2009年6月30日火曜日

三省堂書店神保町本店にて別冊太陽フェア

ハイボールN島がお世話になっております、
三省堂書店神保町本店さんにて、別冊太陽のフェアが開催中です。

場所は4階の美術書コーナーで、日本美術関連の書目を中心に、
写真のような感じで面陳していただいています。


下の写真は同じく神保町本店さんの、太宰治コーナー。
別冊太陽『太宰治』のカラーコピーなどもあり。


ところで『太宰治』ですが、追加注文が相次ぎ、
現在弊社在庫品切れにつき、ご迷惑をおかけしております。

亀山郁夫さんのトークイベント

亀山郁夫さんのトークイベントが、今週末の7月4日(土)に開かれます。

以下、青山ブックセンターさんのサイトからの転載です。
詳細は同書店のサイトをごらんください


 カフェ古典新訳文庫
 「ドストエフスキー『罪と罰』の謎――黙過のリアリティ」 
 亀山郁夫(東京外国語大学学長) トークイベント

■イベント内容
光文社古典新訳文庫の翻訳者の方々に
作品への想いやとっておきの裏話を語っていただき、
読書の愉しみをみなさんと分かち合う場〈カフェ古典新訳文庫〉。
作り手と読み手の活発な情報交換の場にしていきたいと、
5月より毎月開催しております。

第三回は、亀山郁夫さんにご登場いただきます。
古典新訳文庫では、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』が
累計100万部を突破。
『罪と罰』もこの7月9 日に第3巻を刊行、ついに完結いたします。
今回は「ドストエフスキー『罪と罰』の謎 ――黙過のリアリティ――」
と題しまして、ドストエフスキーがこだわ り続け『罪と罰』にこめた、
隠れた主題について語っていただきます。

「偶然」によって殺人へと導かれる主人公ラスコーリニコフ。
神が仕組んだ「運命」と対峙しようとする彼の「意志」。
神に見捨てられた孤独な人間はいかに救われるのか――。

『罪と罰』を通して、「私たちはいまなぜ
ドストエフスキーでなくてはならないのか」を存分に語っていただきます。

トーク終演後には、青山ブックセンター本店に会場を移しまして、
亀山先生によるサイン会を行います。

■日時:2009年7月4日(土) 14:00~15:30(開場13:30~)  
■会場:東京ウイメンズプラザホール
■定員:250名様
■参加費: 500円(税込)
■お問い合わせ:青山ブックセンター本店(Tel: 03-5485-5511)

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亀山訳の『罪と罰』は7月9 日に第3巻が出て、完結とのこと
あわせて平凡社新書『『罪と罰』ノート』も、ぜひお読みください。

■追記
大阪では、亀山さんと高村薫さんによるイベントがあるそうです。
日時:7月12日(日) 14時~16時30分
場所:大阪市中央公会堂・大集会室(大阪市北区中之島1-1-27)
(最寄駅=地下鉄御堂筋線または京阪電鉄「淀屋橋」駅約5分)

斎藤美奈子さんの文芸時評(6月)

そろそろ出るかな・・・と思っていたら、
本日6月30日(火)の朝日新聞に、斎藤美奈子さんの文芸時評が載りました。

見出しは「依頼と代行の物語」


 「1989 終わりの始まりから20年」という
 「小説トリッパー」夏季号の特集に寄せて、
 前田塁が89年に出版された
 蓮実重彦『小説から遠く離れて』を取り上げている
 (「『一九八九』から遠く離れて」)。

 『小説から遠く離れて』は村上春樹『羊をめぐる冒険』、
 井上ひさし『吉里吉里人』、丸谷才一『裏声で歌へ君が代』、
 村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』など、
 80年代を代表する長編小説が「同じ構造」に収まってしまうことを
 嫌味たっぷりに証明した本だった。

わははは、たしかに「嫌味たっぷり」で面白い本なんですが、
ところで、この「同じ構造」とは、斎藤さんの文を引用すると、

 「依頼と代行」「黒幕」「宝探し」「双子」「捨て子」などの
 キーワードで表せるモチーフとその組み合わせによる物語のこと。
 黒幕からの依頼で代行を引き受けた主人公が、
 双子のような協力者(彼らは捨て子としての宿命を背負っていたりする)
 を得て宝探しの旅に出る。
 ――蓮実重彦はそこに「父親探し」のモチーフが隠されているというのだが。

さて、斉藤さんはこのように前置きしたうえで、

 ところで、この5~6月に出版された複数のベテラン作家の長編小説もまた、
 同じ構造を踏襲、変奏しているように見えるのは偶然なのだろうか。

という問いを立て、三つの長編小説を取り上げています。

 宮本輝『骸骨ビルの庭』(上・下、講談社)
 伊井直行『ポケットの中のレワニワ』(上・下、講談社)
 村上春樹『1Q84』(1・2、新潮社)

ほうほう。

やはり、つい『1Q84』への評価を読みたくなるところですが、
それは実際の誌面をごらんください、ということで・・・。


とりあえず、以下の2点のみメモ。

1. 「同じ構造」という議論を(再)提示したこと。

2. 「男性作家の最近の長編小説(3作とも2巻本)」というくくりで、
  『1Q84』を「ワンオブゼム」として取り上げたとこと。

ところで、あまりにもよくできたエンターテインメントとしての長編批評
(と書いても未読の方は何のことやら? かもしれませんが)、
『小説から遠く離れて』は、日本文芸社から単行本が出たあと、
河出文庫に入っていたのですが、現在は品切・重版未定の模様です。

「演歌よ今夜も有難う」第4回

都築響一さんの連載「演歌よ今夜も有難う」の第4回。


セクシーナース4人に囲まれて、うれしそうに歌うおじさんは・・・!?

 サラリーマン(定年)演歌歌手・内藤やすおさん(62歳)

都築さんのレポートによると、

 東京都中野区生まれ、大学卒業後に広告会社に入社し、
 以来営業畑ひとすじに働きつつ、趣味のカラオケが嵩じて、
 ついに3年前の2006年、還暦を記念して
 自主制作で『湯の町湯河原夢の街/還暦音頭』を発表する。
 翌年にその2曲に自分の好きな歌を加えたフルアルバムのCDを制作、
 さらに去年には自分で詞を書いた、
 3枚目となる『ちょいワルおやじのセレナーデ/ひたすら人生』を、
 通信カラオケ最大手USENグループが設立した
 インディーズ演歌専門のレーベル「演歌会」の第1号としてリリース。

なお、たいへん充実した「内藤やすお公式サイト」もございます。
第1回インディーズ演歌歌謡大賞を受賞した、
『ちょいワルおやじのセレナーデ』のPVもYouTubeで視聴できます。
ナースのみなさんも踊ってます。



ところで「演歌会」って何? と検索したら、
新星堂のサイトにページがありました。

 話題のインディーズ演歌“演歌会”
 「演歌会」とは、プロ・アマ問わず、
 USENが持つインフラ(USENチャンネルでのオンエア、
 月刊エンジャル掲載など)を最大限に活用し、バックアップしていく、
 USEN主催の演歌・歌謡曲ファンのためのクラブ組織です。
 当コーナーでは、そんな演歌会が
 CD制作などに携わった作品を紹介いたします。

毎回思っているんですが、この連載で面白いことのひとつは、
制作費などの「お金」の話が、
具体的に、きちんと出てくるところ、かと。

「SUNAO SUNAO」第15回

100%ORANGEさんの連載、
「SUNAO SUNAO」の第15回がさきほどリリースされました。

今回のタイトルは・・・

 「スナオのくしゃみ」


舞台は、おなじみの「Café 腐った子豚」のようです。
スパゲティが名物だったような・・・。

平凡社のトップページにあるバナーからごらんください。

これまでの連載分をまとめた単行本
『SUNAO SUNAO』も、ますます好評発売中です!

「くしゃみ」といえば、金井美恵子さんの『一冊の本』の連載「目白雑録4」、
7月号は新型インフルエンザとマスクの話題でした。

2009年6月29日月曜日

『きんぴらふねふね』インタビュー&書評

週刊誌2誌同時に、石田千さんの『きんぴらふねふね』が載りました。


ひとつは『週刊朝日』7月10日号で、「マイケル・ジャクソン 死の真相」。
巻頭6ページにわたってマイケルの写真(発売日が功を奏したか)。


じゃなくて、書評欄の「話題の新刊紹介」に『きんぴらふねふね』が。
「生まれたての言葉がふわり」という見出しで、土屋敦さんが執筆。


 その語り口はまさに絶品である。
 やわらかい生まれたての言葉を思うままにふわりと漂わせているようでいて、
 手練の職人めいた隙のなさがある。
 老成した視線の背後に少女の好奇心が弾む。
 押し付けがましさはどこにもなく、かつ孤高を気取らない。
 観察眼は鋭利で、思考はしなやかだ。
 視覚的なことをいえば、ひらがなと漢字の比率がよく、
 ページを開いたときにとても美しい。
 [・・・]
 この静かで端正なエッセーに浸ることは、
 読書家にとって幸福というほかないだろう。

つい長々と書き写してしまいました。

もうひとつは『週刊現代』7月11日号で表紙は道端ジェシカさんです。
こちらは読書欄の巻頭インタビューに石田さんが登場。


 このあいだ行ったおそばやさんは、3階建てのビルの1階が店で、
 見あげると2階には布団が干してある。
 3階には洗濯物が干してある。
 家族でやってるんだなあとか、息子さんは店を継ぐのかなあとか、
 そんなことを考えながら、おかめそばを食べました。
 [・・・]
 たとえば、お母さんや奥さんが忙しい朝に作ってくれる、
 ほどよく焼けているとは言いにくい目玉焼き。
 でも、ソースでも醤油でも好きなものをジャブジャブかけて許される。
 外でも家でも、気楽に食べている時間が、
 いちばん記憶に残る光景なのではないかと、思っています。

たしかに、そうかも。

ところがしかし、書評が出たころには出版社在庫品切という、
たいへんもうしわけなくも、まま発生する事態が起きております。
書店さんにはございますので、ご面倒ですがお問い合わせください。

よろしくお願い申し上げます。

日本語で読む中東メディア

Twitter経由で教えてもらった、「日本語で読む中東メディア」


東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトの一環で、
同プロジェクトのサイトによると、

 東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトでは、
 中東の「いま」を直接、日本に伝えるため、
 現地の新聞のインターネット版記事の一部を和訳の上、ご紹介します。

とのことで、以下の16紙から許可を得て翻訳しているそうです。
(各紙の説明は同プロジェクトのサイトより)

アラビア語新聞
Al-Ahram
1876年に創刊されたエジプトを代表する新聞。
エジプト政府の公式見解に基づきつつ、
アラブ・中東・アフリカ地域をカバーするという、
国際的な紙面づくりを特徴とする。

Al-Nahar
1933年創刊。サフィール紙と並んでレバノンを代表する新聞のひとつ。
アラブ民族主義的な傾向のあるサフィール紙に対し、
レバノン国民主義的な立場をとる。

Al-Sabah al-Jadid
2004年創刊。イラクで新たに設立された独立系のリベラル世俗派新聞。
クルドの視点からの記事も多い。

Al-Quds al-Arabi
ロンドンに拠点を置く独立系新聞。
アラブ諸国の反体制派の動向を詳細に伝えるなど、
独自の視点から中東情勢全般を幅広くカバー。

Al-Hayat
同じくロンドンに拠点を置く汎アラブ紙。
アラブの知識人層の高い支持を集める。

ペルシア語新聞

Sharq
改革派系の有力新聞。
現在まで、いわゆる「保守派」の圧力により
幾度か発行停止処分も受けているが、活発な出版を続けている。

Hamshahri
庶民派のタブロイド紙として登場し、多くの読者を獲得した。
テヘラン市系の新聞として人気をたもち、
発行部数は現在も最有力紙のひとつ。

Iran
イラン国営通信(IRNA)が発行する、政府系日刊紙。
テヘランではハムシャフリー紙とならんで、高い発行部数を誇る。
2006年5月に一度発行停止になったが、同年10月下旬に復刊された。

Jam-e Jam
最高指導者直属のイラン国営放送(IRIB)が発行する保守系大衆紙。
かつて改革派系大衆紙だった
ハムシャフリー紙に対抗する形で発行されたのが起源。
「ジャーメ・ジャム」とは
世界を見渡すことのできる伝説の「ジャムシード王の杯」の意。

E'temad-e Melli
「エッテマーデ・メッリー」紙は、
イラン・イスラーム革命以来長年にわたり
イラン政界の中心的人物の一人として活躍してきた
メフディー・キャッルービー師(前国会議長)が、
2005年の大統領選後に新たに立ち上げた改革派系政党
「国民信頼党(ヘズベ・エッテマーデ・メッリー)」の機関紙。

トルコ語新聞

Milliyet
トルコの一般紙。中道左派紙としての長い伝統をもつが、
現在は政治的には中道路線をとる。

Hurriyet
トルコでもっとも発行部数の多い一般紙。政治的には中道。

Radikal
比較的リベラル(中道左派的)な傾向をもつ、トルコの一般紙。
歴史は浅いが、きれいな紙面構成で定評がある。

Cumhuriyet
共和国とともに発行がはじまった歴史ある新聞。左派リベラル紙。
現在は発行部数を落としているが、インテリ向けの記事に特徴がある。
インターネット版は有料。

Yeni Safak
現在の与党、公正発展党(AKP)の機関紙ともいわれる新聞。
イスラームに対して寛容な視点がめだつ。

Zaman
イスラム色強い保守派新聞。
インターネット版の紙面はセンス良く、読みやすい。
英語版もある。ヌルジュ系、とも。

「特集ジャンル」としてまとめられているのは以下の通り。
(6月29日現在)

 エジプト政府vsヒズブッラー、イスラエルのガザ攻撃、
 第10期イラン大統領選、イラン核問題、ヘジャーブ問題、
 エルゲネコン捜査

専門家の人たちがこういう試みをされるのは、ありがたいです。
がんばって、どんどん翻訳してください。

(いま『月刊百科』での松原正毅さんの連載『草原の風』第39回入力中)

『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』発売!

