ひとつは『週刊朝日』7月10日号で、「マイケル・ジャクソン 死の真相」。
巻頭6ページにわたってマイケルの写真(発売日が功を奏したか)。
じゃなくて、書評欄の「話題の新刊紹介」に『きんぴらふねふね』が。
「生まれたての言葉がふわり」という見出しで、土屋敦さんが執筆。
その語り口はまさに絶品である。
やわらかい生まれたての言葉を思うままにふわりと漂わせているようでいて、
手練の職人めいた隙のなさがある。
老成した視線の背後に少女の好奇心が弾む。
押し付けがましさはどこにもなく、かつ孤高を気取らない。
観察眼は鋭利で、思考はしなやかだ。
視覚的なことをいえば、ひらがなと漢字の比率がよく、
ページを開いたときにとても美しい。
[・・・]
この静かで端正なエッセーに浸ることは、
読書家にとって幸福というほかないだろう。
つい長々と書き写してしまいました。
もうひとつは『週刊現代』7月11日号で表紙は道端ジェシカさんです。
こちらは読書欄の巻頭インタビューに石田さんが登場。
このあいだ行ったおそばやさんは、3階建てのビルの1階が店で、
見あげると2階には布団が干してある。
3階には洗濯物が干してある。
家族でやってるんだなあとか、息子さんは店を継ぐのかなあとか、
そんなことを考えながら、おかめそばを食べました。
[・・・]
たとえば、お母さんや奥さんが忙しい朝に作ってくれる、
ほどよく焼けているとは言いにくい目玉焼き。
でも、ソースでも醤油でも好きなものをジャブジャブかけて許される。
外でも家でも、気楽に食べている時間が、
いちばん記憶に残る光景なのではないかと、思っています。
たしかに、そうかも。
ところがしかし、書評が出たころには出版社在庫品切という、
たいへんもうしわけなくも、まま発生する事態が起きております。
書店さんにはございますので、ご面倒ですがお問い合わせください。
よろしくお願い申し上げます。

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