2009年1月30日金曜日

平等院の仏後壁

別冊太陽『平等院 王朝の美 国宝鳳凰堂の仏後壁』



仏後壁。

「ぶつごへき」とは、読んで字の如しで、仏像の後ろの壁。
平等院の本尊、阿弥陀如来坐像の修理のため、
仏像を移動した際に、その背後に描かれた壁画の、
超高精細カメラやX線カメラなどによる撮影、調査が行われました。
そして、わかってきたことが・・・この本に収録されています。


1月下旬には、関連記事が各メディアで報じられました。

■asahi.com(1月24日)
 極楽往生の願いくっきり 平等院の仏後壁画、詳細判明

■YOMIURI ONLINE(1月23日)
 平等院壁画に藤原頼通像? 浄土往生願う

■毎日jp(1月24日)
 平等院鳳凰堂:国宝の壁画、象浮かぶ

■京都新聞(1月23日)
 平等院鳳凰堂 壁画に「頼通」の姿

壁に歴史あり・・・。

以下余談ですが、営業S田によると、
平等院の「雲中トランプ」はおススメだそうです。
「雲中供養菩薩52躯と鳳凰2体」より構成されております。

1981年のインターネット

TechCrunch Japanで拾ったネタ。

 「将来家庭のコンピュータで新聞が読める」―このビデオは必見だ

「将来インターネットでニュース報道が盛んになると報じる
1981年のKRONレポート」だそうですが、たしかに面白い。

『逝きし世の面影』重版出来

『文藝春秋』2月号の「藤原正彦 名著講義」で取り上げられた、
渡辺京二さんの『逝きし世の面影』、本日重版ができました。
今後順次出荷となりますので、よろしくお願いします。

重版にあわせて新しいPOPも作成しました。
こちらもよろしくお願いします。

1930s-40s in Color


これまたギズモード・ジャパンから拾ったネタ

キャプチャー画像は「1930s-40s in Color」という、
アメリカ国会図書館がFlickrにアップしている所蔵写真。
この時代は、頭の中ではモノクロ画像で刷り込まれているので、
ちょっとびっくりします。

ほかにも「The Library of Congress' photostream」として、
Flickrで公開されていますが、ギズモード・ジャパンによると、

 性犯罪者と最重要指名手配犯の捜索のために
 FBIが作ったウィジェット

というものもあるそうで・・・。

2009年1月29日木曜日

レッカー車を引っ張って逃走

久しぶりにギズモード・ジャパンで拾ったネタ。
上海らしいのですが、
車をレッカー移動されそうになった女性が、
やりとりのあげく、逆にレッカーを引っ張って逃走。
すごすぎるよ、アンタ・・・。

「人生、最高に面白い本大賞」

松本清張の表紙が強烈な印象の『一個人』3月号の特集は、
「2009年度版 人生、最高に面白い本大賞」。



そのなかの「カリスマ書店員15人が厳選!」というページで、
ジャンル別のランキングが発表されていました。
いつもお世話になっている書店の方々も登場されています。
平凡社の本は次の2冊がランクイン。

■文芸部門


 1位  伊集院静『羊の目』(文藝春秋)
 2位  吉田修一『さよなら渓谷』(新潮社)
 3位  絲山秋子『ばかもの』(新潮社)
 4位  飯嶋和一『出星前夜』(小学館)
 5位  山本文緒『アカペラ』(新潮社)
 6位  池上永一『テンペスト』(角川書店)
 7位  木内昇『茗荷谷の猫』(平凡社)
 8位  志水辰夫『みのたけの春』(集英社)
 9位  藤谷治『船に乗れ!』(JIVE)
 10位 北重人『汐のなごり』(徳間書店)

『茗荷谷の猫』については丸善・丸の内本店の高頭さんがコメント。

 懐かしさと安心感があるのに新鮮。
 読み終わった後、
 繰り返し登場人物たちのことを思い出します。

■新書部門


 1位  高橋克徳ほか『不機嫌な職場』(講談社現代新書)
 2位  堤未果『ルポ 貧困大陸アメリカ』(岩波新書)
 3位  神谷秀樹『強欲資本主義 ウォール街の自爆』(文春新書)
 4位  福岡伸一『できそこないの男たち』(光文社新書)
 5位  姜尚中『悩む力』(集英社新書)
 6位  池内了『疑似科学入門』(岩波新書)
 7位  八代嘉美『iPS細胞』(平凡社新書)
 8位  上杉隆『ジャーナリズム崩壊』(幻冬舎新書)
 9位  富家孝ほか『病気の相場』(青春出版)
 10位 飯田進『地獄の日本兵』(新潮新書)

八重洲ブックセンター本店の内田さんによると、
「新書はJ-POP化しています」とのこと。
つまり、かつてのように国民的ヒット曲があるのではなく、
細分化が進み、拡散しつつある、という見解でした。
また、「新書に対する読者の目が厳しくなってきているので、
安易に時事関係だけを追いかけている新書は
売れなくなっていますね」

『iPS細胞』については、

 iPS細胞という技術を使うことによって、
 病気や問題が将来的に解決できるのではないか、という内容。
 世界的にホットな話題だし夢のある話。

選んでくださった書店のみなさま、どうもありがとうございます。

ところで下の写真は、同じ号に登場されている佐藤優さん
カール・バルト『ローマ書講解』を紹介されていますが、
よ~く写真を見ると、書棚に『大百科事典』が揃っています。
これは平凡社が1930年代に刊行した百科事典。


「戦前の価値観を窺い知ることができる貴重な資料です」
と佐藤さんはコメントされています。

【書評】破戒と男色の仏教史


「日経ビジネスONLINE」の書評欄、
「毎日一冊! 日刊新書レビュー」の1月28日付で、
『破戒と男色の仏教史』が取り上げられました。
評者は尹雄大さん、以下はその冒頭部分です。

 過日、深夜番組の「タモリ倶楽部」を見ていたら、
 仏教各宗派のイケメンならぬイケ僧たちが
 法衣をはじめとしたファッションへのこだわりについて語っていた。

 [・・・]戸惑いを覚えたのは、
 つるりと口を吐いたそうした言葉を
 裏切らない身体を彼らがしていたことだった。
 彼らの身体のありようと所作には、
 護持すべき教えを抱いたもの特有の
 緊張感や規矩が見当たらなかった。

 [・・・]本著は「実在としての仏教」を理解する上で、
 僧侶の身体を読み解くのは不可欠であるとし、こう述べる。

 〈仏教は絵に描いた餅として、観念的な存在であったのではなく、
 僧侶や信仰者たちの、具体的な活動のなかに生きていた〉

全文は「NBonline」および「NBonlineプレミアム」
の会員になるとお読みいただけます(登録は無料です)。

『白川静』ブログ記事


『白川静 漢字の世界観』について書かれたブログを、
思い立って久しぶりに検索してみました。
もっとあるはずですが、とりあえず・・・。

みなさんお読みくださり、そのうえ感想も書いてくださり、感謝。
「 」で囲んだ部分は、各ブログ記事からの引用です。
全文はリンクしてお読みいただければと思います。

■アルカンタラの熱い夏
白川静の世界にふれようと思う人をひとりでも増やしたくて
「白川さんが豊かに描き出した古代東洋の民俗や歴史には、
多くのフォロワーがいます。[・・・]
私が大好きな作家・酒見賢一さんもそのひとりです。」

■燈明日記
[本紹介] 白川静 漢字の世界観 (平凡社新書)
「この本は、作者:松岡正剛氏の白川学が圧巻のごとく展開し、
コンパクトに纏まった白川ファン必読の書です!」

■いばら咲く女道
運命の一冊
「[・・・]中国の長すぎる漢字の歴史を紐解くのではなくて
それを自国のアイデンティティとして逞しくも取り込んだ
かつての日本の姿とか、古代中国の息吹とか
においと熱を感じる躍動的な素晴らしい本でした。
これね、ぜひ読んで欲しい。日本人として。」

■蔵前トラックⅡ
白川静 漢字の世界観
「白川静と言う人をご存じだろうか。
私も本書に出会うまで名前だけしか知らなかった。」

■有坂正三の壺中天
白川静・漢字の世界観
「著者のように才能のある人でも、
これを書くのは大変だったろうなと思う。
出版を喜びたい。」

■敬天齋主人の日記帳
白川静-漢字の世界観
「『雲山万畳、猶ほ浅きを嫌ふ』、
つまり、学問の道は、雲山万畳の奥までも、
道を極めて一人楽しむべき・・・という
白川静先生の信念が垣間見られる一冊です。
白川ファンならずとも、
漢字ファンでしたら充分楽しめる内容となっています。」

■zhangtan文庫
白川静 漢字の世界観(平凡社新書)
「もちろん、私は白川学にのめり込んだ人間ですので、
白川先生の説こそ!という思いはあります。
ただ、白川先生の魅力の一つは
その“異端”性にあるのではないでしょうか。」

■ありエるブログ
『白川静 漢字の世界観』松岡正剛
「白川静という名前だけでも手に取る価値は充分なのに、
その入門書を松岡正剛が書くとなれば、読まなければなるまい。」

■ユニゾンのENSEMBlog
『白川静 漢字の世界観』
「ともかくも、本書が読者を『白川静』の深淵なる
オリエンタルワールドのとば口に立たせてくれることは間違いない。」

■科學の剃髮
[読書]松岡正剛著『白川静 漢字の世界観』
「『白川静への初の入門書!』と帯にはあるが、
こんなのは入門書でも何でもない。
白川静先生の場合、一般書は多少難しいが、
字書は寧ろわかりやすくて、字書そのものが入門書でもある。」

■迷跡日録
道は首を掲げて『白川静/漢字の世界観』
「とにかく、碩学とか知の巨人とかの言葉でも捉えようのない、
白川静としかいいようのないマグマの如き存在に
あてられてしまいました。
すっかりほてった精神に折からの雪が気持よかったです。」

■パパの書斎
白川静 漢字の世界観
「酒見賢一さんの『陋巷に在り』を読んだ時、
これは諸星大二郎の世界だと思ったんですが、
どうもむしろこの白川先生の影響が強かったようですね。」

■新・クラシック音楽と本さえあれば
『白川静 漢字の世界観』(松岡正剛)
「この本は新書ながら今の日本の知性の最高峰に位置する本。
およそ『知的たらん』とする日本人であれば
必読の書と言いたいと思います。」

■sphexish
白川静・漢字の世界観
「本書を読むよろこびは、白川静の快刀乱麻たる読解ぶりを、
松岡正剛が百花繚乱に開花させることにある。
その開花は、難解精緻なる白川・方程式を
わかりやすく要約してみせるのではなく、
白川静の存在によりそうように、
クロニクルのかたちで読み解いていることにある。」

■hanakoの小部屋
白川静 漢字の世界観
「この本を読んで、白川静さんという方は、
漢字をその成り立ちや意味などを見ていただけではなくて、
その背景にあるもっと大きなものを見ていたのだということ。
その世界観と漢字というものは、
私が考えていたよりもはるかに大きく広く奥が深く
とても興味深いものだということを感じました。」

■ぐーたら雄の怠惰なダベリんぐ
文字文化と言語文化 白川静 漢字の世界観
「松岡正剛氏は、『白川静』の足跡を辿りながら
文化との関連性にこそ、文字発生の真意はあると結論している。」

2009年1月28日水曜日

五木寛之さんが『白川静』を絶賛


今日1月28日発売の日刊ゲンダイを読んでいると、
五木寛之さんの「流されゆく日々」の見出しに目が止まり・・・。

 今週読んだ本の中から(3)―松岡正剛著『白川静』

以下、部分的に引用してみます(適宜改行しています)。

 こんど常用漢字に、あらたに加えられた漢字は、
 やたらと暗い字が多かった。
 「鬱」「萎」「怨」など、など。
 やはり漢字にも時代が反映しているのだろうと思う。
 そんなおりに、松岡正剛さんの
 『白川静 漢字の世界観』(平凡社新書)を読んで、
 じつにおもしろかった。
 [・・・]
 まことにわかりやすく、ふかく、
 かつ楽しい一冊となっていて一気に読んでしまった。
 [・・・]
 ところで白川静という人を松岡さんが書くと、
 代表的日本人を超えて、
 代表的東洋人のように思われてくるところが凄い。
 この数十年の日本に決定的に欠落していたのは、
 「白川的であろうとすることだった」と、松岡さんはいう。
 それは何もかもをわかりやすくして、
 何もかもをキャンディにかわいくしていこうとする
 日本の姿勢だ、という。


そして最後に一言、このように結ばれています。

 私はブックレビューをするつもりはない。
 ただこの新書は凄い、と思ったことだけを記す。

【書評】きのこ文学大全


今週発売の『SPA!』2月3日号に、
飯沢耕太郎さんの『きのこ文学大全』が紹介されました。
書き出しがすごい(?)ので、つい書き写しますが・・・。

 各出版社の新書戦争が激化する昨今、
 そのなかで、高い独自性を誇る新書の一つが、平凡社新書だ。
 ユニークすぎて読者を驚愕させることもしばしば。
 本書を店頭で見て、まずは呆れた(笑)。
 資産運用や政治経済解説、生き方などの売れ筋でなくて、
 いきなり「きのこ文学」ですからね。

どうやら第一印象は、目が点・・・だったようで。
下のエントリー(エア新書)の分類でいうと、
「知識欲」「こってり」とも5以上、
いや、もはや測定不可という感じでしょうか・・・。

以下引用の続き。

 しかし、読み始めるとこれが実に面白い。
 文学、音楽、映画など多岐にわたる「きのこ本」を
 アイウエオ順に紹介。
 一つ一つの項目がコラムとして小気味よくまとまっていて、
 著者の力量の高さと、きのこへの深い愛情が窺える。

書評のシメは、以下の通り。

 あの東宝のカルト映画『マタンゴ』の解説に
 10ページ以上が割かれているのも、
 さすがと言うべきか、当然と言うべきか。

評者の今柊二さん、どうもありがとうございます!