今年で創刊15周年、コロナ・ブックスの最新刊、
『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』が発売されました。
B5変型判、136ページ、定価は1,680円(税込)です。


以下、本書からいくつかのページを写真でご紹介します。









帯にはつぎのような、堀内さんの文章が引用されています。

 視覚の記憶の強い人は王者である。
 世界を目で知る人は幸せである。
 ――『ぼくの絵本美術館』より

なお、以前の投稿でもご案内しましたが、
東京・世田谷区の南烏山にある世田谷文学館にて、
展覧会「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」が開かれます。
会期は今週末の7月4日(土)から9月6日(日)まで 。
アクセスはこちら(最寄駅は京王線の芦花公園駅)。

石田千さん手書きPOPです

石田千さんの新刊『きんぴらふねふね』のPOPです。
どちらも石田さんお手製の原稿をもとに作成しました。


2種類ございますので、お好きな方を、もちろん2枚両方でも、
弊社営業部までお申し付けください。

1枚は俳句バージョン。

 夕暮れて きんぴらふねふね 生ビール 金町


もう1枚は・・・

 れんこん ごぼうとにんじん うどの皮
 ぱりぱり、しんなり
 みなさんは、どんなきんぴらがお好きですか?


ただ、本は現在弊社在庫切れで、追加のご注文に対応できず、
まことにもうしわけございません・・・。

2009年6月27日土曜日

現在ご用意できているのは・・・

日付も変わり、現在日本時間で6月27日(土)の0時10分ですが、
紀伊国屋書店新宿店さんのTwitter「KinoShinjuku」より。


 現在ご用意できているのは『マイケル・ジャクソン裁判』くらいです。
 きっとこれから何かあると思います。
 情報入手次第ご案内できればと考えております。
 http://bookweb.kinokuniya.c...
 約2時間前 webで

 マイケル・ジャクソンさんのニュースはショックでした。
 DVDをお求めになるお客様も多く、
 関連商品のほとんどが売り切れました。
 約2時間前 webで

お疲れさまです・・・。

2009年6月26日金曜日

6分前 TwitterFonで

いま日本時間で6月26日(金)の23時40分過ぎですが、
2010年春夏のパリ・メンズコレクション速報を送っている
The MomentのTwitterによると、


 Usher is a last minute arrival
 at the Comme Des Garcons Homme Plus show

 6分前 TwitterFonで

だそうで、遅刻には気をつけましょう、いくらアッシャーさんでも。
Twitterでフォローしていると、知り合いから連絡が来るような感覚。

ちなみにGarconsの「c」は、本当はフランス語の「ç」ですが、
Twitterだし、まあしかたないですね、とりあえず。

2010年春夏パリ・メンズコレクションより

2010年春夏のパリ・メンズコレクションが始まったようです。

例によって、スージー・メンケスの記事へのリンク。
In Paris, Men's Fashion Focuses on Brand Identity
(By SUZY MENKES, Published: June 26, 2009)

NY Times MagazineのブログThe Momentは、
twitpicsで画像をせっせとアップしている模様です。


下はバレンシアガで、こんなキャプションが添えられています。
Samurai-style pants at Balenciaga added to
the multi-ethnic influences so far this season.


コム デ ギャルソン・オム プリュスの2009年春夏の黒いスカートに、
中東のニュアンスを足して、エレガントにまとめたような印象もあり。
Gジャンとの組み合わせが、けっこうかわいいです。

今「マルクス」が売れるわけ

本日6月26日(金)の毎日新聞夕刊の「特集ワイド」に、

 今「マルクス」が売れるわけ

と題した不破哲三さんのロングインタビューが掲載されています。
「毎日jp」に記事がアップされていますが、一部を抜粋しておきます。


 「蟹工船」の次はマルクスが見直されているらしい。
 労働と貧困を巡る社会の不安はいよいよ深刻だ。
 マルクスといえば社会主義、そして共産党だろう。
 「マルクスは生きている」を出版した同党付属社会科学研究所長、
 不破哲三さん(79)を直撃した。

 --書店では不破さんの著書をはじめ、マルクス本が人気のようです。
 資本主義を否定したマルクスの本が、市場をわかせるのも皮肉ですね。

 不破さん ふふふ。資本主義だから売れているんでしょう。
 世の中の不合理にぶつかった人たちが、
 資本主義の病理を分析したマルクスにひかれる。
 マルクスをありのままに見てもらいたいと思っていただけに、喜んでいます。

というわけで、『マルクスは生きている』、売れております。
現在、7月1日出来を目指して、5刷の作業が進行中。

「東洋経済オンライン」にも、不破さんのインタビューが掲載されています。

 『マルクスは生きている』を書いた不破哲三氏
 (日本共産党付属社会科学研究所所長)に聞く

中上紀『熊野物語』チラシ【PDF】

作家・中上紀さんの最新作『熊野物語』が、7月中旬に発売されます。

■概要
「隠国(こもりく)の里」と呼ばれる
熊野に伝わる日本神話・伝記・説教節をベースに、
熊野にルーツを持つ著者ならではの感性で、
新しい物語をつむぎ出した連続短編集。

■目次
1. 浮島の森、2. 千人目の妃、3. 巡礼、4. 常世の里、5. 渡海、6. 釣鐘、
7. 餓鬼阿弥、8. 異民族、9. 髪長の恋、10. 守護神、11. ヤタガラス、
12. 海女の櫛、13. 紫の宇宙、14. 女人高野、15. 花の舞 炎の海、
16. 赤い龍と神さんの山、17. 海神山神

■四六判、240ページ、定価1,785円(税込)

7月15日(水)取次搬入
店頭発売日は翌日以降(地域によって多少異なります)

なお、平凡社では本書の刊行を前にチラシを作成しました。
表面は作品の概要と読みどころのご案内、
裏面は物語の舞台となる土地の紹介と地図になっています。
以下のリンクからPDFをダウンロードできますので、
お読みいただけますと幸いです。

『熊野物語』チラシ表面PDF


『熊野物語』チラシ裏面PDF



こちらは「新宮市」で検索したGoogleマップの航空写真です。


大きな地図で見る

福家書店新宿サブナード店

営業Mがお世話になっております、福家書店新宿サブナード店さん
6月22日より平凡社ライブラリーフェアを開催していただいています。

右斜め前から見た様子。


左斜め前から見た様子。
背景に『1Q84』が写っています。


同店は、JR新宿駅東口から大ガード方面へ進み、
サブナード地下入口階段4か6を降りた、
靖国通り真下のサブナード地下商店街にございます。
営業時間は10時~22時です。

『ヤマケイJOY』夏号の表紙は

『ヤマケイJOY』夏号の特集は「今年の夏はぜったいにアルプス!」


同誌のサイトによると、

 今回のJOYは「アルプス総力特集」。
 今年の夏はぜったいにアルプス!
 北ア、南ア、中ア。夏の3000m雲上トレイルを大特集。
 アルプス登山のプランニング、北ア・南ア・中アの歩き方などなど、
 それぞれJOY流の楽しいルポとわかりやすいコースガイドで、
 この夏のアルプスを満喫できること間違いナシの1冊。
 さらに最新の登山ルートが一目で分かる
 「北アルプス&南アルプス 登山マップ」と、
 夏山登山のデータ集「アクセスPON アルプス完全版」
 という2大綴じ込み付録つき。

『悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門』
鈴木みきさんが表紙で、「ガイド:南アルプス編」にも登場されています。


また、同誌のブログで知ったのですが、
漫画家の鈴木ともこさんのコミックエッセイ
『山登りはじめました 目指せ富士山編』という本が、
メディアファクトリーさんから発売されたそうです。

女子登山本って増えてるんですねぇ・・・あわせてどうぞ。

石田千さんインタビュー

雑誌『婦人公論』の7月7日号「カルチャーセレクション」に、
石田千さんのインタビュー&写真が掲載されています(63ページ)。


嵐山光三郎さんの事務所勤め時代の話から、
文章を書き始めたきっかけ、毎日の暮らしなどについてのお話、そして・・・。

 『きんぴらふねふね』は、私にとって10冊目の本です。
 内容は、食べ物にまつわるあれこれ。
 食べることも、毎日かならずする日課ですね。
 人を誘ってお店に出かけたり、家に招いたり、簡単に作ってすませるのも。
 ひとりで飲み食いしていても、常に誰かのことを思います。
 [・・・]
 舌の記憶というのは、誰の身にも覚えがあって、その人だけの宝物です。
 食べ物には、そんなふうに常に誰かの気配がありますし、
 その日食べたいなと思う味で、
 気づかぬうちに心身の状態をはかっていることもあります。

『きんぴらふねふね』は現在、弊社在庫が品切中ですが、
書店さんにはございますので、お尋ねいただけますと幸いです。

なお、東京堂書店さんにて開かれる、嵐山光三郎さんと石田千さんの
「師弟対談クワトロ」は、7月4日(土)、15時から17時です。
くわしくは東京堂書店さんのサイトをごらんください。

伊吹和子×爆笑問題

『めぐり逢った作家たち』の著者・伊吹和子さんが
TBSラジオの「爆笑問題の日曜サンデー」に出演される予定です。


日時は6月28日(日)、同番組の午後2時から3時のコーナー
「27人の証言」のゲストで、生放送です。
番組のサイトによると、このコーナーは、

 有吉佐和子著「悪女について」になぞらえて、
 毎週1人の著名人や1つの場所を取り上げ、
 それにまつわる27人の証言を集めて、
 語られなかったエピソードを紹介する。

というもので、今回のテーマは「川端康成」。
さて、伊吹さんと爆笑問題、どんな話になるのでしょうか。

ちなみに過去の例を見ると、たとえばこんな感じです。

 2009年2月1日放送
 取り上げたテーマ
 太宰治
 証言者
 1人目 土屋嘉男さん/笑い上戸の明るい人だった。俳優になりたかったのでは
 2人目 奥谷昭二さん/太宰が行きつけの酒屋「伊勢元」の2代目
 3人目 馬場ひろさん/行きつけの銭湯の女将。太宰はナルシストだった
 4人目 林聖子さん/新宿の文壇バーのママ。デスマスクも見ている
 5人目 リスナー/大人になって「走れメロス」を再読すると躍動感を感じた
 6人目 リスナー/「帰去来」の太宰が微笑ましい
 7人目 リスナー/山梨の天下茶屋は絶景です!
 8人目 太田治子さん/太宰治の娘。太宰は泣き上戸だった
 9人目 猪瀬直樹さん/実は太宰は恩人・井伏鱒二を悪人と遺書に書いていた

6月の全5段広告です

毎月月末頃に朝日新聞朝刊2面に掲載している、
平凡社の全5段広告です。




東京本社版(関東以北)は本日、6月26日(金)に載りました。
名古屋本社版、大阪本社版(中部、関西、中国、四国)は6月27日(土)。
西部本社版(九州)は6月28日(日)になります。

マイケル・ジャクソン死去、50歳

おはようございます。

え。

マイケル・ジャクソンが死んだ?

いきなりのニュースに狐につままれたような気分で目が覚めました。

The New York Times
ニューヨーク・タイムズのトップページ。


The New York Times: Michael Jackson, 50, Is Dead
ニューヨーク・タイムズの詳細ページ。
他メディアの報道もあわせて時系列にアップされています。


Michael Jackson...R.I.P.

L.A. Now (Los Angeles Times)

2009年6月25日木曜日

fumi's blog「イランとメディア」より

6月21日にアップされたfumi's blog「イランとメディア」

6月17日の「Twitterとメディア」の続きというべき内容ですが、
時間の経過とともに明らかになってきた、各ソーシャルメディアの特性
――とりわけ、Twitterの伝播力の速さ&影響力の強さと、
それに付随して起きる真実/デマ/誤情報の流通など――が、
各種のデータやニュースも参照しながらまとめられています。


とりあえず、目次に相当する部分を書き出しておきます。

●メディアリテラシー:イランの人たちは情報統制と戦う経験が豊富だった

●ソーシャルメディアツールの使いわけ
 1)Facebook
 2)Friendfeed
 3)ブログ
 4)Twitter

●嘘はどうやって作られるか。
 ・嘘アカウント
 ・嘘情報

●イラン国内では殆どが従来型のツール、
 海外への情報増幅器としてのTwitter

●警鐘

今回も見事なサーヴェイで勉強になりました。
メディアを問わず、ジャーナリズムに関わる人は必読。
さしあたり「仕事」として関わっていない人も必読。
このまとめ自体がすぐれたジャーナリズムだと、おれは感じました。

なんて他人事みたいに書いてますが、他人事じゃないぜ、まったく。

沼津仲見世七夕まつり

営業Mの静岡出張レポート、その2です。
写真は沼津仲見世商店街


「沼津仲見世七夕まつり」が開かれております。
今年で55回目だそうで、6月24日(水)から7月7日(火)まで、
2週間にわたって行われるそうです。

・・・一足早い七夕見物に行ってきたわけではなくて、
沼津のマルサン書店仲見世本店さんにおじゃました折のカット。

飾り付けの奥に見える、山葵、韮、胡瓜、玉蜀黍、餃子、赤茄子、西瓜、
南瓜、焼売、檸檬、白菜、湿地、冷奴、豌豆の文字が気になる。
沼津の名物・・・?(写真をクリックすると拡大します)

「湿地」って食べ物じゃないですよね、たぶん。

安田節子『自殺する種子』

創刊10周年、平凡社新書の6月新刊のご紹介です。

安田節子
『自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する』



豆乳を買うと(上の写真)「原材料名:大豆(遺伝子組換えでない)」
と書いてあることがよくありますが、本書のテーマはそれだけでなく、
さらに幅広く、現代の食をめぐる状況が描かれています。
(本書の内容と写真の豆乳はまったく関係ありませんので、念のため。
ダイエットのため毎日飲んでいる豆乳をたまたま並べてみました)

著者の安田節子さんは、1996年に市民団体
「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」を立ち上げ、
表示や規制を求める全国運動を展開されてきました。
現在は「食政策センター ビジョン21」を主宰されているほか、
NPO「日本有機農業研究会」の理事もつとめていらっしゃいます。
安田節子さんのウェブサイトはこちら。

概要
巨大アグロバイオ(農業関連生命工学)企業が、
遺伝子工学を駆使した生命特許という手法で種子を独占し、
世界の食を支配しつつある。
本書は、工業的農業の矛盾を暴きつつ、その構造を徹底解剖する。
グローバリズム経済を超えて、
「食」と「農」の新たな地平を切りひらく。

目次
はじめに――なぜ種子が自殺するのか
第一章 穀物高値の時代がはじまった
 ――変貌する世界の食システム
第二章 鳥インフルエンザは「近代化」がもたらした
 ――近代化畜産と経済グローバリズム
第三章 種子で世界の食を支配する
 ――遺伝子組み換え技術と巨大アグロバイオ企業
第四章 遺伝子特許戦争が激化する
 ――世界企業のバイオテクノロジー戦略
第五章 日本の農業に何が起きているか
 ――破綻しつつある近代化農業
第六章 食の未来を展望する
 ――脱グローバリズム・脱石油の農業へ

あとがき

さまざまな局面で「農業」が話題となっている今、
ぜひお読みいただきたい1冊です。

ところで本書の「はじめに」によると、
アグロバイオ企業が開発した自殺種子技術は、
別名「ターミネーター・テクノロジー」と呼ばれているそうです。

谷島屋書店ららぽーと磐田店

谷島屋書店ららぽーと磐田店さんが、
本日6月25日(木)にオープンしました。

「地区最大の約500坪の売場に在庫33万冊の品揃え」とのことで、
エクセルシオールカフェも併設されています。
営業時間は10時~21時。
ららぽーと磐田のアクセスはこちら

で、静岡担当の営業Mが一足早くおじゃましてきました。



中公新書とちくま新書の間に平凡社新書を置いていただいています。


また、村上春樹フェアでは小森陽一さんの『村上春樹論』も。
にしても、村上本ってこんなにあるのか・・・とあらためて。


新書と文庫の境目に、平凡社ライブラリーの棚がありました。


お近くのみなさま、ぜひお出かけください。

【書評】悩んだときは山に行け!

