、
平凡社新書『対論 部落問題』の共著者、
高山文彦さんのインタビューが掲載されていました。

ご出身の宮崎県高千穂町の思い出を語りながら、最後に、

 一言で言えば、ふるさとは
 絞め殺してやりたいくらい愛おしい場所。

重く、また複雑な言葉でした。

10月にご紹介した「高千穂あまてらす鉄道Tシャツ」は、
先日、平凡社にも届きました。
写真はそのバックプリントの部分です。
高山さんが社長をつとめられている、
高千穂あまてらす鉄道のサイトもごらんください。

マーティン・パーの世界

マーティン・パーというイギリスの写真家がいて、
あのマグナムの会員なのですが、
「いわゆるマグナム」のイメージからかなり外れた、
シニカルでユーモラスなドキュメンタリー写真で知られています。

むかし話ながら、1993年に『太陽』の創刊記念特集、
「人間の現在 マグナム写真家集団10人による特写」で、
彼に東武ワールドスクウェアを撮影してもらったことがありました。

この人、自分の写真とは別に、すごい写真集&絵葉書コレクターで、
世界中の名写真集を紹介した『The Photobook』という本を、
これまでに2冊出しています。

で、「Parrworld」という彼のコレクションを並べた展覧会が、
今年世界各地を巡回しているそうで、
いまはオランダのブレダにあるグラフィック・デザイン・ミュージアムで、
来年の1月6日まで開催中とのこと。
見に行った知人から展示の様子が送られてきました。


以下は展示の様子。
わかりづらいかもしれませんが、一部をご紹介すると・・・。

まず、荒木経惟さんが「複写集団ゲリバラ5」を率いていらした時期の、
『水着のヤングレディたち』
海水浴場で見つけた水着姿の女性の電話番号つき写真集で、
寺山修司さんが実際に電話してみたというエピソードがあります。


次は、おなじく「ゲリバラ5」の高瀬芳夫さんによる『便所』
文字通り、いろんな便所を写した写真集。


最後は森山大道さんの、有名な『にっぽん劇場写真帖』


いずれも入手困難、見つけたとしても超高額。
マーティン・パーは来日すると古書店めぐりをしているそうですが、
しかしよく手に入れたなぁ・・・。

なお、マーティン・パーについては、こちらをごらんください。
Martin Parr (Official Site)

東洋大学野球部優勝パレード



16時前、白山通りが、ドンドン♪ パフパフ♪と賑やかなので見ると、
白山にある東洋大学の、野球部の優勝パレード(小雨決行)でした。

大学のサイトによれば、

 東都大学野球秋季リーグにおいて、
 リーグ戦通算13回目の優勝を
 戦後初となる4季連続制覇で飾るとともに、
 東都大学野球連盟代表として全国10地区の代表校が集う
 第39回明治神宮野球大会に出場し、
 2年連続2回目の優勝を果たしました。

ということだそうで、ご近所でもあり、おめでとうございます。
(天気が悪くて写真ブレブレですが)

平凡社の1階


写真は平凡社が入っているビルの1階。
色と構成が、偶然とはいえ妙にきれいで写真を撮りましたが、
上の階に新しいテナントが入られる模様。

『白川静』ランキング(4)


松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』
今度は紀伊國屋書店さん全店の、
11月17日(月)~23日(日)のランキングです。

こちらは10位にランクインしてます。
・・・が、ノベルス『追憶のカレン』、
イベント関係での販売と推測される『ビタミンCはガンにきく』、
名著『おつまみ横丁』『もう一軒 おつまみ横丁』の4冊を外して、
いわゆる「新書」として考えてみると、実質6位!

ところで11月20日(木)に紀伊國屋書店ドバイ店が、
「ドバイモール」にオープンしましたが、
その映像をこちらから見ることができるそうです。

卓上カレンダー『むれねこ』

2009年卓上カレンダー、猫のほうは『むれねこ』です。


田舎の村でなごみきってます。
「あ~よろしな~、天気がようて」
「ほんにね~」


群れてるというより、4匹で分担して魚を狙っているような・・・。
「オマエはあっちを見張ってろ」
「ウッス」


今年のカレンダーはあと2タイトルあるのですが、
それはまた明日ご紹介します。

卓上カレンダー『ニッポンの子犬』

平凡社の2009年カレンダー、
こちらは切り離すとポストカードにもなる、
卓上カレンダー『ニッポンの子犬』です。


仲良し四兄弟。
たぶん一番左が末っ子と推定。


グラビアアイドル風?

カレンダー『日本の猫』

2009年カレンダー、これも定番、岩合光昭さんの『日本の猫』
背伸びしてる猫と、それを横で見ている猫が表紙です。


猫だからといって、けっしてコタツで丸くなるわけではない。


こちらは、港町にたたずむ漢(おとこ)たち?
怒らせると怖そう。
「オラ、どこ見とんじゃい!」

カレンダー『ニッポンの犬』

もうそろそろ11月も終わりで年末に突入。
というわけで、平凡社の2009年カレンダーを、
あらためて順にご紹介していきます。

まずは定番、岩合光昭さんの『ニッポンの犬』


仲良し三兄弟。


茅葺屋根の民家をバックにポーズ。
何を思って空を見つめているのでしょうか。

2008年11月26日水曜日

バルセロナで『春画』発見


知人が、ネットで知り合った友人
(アルゼンチン出身の作家&イラストレーター)に会いに、
バルセロナへ旅行に行くというので、
お土産に別冊太陽の『春画』『続 春画』を託したところ、
たいそう喜ばれたそうです、よかったよかった。


で、上の写真はガウディの有名な建築「カサ・ミラ」の屋上ですが、
この夏に、建物内のギャラリーで浮世絵の展覧会があったらしく、
ショップに『春画』が置いてあった、との報告がメールで届きました。
(写真はさすがに撮れなかったようですが)

で、検索してみたら、現地在住の日本人の方の、
「Pica★Pica Barcelona」というブログにレポートがありました。
以下はその一部。

 いやあ、ほんとに日本人が誰もからんでいないことが
 逆にびっくりな程、いい展覧会です。

 日本文化が西洋人の手を通してどう紹介されるのか、
 展示の仕方なども興味深い。
 同展は、いい美術書の編集のように見せ方がうまい。

とのことで、面白い展覧会だったようです。

ところで『春画』よ、いつの間に海を渡っていたのか・・・。

「小書店員の記録」さんより


先日「小書店員の記録」というブログを紹介させていただきましたが、
11月23日のエントリー「ようやく入荷」の中で、

 新書、平凡社新書の『白川静』がさらに5冊。
 現在、新書新刊コーナー面陳、単行本新刊コーナー面陳、
 人文書・白川静コーナー棚挿しの、計3か所で展開中。

松岡正剛さん『白川静』追加発注いただき、ありがとうございます。

拝読していると、書店の方のリアルな日常が伝わってきます。
これからもよろしくお願いします。

「ア・ラ・カルト」上演中です


高泉淳子さんが台本を書き、出演される舞台「ア・ラ・カルト」が、
現在、東京の青山円形劇場で上演中です。

東京公演は12月26日(金)まで。
その後は12月29日(月)~31日(水)、
大阪ビジネスパーク円形ホールにて。

今年は20周年記念ということで特別な舞台になりそうです。

この舞台の小説版『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』は、
本日より書店にて発売開始!

『白川静』ランキング(3)


絶好調、松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』
本日のランキングは、八重洲ブックセンターさんです。
11月16日(日)~11月22日(土)の新書部門で3位!

1位がノベルス『狼花 新宿鮫IX』なので、
実質的には五木寛之さんの『人間の覚悟』に続く2位。

いやいやいや・・・イイネ。

【書評】すき焼き通


今週の『SPA!』12月2日号の「文化堂本舗」で、
向笠千恵子さんの新書『すき焼き通』の書評が掲載されました。

 まるまる一冊、「すき焼き」について考察する
 肉好き必読のグルメ新書

という見出しで、今柊二さんが執筆されています。

 ちなみに「魯山人のすき焼き」を食べた著者は
 「すき焼きはネギを味わうごちそう」と気がつくが、
 これは「ブリ大根は大根のほうがおいしい」
 と同じ理屈なので読んでいて納得した。

たしかに納得。

「とにかく、全国を股にかけて名店で食べまくる
著者のバイタリティがすごい」本書は、好評発売中です。
気候もかなり冷え込んできましたし、
そろそろすき焼きが食べたい時期ですね。

おれは関西出身なので、
家では肉を焼いて、砂糖と醤油をかける作り方。
東京に来るまで、割り下というものを知りませんでした。

あと湯豆腐は、あくまで昆布と豆腐のみ。
野菜を入れたりするのは邪道でした。

【予告】さわやさんとホッピー対談


ハイボールN島が先日おうかがいした、
盛岡のさわや書店さんとの「出張ホッピー対談」は、
現在まとめ中で、もうすぐ完成です。

対談を掲載した「今日の本 明日の本」1月号は、
12月10日頃に各書店さんにお送りできる見込みです。
もうしばらくお待ちください。

・・・が、しかし。

前にも書きましたが
、対談(というか座談)は延々6時間。
まとめきれませんので、続きはこの「今日の平凡社」で掲載予定。
さわやさんの、ディープで、ガツンと腹にくる話が満載、です。
中央公論新社さんのイケメン営業さんも飛び入り参加。

中公さんといえば、『双調平家物語』と『哲学の歴史』で、
今年の毎日出版文化賞をW受賞、おめでとうございます。

11月の全5段広告



今朝11月26日(水)の朝日新聞朝刊に、
定例の全5段広告が掲載されました。

増刷決定の『白川静 漢字の世界観』をはじめ、
『プレミアムアトラス』の日本世界などの11月新刊、
もうすぐ3刷出来の『茗荷谷の猫』等々を掲載。

なお名古屋圏~中・四国は明日11月27日(木)、
九州はあさって11月28日(金)の掲載となります。

2008年11月25日火曜日

「大人のお金力養成講座」第4回


石原壮一郎さんとカラスヤサトシさんの連載、
「大人のお金力養成講座」の第4回がリリースされました。
今回のテーマは・・・

 彼女から高いプレゼントをさりげなくねだられた問題

不景気でラグジュアリー・ブランドも苦戦の世の中ですが、
もうすぐ12月・・・といえばクリスマスですね。

 いや~年末進行でさ~。

といって逃げるのはダメでしょうか、石原先生、カラスヤ先生。
ダメですね、きっと。

『白川静』ランキング(2)


松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』ランキング、
今度は大阪の旭屋書店本店さんです。

11月17日(月)~11月23日(日)の期間で、3位!