『エア新書』

『ナガオカケンメイのやりかた』を編集していただいた、
石黒謙吾さんの新書『エア新書』(学研新書)。


「エア」とは「エアギター」「エアあやや」のエアで、
「エア新書」いうサイトもあるそうです(石黒さんとは無関係)。

石黒さんの本は、架空の新書のタイトル、著者、帯のキャッチ、
袖の説明が100冊分ドドドッと続くというスタイルで、
サブタイトルは、

 発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ”

くわしくは実物にあたっていただくとして、巻頭の12~13ページに、
「マトリクスで把握する[各社新書レーベル]のイメージ」
という図が掲載されていて、タテ軸が「知識欲⇔金銭欲」、
ヨコ軸が「こってり⇔あっさり」に分類されています。
マトリックスはタテヨコ各5分割。
で、平凡社新書はどこに位置するかというと。



知識欲4、こってり4

ただし、以下のただし書きが。

 これはあくまで各新書レーベルの名前を
 パッと聞いた時のイメージであり、
 ラインナップの特徴を正確に再現したわけではありません。

とはいえ、岩波新書よりこってりしてるイメージなのか・・・。
そんな平凡社新書ですが、今年の5月で創刊10周年を迎えます。

2009年1月27日火曜日

『加藤周一セレクション』あとがき


次の文章は『加藤周一セレクション』第5巻に収録された、
「平凡社ライブラリー版 あとがき」の全文です。
(適宜改行したほか、原文での改行箇所は1行あけてあります)

--------------------------------------------------------

平凡社ライブラリー版 あとがき

平凡社ライブラリー版の「加藤周一セレクション」全五巻は、
鷲巣力氏の撰による。

著者にはすでに「著作集」全二四巻(二三巻が既刊)があって、
この撰集はその縮刷版と考えることもできるだろう。
ただし「著作集」以外の版でも容易に手に入れることができる
三つの著作は収録されていない。
すなわち『日本文学史序説』二巻(ちくま学芸文庫)、
『羊の歌』および『続羊の歌』(岩波新書)、
朝日新聞に連載中の『夕陽妄語』数冊(朝日選書)である。

撰集五巻の編集は、
「著作集」のなかから主要な論文を撰ぶことと、
半世紀以上にわたる著作活動の各時期から
代表的な文章を採って著者の考えの変遷を
辿れるように配列することを、心がけている。
第一巻は文学一般に係り、
第二巻は日本の文学・思想について
個別の作家や思想家を論じる。
第三巻は日本美術史の序説、
第四巻は藝術一般についての議論を集めている。
第五巻は、著者が生きた時代のさまざまな出来事に対する
そのときどきの反応――怒りや悲しみや希望の表現である。
その間著者は半ば日本で、半ば欧米で、
暮らしてきたから出来事は日本国の内外にわたる。
それはあるときには文化的問題であり、
あるときには社会的または政治的事件であった。

今ふり返ってみれば、
長い年月の間に著者の考えと態度には、
変ったところもあり、変らなかったところもある。
その両面がこの「加藤周一セレクション」には
よくあらわれている、と思う。
著者はある時「悟り」をひらいたというわけではないし、
そもそも不滅の、究極の、
定冠詞つきの「眞理」というものがあるかにさえ懐疑的である。
生涯を通して、まことに緩慢に、
少しずつ知識が増したということがあるにすぎない。
知識がいくらか増し、自分自身と環境の理解がいくらか進めば、
考えも文章も変ってくるのが当然であろう。
しかし時代と共に環境、あるいは状況は、絶えず変化する。
その度に立場を変えていたら、きりがない。
変らないところがあるのも、またあたりまえのことであろう。

この「加藤周一セレクション」が成りたったのは、
鷲巣力氏と平凡社編集部のおかげである。
ここで著者からの御礼を述べておきたい。
また各冊にいずれも素晴しい文章を寄せて下さった
五人の方々にも感謝している。
そのこともぜひ誌しておきたいと思う。

一九九九年十月、上野毛の寓居にて

加藤周一

--------------------------------------------------------

『加藤周一セレクション』の概要についてはこちらを、
また加藤さんによる「《世界大百科事典》の編集方針について」
はこちら
を、それぞれご参照ください。

第1回N尾送別会(その2)

第1回N尾送別会の1次会は、なごやかに終了。
・・・で、場所を変えて、N尾が歌ってます。


Y原編集長も歌っております。


T内も歌っております。


そして、おれ(風邪を引く前)も歌っております。


曲は・・・。


「母性本能」
森雄二とサザンクロスの名曲であります。

第1回N尾送別会(その1)

営業部のN尾がこのたび別の部署に異動することになりました。
お世話になったみなさま、どうもありがとうございました。

・・・というわけで、第1回の送別会が先週末の1月23日に開かれました。
N尾が長年携わってきた別冊太陽編集部主催で、
会場は春日にある静岡おでんのお店。


あまり見かけたことのない練物各種が並んでいます。


下の写真は、別冊太陽編集長Y原のノート。
情報は1冊のノートにまとめ、そしてかならず美しい。
それが、できる編集長の秘訣だそうです。


右はしりあがり寿さん似の編集S田、左はN尾を引き継ぐ営業N里。


「春画」で強力タッグを組んだ編集T内(左)とN尾(右)。
今年もまた、春画の第3弾が出版予定です。


みなさま、これからも別冊太陽をよろしくお願いいたします。

【ブログ】家紋を探る


森本景一さんの新刊『家紋を探る』が、
「加賀友禅の店 ゑり華」さんのブログで紹介されました。

 着物の世界にとどまらない、
 和の世界にひきこまれること間違いありません。

と書いてくださっています。

【書評】破戒と男色の仏教史


1月24日付の「中外日報」に、
『破戒と男色の仏教史』の書評が掲載されました。
評者は東北大学教授の佐藤弘夫さん、以下はその一部です。

 松尾氏によれば、中世という時代は
 単なる破戒の時代ではなく、
 破戒と持戒が同居していた時代だった。
 一見矛盾する二つの運動が
 共存することのできた背景はなんだったのだろうか。
 その疑問を解きほぐすためのキーワードが、
 「男色」だった。
 (・・・)
 しばしのあいだ、読者を中世文化の背景にある
 「男色」の豊饒な世界に誘ってくれる本書は、
 知的な刺激に満ちた興味深い一書である。

1月の定例全5段広告


平凡社の定例全5段広告が、
今朝1月27日(火)の朝日新聞朝刊に掲載されました。

名古屋圏から中・四国までの地域は明日28日(水)、
九州はあさって29日(木)の掲載予定です。

泉麻人「喫茶店ブルース」開始


泉麻人さんのWeb連載「喫茶店ブルース」が、
本日よりスタートしました。

 「巷にカフェは増えたけど、
 昔ながらの“喫茶店”はめっきり減ってしまった。
 カフェラッテやらエスプレッソマキアートやらを
 紙コップのフタの小穴から、
 チューチュー吸いながら町を歩くのもたまにはいいが、
 中年男としては
 かつて“サテン”と呼んでいたような店の方が落ち着く――」
 
 コラムニスト泉麻人がおくる、東京・ときどき東京以外の、
 おじさんがほっと落ち着けるおさぼり喫茶案内。

というわけで連載1回目は、

 珈琲大使館 その1(東京・新橋)

イラストは、なかむらるみさんです。

平凡社のトップページにあるバナーからどうぞ。
毎週月曜日に更新の予定です。

2009年1月26日月曜日

風邪でダウン・・・


今日はダメだ・・・あしからず。
みなさまもお気をつけください・・・。

2009年1月23日金曜日

『加藤周一セレクション』重版出来


お待たせしておりました平凡社ライブラリー、
『加藤周一セレクション』全5巻の重版ができました。
これから出荷となりますので、よろしくお願いします。

以下に全巻構成・目次と、解説の抜粋をご紹介しておきます。

『加藤周一セレクション 1 科学の方法と文学の擁護』
 科学と文学/文学の擁護/途絶えざる歌
 ゴットフリート・ベンと現代ドイツの「精神」
 グレアム・グリーンとカトリシズムの一面
 E. M. フォースターとヒューマニズム
 サルトルの知識人論/人間学または『状況第九』の事
 サルトル論以前/サルトルのために

 解説=池澤夏樹「明晰と、広い視野」
 知識の断片ばかりが「情報」という名であふれ、
 総合的にものを考える力が
 こんなに速やかに衰退していく時代は危険である。
 だから、自分たちのいる場所を測定する基準点として、
 思考のトレーニングのテクストとして、
 加藤周一は読まれなくてはならない。

『加藤周一セレクション 2 日本文学の変化と持続』
 「後白河法皇」――「梁塵秘抄」より/世阿弥の戦術または能楽論
 一休という現象/新井白石の世界/富永仲基と石田梅岩
 福沢諭吉と『文明論之概略』/鴎外と「史伝」の意味
 漱石に於ける現実/荷風覚書/龍之介と反俗的精神
 林達夫とその時代/石川淳または言葉の力
 丸山真男『近代日本のイデオロギー 膨張主義の起源』序文
 堀田善衛私記/福永武彦の死/中村眞一郎あれこれ

 解説=水村美苗「作家を知るということ」
 それが[加藤周一との]出会いであった。
 二度、三度お目にかかるうちに、
 私はいちいち自分を恥じ入ることもなくなった。
 そしてそれから、
 定期的に加藤さんにお目にかかることになったのである。[・・・]
 そして私は、「最良の時間」を生きるということが
 どういうことかを、理解していったのである。

『加藤周一セレクション 3 日本美術の心とかたち』
 はじめに形ありき/神々と仏の出会い/現世から浄土へ
 水墨・天地の心象/琳派の美学/手のひらのなかの宇宙
 浮世絵の女たち/幻想に遊ぶ/東京・変りゆく都市
 日本の二〇世紀/あとがき

 解説=橋本治「孤立の系譜」
 加藤周一氏の『日本美術の心とかたち』で語られるものは、
 造形芸術に携わった日本の知識人たちの孤立の跡だろう。
 私はそのように思う。[・・・]
 なぜこんな私のところに「『日本美術の心とかたち』の解説を書け」
 などという以来が来たかということだが、
 今の私にとってこの答は一つしかない。
 きっと加藤周一氏も私と同じように孤立の中にいる人なのだろう
 ――ただこれだけである。

『加藤周一セレクション 4 藝術の個性と社会の個性』
 藝術家と社会/現代の藝術的創造/日本の美学
 仏像の様式/日本の庭/ヴィーンの想い出/美術史の縮図
 ジャコメッティまたは純粋藝術家/中国の屋根の反り
 絵のなかの女たち/絵 隠された意味 抄
 野村万蔵の藝/真夏の夜の夢がさめる時
 誰が星の空を見たか/現代オペラの問題
 バッハ、バロック、バウハウス