いまや女子登山コミックエッセイの第一人者、鈴木みきさん
『悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門』が、
本日発売の『週刊文春』文春図書館に取り上げられました。

コーナーは「私の読書日記」で、今回は酒井順子さんが担当。
酒井さんといえば女子の世界の先輩ですが・・・。


「『好き』ということ」というタイトルで取り上げられている本は、
沼正三『懺悔録 我は如何にしてマゾヒストとなりし乎』(ポット出版)、
ガブリエル・ヴィットコップ『ネクロフィリア』(国書刊行会)。

「ディープ」という言葉が軽すぎるほどな、「好き」の世界・・・。

 が、ここらで明るい方に目を向けて、心のままに「好き」と叫び、
 絶頂ならぬ頂上を目指す三十代独身女子のお話を読んでみたい。


と『悩んだときは山に行け!』が紹介されています。
以下、酒井さんの文章から、いくつか抜粋。

 まともな登山はしたことがない私も、
 山欲がむらむらと湧いてくる本である。

 何よりも爽やかなのは、
 著者の「山が好き」という気持ちが、
 全篇に溢れているところだろう。

別冊太陽『宮脇俊三』でご執筆いただいた酒井さん、
どうもありがとうございます。

2009年6月24日水曜日

『昭和史』1、2位独占です

本日6月24日(水)の日本経済新聞夕刊を見ておりますと、
八重洲ブックセンター本店さんのランキングが載っていました。
ノンフィクション部門、6月14日~6月20日の集計だそうです。


1 『昭和史 1926-1945』
2 『昭和史 戦後篇 1945-1989』

まるで『昭和史 1Q26-1Q45』『昭和史 戦後篇 1Q45-1Q89』かと。

お買い求めのみなさん、八重洲ブックセンター本店さん、
まことにありがとうございます!

重版はどちらも6月29日(月)出来予定です。

くらもちふさこ WORKS

『くらもちふさこ WORKS Illustration & Technique』
という本が集英社さんから発売されたので、買いました。


集英社さんのサイトによると、

 「駅から5分」を中心に、くらもちふさこの作品と、
 イラスト制作の「仕事」に迫る、作画バイブル!

 仕事場と作画ツール・作画プロセス徹底紹介
 イラスト一挙掲載・作画解説 by くらもちふさこ
 オリジナルイラストギャラリー
 小学校~投稿時代の秘蔵絵画お蔵出し!
 インタビュー総ざらえ

というわけで、イラストをメインにしたファンブックなんですが、
サブタイトルに「Illustration & Technique」とあるとおり、
くらもちさんの絵の描き方をくわしく紹介するページがあって、
おれはマンガもイラストも描けませんが、面白いです。



まずシャープペンシルで下絵を描いて、
それをライトボックス越しにペンでなぞり、
コピー機の写真モードでコピーして、色をつけて、
今度はフォトショップに取り込んで加工・調整していって・・・。

手描きからペンタブまで、
今では多様な描き方があるんだろうなと思いますが、
こういう方法もあるのかぁ・・・と、
マンガの世界にくわしくないおれには新鮮。


くらもちふさこさんについては、
こちらのファンサイトにいろんな情報が載っています。
別冊くらもちふさこ

■追記
くらもちさんの資料本の写真をよ~く見ると、
荒木経惟さんの『東京猫町』(平凡社)を発見。


現在は品切ですが、先日『愛しのチロ』の重版ができました。

出久根達郎『夢は書物にあり』

出久根達郎さんの最新刊『夢は書物にあり』が発売になりました。
カバーには、こんな言葉が印刷してあります。


 本を読むと、いいことがありますか?
 ありますとも。
 「まず、人相が良くなる」 エー?
 「次に、他人を幸福にする」 ホー!
 「それから、恋が生まれる」 ホント?
 ウソだと思うなら、
 この本を読んでごらんなさい。

タイトルと著者名は帯とカバーに印刷。
装幀は平凡社新書のリニューアルも手がけていただいた
菊地信義さん、イラストは金田理恵さんです。


さてその中身ですが、一言で言えば出久根さんの読書エッセイ。
とはいえ、最初のエッセイのタイトルは「買うのも読書」。
読むだけが読書ではない、ということ・・・?

学校で広く行われている「朝の読書運動」をマクラに、
こんなふうに話は展開していきます。

 ところで「朝の読書運動」をもう一歩進めて、
 「本を買う運動」というのは、どうだろう?
 自分の読む本は、自分の小遣いで買うのである。
 本の買い方の勉強である。

 本の良しあしは、身銭を切って覚えるものだ。
 借り物では、真剣に考えない。
 書店で本を選ぶ。
 読書というのは実はここから始まるのであって、
 読む前に選ぶ。
 選ぶことが、すでに読んでいる。

 タイトルや著者名、出版社を読んでいる。
 帯の文章を読んでいる。
 装幀もまた、読んでいる。

ほかにも「出久根流、鴎外の読み方」「出久流、源氏の読み方」など、
出久根さんの本棚からさまざまな話題が展開する1冊です。

打田稔『ハーレーダビッドソンの世界』

創刊10周年、平凡社新書6月の新刊より。

打田稔『ハーレーダビッドソンの世界』


かなり長くなりますが、目次をドドドドド・・・と、ご紹介しておきます。

■目次
はじめに 人はなぜハーレーに乗るのか

第1章 偉大なるハーレーダビッドソンの歴史と伝説
ようこそ、ハーレーダビッドソン・ミュージアムへ
伝説は3メートル×4.5メートルの小屋から始まった
Vツインエンジンの誕生
軍用車両の生産に追われたハーレーダビッドソン社
アメリカで唯一のモーターサイクル・メーカーに
苦肉の策、機械メーカーの傘下へ
立ち上がった13人の男たち
ハーレーを愛した男たち女たち
記録に挑んだ者たち
ハーレーの歴史はアメリカの歴史

第2章 ハーレーダビッドソンの歴史を築いた歴代モデル
量産モデル1号 1903年シリアルナンバー1
いまだに継承される初のVツインエンジン搭載モデル 1909 年-D 
日本に初めて輸入されたハーレーダビッドソン 1913年9-E 
初の1200ccVツインエンジン搭載 1921年JD 
たちまち人気を博したサイドバルブ・エンジン・モデル 1929年D 
初のOHV、ナックルヘッド・エンジンの登場 1936年EL 
BMWを模したL型フラットツイン 1942年XA 
パンヘッドを搭載した最後のスプリンガーモデル 1948年FL 
スポーツスター誕生の原点 1952年K 
初代スポーツスター登場 1957年XLスポーツスター 
電気系統の革新と共に 1965年FLHBエレクトラグライド 
スポーツモデルのビッグツイン登場 1971年FX-1200スーパーグライド 
世界が注目、ファクトリーカスタム 1977年FXS-1200ローライダー 
これぞ「チョッパー・カスタム」 1980年FXWGワイドグライド 
ハーレーブームの立て役者 1984年FXSTソフテイル 

第3章 日本におけるハーレーダビッドソンの歴史
日本上陸第1号車
国産ハーレーダビッドソン「陸王」の誕生と栄光
国内ビッグ4の登場と「陸王」の終焉
ハーレーダビッドソンの輸入再開
ハーレーダビッドソン・ジャパンの創業

第4章 ハーレーダビッドソン5つのファミリー
チョッパーテイストに溢れるソフテイル・ファミリー
70年代のスポーツ志向モデルをルーツとするダイナ・ファミリー
幅広いユーザーに人気のツーリング・ファミリー
その名の通りスポーツライドを楽しむスポーツスター・ファミリー
次世代水冷エンジンを搭載するVRSCファミリー

第5章 Vツインエンジンとユニーク・メカニズム
Vツインエンジン その継承と進化
・Fヘッド(1909~1928) Vツインエンジンの第1歩
・フラットヘッド(1929~1973) アメリカが生んだサイドバルブの振動
・ナックルヘッド(1936~1947) 初のOHV高性能エンジン
・パンヘッド(1948~1965) 黄金時代を築いた2代目OHV
・ショベルヘッド(1966~1984) パワフルなロングセラーエンジン
・エヴォリューション(1984~1999) 進化という名のニューエンジン   
・ツインカム88(1999~2006) 100年目の伝統を受け継いだ2カムエンジン
・レボリューション(2002~ ) 未来を担う革命的水冷エンジン
・ツインカム96(2007-~) ビルドアップされたツインカムエンジン
スポーツスターのVツインエンジン
独創的サスペンション
 スプリンガーフォーク/テレスコピックフォーク
 ソフテイルフレームとトーションバー
Vツインと車重を支えるフレーム   

第6章 ハーレーダビッドソン人気の秘密
国内大型オートバイ市場シェアNo.1
性能だけでは得られない魅力
年齢も性別も超えた存在感
・五十路から乗り出したハーレーダビッドソン──鈴木正次さん
・1940年式が私の宝物──下山純さん
・子育ても終わり、再び夫婦で発進──五十嵐俊博・みな子さん夫妻
・ハーレーツーリングを夢見て──姜尚中さん
価格以上の価値
ハーレー式ライフスタイルという哲学
ハーレーファッション
自分だけのカスタマイズ
オーナーズクラブとイベントを絆として
生涯、共に生きる

あとがき

協力=ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社

下の写真は昨晩通りすがりに見つけたショップ。
すごい存在感。



おれは、車はもとより原付の免許すら持ってないのですが、
ショップを眺めていると、なんか「気分」は伝わってきました。

買ってしまったCD(1)

「買ってしまったシリーズ」CD篇、その1です(たぶん続きません)。


 F代  買っちゃったよ~。
 おれ おっ・・・これは?
 F代  ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」。
 おれ 『1Q84』効果で急に売れ出したという。
 F代  ミーハーだから。ま、聴いてみてよ。
 おれ ミーハーは大事ですよ。で、どうでした?
 F代  いいんだかよくないんだか、わかんねえよ(笑)。
 おれ あわてて12,000枚プレスしたらしいですね。
 F代  初回のプレスは2,000枚だったらしいよ。
     ず~っと在庫のあった人文書が、
     ひょんなことで売れ始めたようなもんだよな。

というわけで、ジョージ・セル指揮・クリーヴランド管弦楽団の
バルトーク「管弦楽のための協奏曲 Sz116」と
ヤナーチェク「シンフォニエッタ」のカップリングCDを借りました。
アマゾンで見たら、音楽の総合でなんと75位(6月24日午前)。

ヤナーチェクについてはこちらもどうぞ。
日本ヤナーチェク友の会

2009年6月23日火曜日

『たのしい写真』ランキングです

ホンマタカシさんの『たのしい写真 よい子のための写真教室』
重版中でご迷惑をおかけしておりましたが、
今週の5月25日(木)に2刷ができあがってきます。
よろしくお願いいたします。

福岡のブックスキューブリックさんでは、
6月16日~6月21日の売上ベスト10で5位にランクイン!