す、すばらしい・・・ありがとうございます。

INAXブックギャラリー

営業Mがお世話になっております、
銀座のINAXブックギャラリーさんの様子です。


1階が書店、2階がギャラリー、3階から上がINAXのショールームで、
書店は、建築・デザインから世界各地の民俗、風土まで、
独自のセレクトで長年定評があり、頼りになる1軒です。

現在は山の本のフェアが開催中で、
平凡社ライブラリーの山の本も多く並べていただいています。

ちなみに2階のギャラリー1では、
12月3日(水)から来年の2月21日(土)まで、
「デザイン満開 九州列車の旅」という展覧会が開かれるそうです。

『白川静』ランキング



松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』が、
ブックファーストさんの新書ランキングに入りました。

11月17日(月)~11月23日(日)の期間で、
新宿店で初登場7位、梅田店で初登場5位!

A-thingsの西原功織展

もうひとつ吉祥寺の話で、じつはこれが「所用」でした。

パルコの先に中道通り(大友克洋氏の初期の漫画にも登場)という、
三鷹方面へ伸びる道があるのですが、しばらく歩いたところに、
「A-things」というスペースがあります。


「A-materials」というヴィンテージのファブリックや、
ボタン、テープなどを扱うお店に併設されている、といいますか、
同じ空間をゆるく仕切った奥にあるギャラリーです。
いわゆる現代美術のギャラリーとはちょっとちがって、
「オルタナティヴ・スペース」と呼んだほうがふさわしい場所で、
サーリネンの椅子などもあり、居心地のよい空間になっています。

ここで現在、西原功織さんのペインティングの展覧会が開催中。
今年の4月から始まり、

1)地図シリーズ
2)紙の仕事
3)指紋シリーズ
4)横断的セレクション

と、テーマを変えながら、現在は第4期目の展示。
企画構成は「A-materials」のオーナでもある広川マチ子さん、
林道郎さんのテキスト(展示にそって書き継がれています)もあり。


西原さんの作品、言葉にするのは難しいですが、
線のストロークをじ~っとたどっていると見飽きないうえ、
見疲れもしない、ずっと見ていたくなるような絵でした。
展示は12月28日(日)まで、ぜひ体験してみてください。
林さんのテキストも併読すると、いっそう面白いです。
(詳細はA-thingsのブログをごらんください)

ちなみに、広川さんは先頃、PIEBOOKSさんより、
『大人かわいい手芸雑貨』という本を出版されています。
こちらもどうぞ。

林さんは『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』という、
レクチャー・シリーズの記録を出版されているほか、
現代美術の批評などで活躍されていますが、
セザンヌの研究者でもあります。
また、2000年前後には、日本美術史の大西廣さんと、
展覧会批評対談をやっていらっしゃしました。
(大西さんは『月刊百科』にて「雪舟史料を読む」を連載中)
じつは、この対談をまとめるのが当時のおれの仕事のひとつで、
毎回とても刺激的でした。
こちらのサイトに転載されていますが、いま読んでも面白い)

・・・などど思い返したり、中道通りもずいぶん店が増えたなぁ、
と感慨にふけったりしながら吉祥寺の南口を歩いていると、こんな店が。

弘栄堂書店といせや総本店

所用で久しぶりに吉祥寺に行ってきました。


まず11月30日(日)に閉店される弘栄堂書店さん。
むかし住んでいたこともあって、毎日のように寄ってました。
「Hanako」を日本一売っていたという雑誌コーナーはもとより、
個人的には人文書の新刊平台のセレクトが参考になったものです。
平凡社としてもお世話になってきた書店さんで、
閉店は残念ですが、どうもありがとうございました。
閉店後は、12月6日(土)にブックファーストさんが入られるそうです。



こちらは去る6月に改装オープンした、いせや総本店
マンションの下の部分が、改装前を再現したつくりで不思議な建築・・・。
上に住んでいる人の感想を聞いてみたいところであります。
1928年に精肉業者としてスタートということで、今年が創業80年。
焼き鳥1本80円、ミックス焼き鳥(4本)320円。
あいかわらず、火事!? と思わせる煙が立ち込めてました。

裁判員制度の広告


昨日11月24日(月)の朝刊に、
裁判員制度の告知広告が掲載されていました。

「裁判員、あなたの役割。」というキャッチコピーで、
「審理」「評議」「判決」とざっくり3段階に分けて案内されています。

ちなみに11月末から、こんな通知が届くそうです。


『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』
そろそろ本気で読まないと、本気で不安になるかも。

2008年11月24日月曜日

【書評】森鴎外と日清・日露戦争


末延芳晴さんの『森鴎外と日清・日露戦争』
今度は11月23(日)の毎日新聞に書評が掲載されました。
評者は川本三郎さんで、すでにネットで全文が読めますが、
以下にその一部を引用しておきます。

 森鴎外は近代日本の大きな戦争である
 日清戦争と日露戦争の両方に軍医として従軍した。
 二つの戦争を内側から体験した日本の文学者は他に例を見ない。

 本書は、鴎外のこの二つの戦争体験に焦点を当て、
 文学者と戦争の問題を論じた意欲的な書。
 鴎外論として実に新鮮で、考えさせられるところが数多い。

 軍医としての鴎外は当然、国家に対して忠実であり、
 戦争勝利のために全力を傾ける。
 しかし、文学者としての鴎外は、
 戦争の悲惨な現実を見て心が揺れる。
 国家と個人が鴎外のなかでせめぎあう。
 末延氏は、その切実な魂の劇を、
 戦場にあって鴎外が書いた日記や詩、漢詩や和歌を
 丁寧に読み込んで浮かび上がらせてゆく。
 迫力がある。

『森鴎外と日清・日露戦争』は若干在庫がございますが、
おかげさまで現在重版中です。

いまなぜ白川静なのか


「いまなぜ白川静なのか」という記事を見つけました。
「DESIGN IT! w/LOVE」という個人ブログで、
「調査&コンサルティング業務」をされている方だそうです。
拝見すると、情報科学やバーバラ・M・スタフォードなどの本も、
幅広く読んでいらっしゃる模様。

「いまなぜ白川静なのか」は11月21日のエントリーで、
松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』も紹介されていますが、
この本についての記述とは別に、なるほど・・・思った箇所が以下。

 白川静さんの本は、特に情報デザイン、
 インタラクションデザインに関わる仕事をしている人には
 ぜひ読んでほしいと思っています。
 これがいまのインタラクティブ製品の問題を解決するための
 突破口に将来的につながっていく/
 つなげていかなくてはいけないはずのものであるから。
 西洋の物真似をがんばっても下手くそにしかできないくらいなら、
 東洋的な方法を生みだして
 そこで勝負していかないとだめだろうと思うんです。
 そのためにもぜひ。

ここだけ抜き出すと分かりづらいかもしれませんが、
面白いテキストですので、ぜひ読んでみてください。

デジタル写真とフィルム写真

たまたま会社にあった雑誌2誌が、
対照的な特集を組んでいました。


『PEN』は「デジタル×写真術。」、
『dictionary』(もう創刊20年!)は「FILM LOVE」。

デジタル写真とフィルム写真というわけですが。

『PEN』で東松照明さんがデジタルに移行されていたことを、
初めて知ったのですが、フットワークが軽い!


ただ、ヨーロッパの写真家の紹介を見ていると、
100年前のピクトリアリスム(絵画的写真)への回帰のような気も。
アートマーケットとの関係もあるのかしら、などと邪推したり。

『dictionary』のほうは、現在活躍中の写真家の人たちが、
フィルムや機材の不具合で失敗した写真を紹介するという構成。


こちらに興味をもたれた方は、
オランダのクリエイティブ・エージェンシーKesselskramerの、
『Wonder』(洋書)という写真集をぜひ。
青山ブックセンターさんや、
世界で最もヘンな本屋」ユトレヒトさんにあると思います。
ユトレヒトさんのサイトの紹介を少し引用すると、

 デジタルカメラが普及した今になっても、
 フィルムカメラを利用する人は多い。(・・・)
 しかし、失敗する こともある。
 一つのコマに二重に撮影されてしまったり、光が入ってしまったり。
 こ うしたものは、お客さんには渡されず、プリントショップで処分される。
 今回エリック・ケッセルスをはじめとする4人が目をつけたのは、
 この望まれない写真 たち。
 偶然とも奇跡とも意味の取れる「wonder」な写真を救出し、
 一冊の写真集が出 来上がった。


この本、面白すぎです。

2008年11月21日金曜日

またまた『スーパー』POP


好評発売中『スーパーマーケットでかわいい買い物』の、
例の手づくりPOPを、また増刷中でございます。
編集S藤が出かけているため、営業Hが一人でコツコツと。

なんか切手収集のような写真になりました。

世界のブックデザイン2007-08

明日11月22日(土)より、印刷博物館のP&Pギャラリーにて、
「世界のブックデザイン2007-08」展が開かれます。

ライプツィヒ・ブックフェアの「世界で最も美しい本コンクール」
の入選作品など、計240冊が展示されるとのこと。
大森裕二さんがデザインを手がけられ、
今年の銀賞を受賞した『江戸鳥類大図鑑』も展示されます。


会期は2009年1月18日(日)まで。
詳細は、印刷博物館のサイトをごらんください。
こちらにも画像つきの情報が載っています。

12月14日(日)には、「日本のブックデザインの現況」という、
中垣信夫さんの講演会も開かれます。
中垣さんには、平凡社ライブラリーや事典で、
長年お世話になっていますが、今年から、
働きながらデザインを学ぶ社会人のための学校」、
ミームデザイン学校をスタートされ、ますますお元気。

『常用字解』ミニ


白川静さんのベストセラー『常用字解』に、ミニサイズが登場!
携帯に便利、気になった文字をいつでも引くことができます。

・・・というのは冗談で(ベタですみません)、
松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』刊行記念に作成した、
ノベルティのミニノートです。
白川静フェアをやってくださる書店さんに、
パネルやPOPと一緒にお送りしております。

部数限定、お早めにどうぞ。

365日、まいにち絵本!