 解説=柏木博「芸術の知性へのユニヴァース」
 加藤さんの知の速度と言ったが、
 しかし、それはけして表層的であることを意味しない。
 たとえば「充分な資料が出そろわぬ間は、何事も信じないのが、
 学問的な立場であり、資料を検討せずに、
 味方のいうことを信じるのが、政治的な立場である」
 (「中国の屋根の反り」)ことを明確に指摘している。
 加藤さんは、どのような立場からものを論じているのかを
 つねに丁寧にそして明確にしているのである。

『加藤周一セレクション 5 現代日本の文化と社会』
 日本社会・文化の基本的特徴/日本文化の雑種性
 近代日本の文明史的位置/日本人の外国観/日本人の死生観
 戦争と文学とに関する断想/新しき星菫派に就いて/金槐集に就いて
 天皇制を論ず/中立と安保条約と中国承認/言葉と戦争
 ヴェトナム・戦争と平和/見るべき程のことは見つ/中国再訪
 教科書検閲の病理/自由と・または・平等/現代の女の問題
 「過去の克服」覚書/ヒロシマ・ナガサキ五〇年/『羊の歌』その後
 平凡社ライブラリー版 あとがき

 解説=上野千鶴子「知性のシニシズム」を超えて
 初めて読んだ『羊の歌』に、忘れがたい言葉がある。
 「知性とは何よりも自己批判的な知性であるから・・・」
 自己批判に向わないような知性は知性の名に値しない、
 という文章は、高校生のわたしに灼きついた。
 このたび読んだ一九三九年の加藤周一
 二十歳のときの文章にはこういう表現が出てくる。
 「本来の知性と云うものが評判に反することを好む」
 「元来知性と云うものは実に力強いものである。
 力強くなければ評判に反してなどいられるようなものではない」。
 二十歳の加藤さんは十七歳のわたしに呼応し、
 わたしはそのあいだに共通した「三つ子の魂」に、微笑する。
 そして知性に対するちゃちなシニシズムなど捨てようと、
 改めてうなずく。

カラスヤサトシさんの絵馬

ちょっと古いネタで恐縮ですが、ネットをウロウロしていたら、

 カラスヤサトシの絵馬発見

というブログの記事がありまして・・・以下のお願いが。


 時間を守れる人間になれますように
 しめ切り破ったらバチ与えてください
 あと家内安全 無病息災
 引越し無事にすみますように
 いい嫁がきますように
 good!アフタヌーンがものすごう売れますように

上記ブログでは、

 ・・・というかなんか願い事が多くないか。
 ちょっと欲張りすぎだろ!

と突っ込まれてましたが・・・。
昨日のエントリーで書いた「good!アフタヌーン」編集部と、
マンガ家の方々のヒット祈願だったそうで、詳細はこちら。

カラスヤさんと石原壮一郎さんのWeb連載、
「大人のお金力養成講座」、好評連載中でございます。

なるべく早く単行本になってヒットしますように・・・。

書店POPあれこれ

「あれこれ」といっても、とりあえず2店だけなんですが、
ネットで見つけた、書店さんの手書きPOPです。
(不勉強ですみません、自社他社問わず情報をいただければ幸い)

ひとつは、銀座・教文館さん「POPワールド」


もうひとつは、青山ブックセンターさん「ABCの店頭POP」


どちらも上手いなぁ・・・。

そういえば去年の春ごろの「タモリ倶楽部」で、
「南田裕介出版記念 手書きポップで二刷を目指せ!!」
という企画をやってましたが、増刷したのかな?

2009年1月22日木曜日

動画で本を紹介

アマゾンでも動画で本を紹介する機能がありますが、
普通は著者が喋る、というパターンが多いと思います。

が、下の動画は、実際にページをめくりながら、
内容をざーっと紹介していて、ちょっと面白い。

「Fraktur mon Amour」という、フォントを集めた本で、
かなり分厚いらしく、最初は丁寧にめくっていたものの、
途中からくたびれて(?)ざっくりするところも味があります。



「we make money not art」というサイトで見ることができますが、
このやり方、ビジュアル本でマネしてみようかな。

相対性理論『ハイファイ新書』

年明けに出た相対性理論の新譜『ハイファイ新書』。
チャートアクションもすごくて話題になってます。
気が早すぎですが、いまのところ、おれの2009年のベスト。


とりあえず曲名を書き写しておきます。

 1.テレ東
 2.地獄先生
 3.ふしぎデカルト
 4.四角革命
 5.品川ナンバー
 6.学級崩壊
 7.さわやか会社員
 8.ルネサンス
 9.バーモント・キッス

下の動画は「地獄先生」のPV。

人工衛星から見たオバマ就任式


キャプチャー画像は「CNET Japan」に載っていた、
「人工衛星から見たオバマ米大統領就任式」

 Googleに地上の高解像度画像を
 提供予定の人工衛星GeoEye-1が、
 Barack Obama米大統領の就任式の様子を上空から撮影した。
 その画像が現在、公開されている。

うはぁ。
なんか、どんどんすごいことになってますね。
これぞ、究極の上から目線。

『白川静』サンヤツ広告

松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』のサンヤツ広告を、
以下の日程で掲載します。

■1月23日(金)・・・毎日新聞朝刊
■1月24日(土)・・・読売新聞朝刊

下の写真はゲラを切り貼りしてコピーしたもの。
どう見えるかな・・・というシミュレーションです。



朝日新聞の1月の定例全5段広告も、現在進行中。
毎回、う~ん・・・これでいいのかな・・・いや、ここをこうして・・・
と悩みながらやってますが、出来はいかがでしょうか。

テツと中吊り広告


キャプチャー画像は「編集チーフの真夜中の事情」という、
『good!アフタヌーン』(講談社)のブログより。

 「中吊り広告レポート第1弾です」

とのことですが、うれしそうなテツの人にしか見えない(笑)。
これって何線なんでしょうか?
ウチの、のぼちゃんなら知ってるかな。

『good!アフタヌーン』については、
「IT Media」でも、こんな見出しで紹介されています。

 「旧世代の漫画屋、最後の冒険」
 ――雑誌不況下で創刊した「good!アフタヌーン」

以下は記事の一部からの引用です。

 (ブログについて)
 「作り手の顔も見えず、
 あいさつもないまま何の前触れもなく
 新しい漫画雑誌ができても、
 僕だったなら絶対買わないだろう」と考えたからだ。

 「『こういう雑誌を作っています』と
 肉声に近い形でごあいさつするには、
 ブログしか思い付かなかった。
 コンテンツの“製造者”として責任を持ち、
 製造現場を誠実に、赤裸々に伝えたい」。
 例えるなら、スーパーで売っている野菜に、
 生産者の名前や顔写真が載っているようなイメージだという。

ちなみに創刊号は重版したそうで、なによりでございます。

2009年1月21日水曜日

「マンガ大賞2009」ノミネート作品


「本屋大賞」のほかにも「マンガ大賞」という催しがあり、
1月19日に「マンガ大賞2009」ノミネート作品が発表されました。

 一次選考では、89人の選考員から178作品への投票があり、
 その中で投票数の多かった10作品をノミネートとしています。

とのことで、結果は以下の通り(作品の五十音順)。

 小山宙哉『宇宙兄弟』
 羽海野チカ『3月のライオン』
 安倍夜郎『深夜食堂』
 小林まこと『青春少年マガジン1978-1983』
 中村光『聖☆おにいさん』
 末次由紀『ちはやふる』
 河合克敏『とめはねっ!』
 島袋光年『トリコ』
 東村アキコ『ママはテンパリスト』
 久保保久『よんでますよ、アザゼルさん。』

リスト中の4作品は読みましたが、それ以外が受賞しそうな予感・・・。

羽海野先生はまだ2巻目が出たばかりで、
もう少し様子を見たいというか、
どうなるのかわからないところがスリリングで、
いつ賞を差し上げればいいかタイミングが難しい気も。

2009年本屋大賞(続)

「2009年本屋大賞」のノミネート作品が決まったそうです。

というエントリーを昨日書きましたが、
ふと思いたって検索してみたところ、
自分が投票した本を紹介されているブログがありました。

ひとつは「すべてはゼロから始めるために」で、次の本に一票。

 古川日出男『聖家族』(集英社)、
 円城塔『Boy's Surface』(早川書房)、
 舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日 上』(新潮社)、
 伊藤計劃『METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS』
  (角川グループパブリッシング)

もうひとつは「小書店員の記録」で、こちらは以下の本に一票。

 木内昇『茗荷谷の猫』(平凡社)
 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』
  (角川春樹事務所)
 古処誠二『メフェナーボウンのつどう道』(文藝春秋)

おぉっっ、うわぁっ・・・なんと。
ありがとうございます! 単純にうれしいです。
やっぱり、投票された本すべてのリストを知りたいなぁ・・・。


■追記
トヨザキ社長のブログ「書評王の島」の、
「本屋大賞候補作出揃うの巻」も、どうぞ。

【書評】家紋を探る


淡交社で編集長をつとめられ、
現在はきものをはじめ、幅広く和の文化の仕事をされている
植田伊津子さんのブログ「一より習ひ」で、
森本景一さんの新刊『家紋を探る』が紹介されました。

 「あなたの家紋はなんですか?」
 そう尋ねられてすぐに答えることができるようになったのは、
 紋付きのきものを自分でつくるようになってから。
 それまでは母がつくってくれたきものを着ていたので、
 家紋は親任せであったのだ。

という書き出しを読んで、たしかに答えられないなぁ・・・。
うちは「桔梗になんとか」だったような気がしますが。

この記事は『家紋を探る』について、
さらには家紋そのものについて、
くわしく、わかりやすく書かれていておすすめです。

ちなみにブログのタイトル「一より習ひ」は、
「稽古とは一より習い十を知り、十よりかえる元のその一」
という言葉から取られたようです。
お稽古・茶道、しつらい、ふるまい、灰形、季節の趣き、
型とかたち、見聞、言葉、交遊、着こなし、本、
というカテゴリー別にさまざまな記事がアップされています。

第24回出版梓会文化賞贈呈式

昨日、オバマの就任演説に先立つこと7時間半前より、
東京では第24回出版梓会文化賞贈呈式が開かれました。



梓会出版文化賞は小峰書店さん
加古里子さんの『伝承遊び考』全4巻が評価されました。


同特別賞はコモンズさん桂書房さん

また、新聞社の文化部の方々が選考に当たられる
第5回「出版梓会新聞社学芸文化賞」は弘文堂さん
22年をかけて完結された『歴史学事典』全15巻に対するものです。
みなさま、どうもおめでとうございます。

選考委員の植田康夫さん、小原秀雄さん、木田元さん、
斎藤美奈子さん、新聞社の文化部のみなさんもご出席。

各出版社の方々の受賞挨拶もバラエティに富んでいて、
面白く聞かせていただきました。
とりわけ、富山の桂書房の勝山敏一さんの挨拶は、
地方で出版社を立ち上げられたときの話に始まり、
読者からの反応によって考えさせられたことなどを話され、
沁みるものがありました。


式のあとは懇親会というわけで、また酒を飲んでおります。


最後に付け足しめきますが、今回の司会は弊社社長でありました。

Obama's People

オバマの就任演説をテレビで見て、
さらにネットであれこれ見たもので眠い午前中ですが、
さっそく「404 Blog Not Found」
「惰訳 - Barack Obama Inauguration Speech in Full」
と題した英語/日本語の対訳がアップされていました。

下のキャプチャー画像は「The New York Times Magazine」
「Obama's People」というコンテンツ。



イスラエル生まれの写真家Nadav Kander(ナダブ・カンダール)が、
オバマを支えるスタッフのうち52人を撮影したそうで、
肌の色も年齢も性別もファッションもバラエティに富んでいて面白い。
撮影中の様子もアップされています。

ちなみに下の人物は、Eugene Kang(ユージーン・ケン)という人。
韓国系アメリカ人でしょうか。
「Special Assistant to the President」とクレジットされていますが、
なんと24歳!