ちなみにベスト10は以下のとおり。
1位はともかくとして、個性的で面白いリストになっています。

1. 村上春樹『1Q84』(1、2/新潮社)
2. 丹生谷真美『母から学んだ、きちんときれいな暮らしかた』
  (主婦と生活社)
3. 河野鉄平『写真の撮り方ハンドブック』(誠文堂新光社)
4. 『ワインのおつまみ』(世界文化社)
5. ホンマタカシ『たのしい写真』(平凡社)
6. 酒井駒子『BとIとRとD』(白泉社)
7. 松浦弥太郎『軽くなる生き方』(サンマーク出版)
8. 山路達也『Gmail超仕事術』(アスペクト)
9. 大山招子『毒出し浄化ダイエット』(西日本新聞社)
10. 内田美智子『いのちをいただく』(西日本新聞社)

なお、J-WAVEで毎週日曜の21時~21時54分に放送されている
「東京コンシェルジュ」という番組内の「HILLSCAST」に、
ホンマさんがお話をされるそうです。
このラジオ番組は森ビルの提供で、
「東京を面白くする人を紹介するコーナー」という枠での出演。
7月5日、12日、19日、26日の計4回、連続で登場されるとのこと。
昨日収録があった模様ですが、詳細はまたお知らせします。

「今日のホンマ」はこれにて。

鈴木邦男『愛国と米国』

創刊10周年の平凡社新書、6月新刊のご紹介です。

鈴木邦男『愛国と米国 日本人はアメリカを愛せるのか』


鈴木邦男さんは1972年に新右翼団体「一水会」を設立し、
その活発な活動で新右翼の論客として知られています。
現在は同会の顧問。

一水会公式サイト
鈴木邦男をぶっとばせ!(鈴木氏のサイト)
鈴木邦男をぶっとばせ! blog出張所(最新情報など)

概要
アメリカに立ち向かうことは、日本を考えることであり、自分自身を考えることだ。
かつて「鬼畜米英」と言っていたが本当に鬼と思っていたのか、から始めて、
田母神論文でも話題となった「ルーズベルトの日米開戦陰謀論」、
天皇の戦争観、さらに戦後のアメリカ像の大転換、
赤尾敏及び三島由紀夫など愛国派の論等を検討する。
さらに北朝鮮問題も含めて日本の核武装論、憲法改正論議に断を下す。
オバマ時代のアメリカと日本を考える際の必読書。

目次
はじめに
第一章 「鬼」はどこにいたのか──「鬼畜米英」の描かれ方
第二章 米兵捕虜を殺した人たち──『私は貝になりたい』と『明日への遺言』
第三章 天皇はなぜアメリカとの戦争を認めたのか
第四章 ナチスの「思想戦争」に籠絡された日本
第五章 日米戦争に反対した右翼・赤尾敏
第六章 日本はアメリカの謀略で戦争をしたのか──田母神論文と靖国神社
第七章 六〇年安保とケネディ大統領
第八章 六〇年代アメリカへの夢と反撥──僕らのアメリカ観を変えたもの
第九章 八〇年代からオバマに至る日米関係
あとがき

女性を誘う「春画」の魅力


現在発売中の『アエラ』最新号(6月22日増大号)。
表紙は6年ぶりのソロアルバム『三文ゴシップ』をリリースした椎名林檎さん。
今回のビジュアル展開は、イメージをガラッと変えつつもエロチックですが、
エロチックといえば、同誌の55ページの記事も。

 女性を誘う「春画」の魅力

 春画がひそかにブームだ。
 情愛の描写は過激でとても精細なもの。
 男性的と思われた江戸時代の「財産」が女性を魅了しているという。
 その要素を見いだしていくと、時代の色調と重なってくる。

というわけで、別冊太陽「春画シリーズ」にまつわる話題になっています。
シリーズの編者、白倉敬彦さんのコメントより。

 「江戸時代の人口を男女比でいうと男性が圧倒的に多かった。
 また、遊郭や大名の下に入る娘も多く、
 女性そのものがもてはやされる存在でした」
 
 女性が男性を“選べる”時代だったとし、こう言葉を続ける。

 「ヒゲが男の象徴だった戦国時代から一変し、
 江戸の若者はヒゲやすね毛を抜いて、
 中世的な顔や体つきで女性の目にとまろうとしていた。
 女性が積極的に男性を口説き落とす風潮は、
 現代の肉食女子と草食男子の関係に近いものがありますね」

なんだか、よしながふみさんの『大奥』を思い出しましたが、
ほかにも上野千鶴子さんや、
映画『さくらん』(音楽は椎名林檎さん)を監督した蜷川実花さん
あと「春画シリーズ」の弊社編集担当者などのコメントも載っています。

ちなみに図版は最新刊の『肉筆春画』より。
微妙なところは、うまいこと処理してくださっています。

『週刊東洋経済』特集「古典」が今おもしろい!

『週刊東洋経済』最新号(6月27日特大号)の特集は、

 論語からケインズまで171冊 「古典」が今おもしろい!


くわしい目次は同誌のサイトをごらんいただくとして、
ざっと読んで個人的(というよりも出版社的に)に面白かったのは、
とりあえず以下の二つ。

新訳で古典はこんなに変わる
――難しくない文体で、古典が読みやすくなった
(アダム・スミス『国富論』の三つの翻訳を比較して、なるほど)

伝説の書店が誌上“古典フェア”を開催 【さわや書店】
(さわや書店の皆さんの議論が熱い!)

ほかに「佐藤 優氏が指南  ケース別 “そのとき”読むべき古典」
というページでは、

 決断するときには、カール・マルクスがジャーナリストの視点で書いた
 『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』(平凡社ライブラリー)
 を読むべきだろう。

とのこと(その理由は『週刊東洋経済』で確かめてみてください)。


2009年6月22日月曜日

Moritz von Oswald

ロンドンの信頼すべき音楽雑誌The Wire7月号の表紙は、
ミニマルテクノ~ダブのBasic Channelの片割れ、Moritz von Oswald。


以下、完全に趣味に走ってます、あしからず。
「趣味」と書きはしたものの、とはいえ、
1990年代以降の、きわめて重要なミュージシャンであります。

■リンク
Basic Channel
オフィシャルサイト。
音楽の方向性によっていくつかのレーベルがありますが、どれもマスト。
とはいえ、アナログは持っていないので、えらそうなことばいえませんが。

Hard Wax
Basic Channelのもう一人、Mark Ernestusが運営するレコードショップ。
ベルリンのクロイツベルク地区という、旧東側に接した下町にあって、
日本のガイドブックにはあまり載っていないエリアのうえ、
以前訪ねたときは冬場で、さっさと暗くなったこともあり、
一人で歩いていると、ちょっとびびったものでした。
そのうえ、ショップは通りから少し入った廃墟のようなビルにあり、
知らないとわからない小さな看板を見つけてベルを押すと、
入口のドアを開けてくれ、フライヤーだらけの階段を上がっていって、
ようやくお店があるというシチュエーション。
ただし、店内に入るとテクノ、レゲエ、ダブ、エレクトロの天国。

Basic Channel:ベーシック・チャンネル
日本語の解説。

ベルリンの旧東側のプレンツラウアーベルク地区に、
in't Veldという、小さくて、とてもいいチョコレート店があるのですが、
なぜかそこにBasic ChannelのCDがあって、気になりつつも、
ついそのわけを尋ねそびれたことを思い出しました。
ここのチョコレート、パッケージも含めていいですよ。

数年前の思い出、ですが・・・。

■追記(6月23日)
Moritz Von Oswald Trio名義の新譜「Vertical Ascent」
Honest Jon's Records)、
とりあえずレーベルのサイトからDL。
ジャケ(下の画像)は初期クラフトワークを想起させます。

買ってしまった本(1)『憂魂、高倉健』

辛抱たまらず、欲望に負けて買ってしまった本、その1。
(たぶん続きません)

横尾忠則編『憂魂、高倉健』(国書刊行会



国書刊行会さんのサイトより
 1971年に制作されながら店頭に並ぶことのなかった〈幻の書〉が
 リニューアル完全版としてついに甦る!

 遠藤努撮影による〈俳優・高倉健〉のスチール写真を中心に
 貴重なプライベート写真やスナップも含めて
 横尾忠則が編集した圧巻の370頁!

 さらに細江英公、立木義浩、森山大道、石黒健治ほか
 豪華写真家の競演による作品、
 横尾忠則による高倉健インタビュー・年譜なども収録した、
 高倉健の写真集としては空前絶後の内容!





B5変型判・モノクロ370頁(内カラー8頁)、定価15,750円(税込)!

こちらは帯のアップ。


 ここに躍動し憂魂する高倉健とはなにか?
 横尾忠則のこの恐るべき執念は、なぜか?

いや・・・すごいです、この本。
箱の内側にまで印刷してしまう執念とは、なにか?


なお、横尾忠則さんの日記の6月2日の記述によると、

 発売(6月1日)と同時(2日間で)に初版が品切れになり、
 目下増刷に入る体勢を取ったそうです。

とのことであります。

『昭和史』ランキングです

「昭和の語り部」半藤一利さんの新刊、
『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』
何度も同じことを書いておりますが、おかげさまで売行き好調。

旭屋書店本店さんの週間ランキング(6月15日~6月21日)では、
総合で前篇の『昭和史 1926-1945』が5位にランクイン。


鉄道本が3冊入っているところが旭屋書店本店さんらしいところ。

一方、紀伊國屋書店さん週間ベストセラーでは、
6月15日~6月21日集計の単行本部門で、
『昭和史 1926-1945』が10位、『昭和史 戦後篇』が24位。


お買い求めのみなさま、書店のみなさま、ありがとうございます。

なお『昭和史』2冊の重版は、6月29日(月)出来予定です。

N島さんの朝獲れキュウリ

ちょっと席を離した隙に、机の上にキュウリと塩が。


じつは家庭菜園が趣味で、期せずして農業ブームの波に乗った?
ハイボールN島さんの朝獲れキュウリです。

・・・美味いじゃん、これ。

本も野菜も手塩にかけて丁寧に作ることが大事と、あらためて学びました。

ちなみにキュウリの効能には利尿作用などがあるそうですが、
こちらのサイトによると、その理由は、

 イソクエルシトリンという成分から来るものです。
 手足のむくみはもちろん、膀胱炎、毛細血管の強化や
 動脈硬化の防止にも効果があるといわれています。

 また、尿と一緒に老廃物やナトリウム(塩分)を排出するため、
 腎臓の濾過機能を助け、高血圧の予防や、だるさ、
 疲労回復、二日酔いなどに役立ちます。

【書評】たのしい写真

6月21日(日)の読売新聞「本よみうり堂」に、ホンマタカシさんの
『たのしい写真 よい子のための写真教室』の書評が掲載されました。
評者は表象文化論の田中純さんです。
いずれ「本よみうり堂」のサイトにアップされると思いますが、
一部をご紹介しておきます。

 まず、講義篇の「私家版」写真史では、
 小型カメラでスナップ撮影された「決定的瞬間」から、
 大型カメラで時間をかけて撮られた「ニューカラー」へ、という流れで、
 20世紀の写真が見通しよく整理される。

 けれど、写真の本当の面白さは、この2傾向だけに収まらず、
 その間を揺らいで変化し続けるところにある、
 と本書は示唆しているようだ。
 その代表として何度も言及される写真家が、ウィリアム・エグルストン、
 ロバート・フランク、そして、中平卓馬である。
 こうした選択に、写真家としての著者の立場も見て取れる。

書評紙面では、『たのしい写真』のカバーではなく、
ホンマさんの写真がカラーで掲載されていますが、
本書では179ページにモノクロで収録されています。
カラーで見ることができる、たいへん貴重な書評といえるでしょう。
ちなみに、写真のキャプションは「ベルリンで中平卓馬。寝ている男」。
(その意味は、こちらのサイトの写真などをごらんください)



で、こちらがホンマさん撮影による中平卓馬さんです。

ポストイットでストップモーションアニメ

「ギズモード・ジャパン」で知ったネタ。

 凄すぎるポストイットで創った、ストップモーションアニメ
 メイキングもあるよ(動画)

アトランタにあるSavannah College of Art
Bang-yao Liuさんという人が作った、
「DEADLINE post-it stop motion」という動画です。



こちらはそのメイキング「DEADLINE the making of」。



「デッドライン=締め切りギリギリ」というわけですが、スゲー・・・。
構想3ヵ月、撮影4日、ポストイット6,000枚以上、だそうです。

ホンマタカシさんインタビュー(2)

6月21日(日)の日本経済新聞読書欄のインタビュー、
「あとがきのあと」にホンマタカシさんが登場されました。
もちろん、新刊『たのしい写真 よい子のための写真教室』について。


こんな見出しがついています。

 異論も覚悟、一石投じる

以下、ホンマさんの発言より抜粋しておきます。

 「文脈がわかって初めてその写真が新しいのか、素晴らしいのかがわかる。
 好き嫌いのレベルで片づけてしまうのは作品に対しても失礼。
 それはあまりにもったいない」

 「評論家や写真家からは異論も出ると思うが、
 議論のきっかけになるように小さな石を投じてみたつもり」

7月から青山ブックセンターで開かれるワークショップについては、

 「うまい下手ではなく、なぜ撮るのか、何を撮るのかを問われる時代が来た」
 ことを若い世代に伝えるつもりだ。

【書評】マルクスは生きている

6月21日(日)の読売新聞「本よみうり堂」に、
不破哲三さんの『マルクスは生きている』の書評が掲載されました。
評者は橋本五郎特別編集委員、以下はその一節より。


 何度も死亡宣告されながら、生き返る。
 偉大な思想家の宿命であり、証しである。
 金融危機や地球環境破壊を背景にしたマルクス「蘇生の書」であり、
 これほど平易に書かれたマルクス主義指南書も珍しい。
 [・・・]
 不破氏の論法に引き込まれながら、ならばなぜ、
 共産主義が世界の主流にならないのかという疑問に逢着、
 60年前の小泉信三『共産主義批判の常識』を改めて読んでみる。
 [・・・]
 両書を読むと、マルクスの原典に挑戦してみたい気持ちにさせられる。

『マルクスは生きている』の4刷は7月初旬出来の予定。
品薄につきご迷惑をおかけします。
ご注文に追いつかず、すみません。

小泉信三『共産主義批判の常識』は1949年に新潮社から刊行され、
その後、講談社学術文庫に入っていましたが、現在は品切の模様。

紀伊國屋書店新宿本店のTwitter

紀伊國屋書店新宿本店さんもTwitterを始めていらっしゃいました。
同店のフェア情報がメインのようです。
こういうのって風通しがよくなる感じがあっていいですね。

Twitter: KinoShinjuku


で、さっそくフォローしてますが、ついさきほどの投稿より。
(時系列を古い順にしてコピペしてます)

 〔3階社会〕「ポリスアカデミー@新宿」、開催中!
 法律書エンド台にて。7月10日までの開催予定です。

 〔3階社会〕(続き)警察時報社さん、
 近代警察社さんのお品物もご用意。
 もちろん、プロ御用達の立花書房さんの本も。
 その他コミック、小説から法医学まで、
 限られたスペースではございますが
 バリエーション豊かに取り揃えております。
 この機会に是非お立ち寄りくださいませ。

「プロ御用達」・・・面白そうなフェアだなぁ、これ。
ついでに各出版社さんへのリンクもつけておきます。

警察時報社
近代警察社
立花書房

野田隆さんが「とくダネ!」出演

創刊10周年にあわせてカバーを衣替えした
『乗りテツ大全』『駅を楽しむ! テツ道の旅』の著者・野田隆さんが、
フジテレビ系の朝ワイド番組「とくダネ!」に出演されます。


放映予定は6月24日(水)、テーマは、

 JR東日本の新しい企画乗車券ツーデーパスのおトクな乗り方
 ~ツーデーパスを使った1泊2日の温泉旅行のプランニング~

「ツーデーパス」とは、2日間5,000円で乗り放題のチケット。
普通列車のみですが、特急券を払えば特急にも乗れるそうです。
くわしくはJR東日本のサイトをごらんください。

野田さんの出演予定は、9時10分頃から15分間のコーナー。
インタビュー取材とのことで、中野美奈子アナとのトークはなさそうですが、
ぜひごらんください。

野田隆さんのウェブサイトもどうぞ。

八重洲ブックセンター本店

営業S田がお世話になっております、
八重洲ブックセンター本店さんでございます。

いらっしゃいませ、半藤一利です。


例のB2パネルがお出迎えして、A4パネルとともに平台に。


6月8日(月)から14日(日)のランキングでは3位と4位。
配本日が6月10日(水)、実質的には11日(木)からの発売なので、
これはすごいペースでの売行き、かも。


なぜか新書ランキングに入っておりますが、ありがとうございます。
今週はどうなってるかな・・・楽しみ。

2009年6月19日金曜日

有隣堂ルミネ横浜店

営業S田がお世話になっております有隣堂さんシリーズ、
続いては有隣堂ルミネ横浜店さんです。
ルミネ横浜店の5階、営業時間は10時から22時。


絶好調につき、発売忽(たちま)ち重版決定の、
『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』を、
まるで上に向けて寝かした表札のように、
ずら~っと並べていただいています。

ちなみに、手前にある黒いタイトル文字が戦前篇、
奥の赤いタイトル文字が戦後篇、でございます。
まことにありがとうございます。

では、また来週~!