別冊太陽の最新刊『365日、まいにち絵本!』ができました。

正月、バレンタインデー、入園式、夏休み、etc...
1年間の行事や季節の出来事にちなんだ絵本100冊を、
カラーで紹介したユニークな構成です。

今日は子どもと、なにを読もうかな・・・? というときに役立つ1冊。
巻末には「まいにち絵本! カレンダー」もついています。

ちなみに明日11月22日は「ボタンの日」だそうです。

蓮實重彦氏が偏愛する本


紀伊國屋書店さんのウェブに「Kinokuniya e-Alert」という、
学術・専門書(和書・洋書)の情報サービスがあります。
登録(無料)すると定期的にメールが送られてくるのですが、
人文・社会科学系・理工系の本の情報を得るのに便利。

で、今日は「蓮實重彦の映画論講義 特別篇」の案内のほか、
「蓮實重彦氏が偏愛する本」というリストが届きました。
以下はその一覧、ご参考までに。

 阿部和重『シンセミア』(朝日文庫)
 ヴァージニア・ウルフ『燈台へ』(みすず書房)
 大江健三郎『臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ』(新潮社)
 河野多恵子『みいら採り猟奇譚』(新潮文庫)
 後藤明生『挟み撃ち』 (講談社文芸文庫)
 ルイ・フェルディナン・セリーヌ『北』(国書刊行会)
 クロ-ド・シモン『フランドルへの道』(白水社)
 ジャック・デリダ『有限責任会社』(法政大学出版局)
 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』(河出文庫)
 中上健次『熊野集』(講談社文芸文庫)
 中上健次『千年の愉楽』(河出文庫)
 中原昌也『ニートピア2010』(文藝春秋)
 ロラン・バルト『彼自身による ロラン・バルト』(みすず書房)
 ロラン・バルト『ミシュレ』(みすず書房)
 ミシェル・フーコー『言葉と物』(新潮社)
 藤枝静男『田紳有楽/空気頭』(講談社文芸文庫)
 藤枝静男『悲しいだけ/欣求浄土』(講談社文芸文庫)
 古井由吉『白暗淵』(講談社)
 古井由吉/松浦寿輝『色と空のあわいで』(講談社)
 松浦理英子『犬身』(朝日新聞社)
 村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』(講談社文庫)
 ジャン=ピエール・リシャール『マラルメの想像的宇宙』(水声社)
 山田宏一『増補 トリュフォー、ある映画的人生』 (平凡社ライブラリー)

ちなみに『増補 トリュフォー、ある映画的人生』 の解説は、
蓮實重彦さんによるものです。

そういえば『トリュフォーの手紙』、早く読みたいなぁ・・・。

『白川静』、昨日の実売


松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』
昨日(11月20日)は一般新書で5位、総合で35位でした。

ちなみにお客様の分布を見ると、以下の通り。

■男女比 男性・・・70%、女性・・・30%

■年齢比 19歳~29歳・・・26%
       30歳~49歳・・・45%
       50歳以上・・・29%

(以上 Publine 調べによる)

2008年11月20日木曜日

Dream Fighter


Perfumeの新曲「Dream Fighter」(通常版)が届きました。

 最高~を求めて~~終わりのない旅をする
 のは きっと~僕らが~~生きている証拠だから♪

おれも最高を求めてがんばってるよ、のっち。
(41歳、出版社勤務)

なお、営業S田は昨晩The Whoの来日公演を見てきたそうです。

 おれ どうだった?
 S田  飛び跳ねてましたよ~! ピート・タウンゼント。
 おれ F代さんてさ、サングラス掛けるとピートに似てない?
 S田  本人も言ってましたよ(笑)、歳も同じだし。

【御礼】ブンセン様より




『スーパーマーケットでかわいい買い物』で、
「塩っぺ」と「やわン昆布 ピリー」を紹介させていただいた、
製造元のブンセン株式会社様より、
各種つくだ煮をお送りいただきました。

関西出身者には懐かしい、「塩っぺ」「アラ!」。
おれ(兵庫県出身)の家でも毎日食卓に乗ってました。
でも「アラ!」の蓋が最近こうなってたのは知りませんでした。
(どうもすみません)

まことに恐縮ですが、どうもありがとうございます。
「塩っぺ」は、カブや大根の薄切りと混ぜると、
ちょっとした「おつまみ横丁」で美味しいです。

『源氏』の翻訳さまざま


『源氏物語』の大塚ひかり訳がちくま文庫から刊行されましたが、
今朝の朝日新聞文化欄の『源氏』特集記事によると、
「超ラッキー」「声はノリノリ」とか訳されているそうです。
(すいません、まだ現物を見てないので・・・)

また、平凡社ライブラリーから刊行中の、
『ウェイリー版 源氏物語』についても触れられています。

 『源氏』はウェイリー訳で世界文学として認められた。
 比較文学者の平川祐弘さんが
 「二十世紀を代表する英語芸術作品」と呼ぶように。
 その英訳で『源氏』の魅力を知った作家正宗白鳥は
 「新たに日本文に翻訳したら、世界的名小説として、
 多くの愛読者を得るかもしれない」と書いた。
 その試みである。

『ウェイリー版 源氏物語』は全4巻、現在2巻まで刊行中です。

文苑堂書店示野本店


写真は、営業N里が先日おじゃました、
金沢市の文苑堂書店示野本店さんです。
左から松井さん、福田さん、藤井さん。
なんか書店3人衆、という感じでキマッてます。

松井さんは人文書などのMDを担当されており、
「今日の平凡社」もよくごらんいただいているとのこと。
恐縮でございます、ありがとうございます。
POP、パネル等、いくらでも(?)用意がございますので、
いつでもお申し付けください。

ちなみに文苑堂書店さんにもスタッフブログがあります。

『白川静』、東京堂書店で1位


東京堂書店さんの11月18日調べのランキングで、
松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』がいきなり1位に!

これからまた、売行きを見ながら一喜一憂が始まりそうな予感。
どうもありがとうございます。

■追記
 昼ごはんを食べながらアマゾンを見ると、64位にアップ!
 (11月20日、12時30分現在)

『白川静』サンヤツ(2)


今朝11月20日(木)の朝日新聞朝刊に、
松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』のサンヤツが。

なお「asahi.com」に「今日のサンヤツ」というページがあります。
その日に掲載されたサンヤツ広告の画像があり、
画像をクリックすると、注文などができるシステムです。

昨日のオール紀伊國屋書店の新書部門で4位
今朝11時段階のアマゾン総合ランキングで76位
各書店さんからも、続々追加注文をいただいています。

11月15日から発売で、まだ1週間経過していないうえ、
「今日の平凡社」をのぞけば露出していないので、
昨日の日経、今日の朝日のサンヤツが効いてる?
宣伝担当としてはありがたいかぎりです。
手ごたえあり、といいますか。
朝日新聞の定例全5段広告は11月26日~28日の掲載。

なお「今日の平凡社」内の『白川静』関連記事は、
こちらをクリックしてごらんください。

■お詫びと訂正
 先日、朝日新聞の『白川静』サンヤツ掲載日を、
 名古屋圏以西は21日とご案内しましたが、23日の誤りでした。
 うっかり勘違いしておりました、もうしわけありません。

破戒と男色の仏教史POP


写真は平凡社新書の松尾剛次さんの新刊、
『破戒と男色の仏教史』のPOPです。

以下は本書の「まえがき」より。

 近年、「身体論」が大いに注目されています。
 これは仏教研究においても、大いに重視されるべき視点です。
 ともすれば、仏教は、教理、教学、
 思想にスポットが当てられてきました。
 その際、身体、とくに僧侶の下半身にかんする問題は、
 タブー視されてきました。
 僧侶の「破戒」行為も、廃仏論との関わりや、
 僧侶社会のあだ花として、論じられること多く、
 日本仏教史において、正面きって論じられてきたとはいえません。

 しかし、仏教の担い手であった僧侶たちの
 一挙手一投足に注目することは、
 実在としての仏教を理解するうえで、不可欠のはずです。
 仏教は、絵に描いた餅として、観念的な存在であったのではなく、
 僧侶や信仰者たちの、具体的な活動のなかに生きていたからです。

 それゆえ、仏教を論じるうえでも、教理や歴史のみならず、
 僧侶の「身体論」的な考察は有効だといえるでしょう。

なお、松尾研究室のサイトはこちらです。

2008年11月19日水曜日

『白川静』、売れてます


京都の三月書房さんのメルマガで、
「最近売れているような気がする本」というのがありますが、
「気がする」ではなく「売れてる!」という話。
(三月書房さんの実売ではないんですが・・・すいません)

11月の新刊、松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』が、
今日11月19日19時22分段階で、新書部門で4位に。

う、うれしい・・・。

買ってくださった読者のみなさま、書店のみなさま、
どうもありがとうございます。

雑誌『平凡』の由来


東京新聞の夕刊で植田康夫さんが連載されている、
「戦後日本 雑誌の興亡」第42回(11月19日)に、
平凡出版(現・マガジンハウス)の『平凡』の話が載っていました。

『マガジンハウスを創った男 岩堀喜之助』に、
その経緯がくわしく記されていますが、
岩堀喜之助が平凡社創業者の下中弥三郎に、
自分たちが立ち上げる雑誌の命名を依頼に行き、
下中は『啓明』と『平凡』のふたつを示したそうです。
で、岩堀が選んだのが『平凡』だった、といういきさつ。

ちなみに前にも書いたことがありますが
平凡社は昭和3年に講談社の『キング』対抗して、
『平凡』という雑誌を創刊したものの、5号であえなく休刊。

さすがに今はなくなりましたが、
しばらく前までは、平凡社にも『平凡』『平凡パンチ』の
問い合わせがときどきあったものです。

なお、上の写真の丸眼鏡の男性が、下中弥三郎です。

動物園で漢字と出合う


「東京漢字探検隊」というイベントをご存知でしょうか?

「人」「植物」など、毎回テーマを設けて、
漢字の元になった実物を見たりしながら、
親子で漢字の成り立ちを学ぶ、というユニークな内容。

文京教育サポーターズとメディアハーモニーの主催、
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所の共催で開かれています。

その第3回は、「動物園で漢字と出合う」
「象は中国にいないはずなのに、どうして『象』という漢字があるの?」
など、動物にまつわる漢字について楽しく知ることができます。

■日時 11月30日(日)、 10:00-12:00
■場所 上野動物園
■費用 親子3,000円(子供追加の場合1,000円/資料付)
■募集 親子各25組程度(先着順)
■お申し込み 電話03-3815-3880
■詳細はメディアハーモニーのサイトをごらんください。

「小書店員の記録」より


「小書店員の記録」という、名古屋の書店の方のブログより。
11月15日のエントリーで、
松岡正剛『白川静 漢字の世界観』と題した記事があり、
ちょっと引用させていただきます。

 間違いなく“買い”です。
 当店には、『文字講話』と『桂東雑記』が揃っています。
 この本も頑張って売るつもりです。

どうもありがとうございます!
おかげさまで、全国的に出足好調です。

七つの自転車の旅


白鳥和也さんの新刊『七つの自転車の旅』ができました。
(明日11月20日頃より発売)

津軽からしまなみまで、日本各地を自転車で一人旅、
その様子が香り高い文章で描かれた紀行文です。

まずは目次より。

 第1章 北上の光
 第2章 津軽から秋田へ
 第3章 バリオスと北陸
 第4章 走れなかった自転車の旅
 第5章 白馬と糸魚川
 第6章 太平街道再び
 第7章 しまなみの幻想

次はあとがきの、「謝辞とともに」より。

 仲間と旅することも素晴らしいが、
 ソロの自転車旅は、常に孤独が主調音である。
 (・・・)
 孤独の良いところは、
 耳を澄まさざるを得ないところでもある。
 本もまた聴覚的な体験の最たるものだけれど、
 だからこそ、人は一人で本を読む。
 一人で書く。
 孤独のないところには、
 思念の世界における伝達や共有もないだろう。
 大勢で走ること、ソロで旅することは、
 質的に全く違う体験であり、
 経験しない限り、そのことは難しいと思われる。

平凡社からはほかにも、白鳥さんの『自転車依存症』
『素晴らしき自転車の旅』『スローサイクリング』が発売中。
白鳥さんのサイト「自転車文学研究室」もごらんください。