■追記
就任演説の前にアレサ・フランクリンが登場して、
「My Country, 'Tis of Thee」(通称「America」)を歌ってました。
お~っ、と思わずくぎ付けに。

2009年1月20日火曜日

PCでオバマ就任式を見る方法

日本時間で今夜の午前1時半から、
オバマ新大統領の就任式が行われますが、
「ライフハッカー[日本版]」に、

 オバマ大統領就任式を10倍楽しく見る方法

という記事があり、テレビで見るのがまあ手っ取り早いとはいえ、
PCで見るためのいろいろな方法が紹介されています。

まずは「The 56th Presidential Inaugural Schedule」
でスケジュールチェック。

いちばんオードックスと思われるのが、
Joint Congressional Committee on Inaugural Ceremonies
という就任式の公式サイト。


「聴覚障害者のための英語字幕付きで
ビデオをストリーミングすることができます」とのこと。
ほかの各種ストリーミングの紹介のほか、
iPhoneのアプリで見る方法もあって参考になります。
(iPhone持ってませんが)

下の動画は、先日のリンカーン・メモリアルでのイベント、
「We are One: The Obama Inaugural Celebration」の一部。
(そのまま埋め込んだら横幅が長かったですが)



テレビで観たバークレー在住の知人からのメールによると、

 最後にはピート・シガーがでてきて、
 This Land is Your Landを
 ブルース・スプリングスティーンと歌い始めたときには、
 私はぶっ飛びましたね。[・・・]
 オバマのおじいさんの世代の元共産党員にして、
 まちがいない活動家シンガー[歌手]が、
 もうひとりの元共産党員にしてシンガー[歌手]の
 ウディ・ ガスリーが作った「愛国歌」を歌ったわけで、
 オバマも立ち上がって、
 立ってスイングしながら歌っていました。

有隣堂ルミネ横浜店でフェア


もうひとつ、フェアのご案内です。

営業S田がお世話になっております
有隣堂ルミネ横浜店さんにて、
1月25日(日)から2月下旬まで平凡社フェアが開かれます。

ラインナップは平凡社ライブラリー、別冊太陽、
コロナ・ブックスの各シリーズで、なかでも目玉は、

 平凡社ライブラリーの僅少本。

ここでしか手に入らない貴重な本が、一気に揃います。
地元の方はもちろん、遠方からでも足を運ぶ価値あり。
ですよ。

紀伊國屋書店松山店でフェア


営業Nがお世話になっております紀伊國屋書店松山店さんにて、

 知と美を旅するフェア

というタイトルで、平凡社ライブラリーと、
新潮社さん「とんぼの本」の合同フェアをしていただいています。

ライブラリーは120タイトルの平積&面陳という充実した品揃えで、
棚の反対側がとんぼの本という構成。
世界で一番有名なネコとも言われるチロちゃんが、手前に並んでます。
五味太郎さんの本も見えます。

フェアは1月18(日)から2月21日(土)までの約1ヶ月の予定。
お近くの方、ぜひ実際にお手にとってごらんください。

09年本屋大賞ノミネート作品


「2009年本屋大賞」のノミネート作品が決まったそうです。

 本屋大賞では、一次投票を昨年11月1日より本年1月12日まで行い、
 今回は1070人もの書店員がエントリーし、
 全国327書店411人の投票がありました。
 その集計の結果、
 上位10作品が「2009年本屋大賞」ノミネート作品として決定しました!

とのことで、ノミネート作はこちら(作品名の五十音順)。

 天童荒太『悼む人』(文藝春秋)
 湊かなえ『告白』(双葉社)
 飯嶋和一『出星前夜』(小学館)
 柳広司『ジョーカー・ゲーム』(角川書店)
 貴志祐介『新世界より』(講談社)
 池上永一『テンペスト』(角川書店)
 和田竜『のぼうの城』(小学館)
 百田尚樹『ボックス!』(太田出版)
 伊坂幸太郎『モダンタイムス』(講談社)
 東野圭吾『流星の絆(講談社)

ノミネート作品だけじゃなくて、1票でも投票があった作品を、
すべて公開したら面白いと思うんですが、どんなもんでしょう?
ロングテール投票結果、とでもいえばいいのか。

『月刊百科』2月号


本日、『月刊百科』の2月号ができました。

表紙は、狂暴な猫の歯に挟まれつつも噛み砕かれることなく、
現在の出版状況下で、したたかに生きる弊社を象徴。
・・・しているかどうかはわかりませんが、
いやたぶんしていないと思いますが、
昨年と比べると狂暴力が強まった印象であります。

なお、2008年のバックナンバー+2009年分は、
「仲條服部八丁目心中」の会場にもございます。
(ウェブサイトに展示写真などがアップされています)
お一人様3冊までご自由にお持ちいただけます。
・・・が、かなり人気で在庫がどんどん減っているとの情報あり。

ちなみに、1月29日(木)の夜に、
仲條正義さんと服部一成さんのトークショーが開かれます。
・・・が、こちらも人気で予約受付終了とのこと。

榎本敏雄写真集『陽炎』


榎本敏雄さんの写真集『陽炎[櫻・京・太夫]』が発売になりました。

昨年 gallery bauhaus にて開かれた写真展
「薄明の記憶・京都」の作品を中心に構成された、
6×6判のモノクローム写真集。

あとがきの文章から一部を引用しておきます。

 存在がその輪郭を獲得してゆく朝、
 また、逆に闇へと沈んでゆく夕刻の一瞬にひかれ続けてきた。
 暗闇から浮かび上がってくる、
 または沈み込んでゆく存在のはかなさ、
 たよりなさの中に、無常の存在の美しさがある。
 その一瞬の「かぎろひ」を写真に定着させたいと思ってきた。


デザインは勝井三雄さんと石橋昌子さん、
プリンティングディレクションは高柳昇さん
ダブルトーン+ニスの見事な仕上がりになっています。

榎本敏雄さんの公式サイトはこちら。

「夢みごこち」第十話

フジモトマサルさんの連載、
「夢みごこち」の第十話がリリースされました。
今回のタイトルは、

 闇の中の筏


さてどんなお話か・・・平凡社サイトのトップページからごらんください。

「大人のお金力養成講座」第6回


石原壮一郎さんカラスヤサトシさんの連載、
「大人のお金力養成講座」の第6回がリリースされました。
今回は・・・

 「お金持ちの親戚と節約の知恵などを語る問題」

なかなか微妙なシチュエーションの問題であります。


平凡社のサイトのトップページにあるバナーから、お読みください。

2009年1月19日月曜日

コロナ・ブックス『作家のおやつ』

コロナ・ブックスの好評シリーズ『作家の○○』。
これまでに『作家の食卓』『作家の猫』『作家の犬』
刊行されてきましたが、最新刊は、

 『作家のおやつ』

本書の登場人物を、順に紹介しておきます。

三島由紀夫、手塚治虫、開高健、檀一雄、植田正治、
瀧口修造、市川崑、沢村貞子、坂口安吾、久世光彦、
向田邦子、中里恒子、植草甚一、石井桃子、小津安二郎、
種村季弘、川端康成、茨木のり子、池波正太郎、吉屋信子、
古川緑波、井上光晴、色川武大、荻昌弘、内田百閒、
古波蔵保好、團伊玖磨、吉田健一、森茉莉、獅子文六、澁澤龍彦。




カバーは、万惣フルーツパーラーのホットケーキ。
以下は写真のキャプションより。

 「万惣のホットケーキは、最高の小麦粉、
 卵をえらびぬいてつくられる。
 そこがちがう。
 果物店として、世に知られている誇りが、そうさせるのだ」

さて、この一文は上の人物うち誰のものでしょうか?
答えは本書の74-75ページに。

『作家のおやつ』は1月24日頃より書店発売です。

ちなみに下の写真は、今日の平凡社営業部のおやつ、
「東北ゴールデンエンジェルス・チョコクランチ」。

【書評】きのこ文学大全


日本経済新聞の1月18日(日)読書欄「あとがきのあと」に、
『きのこ文学大全』の著者、飯沢耕太郎さんが登場されました。
以下はインタビューの一部です。

 写真評論家として既に名をなした著者が
 「きのこ文学評論家」という新たな肩書を掲げ、
 精魂を傾けた本書は驚嘆の充実ぶりだ。

 「人間の無意識や世界のすき間に
 視線を向けるのが文学だとすれば、
 それは菌糸を伸ばすことに似ていないか」

飯沢さんによると、きのこが登場すればいいわけではなく、
村上春樹さんは「『きのこ文学者』に非ず」とのこと。

【書評】白川静 漢字の世界観


1月18日(日)の読売新聞「本 よみうり堂」に、
『白川静 漢字の世界観』の短評が掲載されました。
以下、全文を掲載しておきます。

 『字統』『字訓』『字通』の字書3部作完成に至る、
 白川の生涯と文字学の要点を描く。
 文字が持つ本来の「力」を「呪能」と呼び、
 その呪能によって文字がつくられたのだとして、
 甲骨文、金文の始原をたずね、
 漢字の持つ世界観に迫った“巨知”の全体像を、
 博覧強記の著者が解説する。
 新書ながら濃密な入門書。

「新書ながら濃密」な本書、重版できました。

「ディアスポラの力を結集する」


 「ディアスポラの力を結集する
 ――ギルロイ、スピヴァク、ボヤーリン兄弟」

と題したシンポジウムが、近日開催されます。
概要は以下の通り、詳細はこちらをごらんください。

■日時 2月6日(金)13:00-18:00
■会場 東京麻布台セミナーハウス・大会議室
■主催 赤尾光春早尾貴紀
■参加無料/一般公開

■内容
 第一セッション
 「ユダヤ・ディアスポラとブラック・アトランティックの出会う形」
 鈴木慎一郎、浜邦彦、合田正人、赤尾光春(=司会兼)

 第二セッション
 「ディアスポラとサバルタンの位相」
 本橋哲也、鵜飼哲、上野俊哉、早尾貴紀(=司会兼)

■当日参考文献
 ジョナサン&ダニエル・ボヤーリン『ディアスポラの力』
 (赤尾光春・早尾貴紀訳、平凡社、2008年)

 ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック』
 (上野俊哉・鈴木慎一郎・毛利嘉孝訳、月曜社、2006年)

 G. C. ・スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』
 (本橋哲也・上村忠男訳、月曜社、2003年)

【書評】書斎の競馬学


『本の雑誌』2月号巻頭の「今月の一冊」に、
山本一生さんの『書斎の競馬学』が取り上げられました。
以下はその一部です。

 『競馬学への招待』で(・・・)
 縦横無尽に蘊蓄を展開した著者だけあって、
 ここでも蘊蓄は全開。
 たとえば「哀しき三冠馬」は、史上最強の
 (以下長くなるので略、『本の雑誌』をお読みください)

 (・・・)本好きにはたまらないネタも満載で、
 競馬ファンならずとも楽しめること間違いなし!

なお、山本さんが手がけていらっしゃるウェブサイトとメルマガ、
「競馬の文化村・もきち倶楽部」はこちらです。

2009年1月18日日曜日

【書評】 破戒と男色の仏教史


1月18日(日)の朝日新聞読書欄で、
『破戒と男色の仏教史』が紹介されました。
短評ですので、全文紹介しておきます。

 中世寺院文化を語るうえで欠かせない要素としての男色や、
 受戒の対象外とされた尼僧の問題など、
 僧侶の「身体」と深くかかわる戒律との考察から、
 日本仏教史を概観する。
 破戒を受け入れる親鸞の思想とともに、
 戒律復興運動もおこった鎌倉期のダイナミズムが浮かび上がる。

2009年1月16日金曜日

『悶々ホルモン』バナー


アマゾンの和書トップページを開いたら、
うおっ・・・佐藤和歌子さんの『悶々ホルモン』のバナーが。
1月16日(金)17時30分の総合ランキングは245位でした。
すごい。

隣のラーメン屋が開店


1月8日のエントリーで、
会社の隣のラーメン屋が撤退という、
撤退されたお店の関係者の方々以外は
あまり関心を惹かないであろうニュースをお伝えしましたが、
今日、新しい店が開店していました。

もう食べた人いるのかな?
どんな感じなんでしょうか・・・。

ちなみに「ラーメン 原価」で検索したらヒットした、
「ラーメン屋は儲かるのか?」というブログ記事によると、

 一般的に650円程度のラーメンの原価率は
 25~35%といわれています。
 その内訳は、麺が9%、スープが7~11%、
 トッピングが3~9%、
 チャーシューが1枚で5%ぐらいという感じになります。

ということだそうです(2006年の記事なので若干古いですが)。

ヤフー新CEOの超「前向き」語録


瀧口範子さんの「シリコンバレー通信」を読んでいたら、
「米ヤフーの女性新CEOの超『前向き』語録」という記事がありました。
ヤフーの新CEOに決まったキャロル・バーツの紹介で、
以下は彼女の語録の一部。

 「失敗がなくては、成功も分からない。
 大切なのは『3F』、つまりfail-fast forward。
 失敗しても、すばやく立ち直ること。
 前を向いたまま、失敗の原因を突き止め、
 また走り出せばいい」

 「ある程度自意識を低く持つのは大切なこと。
 そうすることによって、
 自分自身を客観的に判断することができる。
 自信の欠如が虚弱に結びつくのは、
 何をしてもダメだと思い始めた時」

 「すべてはサイクルで動いている。
 悪いときもまた過ぎる。
 だからそんな時にこそ、
 未来に備えて強みを蓄えるのがいい」

ついでに、おれ語録(というほどでもないですが)もひとつ。

 「どうせ倒れるなら、前向きに倒れろ」

第8回神田雪だるまフェア

本日午後、神田界隈から秋葉原、
日比谷の書店さんをおじゃましている営業Mより、
ケータイで写真が届きました。


なんで都心なのに雪だるま・・・?