有隣堂横浜駅西口ザ・ダイヤモンド店

営業S田がお世話になっております有隣堂さんシリーズ、
次は横浜駅西口ザ・ダイヤモンド店さんです。
横浜駅地下街ザ・ダイヤモンドのGエリアにございます。

映画『劔岳 点の記』の公開にあわせ、
文庫コーナーにて「山岳小説フェア」を展開されていて、
平凡社ライブラリーの山関連書も多数置いていただいています。


写真は手前左から、

ウォルター・ウェストン『日本アルプス 登山と探検』
平山三男『ヒマラヤの青春 立川女子高校遠征隊同行記』
山口耀久『北八ッ彷徨 随想八ヶ岳』
山口耀久『八ヶ岳挽歌 続・随想八ヶ岳』
安川茂雄『谷川岳に逝ける人びと』
冠松次郎『黒部渓谷』
(以下省略)

小説ではありませんが、平凡社ライブラリーには山エッセイの名作が多数。
この機会にぜひ、お手に取ってごらんください。

あと、登山コミックエッセイの第一人者、鈴木みきさん
『悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門』も好評発売中。
もうすぐ、いったん品切になりそう・・・な状況でございます。
ブログによれば、本日、朝日新聞の取材があったとか。

有隣堂藤沢店

5月14日(木)にリニューアルオープン、
6月1日(月)から営業時間が21時になった有隣堂藤沢店さん
JR藤沢駅に隣接したフジサワ名店ビルの2~5Fにございます。

昨日、営業S田がおうかがいしてきました。
2階にある入口にて、別冊太陽のフェアと
平凡社ライブラリー『昭和史』を展開していただいています。



壮観・・・。
どうもありがとうございます!

安野光雅・半藤一利『三国志談義』

安野光雅さんと半藤一利さんの『三国志談義』をご紹介します。


まずは半藤さんによる「前口上」より。

 本書のそもそもは、安野光雅さんの新著『繪本・三國志』
 出版記念の展覧会を観にいったときに発します。
 このときわたくしは、長坂坡での張飛の剛毅な仁王立ちがどうの、
 関羽の颯爽たる五関六将斬りがどうのと、
 素晴らしい原画を観ながら大いに一席ぶちまくりました。

それを横で聞いていた編集者が、それならば、
と安野さんと半藤さんの対談を実現させたのがこの本です。
巻頭には、安野さんの「三国志」から15点の絵を収録。


 曹操69点、劉備57点、孔明は・・・?
 桃園の誓いから諸葛孔明の死まで――。
 三国志キャリア六十余年、蘊蓄過剰の二人が繰り広げる、
 生きるヒント満載の放談録!

と帯にあるとおり、長年『三国志』に親しんできたお二人が、
まるで実際に見てきたかのように(ホメ言葉なり)、
ときにはかなり脱線もしつつ、縦横無尽に語り合い、
まるでお二人のそばで話を聞いているような気分になる本。

ちなみに第2章は「英雄・豪傑を採点すれば」という趣向で、
登場人物に点数をつけるという、無謀な(?)試み。
トップはともに曹操で、計69点(満点は80点)。
そのページのさわりを、ちらっと複写しておきます。


あとまわしになりましたが、目次は次の通りです。

 一 現地探訪・遺跡への旅
 二 英雄・豪傑を採点すれば
 三 軍師・謀将を採点すれば
 四 名言至言から学ぶこと
 五 俳句と川柳でみる名場面集

『三国志』といえば、語っても語り尽くせないテーマです。
ぜひ、あれこれとツッコミを入れながら本書をお楽しみください。

BS-TBS「本と出会う」に伊吹和子さん出演

BS-TBSにて毎週土曜日の朝に放映されている
「本と出会う 思い出の一冊」に、
『めぐり逢った作家たち』の著者、伊吹和子さんが出演されます。


放映日は今週末6月20日(土)の8時~8時30分。
番組サイトによると、

 編集者として交流のあった谷崎潤一郎、川端康成、井上靖、
 司馬遼太郎、有吉佐和子、水上勉の6人の思い出を語る。
 身近に接した作家の意外な面、優 しさ、厳しさが浮かぶ。
 ユーモアにも包まれている。
 特に谷崎の晩年12年間を秘書、口述筆記を担当しただけに、
 「谷崎源氏」のナゾも明かしてくれる。

とのことです。

今日のTシャツ(2)

不定期連載(なのか?)の「今日のTシャツ」、第2回。


横浜は本牧の「横山自動車」オリジナル、「ホンモクベビー号」
製品紹介によると、

 昭和40年代のモーターオイルと、練炭と、強烈な樟脳の臭いと、
 周辺の埃っぽい空気までをも念写し、
 このベビー号Tシャツに刷り込んだわけでございやす。

というわけで、クレイジーケンバンドのTシャツなんですが、
本格的な方は、整備工用のツナギもお召しになっていらっしゃいます。


クレイジーケンバンドといえば、新曲「ガールフレンド」が7月22日、
アルバム「ガール! ガール! ガール!」が8月12日に発売です。

■追記
白水社ナンシーさんの「今日のネクタイ」、新作がアップされてます。
営業部員の鏡、ともいうべき柄でございました。

山下成司『発達障害 境界に立つ若者たち』

創刊10周年、平凡社新書の6月新刊より、2冊目をご紹介。

山下成司『発達障害 境界に立つ若者たち』


著者の山下さんはミュージシャンでイラストレーター。
その一方、LD児、境界児のための私設学校で
美術・英語などの授業を受け持ち、
発達障害児教育の現場に立ち続けてこられました。
2009年からは、音楽活動を再開されています。
→ブログ「ワタシは猫になりたい」よ、まったく。

「LD」とはLearning Disorders(学習障害)の略称。
たとえば「日本発達障害ネットワーク(JDD)」などをごらんください。
身近でありながら、まだまだわかりづらいことでもあり、
以下に本書の概要をややくわしくご紹介しておきます。

概要
たとえば、100÷2は簡単にできても、120÷2は間違えてしまう。
漢字の書き取りでは、何かが抜けてしまったり、
漢字が読めなかったりする。空気が読めない──。

一見、ごく普通の子だから、こうしたことができないと、
周囲からは「なぜ、できないの?」
「なまけているんじゃないの」と思われてしまい、
学校や職場に居づらくなってしまう。
障害手帳をもらいたくない、
でも、みんなと同じようにはできない・・・。

こうした《境界児》と呼ばれる子ども(若者)たちがいる。
家庭から学校へ、学校から社会へと、彼らが歳を重ねるごとに、
彼らの居場所がどんどん少なくなっていくのが現状だ。

《発達障害》という障害は、どのような障害なのだろうか?
そして、それを持つ子どもたちは、
どんな困難を抱えているのだろうか?
18年にわたって、発達障害教育の現場に立ち続けてきた著者が、
彼らにインタビューを試みた。
信頼できる先生だから話せた、今のこと、未来のこと。

目次
第一部
「はざまの子」のためのもうひとつの学校
──A学院という学校があった
1. はじめの終わり、終わりのはじまり
2. 子どもたちとのはじめての出会い
3. A学院で実践されたこと
4. A学院をのみこんだ時代の波
5. 規模縮小、そして閉校へ
6. 卒業生たちの来訪

第二部
第一章 見かけはごく普通なんだけど
──「LD傾向」を持つタケシ君の場合
第二章 わたしKYなのかも
──「アスペルガー症候群」を抱えるアイコさんの場合
第三章 「普通」と「障害」のはざまで
──「軽度知的発達障害」を抱えるナオコさんの場合
第四章 どうしても普通免許が取れない]
──「学習遅進」を抱えるフクちゃんの場合
第五章 読解力がないんだよね、わたし・・・
──「ディスレクシア(難読症)」をかかえるユキエさんの場合
第六章 障害をまるまる「個性」と受け止めて
──「軽度知的発達障害」を抱えるテツヤ君の場合

都築響一さんのブログ

平凡社のウェブで「演歌よ今夜も有難う」を連載中の
都築響一さんのブログ「roadside diaries」


連載のお知らせ+αがアップされていて、水曜更新です。
この「+α」がまたなんとも、都築さんよく見つけてこられるなぁ、と感心。

ところで。

廣済堂あかつきさんのオンラインマガジン「よんどこ!」で連載中の、
「都築響一のスナック魅酒乱 天国は水割りの味がする」
を読んでいると、おれの近くの店が登場していて、びっくり。
とはいえ、毎晩横目で通り過ぎながら、一度も入ったことなし・・・。
こんな素敵なお店だったのか!

2009年6月18日木曜日

「大波小波」に『吉本隆明1968』

本日6月18日(木)の東京新聞夕刊「大波小波」に、
鹿島茂さんの『吉本隆明1968』についての文章が載っていました。


見出しは「鹿島茂のルサンチマン」、文責は「無門関」となっています。
少し引用してみると・・・

 近年、H系の著作が目出つ鹿島茂が
 『吉本隆明1968』(平凡社新書)を出した。
 礒田光一ほかのすぐれた吉本論に比肩する一巻。
 [・・・]
 解説調のやさしい論述ながら、入念に吉本思想の核心にふれ、
 かつ鋭い自説が提示される。
 [・・・]
 「ガーンとなった」吉本に何でも従うというわけではなく、
 全体が鹿島の青春へのルサンチマン(怨情)とも読める。

と全体的には評価しつつ(といいますか、そういう箇所を引いたんですが)、
最後のほうに不満も記してあるところが「大波小波」。

■追記
『吉本隆明1968』、重版できました。
が、また品薄になってきております・・・。

ジュンク堂書店池袋本店PC書のTwitter

もうひとつTwitterネタで、今度は書店からの発信。


 junkudo_ike_pc

 名前 ジュンク堂書店池袋本店/PC書
 現在地 東京都豊島区南池袋2-15-5
 Web http://www.junkudo.co.jp/
 自己紹介 ジュンク堂書店池袋本店6F
 コンピュータ書の最新情報をお届けします

ジュンク堂書店池袋本店6Fのコンピュータ書売り場より、
入荷状況が刻一刻と流されてきます。
入荷数まできちんと書いてあるところが、さすがジュンク堂さん。

売り場が違うので、

 再入荷:ISBN978-4-10-353422-8 新潮社 『1Q84 BOOK 1』
 村上春樹著 200冊入荷

 再入荷:ISBN978-4-10-353423-5 新潮社 『1Q84 BOOK 2』
 村上春樹著 160冊入荷

とかできないのが残念(?)。

カール・ラガーフェルドのTwitter

またTwitterネタですが、今度はファッションの話題。

ファッション界の「皇帝」カール・ラガーフェルトが、
Twiterを始めていたようです(本物・・・ですよね)。


Twitter: Karl_Lagerfeld

おれが知った段階で、40,729のフォロー。
最新のつぶやきは6月14日の12時2分で、こんな内容。

 I hate leisure, except reading.
 I'm really a person made to work,
 if sketching is considered work.

読んでいると、まるで「カール様アフォリズム集」みたいで、
これをまとめたら、1冊の本になりそうな気もします。

ファッション関係ではほかに、
ニューヨーク・タイムズ「The Moment」のTwitterも面白いです。
こちらは今日の時点で684,574のフォロー。
メインはRSSですが、情報をうまくセレクトしてあるうえに、
自社サイト以外の記事へのリンクもあって、興味のある人には便利。

themoment

室井尚『タバコ狩り』

創刊10周年、平凡社新書の6月新刊をご紹介します。
6月は5タイトル刊行、まずその1冊目。


室井尚『タバコ狩り』

著者の室井尚さんは横浜国立大学教育人間科学部教授で、
情報文化論、美学、記号論、メディア美学などを専攻されています。
→室井さんのブログ「短信」

本書の概要
なぜここまでタバコは憎まれるのか。
ありとあらゆるところが全面禁煙になりつつある。
自明のことのように進むこの動きの背後には、
〈科学〉をたてにしたWHOの強引な世論誘導がある。
はたして、その〈科学〉は本当に正しいのか。
2010年2月、タバコが日本から消える?
「テロとの戦い」とも見紛うタバコ排除の力学を暴く。

目次
第一章 肩身の狭い喫煙者
喫煙者はマイノリティではない!/公園に集まるビジネスパーソン
広がる喫煙規制/20××年、タバコが消える日がやってくる

第二章 なぜ、喫煙=悪になったのか
禁煙法と禁煙運動の歴史1/禁煙の文化的背景
禁煙運動の歴史2/WHOの禁煙キャンペーンが始まる
恐るべきFCTCの中身

第三章 本当のところタバコはどのくらい体に悪いのか?
タバコの害が科学的に明白(エビデント)であるとはいかなることか?
タバコは肺ガンの「原因」か?/疫学の問題点
喫煙が寿命を縮める?