あと自転車エッセイでは、伊藤礼さん『こぐこぐ自転車』もぜひ。

ちなみに編集担当のD居も自転車乗りで、
おれが土曜日の昼に二日酔いで外苑東通りをヨタっていたら、
さっそうとペダルを漕いで走り去る姿に遭遇したことがあります。

Ex-formation 植物




原研哉さんと武蔵野美術大学原研哉ゼミの新刊、
『Ex-formation 植物』の見本ができました。

「Ex-formation」とは聞きなれない言葉ですが、
「未知化」という意味で使われています。
原さんによる「プロローグ」を引用すると、

 知らせる、分からせるのではなく、
 「いかに知らないかを分からせる」、
 あるいは、まるで初めてそのものを見たり
 経験するような新鮮さで、
 物事の様相を伝えていく営みである。

武蔵野美術大学の基礎デザイン学科で、
原さんが教鞭をとられるようになってから、
この「Ex-formation」をキーワードにゼミが行われています。

過去には中央公論新社さんから、
「四万十川」「リゾート」「皺」をテーマにした本が出版され、
今回の「植物」はその最新版。
原さんとゼミ生たちの1年間の成果が凝縮された1冊です。

こういうゼミって、大変だけど面白いだろうなぁ。

ちなみに「基礎デザイン学科」(通称「基礎デ」)という学科は、
1967年に向井周太郎さんらによって設立され、
原さんはその卒業生。
現在は深澤直人さんも教授をつとめられています。

『Ex-formation 植物』は、11月26日頃より発売。
ヘタな脳トレをするより、脳がグニャグニャになる内容です。

『白川静』サンヤツ


本日11月19日(水)の日本経済新聞1面下に、
『白川静 漢字の世界観』のサンヤツが掲載されました。

明日11月20日(木)には、朝日新聞にもサンヤツが出ます。
(名古屋以西は21日掲載の予定)

『月刊百科』12月号


『月刊百科』12月号ができました。

巻頭は松岡正剛さんのエッセイ「白川的でありたい」。
ほかに新連載として、大谷明宏さんの「事件記者」、
谷直樹さんの「ミュージアムの暮らし十二か月」がスタート。

これから発送、書店さんへの配布にかかりますので、
しばらくお待ちください。

服部一成さんによる表紙もめでたく12冊。
12月号では、とうとう猫が2足歩行に?
服部さん、1年間ありがとうございました。

で、2009年も服部さんに表紙を手がけていただきます。
が、現時点ではまったくの白紙。
表紙担当のおれも、どんなデザインになるのか、
まるっきり予想がつきません。

お楽しみに!

松岡正剛『白川静』(6)


松岡正剛さんの新刊『白川静 漢字の世界観』
今回は「あとがき」から、印象的な箇所を一部抜粋してみます。

 学問成果が正統か異端かなどということは、
 どうでもいいことなのです。
 私は今後は、白川さんの方法と思想はどんどん
 多くの人々の見方に撒種されていくだろうと確信しています。
 (・・・)
 これ(本書=引用者注)はあくまでひとつの試みであって、
 難解で深甚な白川静像に対するアプローチのための
 道案内の立て札だとおもってください。
 もちろん私なりに心したこともあります。
 それは、白川さんの「世界観」をできるかぎり角度を変えて、
 くりかえし説明しようとしたことです。
 (・・・)
 小さな本ではありますが、
 私自身はずいぶん緊張しながら仕上げました。
 姿勢をたださなければ書けない、と感じたのです。

 (あとがき――豆腐とニガリ、p.266-267。適宜改行)

6回にわたって、本の一部をご紹介してきましたが、
あくまで「さわり」、あとは是非お手にとってお読みください。
知的興奮とはこういうことか、と実感できるスリリングな1冊です。

2008年11月18日火曜日

アンゴスチュラ・ビターズな君へ


役者/劇作家、高泉淳子さんの初の小説集、
『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』の見本ができました。

毎年12月に青山円形劇場で上演されてきた、
「ア・ラ・カルト」という作品がもとになっています。

舞台は青山の裏通りにあるフレンチレストラン。
帯のコピーを引用すると、

 6つの短編で織りなす、
 恋と料理の「風味体感小説」。

メニューは・・・

 アンゴスチュラ・ビターズな君へ
 だから好きなのかもしれないね
 バイ・マイ・サイド、僕のそばにいてほしい
 バナナのブランデーマリネ
 タイム・アフター・タイム
 マンハッタンで乾杯!

カバーのイラストは、伊藤ちづるさん
小説に登場するメニューなども描いていだいています。


担当編集のS藤と営業Hが手にしているパネルは、
書店さん用および、11月21日(金)から始まる、
「ア・ラ・カルト」の20周年記念公演会場での先行販売用。
現在がんばって製作中です。

なお、書店発売は11月26日頃からとなります。
もうすぐ12月、季節にふさわしい雰囲気に仕上がっていますので、
お楽しみに。

「今日の平凡社」500回


このエントリーで「今日の平凡社」も500回目。

いつも読んでくださっている方、
偶然見つけてくださった方、
バカだね~と面白がってくださる方、
みなさま、どうもありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

『裁判員』、関西の書店2例

写真は『制度即解! 裁判員になってもあわてない本』の、
関西の書店さんでの陳列の様子です。


紀伊國屋書店梅田本店さん
POPがアオってます。


ジュンク堂書店京都BAL店さん
セット箱で展開していただいています。

各書店のみなさま、どうもありがとうございます。
また、写真を撮影、お送りくださった、
人文書販売研究会のY村さん、ありがとうございました。

ところで裁判所のウェブサイトによると、

 11月28日ころ、裁判員候補者名簿に登録された方に
 「お知らせ」を発送する予定です。
 なお、裁判所を騙った不審な電話・郵便等にご注意ください

とのことで、もうすぐじゃないですか発送。

原丈人×櫻井よしこ対談


情報が遅くなりましたが、『週刊ダイヤモンド』の11月15日号で、
原丈人さんと櫻井よしこさんの対談が掲載されました。
題して「日本発の“公益資本主義”を構築する」。
以下は、6ページにわたる対談の小見出しです。

 時価会計やROE経営はゼロから見直すべき
 成果主義の導入で社員も短期志向に
 米国や中国が不参加なら京都議定書から離脱すべき
 援助ではなく民間事業での途上国支援

櫻井さんの「対談を終えて」では、

 明らかに金融資本主義は行き過ぎた。
 であれば、実態経済を襲う
 眼前の危機の嵐を乗り越えたあとに、
 私たちは新たな経済のあり方を探らなければならない。
 そのとき、日本の持てる資質こそが
 ポスト金融資本主義の方程式を示しうる。
 考古学好きの青年の面影を残す原氏の提言は、
 その方途を具体的に示すものだ。

と結ばれています。

ガムテで工作


編集S藤に頼まれて、ガムテの写真を撮らされたのですが、
いまガムテなの?
『マスキングテープの本』ってのが売れてるみたいだけど。

・・・とおっさんのおれ(41歳)が知らないところで、
ひそかにガムテ工作が流行しているらしい、です。

くわしくは「工作室」というブログをごらんください。

松岡正剛『白川静』(5)


発売早々、快調なすべり出し、松岡正剛さん『白川静』
ここしばらく、その「さわり」をご紹介してきましたが、
今回は第七章(最終章)より。
クライマックスに近づきつつある箇所からの引用です。

 これまであまり強調されてこなかったことのようですが、
 白川さんの漢字に対する思いの根本にあるものは何かというと、
 実は「漢字は国字である」というものでした。

 国字というのは、中国の国字のことではありません。
 日本の、日本語の、国字という意味です。
 漢字は国字なのです。国語なのです。
 日本人にとっての日本語なのです。

 さて、白川さんに一貫して流れてきた
 「漢字は日本の国字である」というこの思想は、
 いったい何を訴えているのでしょうか。
 私はここにこそ惹かれて白川学に没入してきたのですが、
 あらためてその奥にひそむものを考えてみたいとおもいます。

 (第七章 漢字という国語、p.219-223。適宜改行および中略)

2008年11月17日月曜日

さわやさんとホッピー対談

                    (写真はイメージです)

先週の東北出張から戻ってきたハイボールN島から、
さわや書店本店さんとのホッピー対談のMP3ファイルを受け取りました。
ちらっと冒頭を再生してみたら、いきなり、

 明日休みなんで、もう何時でもイケますよ。

たぶん、さわやさんの声だと思いますが・・・。

N島によると、偶然いらしていた中央公論新社の方も飛び入りされ、
夜の9時過ぎから翌日の3時過ぎまで対談(?)したそうです。

ありがとうございました&お疲れさまでした。
これからまとめますので、しばらくお待ちください。

アーサー・ウェイリー


写真は本日11月17日(月)の朝日新聞サンヤツ広告ですが、
白水社さんから刊行された平川祐弘さんの新刊、
『アーサー・ウェイリー 『源氏物語』の翻訳者』に目がとまりました。
それによると、

 日本文学の扉を世界に開いた英国人の生涯と翻訳の妙を伝え、
 『源氏』の魅力を解説する。

平凡社から刊行中(全4巻、既刊2巻)の、
『ウェイリー版 源氏物語』英訳の背景もわかる内容のようです。
税込価格4,200円。

また、平川祐弘さんの著作では、平凡社ライブラリーに、
『和魂洋才の系譜 内と外からの明治日本』(上下巻)があります。

【書評】影の歴史


ヴィクトル・I・ストイキツァ『影の歴史』の書評が、
11月16日(日)の読売新聞に掲載されました。

評者は田中純さんで、
もう「本 よみうり堂」のサイトにアップされていますが(早い!)、
その末尾をご紹介しておきます。

 マレーヴィチの〈黒い正方形〉からブランクーシの自作写真、
 そして、デュシャン最後の絵画へと、
 20世紀美術における影に斬り込む著者の分析は際立って鋭い。
 ウォーホルの作品〈影〉の背後にある歴史的な地層を発掘し、
 ボイスの行ったパフォーマンスの記録写真に
 シャーマニズムの「影」を見出す最終章の議論は圧巻だ。
 鋭利な議論に酔う。

『影の歴史』については、こちらのエントリーもご参照ください。
本書の目次のほか、略歴やインタビューへのリンクもあります。

【書評】茗荷谷の猫


このところ毎週やってる気がする『茗荷谷の猫』の書評、
今度は本日発売の『週刊現代』11月29日号で紹介されました。
「カリスマ書店員さんのとっておきオススメ本」という欄で、
往来堂書店の笈入建志さんが取り上げてくださっています。

ジャック・ロンドン『火を熾す』、堀江敏幸『未見坂』とともに、
「人生の“根源”をわしづかみにする精妙な小説たち」
という見出しで、以下は『茗荷谷の猫』についての一節より。