あ、なるほど。

「神田雪だるまフェア」のウェブサイトによれば、

 2002年から千代田区の姉妹提携先である
 群馬県嬬恋村の協力で始まった雪のフェスティバル。
 70tあまりの雪が運び込まれ、靖国通り沿いは、
 高さ2メートル、重さ1トンもの巨大な雪だるまが30体以上並び、
 制作コンテストが行われます。
 小川広場には、雪遊びをテーマに
 「雪の滑り台」「かまくら」「雪遊び場」等ができます。

本日1月16日(金)から18日(日)まで開催中。

佐藤卓展「2つの実験」


また不思議なDMが届きました。
裏を見ると、

 佐藤卓展「2つの実験」

佐藤卓さんは、ロッテのクールミントガム
NHKのテレビ番組「にほんごであそぼ」
21_21 DESIGN SIGHTでの「Water」展など、
・・・といっても、これはお仕事のごく一部ですが、
あらゆるところに出没しては、
ユーモアをまじえつつ、眼からウロコのデザインを手がける方。

さて今回の展覧会ですが、DMによると、
左の「あ」は「紙の積層による『ひらかな』の立体作品」。
右のキャラは、「紙の積層による白いキャラクターを、
立体スクリーン化した投影作品」とのこと。
どちらも白い紙で作られたもののようです。

2月2日(月)から2月14日(土)まで、
銀座の巷房の3階と地下で開催されます。

う~む・・・これは実際に見てみないとよくわからんぞ。
佐藤さんが仕掛けたナゾであることは、間違いないようですが。

『九龍城砦』重版出来


宮本隆司さんの写真集『九龍城砦』の重版ができました。
初版発行が1997年で、今回が8刷。
写真集としては異例といっていいほどのロングセラー。
1987年から93年にかけて撮影された、
九龍城砦の写真集の決定版として知られる一冊です。

迷路のように複雑に入り組んだ巨大スラム街として、
数々の伝説、風説で知られた九龍城砦。
93年~94年に取り壊され、今ではその面影もありません。




しばらく品切れでご迷惑をおかけしておりましたが、
まだご覧になったことのない方は、お手にとってみてください。

平凡社では宮本さんの『新・建築の黙示録』も出版しています。
こちらは1988年に出版された木村伊兵衛写真賞受賞作を、
ニュープリント&再構成したものです。

原研哉キュレーション「Japan Car」


原研哉さんがキュレーションを担当された展覧会、

 Japan Car: Designs for the Crowded Globe

が、現在ロンドンのサイエンス・ミュージアムで開催されています。

英・仏・日の3ヵ国語で作られたウェブサイトに、
原さんによる企画主旨がありました。
以下はその冒頭部分です。

 自動車産業は、
 エンジンの生産から人とクルマのインターフェイスまで、
 ものづくりの領域に大きな裾野を持つだけではなく、
 今日、世界の課題となっている
 CO2の排出量削減に直結する産業です。
 日本は、乗用車を生産しているメーカーだけでも8社あり、
 世界屈指の自動車生産国です。
 身近な道具としても
 クルマは完全に生活に溶け込んでいます。
 そんな日本のクルマの現状と特徴を、
 わかりやすく簡潔に描いてみようと、
 この展覧会を制作しました。

 日本のクルマの歴史は、
 西洋の自動車生産技術と
 その文化の追随から始まっています。
 しかしながら、日本という国の独自の
 産業発展の形や生活意識のなかで、
 今日の日本のクルマは、
 特別な個性を身につけるに至っています。
 この展覧会では、
 日本のクルマの特徴を
 以下の三点に集約してご紹介します。

 1: 小ささ
 2: 環境
 3: 移動する都市細胞へ

下の動画は、サイエンス・ミュージアムのサイトにあるもの。



フリッカーにも写真が多数アップされています。

会場構成は建築家の坂茂さん
ほかにも画家の山口晃さんも参加されている模様。

自動車産業といえば、
現在もっとも苦境に立たされている業種のひとつといいますか、
不況ぶりが報道されない日はないくらいの昨今ですが、
展覧会で次の時代に向けたビジョンがどう示されているのか、
興味深いところです。

日本展は開かれないのかな?

2009年1月15日木曜日

『家紋を探る』紹介記事


森本景一さんの新刊『家紋を探る』の紹介記事が、
「日本繊維新聞」に掲載されました。
今週末より「平凡社から全国発売」となります。

記事は「“和デザイン”の到達点」という見出しで、
森本さんの以下のような談話も掲載されています。

 「紋の形や紋の名前には法則性があるが、
 初めて聞いた紋名でも形が想像でき、
 名前も分かるようになった。
 それはパズルを解くような感覚で、
 絵柄の変化や名前にも家紋独自の決まりがあって、
 その決まりの中で紋章上絵師たちは腕をふるい、
 現在のような研ぎ澄まされた家紋に仕上げてきた。
 小さな円に収められた家紋は、
 まさに和のデザインの到達点といえる」

もうひとつ、森本さんのテレビ出演のご案内を。
1月18日(日)のNHK教育テレビ「趣味の園芸 ビギナーズ」で、
「家紋と花」というテーマで家紋に使われた植物の解説のほか、
ご自身の作品も紹介されるとのことです。
放映時間は朝の8時55分から9時まで。

染色補正森本のサイトはこちらです。

【近刊】SWAN MAGAZINE、まいあ


『SWAN MAGAZINE』の2009冬号(Vol.14)の見本が、
本日できあがってきました。
特集は、2月から3月にかけて来日するハンブルク・バレエ
特別企画では、さきごろ引退を表明された
草刈民代さんの軌跡をたどります。
もちろん、有吉京子さんの『まいあ Maia SWAN act2』も掲載。
書店発売は1月20日(火)より。


そして・・・『まいあ Maia SWAN act2』の第3巻も、
2月10日(火)より発売となります。
カバーができましたので、ここで先行公開!


2冊とも、もうしばらくお待ちください。
お楽しみに。

【受付終了】原研哉公開ゼミ

しばらく前からご案内していた『Ex-formation 植物』刊行記念、

 原研哉公開ゼミナール
 「植物」をエクス・フォーメーション(未知化)せよ!

は、おかげさまで定員に達しましたので、受付を終了しました。
お申し込みいただいたみなさま、ありがとうございます。
1月18日(日)の18:30~20:00の公開ゼミをお楽しみに!
詳細は青山ブックセンターさんのサイトをごらんください。

ところで下の写真は『ブルータス』の最新号。
「ブルータス大学開講」という特集で、
大学で教えている著名人の講義を実際に取材した内容。



講師陣は、いとうせいこうさん、深澤直人さん、柴田元幸さん、
黒沢清さん、宮澤章夫さん、宇川直宏さん、西沢立衛さん、
しりあがり寿さん、佐藤直樹さん、伊藤ガビンさん。

ちなみに深澤直人さん原研哉さんは、
武蔵野美術大学基礎デザイン学科の同僚でもあります。

勝ち残る人が読む本 落ちる人の本

『プレジデント』の2月2日号で、

 09年版「役職・課目・場面別」厳選600冊!
 勝ち残る人が読む本 落ちる人の本


という特集が組まれています。

若手社員、課長など年代・役職別に必読105冊を紹介するなど、
とにかく本のてんこ盛り、当然ビジネス書が多いのですが、
「役員・社長候補」のページでは、岡潔『情緒と創造』(講談社)、
西岡常一『木のいのち 木のこころ(天)』(草思社)、
原研哉『デザインのデザイン』(岩波書店)もリストアップされていて、
へ~・・・なるほど。

ちなみに平凡社の本では、

「日本の一流社長の『一生忘れられない本』一覧」で、
日本能率協会マネジメントセンター会長・野口晴巳さんが、
半藤一利さんの『昭和史』をセレクトされていました。
『幕末史』まだ積ん読状態で、すみません)


 日本人の精神構造に欠けていたものは何か。
 日中戦争から太平洋戦争までを検証し、
 考えることの重要性を訴える。

また、会計・財務ジャンルの本として、
公認会計士の細野祐二さんが、
岩井克人さんの『会社はだれのものか』(平凡社)を。

 マクロ経済学者である著者が、
 会社とは何かをCSRや個人と組織の視点から考察。
 新しい日本型経営を探る論文・対談集。

ちなみに下の写真は、特集とは関係ありませんが、
同じ号の情報ページの記事。


ふ~む・・・詳細はこちら。

2009年1月14日水曜日

藤原正彦さんが『逝きし世の面影』を


『文藝春秋』で連載中の藤原正彦さんによる「名著講義」、
最新2月号(第5回)の本は、渡辺京二さんの『逝きし世の面影』

 開国によって失われたものは何か?
 それは誇るべき日本人の美徳

という見出しのもと、学生と藤原さんとのやりとりというスタイルで、
14ページにわたって語られています。

以下は学生の感想のひとつ。

 この時代に自分も住んでみたかったと感じました。
 「妖精の国」と評した外国人がいましたが、
 現代に生きる私にとっても「御伽の国」のように映るからです。

『逝きし世の面影』は現在重版中、1月末にできる予定です。

DECOチョコ


昨日の「仲條服部八丁目心中」のレセプション会場にあった、
仲條正義さん、服部一成さんの写真をプリントしたチロルチョコ。
調べてみると「DECOチョコ」というサービスでした。

「DECOチョコ」のサイトによると、

 デジカメや携帯のカメラ機能等で撮った画像を
 一口チョコにオリジナルプリントができるサービスです。
 プリクラ感覚で簡単に画像をデコレーションして注文するまでを
 パソコン上からワンストップで行うことができます。

 自分だけのオリジナル・プリントで出来上がった
 《DECOチョコ》を全部あなたが食べちゃうもよし、
 お友達や親戚、ご近所様へのちょっとしたプレゼントに
 利用方法は「あなた次第!!」

ということだそうで、1セットあたり1種類の画像45個、
または3種類の画像各15個が作れて、2,362円(税込)。

これ、販促グッズにもいいかも・・・いや、食品だからダメか。
ほかにも、「プロフハイチュウ」というのもあるらしいです。

「仲條服部八丁目心中」開幕!