第四章 受動喫煙という詭弁
タバコは猛毒物質?/平山疫学への疑問
その後の疫学研究について/「受動喫煙」はひどい誇張にほかならない

第五章 喫煙をめぐるさまざまな議論
タバコ1000円問題と税金/日本は「禁煙後進国」か?
シガレット以外のタバコについて/タバコが嫌いな人といかにつきあうか

第六章 このままでは自由が奪われる
私はなぜ嫌煙論に反対するのか/AIDS化する世界
喫煙者として、私はこれからどうしていくか

あとがき

参考文献・サイト一覧/資料

堀江敏幸写真展

ホンマタカシさんの『たのしい写真 よい子のための写真教室』
対談されている作家、堀江敏幸さんの写真展が開催中です。


■会場 森岡書店
■期日 6月15日(月)~6月27日(土)、13時~20時(6月21日は休み)

森岡書店さんは貴重な写真集などの古書を扱うお店。
ウェブサイトによると、展覧会では、
「堀江敏幸が撮影した、パリの文物、風景、人々等、
モノクロ作品を中心に約20点を展示いたします」とのことです。

住所・アクセスはこちら。
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 
第2井上ビル305号(Tel: 03-3249-3456)
地下鉄東西線・日比谷線の茅場町駅下車、3番出口。
永代通りを霊岸橋に向かい、橋の手前を右へ古い戦前のビル3階。

下は『たのしい写真』に収録されている堀江さんのポートレイト。
ステレオカメラで撮影されたもので、立体裸眼視ができます。
ぼや~っと見ているうちに、突然「キタキタキタ~!」というアレです。


こちらはホンマさんと堀江さんの対談の一部を複写。

三省堂書店大丸東京店

営業Mが昨日6月17日(水)におうかがいした、
三省堂書店大丸東京店さんの文庫ランキングです。
『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』が2位に!


ちなみに1位は道尾秀介『向日葵の咲かない夏』(新潮文庫)、
3位はまたしても火がついた外山滋比古『思考の整理学』(ちくま文庫)。

平凡社ライブラリーは、普段「文庫」の棚に行かないので、
たいへんありがたし・・・微妙にサイズが大きくて恐縮です。

ホンマタカシさんインタビュー

本日発売の『週刊文春』6月25日号「文春図書館」で、
『たのしい写真 よい子のための写真教室』の著者、
ホンマタカシさんのインタビューが掲載されています。


1ページ分まるまるインタビューですが、その一部より。

 本人も言う通り、この写真史は、
 ホンマさんが写真と格闘する経験の中で築き上げた主観にすぎない。
 でも、だからこそ、読む人に考えさせる力をもつ、
 血の通った写真史になっている。

 「『歴史の勉強』というと皆嫌がります。
 でも、歴史を知らないまま、どこかで目にした
 先人の作品を無意識に真似して撮っている人は多い。
 それでうまくいけばいいけど、そうでなかった場合に、
 歴史を振り返ると失敗の原因がわかったりする。
 少なくとも僕が撮る理由は史的認識の上にしかありえないですね。
 だって写真なんてもともと撮らなくてもいいものなんだから(笑)」

 執筆には二年を超える月日を要した。
 それは、「もとから理解していたことをではなく、
 書き進めるうちにわかったこと」を書いたからだそう。 

ホンマさんの書き下ろしのテキストだけでなく、
アフォーダンス理論など生態心理学の研究者・佐々木正人さん
作家の堀江敏幸さんとの対談も収録した『たのしい写真』は、
すでにお知らせの通り重版決定、現在進行中。
6月25日に2刷ができあがってくる予定です。

2009年6月17日水曜日

「演歌よ今夜も有難う」第3回

都築響一さんの連載「演歌よ今夜も有難う」の第3回。
今回ご登場いただいたのは、

 日本初のIT演歌歌手、千葉山貴公さん(30歳)


千葉山さんは1978年11月13日、横浜市戸塚区生まれ。
高校時代に演歌に目覚め、

 進学したのが京都の立命館大学だったんですが、
 大学の生協にあるCD屋さんでアルバイトしながら、
 勝手に演歌コーナーを設けたりしてました。

そしてそのまま演歌歌手となり、
現在は都内・神奈川県を中心に活動されています。

ウェブサイトとブログも、もちろん持っていらっしゃいます。
というよりも、

 これからの時代はこれ[ネット]だって思って、
 わざわざそのためにパソコンを買って、
 自分のホームページを作ったんです。
 「自分は歌手になりたいんです」ってPRするために。

「日本初のIT演歌歌手」であるゆえんです。

■オフィシャルサイト「演歌新時代 千葉山貴公」
■ブログ「龍雛札記~たけのこブログ~」

ところで先にも記したとおり、
千葉山さんは立命館大学のご出身ですが、中国文学専攻とのこと。
取材時の千葉山さんのブログによると、

 編集者さんから新刊本まで頂いてしまいました。
 松岡正剛『白川静~漢字の世界観~』(平凡社新書)。
 これは嬉しいですね!!!
 ・・・でもゼロページ・スタッフの面々にこの喜びを伝えたら、
 反応薄かったです。(笑)

公式サイトのプロフィールによると「座右の銘」は、

 すでに志があるならば、
 ことは果敢に行うべきである(白川静)

飄々と、フットワークも軽く、我が道をゆく千葉山さんです。
持ち歌「愛の嘘つき」もお聴きいただけますので、ぜひお読みください。

fumi's blog「Twitterとメディア」

 大統領選後の混乱が続くイランで、
 TwitterやFlickr、YouTube等を使って
 現地の状況を伝えようとする反大統領派の動きと、
 イランの外からそれらをサポートしようとする動きが広がっています。

という書き出しで始まっている、fumi's blog「Twitterとメディア」
Twitter経由で教えてもらいました。


この間の動向に関するメディアの対応や推移がまとめられています。
実際に見ていただいたほうが早いですが、見出しを書き出しておきます。

■TwitterのTrending Topics(話題のトピック)
Twazzup(イラン情勢まとめサイト)
■#CNNFail問題
■緑のアイコン
■言論統制とcyberwar
■Twitterのメンテナンス
■Clay ShirkyのTED talk
■事件は起きている最中にレポートされる時代。
■日本のメディアの役割と日本のネットユーザの興味関心
■追記 Q&A with Clay Shirky on Twitter and Iran

そうなのか・・・いろんなことを考えさせられます。
本日6月17日の3時43分にアップされたようですが、
ここまで一気に情報を整理されたのは、なかなかすごいです。
また、こういうことができてしまう時代になったことも痛感します。

「喫茶店ブルース」第21回

週1回ペースで快調連載中の泉麻人さん「喫茶店ブルース」
今回は東京・千駄ヶ谷の「ぴいぷる」にておさぼりです。


「千駄ヶ谷」で「喫茶店」といえば、
かつて村上春樹さんのお店、「ピーター・キャット」があり、
こちらのブログにお店が入っていた建物の写真が載っていますが、
それはともかく、泉さんの文章からは、
案外と知らない千駄ヶ谷界隈の雰囲気が伝わってきて、のんびりします。

「喫茶店ブルース」は『Yomiuri Weekly』からのお引越し連載。
平凡社のウェブでこれまで登場したお店は次の通りです。

カフェ ミヤマ(東京・中野)
茶房 白十字(新潟・古町)
喫茶 蔵(東京・千住)
談話室 ムービー(東京・千住仲町)
カフェテラス古瀬戸(東京・神保町)
さかえや(東京・築地)
カフェ・シフォン(東京・渋谷)
ストーン(東京・有楽町)
BON CAFE(ラオス・ルアンパバーン)
珈琲屋 らびっと―2(東京・東武練馬)
珈琲屋 らびっと―1(東京・東武練馬)

■追記
「一番落ち着かなかったお店」といえば、
個人的には、新宿・歌舞伎町、風林会館のパリジェンヌ
いまは狭くなっちゃいましたが、以前はたいへん広く、
ゴールドと赤を基調とした豪華なインテリアでした。
落ち着かなかった理由は、こちらのブログなどをごらんください。

倉俣史朗 初期の住宅

6月28日(日)まで東京・広尾のSIGNにて、
「倉俣史朗 初期の住宅」と題した展示が開かれています。



以下は案内状より。

 今から40年前、倉俣氏は俳優 石立鉄男・女優 吉村実子夫妻のために
 住宅をデザインしました。
 照明、色使い、引出しのつまみに至るまで、
 そのディティールのひとつひとつに倉俣氏の住宅に対する思いと共に、
 夫妻への優しさを感じることができます。
 個人住宅のため、作品集にも掲載されることのなかった家具を
 この度SIGNにて展示販売いたします。
 また、当時の写真や住宅内の写真も公開いたします。

定休日は水曜日、会期中の営業時間は13時~20時(通常と異なります)。
地図はこちらをご参照ください。

倉俣さんについては以下のサイトもどうぞ。
倉俣史朗
倉俣史朗 ギャラリー
倉俣史朗の世界

そういえば、倉俣さんの著作『未現像の風景 記憶・夢・かたち』
(住まいの図書館出版局、1991年/絶版)を誰かに貸したきり、
だったことを思い出しました(どうしたんだったかな・・・)。

とても素晴らしい本、です。

2009年6月16日火曜日

佐藤優「神学講座」のお知らせ

佐藤優さんのウェブ連載『キリスト教神学概論』にも、
6月16日付でお知らせをアップしましたが、
以下の概要にて「神学講座」が開催されます。



平素より『キリスト教神学概論』をご愛読いただきまして、
まことにありがとうございます。
6月20日、7月4日にフォーラム神保町にて、
この連載の講義をおこなうことになりました。
受講をご希望の方は、フォーラム神保町のウェブサイトより、
お申込ください。
みなさまのご参加をお待ちしております。

http://www.forum-j.com/contacta.html

佐藤優の集中ゼミ 神学講座1(神論・神義論)

キリスト教の神と悪の起源について、
プロテスタント神学の基本線を押さえながら講義します。
レベルは大学院博士課程前期(修士課程)のゼミ程度としますが、
学部生にも理解できるように配慮します。
編集者にとっても意味がある内容にします。

■日時
第1回 6月20日(土) 10:00~18:00
第2回 7月4日(土) 10:00~18:00

■定員
7名

■受講条件
受講条件は、以下の通りです。

1. メディア関係者
2. 大学生、大学院生
3. 1、2以外の方で、このテーマについて強い関心をもつ者
4. 講義で用いるテキストを読む意思がある者

なお、受講者の受付はお申し込み順とさせていただきますが、
定員を超えた場合は、職能会員(会費をお振り込みいただいた方)を
優先させていただきます。
お申し込みいただいた方には、メールにて結果をご通知致します。

■申し込み 
受講希望者は、それぞれ、希望する回毎にお申し込み下さい。
テーマは毎回変わりますので、全講座をお申し込みいただいても、
講座毎にお申し込みいただいても、どちらでも結構です。

■テキスト
1. 『聖書 新共同訳 旧約聖書続編、引照付き』日本聖書教会
2. ペールマン『現代教義学総説 新版』新教出版社、2008年

■会場
千代田区神田神保町3-1-6日建ビル9階(専大前交差点角)

■アクセス
地下鉄の都営新宿線/三田線 営団半蔵門線で《神保町駅》下車、
A1出口を出ると「専大前」の交差点になります。
その横断歩道を渡って、交差点角の城南信金庫隣りのビル。徒歩1分。
1階が喫茶店「珈琲館」で、その脇に階段があり、
エレベーターで9階へ。駐車場はございません。

イラン大統領選挙とソーシャル・ネットワーキング

Twitterのkobahen経由にて。

イランの大統領選挙の結果にともなって大規模な抗議が起きていますが、
Twitter、YouTube、flickrなどを使った個人による情報発信が、
すごい勢いで行われている様子。


関心のある方は、こちらなどを参照してみてください。

■ニッチメディアラボ
イラン大統領選後の抗議デモと政府弾圧報道におけるTwitterの威力

flickr: mousavi1388's photostream

YouTube: Police invasion on people tehran vanak Sq 13 June 2009

そして『ニューヨーク・タイムズ』が、このような状況を伝えています。

NY Times.com: Social Networks Spread Iranian Defiance Online

そこで、上の記事をGoogle Translator Toolkit
英語→日本語に自動翻訳して読んでみることにしました。


ここまで書いて、さてブログをアップしようとしたときに、
数日ぶりにTwitterにasahi.comが。
おっ・・・イランの状況をフォローするのか? と思ったら。


 今日からは、アサヒ・コムの話題のニュースをRSSでお届けします。
 これからもよろしくお願いしますー。


とのことで、タイミング良すぎというか、悪すぎのような気が・・・。

■追記
guardian.co.uk: Iran's post-election unrest: live

別冊太陽『太宰治』

今年は作家・太宰治(1909-1948)の生誕100年。
今週の金曜日、6月19日は桜桃忌です。

生誕100年を記念した催しや出版が続いていますが、
別冊太陽では『太宰治』を刊行しました。

表紙は1948年、三鷹の本屋で撮影されたもの(写真=田村茂)。


町田康、伊藤比呂美、室井滋の各氏による「太宰治への手紙」を冒頭に、
太宰治の39年の生涯を4部構成で描いていく特集です。

別冊太陽らしく、貴重なアルバム写真や原稿、手紙、メモなどを満載。
ビジュアルを通して太宰の世界に浸れる1冊になりました。



何度も何度も、くり返し語られ続ける太宰ですが、
語っても語っても語りつくせないものがあることが、わかります。

それにしても、39歳か・・・。

『悩んだときは山に行け!』書店にて

写真は、営業Hがお世話になっております、啓文堂書店神田駅前店


鈴木みきさんの本邦初の登山コミックエッセイ、
『悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門』
をがっつり積んでいただいております。

梅雨に入って何かとうっとうしい季節ですが、
夏の準備を兼ねて、ぜひご一読ください。
元気が出ますよ~。

■ところで、その1
「鈴木みきのとりあえず裏日記」によると、
6月12日に代官山(山つながりということで?)にて、
出版記念パーティが開かれたそうです。

 ドレスコードがあったにも関わらず
 受付で渡された鼻眼鏡と三角帽子・・・

って、どんなシバリなんだ(笑)。

■ところで、その2
帯にコメントを寄せていただいたKIKIさんが
イメージモデルをつとめていらっしゃるMAX&Co. &YOU
サイト内にあるKIKIさんのブログによると、
鈴木さんとは山仲間だそうです。

■ところで、その3
こちらもどうぞ。鈴木さんの連載です。
山系イラストレーター鈴木みきの おんなの道は縦走路 山んがっ!