 一度きりの人生、
 選んだ道があれば選ばれなかった道も当然あります。
 それは無数の選択と偶然から生まれたもので、
 多くの可能性の中の一つに過ぎない。
 時代が移っても変わらずそこに実在する町と、
 人生を対比させることで、
 そのはかなさが印象に残ります。

ちなみに、往来堂書店さんの11月3日~9日のランキングで、
9位にランクイン、どうもありがとうございます。
往来堂書店さんのサイトはこちら

『茗荷谷の猫』はおかげさまで3刷決定
新しい帯も現在作成中、近くご紹介できると思います。

*現在、弊社品切・重版中のためご迷惑をおかけしますが、
 リアル&ネット書店さんには在庫がございます。

松岡正剛『白川静』(4)


週末から書店店頭で発売になった、
松岡正剛さんの新書『白川静 漢字の世界観』

すでにお読みになった方もいらっしゃるかと思いますが、
今日はちょっと章をとばして、第六章の一部をご紹介します。

 こうしてついに、あたかも生涯のラストスパートに
 向かうかのような字書三部作にとりくむ日がやってくるのです。

 それではここで、『字統』『字訓』『字通』がどんな特徴をもって
 三部作に分別されているのかを、
 ざっと紹介しておこうとおもいます。

 まず『字統』。
 これは一言でいうのなら、文字の字源を理解するための字書です。

 次に『字訓』。
 これは国語の字書です。

 三冊目の『字通』。
 これは、いわゆる総合的な辞書です。

 私自身はどのように愛用しているかというと、
 読むときには『字統』を、
 日本を考えるときは『字訓』を、
 ふだんは『字通』を引くというふうにしています。

 (『桂東雑記』第5巻に=引用者注)
 「字書三部作について」というたいへん短い一文が入っていて、
 どんな気持ちで字書にとりくんだかということが述べられます。
 私はそれを読むたびに涙が流れます。

 (第六章 狂字から遊字におよぶ、p.205-209。
 適宜改行および省略)

『字通』は現在重版中でご迷惑をおかけしますが、
それまで『白川静』をお読みいただければと思います。

2008年11月16日日曜日

受注まつがい


久しぶりに(?)飲んでる写真ですが。
11月14日の金曜の夜、編集の『春画』T内、『iPS』F田+営業で、
なんとなく流れ、会社から少し歩いたところにあるお店へ。

共同印刷さんの通りの一本先の通り沿いにあって、
探し当てるのはかなり困難ですが、いいお店です。
営業N井がトーハンさんにうかがう途中、偶然発見したそうです。

で、いつもながらヨタ話に終始しつつも、
季節柄、どことなく早めの忘年会気分でした。

ところで前に「注文まつがい」というエントリーがありましたが、
飲み会で話題になったのが、その逆の「受注まつがい」。

 営業 はい平凡社でございます。
 書店 ・・・をお願いします。
 営業 『ISBN細胞』ね、ございますよ。番線お願いします。

978-4-582・・・じゃなくて正解は『iPS細胞』でした。
なおISBNはInternational Standard Book Numberの略で、
国際標準図書番号と訳されています。

本人の名誉のために特に名を秘しますが、
上の写真に映っているうちの誰か、とだけ書いておきます。

解散して店を出ると、満月の夜でした。


■追記
 ほかにも、『畦地桃太郎』という受注まつがいもあったそうで。
 正しくは『畦地梅太郎』でございます、惜しい・・・。
 書店のみなさま、いろいろご迷惑をおかけしますが、
 笑ってご容赦ください。

2008年11月14日金曜日

机が崩壊


さて、サンヤツやるかっ。
と思って始めたら、過去の広告のゲラの山が、あえなく崩壊。

「宣伝課も佐藤可士和さんのオフィスみたいにしよう!」と、
もっちーと話してから、はや1年・・・もう11月も中旬。
年末進行やら忘年会やらの話が飛び交いかけています。

仕事の要諦は、まず片づけから。

でも、原研哉さんは、机の上は片付けないほうがいい、
とおっしゃっていたような気もします。
たぶん話のレベルが、おれの机とは違うのでしょうが・・・。

原研哉+武蔵野美術大学原研哉ゼミの本、
『Ex-formation 植物』は、11月27日頃より発売です。

サンヤツの原稿用紙


新聞の1面下にある書籍広告を「サンヤツ」と通称します。
三段八割(さんだんやつわり)の略称で、
伝統的な書籍広告の代名詞みたいなものです。

スペースが狭いうえに文字の大きさや書体などの制約もあり、
そのなかで各社が個性を競い、アピールしているわけです。
(くわしくは白水社さんの「かんたんサンヤツ講座」をどうぞ)

で、写真はサンヤツ専用の原稿用紙。
松岡正剛さん『白川静』のサンヤツを作るわけですが、
う~ん・・・どうしよう・・・と頭を悩ませ中。

松岡正剛さん講演会


平凡社新書『白川静 漢字の世界観』の刊行を記念して、
著者・松岡正剛さんの講演会&サイン会が開かれます。

■日時 12月11日(木)、19時~
■会場 丸善・丸の内本店3F 日経セミナールーム
■定員 100名様
■要整理券(電話予約可)
■参加方法 丸善・丸の内本店にて『白川静 漢字の世界観』を
 ご予約、ご購入のお客様先着100名様に、整理券を配布いたします。
■ご予約・お問い合わせ 丸善・丸の内本店 和書グループ
 電話=03-5288-8881(9時~21時)
イベント情報サイトはこちら

講演会の演題は「白川静の漢字世界観」。
松岡さんのおしゃべりには、ついぐぐぐっ・・・と引き込まれます。
ぜひ、足をお運びください。

また『スーパーマーケット』POP


編集S藤と営業Hがやっている、
『スーパーマーケットでかわいい買い物』の手作りPOP。
また足りなくなったので、新作ができました。

・・・が、キャッチコピーなどを読むと、
2人とも軽く壊れてきているような気がしないでも。

「サウンドストリート」Web配信


「NHK青春ラジカセ」というサイトが立ち上がっています。
このタイトルはどうにかならんのか・・・と少し思ったりしますが、
1978年から87年までNHK-FMでオンエアされた、
あの(といって反応するのは40歳前後以上の年代か)
「サウンドストリート」を音声配信する、というものです。

当時のテープはNHKにはほとんど残っておらず、
いろんな人からの提供で企画が実現したそうです。
エアチェック(死語ですが)してた人も多かったでしょう。

今日から配信が始まったようですが、
坂本龍一さんの1回目(81年4月7日)がアップされています。

曲目を見ると・・・

 ジャパン「テイキング・アイランズ・イン・アフリカ」
 坂本龍一「ザットネス・アンド・ゼアネス」
 M「ポップ・ミュージック」
 フライング・リザーズ「ムーブ・オン・アップ」
 スロッビング・グリッスル「アドレナリン」
 スリッツ「インスタント・ヒット」
 ヴィザージ「ムーン・オーバー・モスクワ」
 YMO「音楽の計画」

配信を聴いてみると、ジングルが「千のナイフ」、
一気に甦る14歳のおれ。
うひゃぁ・・・。
坂本さんの声がボソボソして小さくて、
おしゃべりのときはボリュームを上げ、
曲になると下げながら聴いていたのを思い出しました。
で、「サウンドストリート」のあとは「クロスオーバーイレブン」

ラジオというと、AMの深夜放送はもちろんですが、
チューナーを微妙にいじって、
北京放送の日本語版を愛聴していたり・・・。
たしかこんな感じでした。 

 こち・・・(ザーッ)は・・・北京・・・放送(ザーッ)。
 四川省でパン(ザーッ)・・・赤ちゃんが生ま(ザーッ)。

松岡正剛『白川静』(3)


すこしずつ「さわり」をご紹介している、
松岡正剛さんの新刊『白川静』、今回は第三章です。

 これまで、白川学は白川漢字学あるいは
 白川文字学であるというふうに、周囲は見てきたと思います。
 私もある時期までは、そうおもってきました。
 けれども、それは一途に東洋の精神の根底を
 詳らかにするための方法であった。
 そう、白川さん自身が言明されているのです。

 実際には、白川さんには「東洋学」とか「東洋精神史」
 といった著作があったわけではありません。
 ひょっとしたらそのような著作を
 書こうとされていたのかもしれませんが、
 私が知るかぎりは、そのような計画はなかったと思います。
 では、もし、そういうものがあったとしたら、
 それはどういうものであったのか。

 (第三章 古代中国を呼吸する、p.93。適宜改行)

というわけで、松岡さんが考える「仮想例」が、
94ページから106ページにかけて二つ提示されますが、
これが圧巻。

2008年11月13日木曜日

CKBの新PV「亀」



おれが今のところ唯一ファンクラブに入っている、
クレイジーケンバンドから、
「PV第2弾! ”亀”のPVが届きました!」
という案内メールがきて、見てみたら・・・こ、これは。
根本敬画伯のアニメでした。

スゲー・・・イイネ、そうそうそう。

Perfumeのニューシングル「Dream Fighter」は、
11月19日(水)にリリースだそうです。
先日の武道館でお披露目してましたが、アガりながら泣ける曲です。

■追記(11月14日)
 プレミアムA田が「YouTubeで配信されてますよ」と教えてくれました。
 サンキュー。

さわや書店本店


『文藝春秋』での佐久間文子さんの連載「本屋探訪」、
12月号は盛岡のさわや書店本店さん

「手書きポップで独自ヒットをうむ秘訣」
という見出しで、POPの例がインタビューとともに紹介されています。
記憶に新しいところでは外山滋比古さん『思考の整理学』の、

 もっと若い時に読んでいれば・・・

というPOPから、この本が復活してベストセラーになりましたが、
記事で紹介されている北重人さん『汐のなごり』の、

 ついに現れた!藤沢周平を継ぐ者!!
 二話目の海羽山は抜群の出来。

も、佐久間さんも書いていらっしゃるように、

 「二話目」

という一言がミソというか、文字通り「抜群の出来」で、さすが。

「本屋回遊記」というブログにさわやさんのレポートがありますが、
今日か明日(失念)、うちのN島がおじゃましていると思います。
「今日の本 明日の本」次号の「ホッピー対談」で、
さわやさんにご登場いただく予定で飲んでいるはずですので、
よろしくお願いします。

書店のブックカバー


『Monocle』という雑誌のオンライン版をなんとなく見ていたら、
「Book jackets, Japan」という短い記事がありました。

 日本の書店で本を買うと、無料でブックカバーがもらえる。
 広告媒体としてもうまく使える。

というようなことが書いてあるのですが、
たしかに海外ではブックカバーを見かけないので新鮮なんでしょう。
写真のカバーは文教堂書店さんのもののようです。

なおブックカバーについては、2004年に出版ニュース社さんから、
『「カバー、おかけしますか?」 本屋さんのブックカバー集』
という本が出ています。

ちなみにこの『Monocle』の編集長タイラー・ブリュレ氏は、
ルイ・ヴィトンの東京ガイドにコメントを寄せているのですが、
うちの近所のバーまでリストアップしていて、ちょっとびっくり。
こんな場所(失礼)まで来てるとは、マメな人。

営業Hの新作POP(2)


営業Hの新作POP、こちらは『茗荷谷の猫』
担当編集のK部も絶賛!