「今日の平凡社」で何度かご案内してきた
「仲條服部八丁目心中」のレセプションが
昨夜、銀座のクリエイションギャラリーG8にて開かれました。



2009年の幕開けを飾る展覧会ということもあり、
また仲條さんと服部さんの心中ぶりを見ようと、すごい人の数。

年始らしく、鏡開きもあり。
写真は右から、服部さん、仲條さん、
不穏な雰囲気の展覧会ポスターを手がけられた葛西薫さん



さらに、こんなかわいいチョコレートも。


レセプションでは、服部さん、仲條さんの挨拶のあと、
ポスターの印刷を担当されたGRAPH北川一成さん
そして葛西さんのお話もありました。
2人の作品について、北川さんは「ワケがようわからんでしょ」、
葛西さんは「毒がある」と、それぞれコメントされていました。

こういう「何の役にも立たない」(ホメ言葉)ポスターの展覧会って、
最近ではめずらしい気がします。
簡単には言葉にできない、安易にわかった気にさせない迫力。

下の写真は展示風景の一部。
『月刊百科』もずらっと置いていただいています。
(お一人様あたり3冊まで、ご自由にお持ちいただけます)



なぜかというと・・・展示会場の一角に、
服部さんの作品(右側)が展示してあるので、というわけ。


昨年12冊分の表紙の猫が、すごいかわいいことになってました。
平凡社の壁紙か包装紙に使わせていただきたいくらい・・・。

会場では『花椿ト仲條』(PIE BOOKS)を先行発売。
仲條さんが手がけられてきた『花椿』40年分が収録された、
オールカラー448ページ、圧巻の1冊です(4,400円+税は安い!)。


展覧会は2月6日(金)まで、必見。

【書評】白川静 漢字の世界観


松岡正剛さん 『白川静 漢字の世界観』の書評が、
「日経ビジネスオンライン」に掲載されました。

「神と人とをつなぐもの」


と題して、尹雄大さんが執筆されています。

全文は上のリンクから読めますので、
最後の部分だけ引用しておきますが、
ガツンと読みごたえのある書評です。

 本著は、神の世界で生涯遊び続けた
 白川の人生と漢字に対する認識の深まりを訪ね歩いた
 研究書である一方で、紀行文であり評伝でもあるような書だ。

 白川の学業の全体像を早分かりできる類いの
 お手軽な入門書ではないが、
 これを手に読者が白川山脈という巨知を訪うならば、
 必ずや強い味方となってくれるだろう。

「日経ビジネスオンライン」の書評で面白いのは、
いつも「評者の読了時間」という表示がある点で、
『白川静』は8時間00分、だったそうです。

「早分かりできる類いのお手軽な入門書ではない」
と書かれているとおり、パパッと読んで、ハイ終わり、
という本ではありませんが、時間を費やす価値あり。
こういうタイプの新書が売れているのは、うれしいです。
すでにお読みいただいたみなさま、ありがとうございます。

お手製年賀状


同僚から、お手製の年賀状を手渡しでいただきました。
ありがとうございます。
牛の腹に書いてある文字、

 乳シャネル

ってなんだよ(笑)、A君。

■追記
大竹伸朗さんの「ニューシャネルTシャツ」のダジャレでした。

2009年1月13日火曜日

【近刊】中国歴史地図



写真は、『中国歴史地図』のカバーの色校正。
1月26日頃より書店発売となります。

本書は既刊『韓国歴史地図』の姉妹編。
韓国を代表する執筆陣による歴史記述と、
ダイナミックで美しく、そして分かりやすい地図によって、
古代から現代にいたる中国の歴史を描いた、
これまでにないタイプの「ビジュアル版中国史」です。

詳細は後日ご紹介する予定ですが、
ビジュアル面のクオリティとアイデアは、
『韓国歴史地図』同様、素晴らしいものがあります。
ご期待ください。

「喫茶店ブルース」近日スタート!


平凡社のウェブ連載に近日、泉麻人さんが登場。
タイトルは、

 喫茶店ブルース

 「巷にカフェは増えたけど、
 昔ながらの“喫茶店”はめっきり減ってしまった。
 カフェラッテやらエスプレッソマキアートやらを
 紙コップのフタの小穴から、
 チューチュー吸いながら町を歩くのもたまにはいいが、
 中年男としては
 かつて“サテン”と呼んでいたような店の方が落ち着く――」
 
 コラムニスト泉麻人がおくる、
 東京・ときどき東京以外の、
 おじさんがほっと落ち着けるおさぼり喫茶案内。

おれは「紙コップのフタの小穴」から飲むのがイヤで、
いつもフタを外して飲んでます。
だって飲みづらいし、なぜか悲しい気持ちになってくるし。

連載開始は1月中の予定、楽しみにお待ちください!

『家紋を探る』より

下の家紋は、平凡社新書1月の新刊『家紋を探る』の一部より。


揚羽扇蝶(あげはおうぎちょう)


蟹桔梗(かにききょう)


釘抜き(くぎぬき)


中輪に水に槌車(ちゅうわにみずにつちぐるま)


蝶車(ちょうぐるま)


豆造菱(まめぞうびし)

家紋については、本書の著者・森本景一さんのサイト、
「染色補正森本」のなかにもさまざまな紹介があります。
しかし、見れば見るほど謎の文様ですね、家紋って。
その謎を解き明かしていくのが、この『家紋を探る』です。

石牟礼道子さんの記事

『クロワッサン』1月10日号の特集は、「女が生きるヒント」。
23人の女性が、それぞれの生き方を語る、という内容です。

冒頭に登場されているのが、作家の石牟礼道子さん。
『石牟礼道子全集・不知火』が藤原書店さんより発売中のほか、
平凡社からは、

 吉本隆明さん、桶谷秀昭さんとの共著『親鸞』
 伊藤比呂美さんとの対談『死を想う』
 創作能の原作書籍+上演DVDのセット『不知火』

などを出版されています。


写真はインタビュー記事のなかの1カットですが、
右の男性は『逝きし世の面影』の著者、渡辺京二さん。
キャプションによると、

 『苦海浄土』の原型になった「海と空のあいだに」は
 『熊本風土記』に連載された。
 その当時の編集人が右の渡辺京二さんだ。
 「石牟礼さんは宝のような人だから」(渡辺さん)

さらに写真をよく見ると、松岡正剛さんの『白川静』が机の上に。

石牟礼さんは、2000年に白川さんと対談されていて、
現在は白川さんの『回思九十年』に収録されています。

この本は、「私の履歴書」をはじめ、
呉智英さん、酒見賢一さん、宮城谷昌光さん、
江藤淳さんほかとの対談、インタビューを収録したもので、
白川さんの肉声を伝える、貴重な一冊です。

2009年1月10日土曜日

中華料理「他人」


 他人

という中華料理屋。
安易な入店を拒むかのような店名ですが、
普通に美味しい、商店街にあると重宝なお店です。

で、他人といえば、

 仲條服部八丁目心中


前にもご紹介したとおり、
仲條正義さんと服部一成さんの二人展が、
いよいよ来週、1月13日(火)から始まります。
会場は銀座のクリエイションギャラリーG8

下の写真は、今日G8の前を通りかかったときのもの。
設営も終わってあとはオープニングを待つだけ・・・でしょうか。


なお「他人」という名前は、店の片隅にあった貼り紙によると、
「他人の飯を食う」から言葉からとられたそうです。

2009年1月9日金曜日

崔洋一さんの1冊は金石範「鴉の死」


NHK-BSの番組「私の1冊 日本の100冊」
1月13日(火)放映分は、映画監督の崔洋一さんが、
金石範さんの「鴉の死」について話されるとのことです。

題して、

 「生きるということは、誰かの屍を乗り越えていくことだ」

番組のサイトには、次のような紹介がありました。

 在日二世という出自を持つ、映画監督 崔洋一さんが
 「鴉の死」に出会ったのは民族教育を受けていた高校生のころ。
 民族的な角度による事件の有り様よりも、
 人間そのものに言及しようとしているこの作品に、
 他の在日文学には感じられなかった普遍性を見たという。
 主人公が持たざるを得なかった人生の二重性。
 大義名分と正義、邪悪と愛、
 人間はその両方を認めることで自身を知ることになる。
 “ある思想に偏ってはいけない”
 “人間本来の生を見つめるべきだ”
 このことは映画作家として生きる崔さんの根幹となった。
 いつかこの「鴉の死」を映画化し、
 作者から受け取ったメッセージを
 世界の人々に伝えたいと考えている。

サイトでは「小学館文庫」と表記されていますが、品切れの模様。
同作は、平凡社の『金石範作品集 Ⅰ』に収録されています。

「今日の平凡社」700回


はっ・・・と気がつくと、
「今日の平凡社」は、これで700回目のエントリーでした。
みなさま、どうもありがとうございます。

以下、ご参考までに・・・。

 400回目・・・こんな写真
 500回目・・・こんな写真
 600回目・・・こんな写真

「東京日記」第93回


川上弘美さんのウェブ連載「東京日記」の第93回が、
ついさきほど(1月9日17時半頃)、リリースされました。

今回は。

 激写したり、されたり。

したり、されたり。
川上さんが。
キシン! キシン! とシャッターを・・・?

平凡社のサイトのトップページよりお読みください。

これまでの日記をまとめた単行本は、2冊、好評発売中です。

 『東京日記 卵一個ぶんのお祝い。』
 『東京日記2 ほかに踊りを知らない。』

Better World Books


「新興のインターネット・サービスや企業をひたすら紹介するブログ」
TechCrunchでこんな見出しの記事がありました。

 大忙しだったBetter World Booksのホリデーシーズン

 社会問題に関心を持ちつつ、
 営利目的のオンライン書籍販売を営むBetter World Booksは、
 収益を世界中の識字向上イニシャティブとシェアしている。
 このBetter World Booksがホリデー商戦で好成績を挙げた。

 まず最初にBetter World Booksの背景について記しておく。
 2002年にノートルダム大学の3人がオンラインで教科書を売り、
 多少の収入を得ていた。
 現在では200名の従業員を抱える企業となっている。
 新刊本も扱っているが、本のリサイクルにも注力しており
 1600を超える大学からネットワーク経由で中古本を集めたり、
 全米 1,000館ほどの図書館と提携してもいる。

なるほど・・・。
くわしくは上記の見出しからリンクしてお読みください。

【書評】朝鮮戦争の社会史


金東椿(キム・ドンチュン)さんの『朝鮮戦争の社会史』の書評が、
『図書新聞』2901号(1月17日号)の1面に掲載されました。
評者は道場親信さん(日本社会科学史/社会運動論)。

 歴史を開く起爆力
 「忘れられた戦争」の封印が解かれた

という見出しによる、長文の書評です。
以下はその一節より。

 著者は、南北政府のどちらがどれだけ「正当性」をもっていたか、
 という国家間ゲームの論理で戦争をとらえない。
 戦争の「忘却」に抗い、その「封印」を解くということは、
 ふたたび東アジアの空間に朝鮮戦争を置き、
 南北朝鮮とその国家が軍事的に構造化されていく、
 その力の場をつかみ直す作業へと
 「歴史」を開いていくことである。
 こうした起爆力をこの一冊の書物は十二分に備えている。

水村美苗さんの追悼文


『新潮』2月号に、加藤周一さんへの追悼文が掲載されていました。
書き手は水村美苗さんで、

 「個」の死と、「種」の絶滅

と題されています。

 加藤周一と一緒にいると、どこか西洋人と一緒にいるような気がした。

という書き出しで始まる文章の一部を抜粋して、
ご紹介しておきます(適宜改行)。

 加藤周一が死んだという事実から、
 この先の日本について何が言えるであろうか。

 一つには、近代日本の知識人の貴重な一つの「種」が
 ついに絶滅したということである。(・・・)
 近代日本の一つの時代が、
 加藤周一という人間を創り、彼の死と共に死んだ。

 二つには、それでも、加藤周一のような優秀な頭脳をもった人間は、
 この先も日本に生まれるだろうということである。

 三つには、それでいて、そのような日本人が、
 この先、真剣に日本語で読み書きするかが
 危うくなりつつあるということである。

そして水村さんが昨年出版された『日本語が亡びるとき』
議論を援用しながら、仮に加藤さんが今の時代に生まれて、
大人になり、医学の道をたどられたらどうなっているだろうか?
という想像(それも具体的な)に話は進んでいきます。

追悼文であり、同時に水村さん独自の思考が織り込まれた、
考えさせられる文章でした。

なお、平凡社ライブラリー所収の
『加藤周一セレクション』(全5巻)は、
現在品切れでご迷惑をおかけしておりますが、
1月末より重版が出荷の予定ですので、しばらくお待ちください。

各巻の概要は、以下をごらんください。

『加藤周一セレクション 1 科学の方法と文学の擁護』
『加藤周一セレクション 2 日本文学の変化と持続』
『加藤周一セレクション 3 日本美術の心とかたち』
『加藤周一セレクション 4 藝術の個性と社会の個性』
『加藤周一セレクション 5 現代日本の文化と社会』

MacBook Wheel

ガジェットネタ満載の「ギズモード・ジャパン」によると、

 「MacBook Wheel」という新製品リリース

キーボードがなく、iPod風のホイールを巨大にしたもので操作。


Apple Introduces Revolutionary New Laptop With No Keyboard

これはすごい・・・。

同じく「ギズモード・ジャパン」で紹介されていた、

 Androidのタトゥを入れる美女、ナタリーたん

・・・たしかに、かわいいです。
本人のMySpaceを見ると、ヒューストン在住の23歳だそうです。

残席わずか! 原研哉公開ゼミ


『Ex-formation 植物』の刊行を記念した、

 原研哉公開ゼミナール
 「植物」をエクス・フォーメーション(未知化)せよ!