『昭和史』重版決定です

先週後半から発売された、「昭和の語り部」半藤一利さんの、
『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』

おかげさまで出足快調につき、さっそく重版が決まりました。

さて、今回の刊行にさいして、書店ディスプレイ用に
いろんなサイズのパネルやPOPをご用意しておりますが、
営業Nがひそかに巨大ポスターを作っておりました(超限定)。
平凡社新書創刊10周年のときと同様、
紀伊國屋書店新宿本店さんの通路に掲示されます。
今日搬入予定ですので、待ち合わせのついでに見てください。



B2パネルも大きかったけど、それを遥かにしのぐ大きさ。
どこまで行くつもりなのか、うちの営業部は。

横浜美術館にて柳宗理展

7月7日(火)から8月31日(月)まで、
横浜美術館アートギャラリーにて「柳宗理展」が開かれます。
(詳細はこちらのPDFをごらんください)


横浜といえば、柳さんの屋外作品もいくつかありますので、
せっかくなので展覧会とあわせて散策するのが吉、かと。

横浜市野毛山公園の歩道橋、野毛山公園看板(看板は現存せず)
横浜市営地下鉄のベンチ、消火栓、レリーフなど

『柳宗理 エッセイ』『Yanagi Design』もお供にどうぞ。



なお6月28日(日)までは、松本市美術館にて柳宗理展が開催中。

■以下余談ですが。

先週の金曜日に行ったたいへん有名な居酒屋にて、
最後にシャーベットを食べたら、スプーンが柳デザインでした。
かなり使い込んだ風情がよし。



柳さんがデザインされた調理器具等については、下のリンクをどうぞ。

佐藤商事:柳宗理サポートサイト

2009年6月15日月曜日

「新書四天王」と呼んでいいですか

営業S田が、島森書店大船店さんにおじゃましてきました。


まずは、上の写真をごらんください。

 中公新書、文春新書、新潮新書、平凡社新書の4社合同フェア。

これが何を意味しているかというと。

かつて新書の世界では、岩波・中公・講談社が「御三家」とされていました。
そして数年前には、新潮・光文社・ちくまが「新御三家」と呼ばれました。
(ちくまの代わりに、文春または集英社を入れる見方もありますが・・・)
そのへんの概略については、asahi.comのこちらの記事をどうぞ。

ま、出版業界の、それも新書というジャンルでの話題ではありますが・・・。

で、何を言いたいかというと。

御三家→新御三家ときて、次は「四天王」なのではないか、と。
というより、そんなふうに呼ばれてみたいな平凡社新書も、と。

島森書店大船店さん、ありがとうございます。

三省堂書店下北沢店

写真は営業S田がお世話になっております、三省堂書店下北沢店さん
橋本敏男さんの『幸田家のしつけ』(平凡社新書)を、
『天使と悪魔』の前にど~んと積んでいただいています。


さらに新書ランキングでは、『天使と悪魔』関連で売れている
『図説 地図とあらすじでわかる! 聖書』を抑えて1位!
書店のみなさま、下北沢界隈のみなさま、どうもありがとうございます。

『幸田家のしつけ』の書評はこちらをどうぞ。

ところで第3位が岩波新書『琵琶法師』というのは、
ストリートミュージシャンが多い土地柄ゆえでしょうか。


小田急線・京王井の頭線の下北沢駅北口を出た正面にある、
大丸ピーコック下北沢店の3階に、お店がございます。

「ホンマタカシ・トーク&サイン会」レポート

おかげさまで発売早々に重版が決まった
『たのしい写真 よい子のための写真教室』

先週6月11日(木)には、ブックファースト新宿店さんにて、
著者ホンマタカシさんのトーク&サイン会が開かれました。
事前予約で満席になり、参加できなかった方、もうしわけありません。
簡単ですが、当日のレポートをしておきます。
(当日立ち会った弊社スタッフからの聞き書きをもとにしております)


まずはホンマさんのお話からスタート。
「決定的瞬間/ニューカラー」という本書のキーワードを中心に、
カメラ・オブスキュラからピクトリアリズム、スティーグリッツ、
報道写真、決定的瞬間、ニューカラー、ポストモダンまでを一気にたどる、
ホンマ式写真史【圧縮版】という感じの内容でした。

参加者は男女半々で若い人が多く、非常に熱心。
ホンマさんからは、
「自分の写真で悩んでいるときは、歴史を振り返ること。
そうすれば、見通しが得られるかもしれない」いう、
とても正統的&教育的なメッセージが語られました。

その後は質疑応答、たとえば・・・。

問い 暗室に籠って黙々と作業するのと、こういった本を読むのと、
どっちが写真の役に立ちますか?

答え それはもちろん、どっちも大事です。

おれもそう思いますが、さらに、

問い 写真がモノクロの静止画から始まったという起源において、
「写真の歴史」とは、あらかじめ、そしてつねに不完全なものとしてしか、
存在し得ないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

と、ゴダールばりの質問をする方もいて、なかなか盛況でした。

サイン会では何冊も写真集を買う人もいて、こちらも和気藹々。
充実したトーク&イベントで、無事終了しました。
下の写真はN島が撮影したサイン会の様子。


おれ このケータイ写真は、なぜ、かようにボケているのか?

N島
 もし写真の始まりがカラーであったならば・・・という、
ありえたかもしれない写真史へのアプローチである。

という問答をしたわけではありませんが、
ゲルハルト・リヒターっぽいといえば言えないこともない(?)。
ちなみに、リヒターは写真をもとに油彩で描いています。
リヒターのオフィシャルサイトより)


 Ema (Nude on a Staircase)
 1966, 200 cm X 130 cm, oil on canvas.

話が横にそれましたが、ホンマさん、ご来場のみなさん、
ブックファーストのみなさん、どうもありがとうございました!

小冊子『中公新書の森』

平凡社新書は今年5月に創刊10周年を迎えましたが、
大先輩(1962年創刊)の中公新書は通巻2000点に達したそうです。
ちなみに創刊時の編集長は宮脇俊三さんでした。

中公新書のウェブサイトによると、

 全国の主要書店にて、中公新書で評判の高い既刊を
 紹介するフェア「中公新書の森へ」を開催中です。
 小冊子『中公新書の森――2000点のヴィリジアン』を作成しました。
 フェア開催書店にて配布中です。

とのことで、おれも近所の書店でもらってきました。
ヴィリジアンとは中公新書のカバーの色のこと。


サイズは新書版、小冊子とはいえ144ページのボリューム。
芳賀徹さん、川上弘美さん、城戸久枝さんのエッセイ、
奥泉光さんと渡邉十絲子さんの対談、
179名の「思い出の中公新書アンケート」、
全2000点のリストなどが収録されています。
中公新書のずしっとした重みを感じる内容であります。

個人的に印象的に残るのは自然科学系と近代史系かな・・・。
とくに自然科学(なかでも生物学関係)は、
まったくの門外漢にとっても刺激的な本が多いように思います。

下の写真は、安野光雅さんの「表紙の言葉」より。
右は中公新書の装幀を手がけた建築家、白井晟一によるデザイン画。
左は創刊20周年の際に安野さんが描いた新しいマーク。
そして今回、ふたたび安野さんが新しい絵を描かれたそうです。

2009年6月12日金曜日

『昭和史』新聞広告

昨日から書店店頭に並び始めて、立ち上がり好調らしい
(有楽町の某書店さんからさっそく三桁の追加をいただきました)、
『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』

以下の予定で新聞広告を掲載します。

■6月14日(日) 朝日新聞サンヤツ(名古屋圏以西は6月18日)
■6月17日(水) 日本経済新聞半5段(全国同時掲載)
■6月18日(木) 読売新聞半5段(関西圏以西は6月19日)

で、さきほど校了した半5段広告を公開。

blue note BEST & MORE 1100

今年はジャスの名門ブルーノートの創立70周年。
というわけで、これを祝して、平凡社新書から、
ブルーノートクラブ編『ブルーノート100名盤』を今年1月に刊行しました。

そしてこのたび、「blue note BEST & MORE 1100」と題し、
ブルーノートの名盤から150タイトルを厳選して、
1,100円というスペシャル・プライスで発売されることになりました。


第1回発売は6月10日で、『ブルーノート100名盤』から上位50タイトル。
第2回はと第3回も各50タイトルで、計150タイトルが発売予定です。
また、オフィシャルTシャツやキャップが当たるプレゼントもあります。

くわしくは「blue note BEST & MORE 1100」のサイトをごらんください。

ちなみに50位はデクスター・ゴードン『デクスター・コーリング』
ウェブサイトの紹介によると、

 僚友ケニー・ドリューのトリオをバックにした豪快なプレイ。
 巨人復活~全快を告げる歴史的快作。
 チャップリン・スタンダード『スマイル』が人気。

小熊英二『1968』

7月に、小熊英二さんの待望の著作が刊行されます。
平凡社ではありません、新曜社さん、です。

タイトルは『1968』、全2巻。
上巻は7月上旬発売、下巻は7月下旬発売。
A5判上製、上巻1,092ページ、下巻1,008ページ。
定価は各巻7,140円(税込)、つまり2冊で14,280円。

あの『1Q84』を遥かにしのぐボリュームと価格!

・・・と新曜社さんはおっしゃってはいませんが、
決定的な大著がまた出てしまう、という予感がひしひしと。

新曜社さんの特設サイトによると、


 あの『〈民主〉と〈愛国〉』から6年あまり。

 小熊英二氏の次作『1968』〈ichi-kew-roku-hachi〉の
 編集作業が佳境にはいっています。
 内容は「団塊の世代の精神史」といえるもので、
 大学闘争から連合赤軍事件、ベ平連、ウーマンリブなど、
 戦後から高度成長期を駆け抜けた彼らの足跡を
 圧倒的な資料にもとづいて
 戦後精神史のなかに客観的に位置づけます。

また、以下はいただいたチラシより。

 「1968年」に象徴される「あの時代」、
 全共闘運動から連合赤軍にいたる
 若者たちの叛乱を全体的に扱った、初めての研究書です。
 [・・・]
 本書は「あの時代」を直接知らない著者が
 [小熊さんは1962年生まれ]、
 当時のビラから雑誌記事・コメントなどまで逐一あたって、
 あの叛乱がなぜ起こり、何であったのか、
 そして何をもたらしたのか、を時代の政治・経済的状況から
 文化的背景までを検証して明らかにします。

7月の刊行が楽しみでございます。
新曜社さん、がんばってください。
うちもがんばります。
刊行のあかつきには、無理してでも買わせていただきます。

余談ですが、5月2日の「新曜社通信」によると、

 「出版状況を知りたいのですが、村上春樹・・・・・・」

 新潮社さんとは取次会社の取引会社名簿が近いせいだろうか、
 よく間違い電話やファックスがかかってくる。
 今回も「あー出版社が違いますよ」と事務的に言おうとした矢先、

 「IQ84」

 「はあっ?」予想もつかない書名に、思わず聞き返してしまう。

 「アイキューハチジュウヨンの出版状況を」

 「本の雑誌」の5月号を読んでいて、
 村上春樹さんの近刊『1Q84』が出るのは知っていましたが。
 そうか、そう読むのかと一瞬・・・・・。
 電話の向こうの揺るぎのない声に、一瞬・・・・・・。

やっぱり(苦笑)。

『昭和史』B2パネル

昨日より発売になった、平凡社ライブラリー版の
『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』

営業HがB2パネルを書店さんにお持ちして、置かせていただきました。
かなり大きなサイズなので、「パネルが歩いているようだった」という目撃談も。
ちなみにB2とは、51.5cm×72.8cmです。

下の写真は、啓文堂書店吉祥寺店さんの様子。
お店の入り口にテーブルを設置して本を積んでいただいています。
著者の半藤一利さんが、お客様をお迎えするような感じ。


こちらは、おなじく啓文堂書店の神田駅前店さん
レジの背中側にパネルと本を並べていただいているほか、
他のコーナーでも展開されていて、ありがとうございます。




上の写真に並んでいるのは『昭和史』2冊と『幕末史』(新潮社)、
あと半藤さんと安野光雅さんの対談『三国志談義』(平凡社)。
『三国志談義』については、あらためてご紹介します。

2009年6月11日木曜日

コム デ ギャルソン40周年

下の写真は、本日どさっと届いたコム デ ギャルソンのDM。


1年間にわたって同じアーティストの作品をDMに使用するというスタイルが
昨年来おこなわれていて、今年はブラザーズ・クエイの映画がモチーフ。
DMを入れる袋には通し番号がふられており、
ショップのオープンやコレクションの入荷にあわせて次々に送られてきます。


ポスターやDM、またかつて顧客向けに発行された雑誌『Six』など、
印刷物によるアプローチを一貫して試みてきたコム デ ギャルソンですが、
現在の方法も、たいへん興味深いものがあります。

ところで、『The New York Times』のFashion & Style欄に、
ファッション・ジャーナリズムの大御所、スージー・メンケスによる
「Positive Energy: Comme at 40」という記事が掲載されていました。


コム デ ギャルソンは今年で設立40周年ということで、
川久保玲さんをはじめとする関係者へのインタビューを織りまぜ、
その活動の全体から最新の動きまでを、的確に紹介しています。

以下、記事中の川久保さんの発言から、いつくか抜粋。

 “It is true to say that I ‘design’ the company,
 not just clothes,” Ms. Kawakubo says.
 “Creation does not end with just the clothes.
 New interesting business ideas,
 revolutionary retail strategies, unexpected collaborations,
 nurturing of in-house talent,
 all are examples of Comme des Garçon’s creation.”

“The technique is intellectual because I am using my brain,
 but the result is shaped through instinct and emotion,”

 “So, if anything,
 I am maybe more of a journalist than an artist!”