 うまいね~、熊谷守一を思い出すよ。

新しい帯も大至急作っていますので、
書店のみなさま、引き続きよろしくお願いします。

■お詫びと訂正
 昨日の画像で、POP中の定価と、
 「ブランチ」の放映日が間違っておりました。
 ただしくは定価1,470円(税込)、放映日は11月8日です。
 もうしわけありませんでした。
 画像も修正してみましたが、わかりますでしょうか・・・。

営業Hの新作POP


写真は明日11月17日(月)見本→26日(水)頃より発売の、
高泉淳子さんの初めての小説、
『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』のPOP。

ときどきPOP職人となって作業に打ち込む営業Hの新作です。
おれの絵心のなさとは対照的・・・。

『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』については、
近いうちにご紹介する予定ですが、
タイトルになっている「アンゴスチュラ・ビターズ」とは・・・。

 ビターオレンジの果皮・ウイキョウ・桂皮などを主体にした、
 ドイツ生まれのリキュール。
 もともと胃薬として用いられた薬用酒ですが、
 お酒に一滴たらすと、カクテルの風味を引き立てる、
 不思議な苦味が加わる、魔法のお酒。

だそうです。

松岡正剛『白川静』(2)


もうすぐ発売の平凡社新書、松岡正剛さんの『白川静』
11月7日のエントリーで、さわりを紹介しましたが、
今度は別のページを引用してみます。

 (白川静さんが=引用者注)突きとめたいのは、
 日本を含んだ東洋古代の世界観なのです。
 それを突きとめるには、むしろ古い時代の
 「文字の発生と波及と解読」という観点を導入していけば、
 そこに本来の世界観が見えてくるだろうと見たのです。

 たんに文字の成り立ちを説明したのではありません。
 言葉がその原初の発生現場において
 「声」「身ぶり」「文字」「記号」「意味」「世界」というふうに
 オラルにおいてもリテラルにおいても成長をとげ、
 だんだん領域を広げて、ついにさまざまな世界観との
 究極の連携をもちあったということを、
 さかのぼりながら証明しようとしたのです。

 このとき、白川さんは文字がもつ
 本来の「力」というものを想定しました。
 そして、それを「呪能(じゅのう)」とよびました。

 (第二章 呪能をもつ漢字、p.37-38。適宜改行)


続くページでは甲骨文について解説され、そして、
有名な「『サイ』(『常用字解』の箱の文字)の発見」について、
くわしく語られていくのですが、
読みながら「!」「!」「!」と、軽い興奮状態になります。
使っていなかった脳神経が、次々につながっていくような。

自分の会社の本なので、おススメするのが当たり前、
というか仕事なわけですが、『白川静』、とにかく面白いです。

ところで、さきほどの引用でまだ第2章(全7章)。
この本、一気に読むとヤバいかも。

【書評】茗荷谷の猫


本日発売の『週刊文春』11月20日号の「私の読書日記」で、
木内昇さん『茗荷谷の猫』の書評が掲載されています。
「読書日記」今週の担当は俳優の山﨑務さん。
(いつも読み込みが深くて、愛読してます)

で、今回は『茗荷谷の猫』がメインに。
 
 社会の役に立つ職種を優先順に並べると、
 画家や俳優はだいぶランクが低いと思う。
 無用ではないが必須でもない。
 その按配が僕にはおもしろい。
 (・・・)
 イソップの『蟻ときりぎりす』でいえば、
 歌ばかりうたっているきりぎりすは少数でなければ困る。
 きりぎりすは大勢の蟻のおかげで生存することができる。

という導入から、たっぷりと書いていただいています。
9編のうちのひとつ「黒焼道話」については、

 黒焼き男を笑ったりしてはいけない。
 胸に手を当ててみれば山﨑務も
 同じような事をしている気がしないでもない。

・・・まだまだ書評は続くのですが、とりあえずこの辺で。
ぜひ『週刊文春』の現物を手にとってお読みください。

2008年11月12日水曜日

WWDジャパン1500号


ファッション業界紙『WWDジャパン』が1500号を迎えたそうで、
特別増ページになっています。
表紙は「ファッション七福神」とのことで、引用すると、

 七柱の神に扮してもらったのは、弊紙創刊以来、
 業界を牽引してきたデザイナーたち。
 上段左から、カルバン・クラ イン(毘沙門天)、川久保玲(弁才天)、
 山本耀司(福禄寿)、下段左から、故イヴ・サンローラン(恵比寿天)、
 ラルフ・ローレン(大黒天)、ジョルジオ・ アルマーニ(布袋尊)、
 カール・ラガーフェルド(寿老人)の面々です。

耀司さんの額が長すぎるような気がしないでもないですが、
福禄寿だからしかたないか。

「1500号記念特別企画 創刊号から最新号までを
スペシャル・ダイジェスト!」というページは、
80年代から現在までの記事が年表つきで再録されていて、
ファッションと時代の流れ、変化がよくわかって面白い。

今号は資料的にも保存版ですね。

ところで先日H&M原宿店で取材を受けていた編集長は、
無事テレビ放映されたのでしょうか?
見る前に寝てしまって確認できず。

木田元さんの新刊


昨日のエントリーで『文藝春秋』の読書特集を紹介しましたが、
それで思い出して、木田元さんの文春新書からの新刊、
『なにもかも小林秀雄に教わった』を読み始めました。

「はじめに」によると、2006年の春、
朝日新聞の書評欄の「たいせつな本」というコラムで、
『モオツァルト』を採りあげたことがきっかけとなり、
新書執筆の提案があったそうです。

一言でいうと木田さんの自伝的な読書録で、
若い頃の疾風怒濤の生活の中での読書体験など、
たいへんに面白い、成長小説のような内容です。

あと、まだたどり着いていませんが、
木田さんが徹底的に取り組んだハイデガーと、
小林秀雄との比較などが後半にあり、ここも面白そう。


PHP新書からは『哲学は人生の役に立つのか』を刊行されるなど、
今年で80歳を迎えられた木田さんの、
旺盛な執筆力には感嘆させられることしきりです。

なお、平凡社新書では木田さんの『詩歌遍歴』という著書があります。
芥川龍之介、斎藤茂吉、北原白秋、松尾芭蕉、
中原中也、ランボー等々、木田さんが親しんでこられた、
かずかずの詩歌を紹介し、そこに寄せる思いを綴る内容。
『なにもかも小林秀雄に教わった』で興味をもたれた方におすすめ。

結婚指輪に刻まれた文字


写真は営業N里の結婚指輪に刻まれた文字。
なんなのこれ? とたずねてみると、
白川静さんの『字統』から採った篆文で、
「約束」という文字の下半分だそうです。

『新訂 字統』
の859ページによると、

 〔説文〕に「纏束するなり」とあり、
 約束とはもとたがいにしばり合わせることをいう。
 縄などを結んで、ことを約する証とした。

そうか、「たがいにしばり合わせる」わけね、N里くん。

破戒と男色の仏教史


平凡社ライブラリー11月の新刊のひとつ、
松尾剛次『破戒と男色の仏教史』をご紹介します。

「おわりに」を引用しつつ紹介すると、

 私の研究の狙いは、鎌倉時代に澎湃として起こった、
 いわゆる鎌倉新仏教とは何かを明らかにすることにあります。
 (・・・)いうなれば、官僧社会の男色関係の存在を前提に、
 鎌倉新仏教成立の活動が生まれた背景も理解すべきなのでしょう。

このような視点から日本仏教史を読み解いた本書には、
次のようなエピソードが登場します。
鎌倉時代の東大寺を代表する学僧として知られた宗性が、
36歳のときに記した誓いの言葉だそうです。

 五箇条起請のこと
 一、四一歳以降は、つねに笠置寺に籠るべきこと。
 二、現在までで、九五人である。
   男を犯すこと百人以上は、淫欲を行うべきでないこと。
 三、亀王丸以外に、愛童をつくらないこと。
 四、自房中に上童を置くべきでないこと。
 五、上童・中童のなかに、念者をつくらないこと。
 右、以上の五ヵ条は、一生を限り、
   禁断すること以上の通りである。(以下略)

「現在までで九五人」というのも、
なんともすごいことよ・・・という感慨を覚えますが、
当時の仏教界の様子がリアルに垣間見える資料です。

僧侶の男色を扱った刺激的な内容ですが、
もちろんキワモノ的な受け狙いの本ではありません。
戒律と僧侶の「身体」とのかかわりを論じた、
新たな視点からの、とても面白い日本仏教史です。

2008年11月11日火曜日

iPS細胞の公開フォーラム


地下鉄白山駅に貼ってあったのを見つけて撮影した、
「iPS細胞と再生医療」という公開フォーラムのポスター。

ウェブサイトによると、12月6日(土)に東京国際フォーラムにて開催。
1000人無料招待、だそうです。
それにしても「iPS細胞」の話題って途切れることがないですね。

11月新聞広告のラフ



写真は朝日新聞定例の11月の新聞広告のラフ。
だいたいこの時期からスタートし、20日過ぎに校了。
まずは、こういう感じで地割するところから作業が始まります。

しかし、自分の字の汚さ加減、絵心のなさ加減には、
苦笑を通り越して、いかがなものかと。
記念に撮影しましたが、白川先生、松岡先生、ごめんなさい。

掲載予定は、11月26日(水)の朝日新聞朝刊2面です。
名古屋圏から中・四国までは翌27日(木)、
九州は28日(金)になる予定です。

そば屋に「LOVE書店!」が


昨晩、家の近所のそば屋に入ったら、
どういうわけか「LOVE書店!」が置いてありまして。

表紙はよしもとばななさん『デッドエンドの思い出』を持つ、
貫地谷しほりさんですが、それはそれとして、
なんでこの店に・・・? と思いながら読むと、
「そば店店主が『あの頃』を振り返る本」というコーナーに、
店のご主人が登場していたのでした。

そういえば 2009年の本屋大賞が始まり、
11月1日(土) より 一次投票スタート、
来年1月2日(月)に 一次投票締め切り、とのこと。
残念ながら、これまで本屋大賞には無縁な平凡社ですが、
今年はこの本とか、いかがでしょう? 書店のみなさま。

すでにガンガン売れてる本ももちろんいいですけど、
もっと売れるかも? もっと売ってみたい!
という本もいいのではないかな・・・などと思ったり。

『文藝春秋』の読書特集

『文藝春秋』12月号で2本立ての読書特集が組まれています。

ひとつは立花隆さんと佐藤優さんの対談。
もうひとつは「死ぬまでに絶対読みたい本」という、
各界の52人へのアンケート。

立花×佐藤対談は初めて(だと思いますが)なのが意外な感じ。
で、それぞれ100冊ずつ挙げていらっしゃるのですが、
そのリストは雑誌を見ていただくことにして、
コメントもあわせて、平凡社の本だけメモしておきます。