の開催が近づいてきました。
あらためて概要をご案内しておきます。

■日時 1月18日(日)18:30~20:00(開場18:00~)
■会場 青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員 120名様
■入場料 500円(税込)。電話予約の上、当日精算
■電話予約&お問い合わせ 青山ブックセンター本店
 03-5485-5511

詳細は青山ブックセンターさんのサイトをごらんください。
書店の担当の方によると、残席はあとごくわずか、だそうです。

1月の平凡社新書新刊


1月の平凡社新書は次の4点です。
いずれも1月15日頃より書店に並びます。

以下は、カバー袖の文章より。

有馬哲夫『昭和史を動かしたアメリカ情報機関』
 アメリカ情報機関は昭和史の裏側でどう動いたか――。
 暗号解読をめぐる日米開戦の謎、
 知日派グルーの天皇制存置工作、
 スイスを舞台にした日米双方の終戦工作、
 日本をポツダム宣言受諾に導いた心理戦など、
 昭和史の重要局面を「情報」の側面から読み解く。
 アメリカ公文書館から発掘された新資料を交え、
 昭和史の知られざる一面に光をあてた意欲作。

有馬さんのウェブサイトはこちら。

寺沢龍『明治の女子留学生 最初に海を渡った五人の少女』
 明治四年、日本最初の女子留学生として渡米した
 五人の少女たちがいた。
 六歳の津田梅子をはじめ、山川捨松、永井繁子らが体験した
 十年余のアメリカ生活とはどのようなものだったのか。
 そして日本語も忘れて帰国した後、近代化の荒波の中で、
 彼女たちはどう生き抜いたのか。
 初の帰国子女としての波瀾万丈の生涯と、
 女性として果たした偉業を明らかにする。

明治時代に、それも日本語がまだ完全に
習得できていないであろう6歳という年齢で、
アメリカに渡り生活したというのは、どんな経験だったのでしょうか。
ちょっと想像もつきません。

ブルーノートクラブ編『ブルーノート100名盤』
 世界“最強・最長”のジャズ・レーベル「ブルーノート」は、
 二〇〇九年一月に創立七〇周年を迎える。
 それを記念して、「私のベスト3」アンケートを行い、
 ロン・カーター、ウィントン・マルサリス、
 ルディ・ヴァン・ゲルダー、安西水丸、国府弘子、
 寺島靖国、平野啓一郎ら二八一人が参加。
 国際的な大アンケートによる100名盤を紹介し、
 100人のコメントを収録した永久保存版!

ブルーノートのサイトはこちら。
 
森本景一『家紋を探る 遊び心と和のデザイン』
 家紋は楽しい。洗練されたデザインなのに、
 描かれた絵は繊細にして奇抜、時にユーモアすらあるのだ。
 「槌車」では、大工道具を水車のように回してしまうし、
 「蝶」は実に妖しく、「巴」の回転方向は論争のタネに――。
 先人たちの自由な発想、そして美意識に、
 着物のドクターである“染色補正師”が迫る!
 日本人の美とアイデアの結晶、家紋の世界へ、ようこそ!

著者の森本さんは、染色補正森本の仕事をされる一方、
日本家紋研究会の理事もつとめていらっしゃいます。

2009年1月8日木曜日

またラーメン屋が撤退&参入


昼時に通りかかったら、会社のすぐ隣のラーメン屋が閉店。
2000年の年末に平凡社は現在の白山に移転したのですが、
その当時から数えて、これで3軒目の閉店となります。

1軒目はけっこう続いていましたが、2軒目、3軒目は、
1年もったかどうか・・・という具合で、ロケーションが悪いのか。
それとも風水学的にラーメン屋に向かない土地なのか。
あるいは、世界的な不況がラーメン屋にまでおよんでいるのか。

・・・というか、それ以前にですね。
ぶっちゃけ、どのお店も美味しくなかったんです、これが。

というわけで3軒目もあえなく撤退ですが、
1月中旬には新しいラーメン屋が入るとの張り紙が。
これで4軒目、さてどんな店になるのやら・・・。


ラーメン業界ってどういう仕組みになっているんでしょうか。
固定費はともかく、原価率とか利益率とか、その他もろもろ・・・。

平凡社版ブルーノート・ベスト3



ジャズの名門、ブルーノートの設立は1939年1月6日。
今年でなんと70周年を迎えます。
これを記念した本が、アンケートによる『ブルーノート100名盤』
1月15日頃より書店にて販売が始まります。

平野啓一郎さん、安西水丸さん、寺島靖国さんほか、
計281人が選んだ「私のベスト3」から100枚をリストアップした、
ブルーノート・ガイドの保存版というべき一冊。

平凡社のジャズ好きも参加、以下はそのリストです。

■編集S
 1位 「コンプリート・クリフォード・ブラウン・
    メモリアル・アルバム」
 2位 リー・モーガン「ザ・サイドワインダー+1」
 3位 ドナルド・バード「オフ・トゥ・ザ・レイシス」

■営業F
 1位 ソニー・クラーク「クール・ストラッティン」
 2位 ホレス・パーラン「アス・スリー」
 3位 キャノンボール・アダレイ「サムシン・エルス」

■編集O
 1位 「マイルス・デイヴィス・オールスターズ Vol.1」
 2位 ハービー・ハンコック「処女航海」
 3位 ジミー・スミス「クレイジー・ベイビー」

■制作U
 1位 ジョン・コルトレーン「ブルー・トレイン」
 2位 ジミー・スミス「ハウス・パーティ」
 3位 グラント・グリーン「抱きしめたい」

■編集S
 1位 ハービー・ハンコック「スピーク・ライク・ア・チャイルド」
 2位 アンドリュー・ヒル「ポイント・オブ・ディパーチャー」
 3位 アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ
    「モザイク」

このなかに、1位、2位、3位、5位が含まれていますが、
さてどれでしょうか・・・?

ちなみに写真は、ジャズマニアの知人から送られてきたもの。
昨晩、EMIの方から見本をもらった、とのこと。
写真、ありがとうございます。

設立70周年を記念したイベントもあれこれ開かれるようです。
くわしくは、ブルーノートのサイトをごらんください。

1月の平凡社ライブラリー新刊


1月の平凡社ライブラリー新刊は、次の3点です。
それぞれ、帯の文章の引用と、簡単な紹介をしておきます。

立松弘孝編『フッサール・セレクション』
 事象そのものへ帰れ!!
 学問の基本理念が動揺した時代に
 フッサールはいかに対処したか。
 フッサール哲学の第一人者による最上のアンソロジー。

フッサールの翻訳はいくつか文庫にもなっていますが、
高額の単行本も多く、また入手しづらい書目もあります。
本書はフッサールの思想と生涯を概観し、
フッサールの原テキストを主題別に抜粋、収録したもの。
フッサール哲学、現象学入門に最適の一冊です。

瀬田勝哉『増補 洛中洛外の群像 失われた中世京都へ』
 中世都市・京都への鮮やかな眺望
 絵の一齣を注視し、史料を綿密に読み解く
 著者に同行するとき、読者は思いもかけず、
 洛中洛外の時代の京都の視界と手ざわりの中にいる。
 解説=横井清

これは名著。
原著は1994年に平凡社から刊行され、評判になりました。
今回の増補版では、
「ウラにそそぐ眼――町田本『洛中洛外図』の都市観」、
「禁庭の砂」の2本の論文が追加されています。

紫式部『ウェイリー版 源氏物語 3』
 まるで20世紀の心理小説のように
 紫上も玉鬘も、私たちと同じように感じ、悩み、ほほ笑む。
 ウェイリー英訳のタイムマシンによって、
 1000年前の登場人物は、
 あでやかなまま私たちの隣人となった!
 一気読みができる源氏!

全4巻の『ウェイリー版 源氏物語』、3巻目まできました。
本巻には「行幸」から「椎本」までが収録されています。
昨年の11月には、白水社さんから平川祐弘さんの著書、
『アーサー・ウェイリー『源氏物語』の翻訳者』が刊行され、
書評でも大きく取り上げられて話題になりました。

1909年に生まれた人

昨日の夕刊を読んでいると、
松本清張生誕100年で各種催し、という記事を見かけました。

別冊太陽で『松本清張』を出したのは2006年、
在庫はどれくらいあったかな・・・と思いつつ、



「百科事典の平凡社」に勤めながらも、
とっても便利なので常用しているウィキペディアで、
「1909年」と入力したら、ほかにも以下の人びとが、
1909年生まれだそうです(適宜抜粋しています)。

 1月19日・・・水原茂
 2月12日・・・佐分利信
 2月24日・・・知里真志保
 3月6日・・・大岡昇平
 3月29日・・・花田清輝
 4月10日・・・淀川長治
 5月5日・・・中島敦
 5月11日・・・ 横山隆一
 6月19日・・・太宰治
 11月11日・・・小森和子
 12月19日・・・埴谷雄高
 12月21日・・・松本清張

そうか・・・埴谷雄高さんも今年が生誕100年。
いまは休刊中の『太陽』で埴谷さんの特集をしたのは、
1992年6月号でした。

当時のおれは、たまたま編集担当の一人で、
高梨豊さんによる撮影に立ち会って井の頭公園を歩き、
立花隆さんによる超ロングインタビューのあと、
グラスや皿を片付け、深夜においとましたことを思い出しました。



すごかったなぁ・・・埴谷さん。

話が埴谷雄高さんにいっちゃいましたが、
新聞によると、松本清張記念館で生誕企画が行われるそうで、
生誕100年記念の特設サイトも作られていました。

2009年1月7日水曜日

S藤の「GAME」ベスト3


Perfumeファンクラブ会員の編集S藤が、
名作「GAME」の複製を私的利用の範囲内で作成して、
営業Hに謹呈したそうです。

S藤の「GAME」ベスト3は以下の通り。


 1. チョコレイト・ディスコ
 2. Puppy Love
 3. GAME

おれは、う~ん・・・しぼりきれないけど、
「チョコレイト・ディスコ」は入るな。
「Baby Cruising Love」も入るか・・・。

ところで今週の「週刊朝日」を見ていたら、

 Perfumeは計算ずく
 好きな男はチョロすぎです

という記事が載っていました。


ちなみに、S藤は20代の女性です。

『白川静』ランキング(12)


松岡正剛さん 『白川静 漢字の世界観』のランキング。
年明け1回目は、京都のアバンティ・ブックセンターさんの、
12月29日~1月4日の新書部門です。
(1月7日付の日本経済新聞夕刊より)

白川さんの地元・京都という土地柄もあるのでしょうか、
現在も7位にランクイン中。
ほかの書目のなかで、なんというか浮いてる感じもします。
もちろん、いい意味で、なんですが。

3刷は1月16日頃にできる予定です。

ミームデザイン学校公開講座


平凡社ライブラリーのデザインなどでお世話になっている、
中垣信夫さんが代表のミームデザイン学校。

2008年4月に設立された、
「働きながらデザインを学ぶ,社会人のための学校」の、
2009年度入学希望者を対象とした公開講座が開かれます。

 日時 1月17日(土)18:00~20:00
 会場 青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
 定員 120名
 入場料 無料(要予約)


出席予定は、有山達也、井口典夫、榎本了壱、勝井三雄、
佐藤隆夫、左合ひとみ、鈴木一誌、祖父江慎、
凸版印刷プリンティング技術チーム、中垣信夫、
野村喜和夫、松田行正、山口信博のみなさん。
豪華&個性的な講師陣であります。
さらに2008年度の在校生の方々も出席されるとのこと。