■立花隆の100冊
 デビッド・ランバート『図説 人類の進化』
 人類進化史のすべてをわかりやすく図解。
 (すみません、長期品切れです)

■佐藤優の100冊
 G. W. F. ヘーゲル『精神現象学』
 努力しても真理をつかむことが難しいというカラクリが明らかにされる。

 カール・バルト『ローマ書講解』
 「不可能の可能性」という形で神学を再編した現代神学の基本書。
 (現在重版中、11月20日頃にできる予定です)

 R. グレーヴズ『アラビアのロレンス』
 異文化世界にどう溶け込み、
 謀略工作を行ったかの実例を見事に描いている。

 マルコ・ポーロ『東方見聞録』
 日本人は人食い人種であるという記述に唖然とする。
 (東洋文庫版は在庫あり、ライブラリー版は品切れ中)

「死ぬまでに絶対読みたい本」という52人へのアンケートでは、
木田元さんがハイデッガー『ニーチェ』を挙げていらっしゃいます。


以下はコメントの一部より。

 なにしろ十九世紀を代表する思想家ニーチェを、
 二十世紀を代表する思想家ハイデガーが
 読んでみせようというのだから、面白くないわけがない。
 (・・・)
 哲学書にしては珍しく、翻訳で読んでもよくわかる。

もちろん、ハイデガー研究の第一人者の木田さんですので、

 私はもういちど原文で初めから読み直し、
 最初に読んだときのあの興奮を思い起こしてみたいのだ。

ほかには、榊原英資さんが『逝きし世の面影』をチョイス。


 最近、筆者に最も強いインパクトを与えたという意味で、
 ここでは渡辺京二の『逝きし世の面影』を掲げてみたい。
 ここ十~二十年はいわゆる江戸ブームだが、
 渡辺ほど、外国人の眼を通すことによって
 この時代のユニークさを明確に浮き彫りにした著者はいない。

念のために補足しておきますと、
『文藝春秋』では「葦書房ほか」とクレジットされていますが、
最初に単行本として刊行された葦書房さんの版は絶版、
現在は平凡社ライブラリーに入っています。

『謝罪の品格』POP


写真は平凡社新書11月新刊の1冊、
『マッド・アマノの「謝罪の品格」』のPOP制作風景。

営業部にあるパウチ製造機でコツコツ作っております。
大量にパウチしすぎると機械が熱くなってくたびれるので、
だましだまし作業するのがコツ、とのことです。

以下は本書のまえがきの一部です。

 実は私は「頭下げ会見」の写真入り新聞記事を
 約一二年前からコレクションしてきた。
 今ではA4判ファイルが六冊に及び、
 その件数はざっと数えただけでも三〇〇件を上回る、
 どれを見ても大の大人たちが深々と頭を下げた
 写真が添えられている。
 その写真自体、ユーモラスでさえある。
 (・・・)
 というわけで、「頭下げ」パフォーマンスとう一つの視角から、
 わが愛すべき日本の「謝罪文化」にいったい何が見えてくるのか。
 私のコレクションの狙いはここにある。

平凡社新書11月の新刊5点は、11月15日頃より発売です。

2008年11月10日月曜日

真行寺君枝×松岡正剛トーク


春秋社さんから発売された真行寺君枝さんの自伝、
『めざめ いのちを紡ぐ日々』の刊行を記念して、
「『書くこと』と『読むこと』と題した、
真行寺さんと松岡正剛さんの講演会が開かれます。

■日時 11月5日(土)、14時~16時
■会場 東京堂書店神田本店6階
■要予約、参加費500円
■電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、
 件名「書くこと」と「読むこと」イベント希望 、
 お名前・お電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
 なお11月14日以降は、お電話にてお問合せください。
 電話:03-3291-5181

ちょうど松岡さんの新著『白川静』の発売日でもあり、
そちらの話も聞けるかもしれませんので、ぜひお越しください。

紀ノ国屋リニューアル!



写真は営業Mがお世話になっております、
紀ノ国屋インターナショナル店さんの外観です。

・・・ベタですみません。

社内随一のグルメ営業Mが、
青山ブックセンター本店さんにうかがう途中に取材した、
高級スーパーマーケットの紀ノ国屋さんが、
リニューアル・オープン! というネタでございます。
スーパー自体は地下で、上はテナントだそうです。

パンフレットを見ただけでも旨そう・・・でも高いしな・・・。



ちなみに、オチをつけるためのむちゃぶりですが、
『スーパーマーケットでかわいい買い物』、絶賛発売中です。
たぶん紀ノ国屋インターナショナルでは見つからないような、
なんともいえない味わいのパッケージ満載の1冊です。

啓文堂書店神田駅前店

写真は、営業Hがお世話になっております、
啓文堂書店神田駅前店さんの店内です。

『スーパーマーケットでかわいい買い物』を、
3ヵ所で展開していただいてるそうです。
書店員さん自作のPOPも面白い!



 かんぴょう。

素晴らしすぎる・・・川上弘美さんの『東京日記』をホーフツ?

岡尾美代子さんの『おやすみ モーフィ』の隣にも、
置いていただいています。


ちなみに『制度即解!裁判員になってもあわてない本』も、
入ってすぐのところに3面で陳列していただいています。


ご担当の方、どうもありがとうございます。

「東京日記」第91回


川上弘美さんのウェブ連載「東京日記」の、
第91回が、今日リリースされました。
(なぜ第91回なのかは、こちらをごらんください)

今回は「なまざかなの匂い。」

平凡社のサイトのトップページよりお読みください。

世界で最もヘンな本屋?


The New York Timesに「T Magazine」という雑誌があります。
ファッション、デザイン、ライフスタイルなどを取り扱い、
これまでにも「Gang of Four」と題した、
コム デ ギャルソンに関する突っ込んだレポートを掲載するなど、
シャープな内容で面白いメディアです。

この「T Magazine」のブログ「The Moment」を見ていたら、
11月6日のエントリーで、
「The Post-Materialist | Magazine Shops」という、
書店(この場合は雑誌の店)にかんする記事がありました。

ベルリンの「do you read me?!」という店などが紹介され、
いいお店の条件として、

 1. 座る場所があること。
 2. 雑誌の中身が読めること(シュリンクしてない)。
 3. 店舗デザインがいいこと。
 4. いい音楽が流れているか、でなければ無音であること。

と書いてあるのですが、記事の締めくくりに、

 世界で最もヘンな本屋は、東京のユトレヒトかもしれない。

理由は記事をお読みください。

そのユトレヒトさんですが先日、表参道に、
NOW IDeA by UTRECHTというスペースがオープンしました。
ここのバルコニーは最高ですよ。

札幌ブック戦争?



写真は11月5日(水)付の北海道新聞のコピー。

「大手書店集客合戦 札幌駅VS大通へ」という見出しで、
12月20日に開店するジュンク堂書店札幌店さんの記事を軸に、
札幌の書店動向がレポートされている興味深い記事です。

記事によると「札幌ブック戦争」という言葉が生まれたのは、
1971年に紀伊國屋書店さんが進出し、
ナショナルチェーンVS地元店の構図が生まれたときだそうで、
今回も「新たなブック戦争が起きると見て間違いない」という、
北海読書新聞社編集長のコメントが載っていました。

平凡社新書11月の新刊


平凡社新書11月の新刊は、つぎの5タイトルです。
いずれも11月15日頃より書店店頭に並び始めます。

以下は各書目と本のソデの文章です。

■松岡正剛『白川静 漢字の世界観』
 白川静は、甲骨文、金文など漢字の始原を訪ね、
 「文字は神であった」という斬新な視点に基づき、
 『字統』『字訓』『字通』を初めとした多くの本を著した。
 その研究により文化功労者に選ばれ、
 文化勲章を受章している。
 だが厖大な著書の故もあり、
 その全体像は把握しにくいものだった。
 博覧強記の著者が“巨知”白川静に挑み、
 その見取り図を示した初の入門書。

■松尾剛次『破戒と男色の仏教史』
 厳しい戒律があるにもかかわらず、
 いつしか日本仏教界にできあがっていた「男色」文化。
 稚児をめぐって争い、失っては悲しみにくれ、
 「持戒」を誓っては、何度も破る――。
 荒れはてた仏教界に、やがて「戒律復興」の声とともに
 新たな仏教を生み出す人々が現われる。
 戒と僧侶の身体論から見た苦悩と変革の日本仏教史。

■マッド・アマノ『マッド・アマノの「謝罪の品格」』
 あまた溢れる頭下げの謝罪会見。
 いまや「日本文化」の一角に鎮座、
 まさに「謝罪文化」と言っていい。
 それは、誰のためなのか、何のためなのか。
 この十余年、集めに集めた三〇〇件から厳選。
 そのウソと真実を睨んで、異才マッド・アマノが衝く。

■コリン・P. A. ジョーンズ
 『アメリカ人弁護士が見た裁判員制度』
 裁判員制度は国民のためのもの?
 実はそんな文言は裁判員法にはない!
 そこで、よくよく制度の中身を見てみれば、
 出てくる出てくる、数々の「謎」。
 いったいこの制度、誰のためのもの?
 「陪審員制度の国」の法律家が説く、
 ちょっとシゲキ的な裁判員制度論。

■永濱利廣・鈴木将之
 
『第3次オイルショック 日本経済と家計のゆくえ』
 現代は「石油依存社会」と言っても過言ではない。
 だが、原油価格は過去二度のオイルショックを超える
 高水準を維持しながら、乱高下している。
 まさに先行き不透明な状況下、
 今後われわれが直面しうるリスクとはどのようなものか。
 原油と経済のかかわりを詳細に示し、
 日本経済と生活のゆくえを考える。

2008年11月8日土曜日

H&M×コム デ ギャルソン



今日11月18日(土)、銀座店に続いてH&M原宿店がオープン。
目玉は、コム デ ギャルソンとのコラボの発売というわけで、
ジャーナリズムの片隅に生きる者として開店間際に取材(?)へ。

予想通りの行列ですが、銀座店のときは老若男女、
ファッショニスタ、そうでもない人問わずゴチャゴチャだったのが、
今回は10代後半から20代の若い層が行列を作っていました。
行列を眺めていたブラピ似のツーリストは、「Crazy(笑)」と一言。



ある男性に聞いたところ、昨晩22時に並んで130番目だったとか。
テレビの取材陣も店の前に群がっていて、ちょっとした騒ぎ。
買い物を終えて最初に出てきた男性2人がインタビューぜめに。



そんななかで、どうみても異色の男性がいて、
「SmaSTATION!!」の取材を受けていたのですが、
もれ聞こえてきた話によると『WWDジャパン』の編集長で、
紙面の企画で13時間前から並んでみた、とのことでした。


で、取材を終えたおれは、並ぶ気力もなく表参道の旗艦店へ。


なお、平凡社の『アンリミテッド:コム デ ギャルソン』は、3刷発売中。
オールカラー、288ページで、定価は税込5,775円です。
H&Mの服より高いかもしれませんが、こちらもよろしく。
川久保玲さんはじめ、世界のファッションを牽引する人びとの、
深い言葉と、貴重なヴィジュアルがつまっています。

■追記
当日のレポートは「MODE PRESS」に掲載されています。
開店前には2000人が行列し、
「先頭の20代女性は、5日の夜から学生時代の友人6人と
交代で並びオープンを待った」とのこと。

王様のブランチで『茗荷谷の猫』


今朝のTBS「王様のブランチ」「今週の松田チョイス」で、
木内昇さん『茗荷谷の猫』が紹介されました。

本を読まれた谷原章介さんの読後感は、
「後半になるほど味わいが増してくる本ですね」。

たしかに、そうそう。

テレビで放映された内容は筑摩書房さんのサイト内にある、
「松田哲夫の『王様のブランチ』出版情報ニュース」に、
近々アップされると思いますので、見逃した方はどうぞ。

なお「松田チョイス」で紹介された本を、
ケータイで立ち読みできるそうです、ぜひお試しを。

2008年11月7日金曜日

Perfumeの武道館ライブ


編集S藤が都合がつかないというのでチケットを譲ってもらい、
Perfumeの「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」に行ってきました。
昨日と今日の2Days。


「ポリリズム」をラジオかテレビで聴いて「ん? これは!」
と思ってからという、ファン暦としては浅い41歳のおれですが、
武道館は20代男子を中心にカップルもけっこういて見事に満席。

 かしゆかです。あ~ちゃんです。のっちです。
 3人合わせて Perfume です!

というお約束の挨拶からスタートして、
面白すぎるトーク&絶妙の客いじりを挟みながら2時間半。
Perfumeのライブは初めてのおれですが、いや・・・たしかに。
リズムと低音が予想以上にきいていて踊れます。
広い武道館を3人とも走りまくりで、2階席まで大盛り上がり。
で、ラストの頃はちょっとウルッ・・・ときそうになったり、
あの振り付けをなんとか自分のものにしたいと思ったり。

プロデューサーの中田ヤスタカさんも来ていて、
最後のほうで3人に見つけられていじられてました。



で、グッズ販売で購入したのがツアーパンフというのが、
なんというか出版社勤務・・・という感じで、
やっぱTシャツだろ、と自分で突っ込みを入れながら帰宅。


サンキュー、S藤ちゃん(Perfumeファンクラブ会員)。
彼女が担当で現在追い込み中の高泉淳子さんの小説、
『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』は11月末頃書店発売です。

松岡正剛『白川静』


松岡正剛さん白川静さんの学問・思想・生涯に分け入り、
その全体像を描く、初めての入門書
『白川静 漢字の世界観』の見本が出来上がってきました。

とりあえず、目次を書き写しておきます。


 第一章 文字が世界を憶えている
 第二章 呪能(じゅのう)をもつ漢字
 第三章 古代中国を呼吸する
 第四章 古代歌謡と興(きょう)の方法
 第五章 巫祝王(ふしゅくおう)のための民俗学
 第六章 狂字から遊字におよぶ
 第七章 漢字という国語
 本書で引用した白川静の文献一覧
 白川静略年譜
 あとがき 豆腐とニガリ

あと冒頭部分も少しだけ・・・。

 これから本書で、白川静という清冽で深甚な、巨大で精緻な、
 比類のない知性がどのように「漢字の世界」を解読し、制覇し、
 独自に再構築していったかということを、
 いくつかのステージに分けて私なりにお話したいと思います。
 でも、そんなことがうまく話せるかどうか、とてもおぼつかない。

博覧強記で知られるあの松岡さんが「とてもおぼつかない」とは・・・?

続きは、またあらためて。
発売は11月15日頃からとなります、もうしばらくお待ちください。

こむろミネラルズ


平凡社の数軒となりにあって、
毎日、前を通りすぎている鉱物・化石標本のお店が、

 こむろミネラルズ

という名前であることに、初めて気がつきました。
多分、小室哲哉の事件がなければ知らないままだっただろうと思うと、
人の目というか認識というものは、いい加減なものだな・・・と痛感。

お店はもちろん、あちらの人とは関係なく、
聞くところによると、鉱物・化石標本の世界では有名だそうです。
ウェブサイトも充実していて、見ているだけで楽しめます。
平凡社にお越しの節は、ぜひお立ち寄りください。

『プレミアムアトラス』見本出来


A田とS原のプレミアム兄弟がタッグを組んで作ってきた、
『プレミアムアトラス 日本地図帳』『プレミアムアトラス 世界地図帳』
さきほど見本が出来上がってきました。

きれい、くわしい、わかりやすい、という、
平凡社の地図の特長(自画自賛)はもちろん、なぜ「プレミアム」のなのか? 

■日本地図帳
 1)ビジュアル解説「日本の自然」
 2)大迫力! 美しい富士山パノラマ図
 3)ランドマークがすぐわかる! 8大市街地の立体図
 4)すぐ探せる! 平成大合併で失われた地名
 5)ワンランク上の基本地図帳でこの価格!


■世界地図帳
 1)ビジュアル解説「世界の自然」
 2)充実した世界の主要37都市図
 3)世界194ヵ国+13地域の国旗・地域旗とデータ
 4)衛星画像で見る、世界の夜と昼
 5)アメリカ・ロシア・中国など10ヵ国の州・省区分図


どちらもA4判、184ページで、
気になるお値段は・・・な、ん、と、税込1,575円!
11月15日頃より書店店頭にて販売されますので、
ぜひ手にとってごらんください。

森山大道「バイバイ ポラロイド」


11月15日(土)から12月13日(土)までタカ・イシイギャラリーにて、
森山大道「bye-bye polaroid バイバイ ポラロイド」展が開かれます。 

日本ポラロイドの「大切なお知らせ」によれば、

 デジタル製品が市場に定着する中、
 インスタントフィルムの需要は減少を続けております。
 ポラロイドは、入念な検討を重ねた結果、
 インスタントフィルムの生産を2008年夏までに
 終了することといたしました。

というわけで、森山さんは、

 “撮った写真をすぐ見たい”という人々のワガママを、
 半世紀以上ものあいだ叶えつづけてくれたのが
 ポラロイド写真なのであった。(・・・)
 
 そこでぼくは、そうであればぼくは
 ぼく個人のお別れの気持として、
 ぜひもう一度ポラロイドの写真展をと思い立った。

「今年の4月から8月にかけて東京都内で撮り下ろした
最新ポラロイド作品約600点」が、展示されるとのことです。
おそらく白い壁一面に貼りめぐらされるのでしょう、楽しみです。

【書評】三つのエコロジー



フェリックス・ガタリ『三つのエコロジー』の書評が、
『週刊金曜日』11月7日号に掲載されました。
評者は本橋哲也さん、以下はその一節です。

 本書の原著の出版は著者が亡くなる三年前の一九八九年だが、
 二〇年を経てその内容は古くなるどころか、
 このような時代にますます肝要さを増している。
 (・・・)
 ガタリが晩年に到達した実践の地平は、
 私たち自身の現在の再活性化を促してやまない。

掲載号はちょうど創刊15周年記念号、
『週刊金曜日』も、もうそんなになるんですね。

ブックファースト開店ガイド



写真は、昨日11月6日(木)にオープンした、
ブックファースト新宿店さんで配布されている、
開店記念の冊子類です。

中央の白い大きな冊子が店舗全体の紹介。
左の細長いのがフロアガイド。
右の「本」という文字を表紙にあしらったのが、
『Book 1st. Special Book』。

鈴木おさむさん、鏡リュウジさんほか、
何人かの方がお気に入りの本やアイテムを紹介。
ほかにも新宿西口ガイド、おすすめ本などが載っています。

くわしいレポートはウラゲツ☆ブログ
開店当日の様子は新文化オンラインをどうぞ。

2008年11月6日木曜日

ルイ・ヴィトンの東京ガイド


話題の『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド 2009』の東京版。
仕事で外出した途中、せっかくなので、
ルイ・ヴィトンの六本木店にて購入してみました。
(書店では紀伊國屋書店さんでのみ発売だそうです)


個人的に都市ガイド本が好きで、
旅行のときはもとより、行ったことのない都市でも、
複数のガイド本を細かく読み込むクセがあるうえに、
東京のガイド本というのをいつか作ってみたいなあ・・・
しかし山のようにあるし、細分化されてるし・・・と、
まったく切り口が思いつかないまま何年も過ごしていたので、
どんなものになっているだろう? と思った次第。

「ルイ・ヴィトンのガイド」というだけで、
すでに企画的には成立しているわけですが、さて中身は。
さっき買ったばかりなので、これから読み込んでみます。


ちなみに、松本零士さんがイラストを描いているのですが、
これはダフト・パンクの影響・・・でしょうか。

今日のネクタイ


白水社さんのウェブサイトをくわしく見ていると、
「クラブ白水社」というページがございます。
「社員が執筆するコラムのコーナーです」とのことで、
神保町ランチ情報や好きなCD、レコードの話題など、
面白く拝見しているのですが、その中に・・・

 営業マンに大切なのは、初対面で与えるインパクト!
 白水社の第一線でお客さまと接しているナンシーの、
 「色彩の魔術」(本人談)をご覧あれ。

とアピールされている「今日のネクタイ」というコーナーが。
ウチにはいないな~ここまでの人は・・・さすが白水社さん。

そういえばかなり前に、白水社さんの知人から、
社員有志で激辛カレー(スープカレーだったかも)
を食べ歩く会というのがあって札幌まで遠征、
という話を聞いたことを思い出しました。

面白い会社です(もちろんホメてます)。

ひとりになったら本を読む。


10月末からNHKのBS2とBShiで、
「私の1冊 日本の100冊」という番組が放映中です。
著名人100人が「大切な1冊」を語るという内容ですが、
写真は社内に貼ってあったポスターで、上が坂本龍一さん

これを見て思い出したのが「新潮文庫の100冊」のポスター。
40歳以上の方ならご記憶にあるかと思いますが・・・

 ひとりになったら本を読む。

というコピー(たしか糸井重里さん)で、
中央に正面を向いて眼を閉じた坂本さん、
左にうしろを向いた(たぶん)細野さん、
右は同様に(たぶん)幸宏さんという写真。

近所に書店どころか「店」というものがなく、
猿や猪や鹿と共生しながら暮らしていたおれは、
読者プレゼントでもらったポスターを部屋に貼ってました。

調べてみると、1981年のキャンペーンだったそう。
81年といえばYMOは『BGM』を出してスタイルを変え、
同年秋にはさらに『テクノデリック』を発表し、
ハードコアな方向に振れていた時代。

ちなみにヤフオクで278,000円で出品されてました。

「夢みごこち」第九話


フジモトマサルさんの隔月連載「夢みごこち」の、
第九話が本日リリースされました。

タイトルは「亡者の戯れ」。

平凡社のトップページからごらんください。

『古本蘊蓄』がゲスナー賞