詳細はミームデザイン学校のサイト
または青山ブックセンターのサイトをごらんください。

下の写真は、雑誌『アイデア』にはさみ込まれている、
「MeMe Design Journal」で、現在3号まで出ています。


鈴木一誌+有山達也チームの最終課題は、
「森山大道写真集の装幀」(!)だったそうです。

【書評】白川静 漢字の世界観


続々と書評が出はじめた、
松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』
今度は『週刊東洋経済』1月10日号と、
『望星』2月号に掲載されました。
以下はその一部。

『週刊東洋経済』では、

 白川は「漢字には文字が生まれる以前の
 悠遠なことばの時代の記憶がある」と説いた。
 漢字を解読し語源をひもとく試みは、
 歴史的世界観を訪ねること。
 それは単なる文字学を軽く飛び越える。
 その成り立ちから古代人の息吹を感じ取る様は、
 まさに言葉が「言霊」だということを知らしめる。
 甲骨文等、資料も充実。

『望星』では「待望の白川漢字学ガイド」と題して、
丸山純さんが執筆されています。

 (・・・)白川が単なる漢字研究者ではなく、
 生涯をかけて東洋の根源を見つめようとしてきた
 知の巨人であることを知った。
 しかし、その著作はあまりにも膨大で奥深く、
 うかつには近づけなかった。

 帯に「白川静への初の入門書!」とうたわれているように、
 本書は没後二年を経てようやく刊行された、
 待望のガイドといえよう。(・・・)
 目配りの利いた構成や
 勘所を押さえたキーワードの出し方などは、さすが編集のプロ!
 深甚な白川思想がすっと飲み込め、
 白川という孤高の人物をとても身近な存在に感じさせてくれる。

なお、先日ご案内した朝日新聞の記事が、
アサヒ・コムにアップされていますので、こちらもどうぞ。

マイクロファイナンスの大進化

「ダイヤモンド・オンライン」の2008年12月25日付けで、

 誰でも少額で新興国起業家に融資できる!
 マイクロファイナンス「kiva」の大進化

という瀧口範子さんの記事が掲載されていました。


それによると、「Kiva.org」とは2005年にスタートした、
「インターネット経由で途上国のビジネスに投資する
マイクロファイナンス・サイト」で、
「今や、マイクロファイナンスのP2Pサイトとして
押しも押されもせぬ存在となっている」とのこと。
この記事、とても面白いので、ぜひリンクしてお読みください。

マイクロファイナンス、マイクロクレジットといえば、
1月6日の朝日新聞朝刊に、
グラミン銀行のムハマド・ユヌス氏のインタビューが載っていました。
こちらもたいへん示唆的&現実的で、考えさせられる内容。
アサヒ・コムにその一部が転載されています。


原丈人さんの『21世紀の国富論』をお読みになった方でしたら、
194ページから、このマイクロクレジットについて書かれているのを、
ご記憶かと思います。
(書名をクリックすると、Googleブック検索の該当ページに飛びます)

日仏絵本文化交流原画展レポート

昨年末、12月17日から25日まで開催された、
「日仏絵本文化交流原画展『絆 LIENS』」の写真が届きました。
(提供:日仏絵本文化交流原画展実行委員会)

原画を前にお話される、いせひでこさんと、来場者のみなさん。


いせさんが翻訳された、
ジル・バジュレ『世界一ばかなわたしのネコ』の原画。


下の2枚は、12月19日(金)に開かれたシンポジウム。
司会の柳田邦男さん。


左から通訳の船戸睦美さん、人類植物学者のジョルジュ・メテリエさん、
いせさん、『きみは金色の雨になる』の著者・山本賢藏さん。
ちなみに、いせさんと山本さんの合作絵本が、
今年、平凡社から出版される予定で、現在進行中です。
楽しみにお待ちください。


展覧会は大勢の方がご来場され、盛況のうちに終わりました。
ネットでも「行ってきました!」という話題がけっこうあります。
平凡社の社員も「いや~、原画はすごいよ、迫力があって」。

お越しいただいたみなさま、関係者のみなさま、
どうもありがとうございました!

2009年1月6日火曜日

仕事始めの夜は・・・酒




年末の仕事納めで飲んでたのに、
今度は仕事始めで飲んでおります。
なんか酒ばっかりだな、平凡社は・・・あぁ?
はい、その通りでございます。

すいません。

仕事はちゃんとしておりますので、ご心配なく。
・・・誰も心配してないと思いますが。

今年は、おかみがお燗をつけてくれまして。

今年最大の収穫


「Headache6型の想い出」という書店の方のブログに、
「今年を振り返ろう」というエントリーがありました。
1月のベスト(?)は山内志朗さんの『普遍論争』(平凡社ライブラリー)。

 時間があれば読み返してみたい。

とのコメント。

ほかにも、うちの営業S田が「2008 私の3冊」にあげていた
伊勢田哲治さん『動物からの倫理学入門』(名古屋大学出版会)も。

 今年最大の収穫。
 Introduction to Ethics through Animals のタイトルに偽りなし。
 二度おいしい。

そこまで言われたら、思わずブログ経由で注文しちゃいましたよ。

このブログ、しょっちゅうタイトルが変わるんですけど、
先日まではたしか「冷たいまでに嫁自慢」でした。
これってS田のことじゃないですよね。

イハラ・ハートショップさんから

 N里 A立さ~ん、和歌山の書店さんから電話です。
 A立 ん・・・おれあてに・・・?

電話を取ると、なんとイハラ・ハートショップさんでした。


12月29日の記事『すごい本屋!』の感想を書いたのですが、
それをネットで発見されたそうで、お電話をくださったという次第。
びっくり、恐縮、ちょっとうろたえながら、
いろいろと楽しいお話をうかがいました。

「おれの実家」というのは丹波の山間なんですが、
書店というものがまわりになかったので、
というよりも「お店」というものが徒歩圏内になかったので、
イハラ・ハートショップさんの話を読みながら、
おれの村に書店があったらなぁ・・・どんなだっただろう・・・
などと自分と重ね合わせて読んでおりました。

別冊太陽もときどきご注文いただいているとのこと、
今後もよろしくお願い申し上げます。
突然のお電話、びっくりしましたが、ありがとうございました。
うれしかったです。

日本一短い商店街

本業とはまったく関係のない、文字通りの小ネタなんですが、
元旦に大阪の肥後橋(中之島の近く)を歩いておりますと、
こんな垂れ幕が。


 ようこそ!
 日本一短い
 肥後橋商店街へ

ためしに通り抜けてみましたが、短っ・・・
と思うヒマもなく過ぎてしまいました。
「exiciteコネタ」の踏破およそ1分。“日本一短い商店街”を体験する
によると、「長さはたったの79メートルで、入り口から出口が見える」。

ちなみに大阪には、「日本一長い」天神橋商店街もあります。

「SUNAO SUNAO」第12回


100%ORANGEさんの連載「SUNAO SUNAO」の、
第12回がさきほどリリースされました。
今回のタイトルは・・・

 「スナオ、床屋に入る」

「入る」と言っても、スナオ君得意の侵入ではありませんので。
どの程度のサイクルで床屋に行ってるのか知りませんが、
髪型も変わらないし、定期的に通ってはいるんでしょうね。

平凡社のトップページにあるバナーからごらんください。

木内昇『浮世女房洒落日記』


『茗荷谷の猫』に続く木内昇さんの新刊、
『浮世女房洒落日記』が、
ソニーマガジンズさんから刊行されました。

江戸の文化文政、天保あたりに生きた、
小間物屋の女房の日記を、現代語訳したもの。

帯の文章を引用すると、

 今日も、明日も、あさっても。
 お天道様のお導き!

 お江戸は神田の小間物屋、
 27歳ちょい年増、
 甘いものには目がないけれど、
 美肌の執着、果てはなし。
 すっぽん、火消が大の好き、
 でもって、財布はスカンピン・・・
 良しも悪しきもこの世のすべて、
 笑って怒って一年終わる――

 ああ、こんな時代に生きてみたかった!

スイーツ、美肌・・・時代は変わっても、
日々の暮らしで思うところは変わらないのでしょうか。

一気読みもよし、ちょっとずつ読みもよし。

今朝の営業部


恒例の新年集会(社長のありがたいお話など)のあと、
電話をはじめ、ファクスや郵便の整理等々に追われております。

福家書店新宿サブナード店



年明けから、福家書店新宿サブナード店さんにて、
別冊太陽とコロナ・ブックスのフェアを開催していただいています。
なお、写真の男性は営業Mではございません。

「知ったかぶり週報」で『新聞再生』


長い年末年始の休業日も終わって、本日6日より本格稼動。
時代の微妙な潮目をちょっと早くつかみ、
仕事をしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

で、「今日の平凡社」は相変わらずたんたんと続きますが、
いつも参考にさせていただいている「知ったかぶり週報」で、
畑仲哲雄さんの新書『新聞再生』が紹介されていました。
以下はその一部より。

 「新聞業界の危機」に関する各所の記事を読んでは
 「出版はまだマシかもな」と胸をなでおろす毎日・・・
 なんか、火の手に包まれた家の中から
 対岸の火事を見物している状態のような気がしなくもないが。
 そんな中で年末に読んだ本書は意外にも自分の中でヒットだった。

詳細は「知ったかぶり週報」1月6日のエントリーをごらんください。

ちなみに、

 本書とともに、新潮新書で元毎日新聞社の幹部が執筆した
 河内孝の『新聞社―破綻したビジネスモデル』を読むと
 「新聞とは何か」「新聞はどう変わるべきか」について
 一通りの知ったかぶりはできるであろう。
 合わせてオススメ。

とのことです。

2009年1月5日月曜日

【書評】白川静 漢字の世界観


1月4日(日)の朝日新聞読書欄「話題の本棚」で、
松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』が紹介されました。
「字のちから」というテーマで4冊ピックアップされていて、
昨年末に発表された「今年の漢字」(「変」でした)と、
正月=書初め、という連想・・・からでしょうか。

予想、いや願望とちょっと異なった掲載だったなぁ、と思いつつ、
以下、『白川静』について触れられた箇所を引用しておきます。

 副題に「漢字の世界観」。
 著者は71年に岩波新書『漢字』を読み、
 衝撃を受けて以来傾倒してきたという。
 本家・中国の漢字体系のバイブル『説文解字』をさえ批判する
 白川漢字学の独創性とは。

 『白川静』は、独自の研究で古代中国の世界観から
 漢字の成り立ちをたどり、
 体系づけた「白川漢字学」への入門書だ。
 原初には言葉が文字そのものであり、
 文字本来の力=「呪能(じゅのう)」が文字を作ったのだという。
 2006年、96歳で亡くなるまで前進また前進を続け、
 大部の著作を残した学者の生涯と学問と思想を、平易に説く。

ほかに取り上げられているのは、次の3冊です。

 石川九楊『漢字の文明 仮名の文化』(農文協)
 吉村克己『満身これ学究』(文藝春秋)
 杉浦康平編『文字の美・文字の力』(誠文堂新光社)

ところで同日の読書欄「著者に会いたい」を読んでいたら、
『読むので思う』(幻戯書房)を出された荒川洋治さんの、
次のようなインタビューが掲載されていました。

 最近の傾向として、白川静、大野晋、網野善彦ら
 独自の世界観をもった学者の文章を
 意識して読むようになった。
 若い人を相手に話すとき、
 文学だけでは言葉が相手の中に入っていかないと
 感じてからだという。
 「大人の読むものと学生の読むものが今同じになっちゃった。
 それでは変化を求める力が摘み取られるんだね」。
 世界を広げるために、若い人には大人と反目するような
 過激な読書を薦めたいと話す。

■追記
今日1月5日の朝日新聞夕刊に、
『信長の棺』などで知られる作家、加藤廣さんの記事が。
そのなかで、

 古地図や事典など最低限のレファレンス類のほか、
 年季の入った「芥川龍之介全集」や
 漢字研究者の白川静氏の著作が並ぶ。

という一節がありました。

2009年1月1日木曜日

謹賀新年


みなさま、明けましておめでとうございます。

旧年中はありがとうございました。
今年も変わらずコツコツやってまいりますので、
よろしくお願い申し上げます。

本年がみなさまにもよい年となりますよう。
なるべく楽しくまいりましょう。

2009年 元旦

今日の平凡社