6月5日からは、「BLACK COMME des GARÇONS」という
期間限定のラインがスタートしました。
青山での同名の期間限定ショップとH&Mとのコラボを踏まえた、
新しいビジネス展開という位置づけでしょうが、
とにかく服が売れない(ごく一部を除いて)といわれる現在に向けた、
これもまた興味深い試みです。

朝日新聞のTwitter

asahi.comがTwitterを始めたようです(http://twitter.com/asahi)。


おれがフォローした段階ではカウントは5147まで行ってました。
昨日のサッカー日本×カタール戦の実況がアップされていますが、
テレビ観戦しつつケータイでTwitterにアップしているサポーターと
区別がつかないところが、ある意味面白いです。
「誰でも通信社状態」(Niche Media Labより)とは、言い得て妙。

いずれにせよ日本の大手メディアではめずらしいはずなので、
今後の推移に注目したいところ。

こちらの記事から教えてもらいました。
social web rambling「朝日新聞、Twitterを始める」

で、今日の平凡社もTwitterやってま~す(笑)。
http://twitter.com/heibonshatoday

池谷薫『人間を撮る』、日本エッセイスト・クラブ賞受賞

第57回日本エッセイスト・クラブ賞が決まりました。
受賞作は次の2作です。

平川祐弘『アーサー・ウェイリー 『源氏物語』の翻訳者』(白水社)
池谷薫『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(平凡社)


やりました! 池谷さん、おめでとうございます!
受賞式は7月8日(水)の午後3時、東京・内幸町の日本記者クラブにて。

『週刊文春』2008年6月26日号の「文春図書館」に掲載された、
森達也さんの書評の一部を、あらためてご紹介しておきます。

 映像では省略されたそんな裏舞台の顛末を、
 池谷は本書で明かしてくれる。
 だから読み物としての面白さに加え、
 ドキュメンタリーとは何かを考えるための教本としても、
 とても理想的な仕上がりになっている。

 マスメディアが事象や現象を単純化・簡略化する
 傾向がますます強くなる現在だからこそ、
 多くの人に読んでもらいたい一冊だ。

また、中日新聞・東京新聞に掲載された上野昂志さんの書評、
「中国の苛烈な時代を生きる」はネットでお読みいただけます。

池谷さんのお仕事については以下のサイトもぜひごらんください。

「蟻の兵隊」公式サイト
「延安の娘」公式サイト
監督日記(池谷薫さんのブログ)

『昭和史 戦後篇』より

本日より平凡社ライブラリー版が発売の(地域によって多少異なります)、
半藤一利『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』

『戦後篇』から、一部を抜粋してご紹介します(原文を適宜改行しています)。


今の日本に必要なのは何か?

一つには、無私になれるか。マジメさを取り戻せるか。
日本人皆が私を捨てて、もう一度国を新しくつくるために
努力と知恵をしぼることができるか。
その覚悟を固められるか。

二つめに、小さな箱から出る勇気。
自分たちの組織だけを守るとか、組織の論理や慣習にしたがうとか、
小さなところで威張っているのではなく、そこから出ていく勇気があるか。

三つめとして、大局的な展望能力。
ものごとを世界的に、地球規模で展望する力があるか。
そのためにも大いに勉強することが大事でしょう。

四つめに、他人様に頼らないで、世界に通用する知識や情報をもてるか。

さらに言えば五つめ、「君は功を成せ、われを大事を成す」
(吉田松陰)という悠然たる風格をもつことができるか

――現在の日本に足りないのはそういったものであって、
決して軍事力ではないと私は思います。

(561-562ページ)

コロナ・ブックス創刊15周年対談(後篇)

「コロナ・ブックス」創刊15周年記念対談、
本日は後篇をお届けします(前篇はこちら)。
なお編集の都合上、一部に伏字がございますが、
『今日の本 明日の本』7月号にはきちんと載っております。


N島:平凡社でも別冊太陽は「決定版!」って感じだけど、
コロナは軽みがあるというか。
そこがスイーツ系ってことですかね。
ところで今後の書目を教えてもらえますか?

S水:6月は『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』
堀内さんは『アンアン』のデザインで有名だけど、
絵本もたくさん描いてたし、フランスに住んでたり、超面白い人ですよ。

N島展覧会があるんでしょ?

S水:7月4日から9月6日まで、東京の世田谷文学館で開かれます。

N島:堀内さんの手頃な本ってないんですよね。
『雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事』
(マガジンハウス)は高価だし。

S水:図版も多いし解説も充実していて、資料的価値もある。
それから、『日本の色』の続篇で『日本の××』。
あと『××料理の世界』。
××の一軒の店を徹底取材して、××料理の全貌を見せるという。
150冊記念は『作家の×』で・・・あ、コーヒーもう一杯ください。
『××の晩ごはん』っていうのも準備中です。

N島:なんだか旨そうな感じですね。

S水ヨネスケの「隣の晩ごはん」の××篇をやろうと思ってね、


でも××××だから大きなしゃもじをかかえて行けないし(笑)。
××の「おうちごはん」のレシピ集ですね。

N島:じゃ、自分でも作れるんだ。

S水:ウィ、ムッシュー。

N島:・・・ところでコロナはS水さんが
一人で担当してるわけですけど、どうですか?

S水:つねにアウェーで戦ってる気分だよ。
ホームなんてことは一度もない。

N島:カッコイイじゃないですか(笑)。社内でもアウェー?

S水:メルシィ。
でもね、自分一人だと、自分自身の中にある
引き出しに気づかないことってあるでしょ?
だから、N島君はこんなことに興味があるとか、
僕のドアをノックしてほしいんだよね。ノックしてくれると、
あっ、そういえばこんな面白いモノをしまいこんでたけど、
今度使えるかもってなるじゃない。
あと、本が読者に伝わっていく現場にる書店の人に、
いろいろ教えてほしいなあ。

N島:じゃ、S水さんと一緒に、
日本一旨いスイーツ持参で書店さんにうかがいますか。

S水:バイキューのご愛顧をお願いしたいと。

N島:バイキュー?

S水:一倍二倍の「倍」に「旧い」の「旧」で「倍旧」
渋谷で流行ってるじゃない。

N島:それマルキューですよ。じゃ、これがオチってことで(苦笑)。

(Fin)

オチてるのかオチてないのかわからないオチですが、
これからもコロナ・ブックスをよろしくお願いいたします。

2009年6月10日水曜日

「東京日記」第98回

さきほど、川上弘美さんのウェブ連載、
「東京日記」の第98回がリリースされました。

今回のタイトルは・・・。

 伊達政宗の件。


伊達政宗・・・この方ですか。

川上さん、久しぶりに都会を散歩されたようですが。
爆笑。

こちらの方についての話題もございます。
そういえば、このあいだクレイジーケンバンドのライブで、
剣さんがリクエストに応えて、例のアレをやってくださいました。

コロナ・ブックス創刊15周年対談(前篇)

おかげさまで創刊15周年をむかえた「コロナ・ブックス」
これを記念して、編集長のS水と営業部N島が対談しました。
本日は、その前篇をお届けします。


N島:どうもこんにちは、ハイボールN島です。
本日はコロナ・ブックス編集長のS水T明さんと、
会社のそばにある日本一旨い洋菓子屋さんに来ております。
この5月で創刊15周年を迎えたわけですが、
感慨深いんじゃないですか。

S水今、会社の玄関に大きなカメがいた。
多分、お祝いに来たんだよ。
(注=カメの第一発見者はS水だったそうです)
でもまあ、15周年っていっても、
新潮社の「とんぼの本」は25年やってるからね。

N島:基本的なことなんですけど、
「コロナ・ブックス」という名前の由来って?

S水:太陽を囲んでる環を「コロナ」っていうでしょ。
雑誌『太陽』から生まれたシリーズだから、
兄弟ってことで名前がついたんです。

N島:最近の書目だと『作家のおやつ』が好評で、
平松洋子さん坪内祐三さん
新聞・雑誌に書いてくださいましたよね。

S水:あと、いくつかの書店の人に
ブログや雑誌で紹介してもらったのが、うれしかったですね。
(注=こちらこちらこちらこちら、などをごらんください)
で、気づいたんだよね、コロナはスイーツ系じゃないかと(笑)。

N島:坪内さんは「愛玩書」って。

S水:今回新しいカタログを作ったんだけど、
その中の池内紀さんのコメントは
夢見るためのお伴だから、寝そべって開くのがピッタリ」って。
おやつと一緒だよね。

N島:「とんぼ」とはテイストが違いますよね。

S水:「とんぼ」は、デザインや構成を統一してるし、
もうちょっとお勉強っぽい印象があるよね。
でも、僕らは後発だし、アウェーの立場だから、
テーマ選びはもちろん、紙やデザインもそのつど工夫して作ってる。

(明日の後篇に続きます!)

■本対談は『今日の本 明日の本』7月号からの転載です。
転載にあたって、注とリンクを補足しております。

『たのしい写真』重版決定!

ホンマタカシさんの初めての写真論、
『たのしい写真 よい子のための写真教室』の重版が決まりました。


みなさま、どうもありがとうございます。
超特急で重版作業に入っておりますので、今しばらくお待ちください。

なお、すでにお知らせしたとおり、
明日6月11日にブックファースト新宿店で開かれる
トーク&サイン会は整理券が完売となりました。
後日、その様子などをご紹介できればと思っています。

【お知らせ】
青山ブックセンター本店内カルチャーサロン青山にて、
ホンマタカシ ワークショップ
「たのしい写真 よい子のための写真教室」が開かれます。
こちらは文字通り「写真教室」で、概要は以下のとおりです。
詳細は同書店ウェブサイトをごらんください。

■開催日:7/14、7/28、8/11、8/25、9/8、9/22、10/6、10/20
 隔週火曜日開催予定で全8回
 (火曜日開催に変更はありませんが
 講師の都合で開催日が変更になる場合がございます)

■開催時間:19:00~21:00

■会場:青山ブックセンター本店内カルチャーサロン青山

■定員:35名様

■参加費用:42,000円(税込・8回分)
 (受講料40,740円・設備費1,260円)

■応募受付期間:5月18日(月)~6月22日(月)

マックス・フーバー展

6月5日(金)から6月29日(月)まで、東京の2ヵ所の会場で、
グラフィックデザイナー、マックス・フーバーの展覧会が開かれています。

マックス・フーバー(Max Huber/1919-1992)はスイス出身で、
ミラノとスイスで活動した、20世紀の代表的なデザイナーの一人。
イタリアの有名な出版社エイナウディのデザインも手がけました。



ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、
「Max Huber - a graphic designer」と題して彼の全容を紹介。

一方のギャラリー5610での展示は「JazzTime+」というタイトルで、
フーバーが好んだジャズに関連する作品を中心に、
ドローイング、ポスター、ジャケット、パンフレットなどが展示されています。
下の写真はギャラリー5610の外観。



とりあえず5610の展覧会を見てきましたが、
ジャズがテーマということもあるのでしょうか、画面のリズム感が素晴らしい。
パンフレットやプログラムなどの冊子の色使いも、参考になります。

展覧会に合わせて『gggBooks-89 マックス・フーバー』が刊行。
また、大部の作品集『Max Huber』がPhaidonから発売されています。

ちなみに、スイスの南端、イタリア国境のChiassoという町に、
m.a.x.museoというミュージアムがあるそうで、行ってみたい・・・。

「江戸ノベルズフェア」開催中


去る6月6日(土)の朝日新聞朝刊に掲載された「江戸ノベルズ」
江戸文化のあれこれ、古地図に見る江戸の姿などを紹介し、
同時に、時代小説や江戸文化の本もご案内するというスタイルで、
書店さんでのフェアと連動しています。
平凡社は小説ではありませんが、別冊太陽『肉筆春画』で参加。

5回目となる今回からは、西日本の書店さんでもフェア展開。
書店さんには、新聞の抜き刷りがこんな感じで置いてあると思います。



ちなみにフェア開催書店の一覧は以下のとおりです。
店舗数が多いのでデータ化できず、画像でもうしわけありませんが、
ご参考までに載せておきます(拡大すると文字が読めるかと・・・)。




フェアの規模、期間等は各書店によって異なりますが、
ぜひお近くのお店に足をお運びください。

平凡社ライブラリー『昭和史』、明日発売です

「昭和の語り部」半藤一利さんの
『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』
本日取次搬入となり、明日6月11日(木)より書店店頭に並びます。
(輸送の都合上、地域によって日が多少異なりますがご了承ください)。


書店さんで展示していただくためのパネルも作成しました。
サイズは2種類、B2タテとA4横がございます。


写真はB2パネルですが、本の現物と比べていただければ、
その大きさがお分かりいただけるかと。
パネルは数量が限られておりますので(とくにB2は残りわずか)、
ご希望の書店様はお早めにご連絡いただけますと幸いです。

2009年6月9日火曜日

『思想』のロバート・ダーントン論文

岩波書店の『思想』2009年第6号(No.1022)の目次より。


 「グーグル裁判」の波紋と本の未来 福井健策
 作者の権利,読者の権利,そして複製の権利 宮下志朗
 〈書物〉の不自由さについて
  ――〈カード〉の時代における人文知と物質性 長谷川一
 書物のデジタル化――グーテンベルクからグーグルへ
  ダーントン論文への重ね書き 髙宮利行
 グーグルと書物の未来  ロバート・ダーントン(訳=髙宮利行)

18世紀啓蒙思想が普及・流通していくさまを
「出版」という視点からダイナミックに描き出す歴史家、
ロバート・ダーントンの論文が、やはり注目すべきところ。
以下、煩雑ですが、本論文についてメモ。

論文の原題は'Google & the Future of Books'といい、
The New York Review of Books2009年2月12日号
(Volume 56, Number 2)に掲載されたそうです。

また、論文に対する応答'Google & Books: An Exchange'が、
同誌3月26日号(Volume 56, Number 5)に掲載されています。

さらに、Le Monde diplomatiqueの3月号に
'La bibliothèque universelle, de Voltaire à Google'
という題のフランス語訳が転載され、
『ル・モンド・ディプロマティーク』日本語・電子版3月号に
「グーグル・ブック検索は啓蒙の夢の実現か?」
という題で翻訳されています(訳=逸見龍生)。

『思想』の翻訳はThe New York Review of Booksからのもの。
ダーントンについては、Wikipedia: Robert Darntonを参照(英語)。

嵐山光三郎×石田千、師弟対談

『旅するノラ猫』(筑摩書房)を刊行された嵐山光三郎さんと、
平凡社から好評発売中『きんぴらふねふね』の石田千さんの
「師弟対談クワトロ」(4回目、ということです)が開かれます。

ご存知の方も多いと思いますが、
石田さんはかつて嵐山さんの助手をされていたので、
師弟対談、というわけでございます。


日時 7月4日(土)、15:00~17:00(開場14:45)
会場 東京堂書店本店6階
参加費 500円(要予約)
お問い合わせ・ご予約 東京堂書店(tel.03-3291-5181)
メールでもご予約いただけます(tokyodosyoten@nifty.com)。

ちなみに「師弟対談」3回目の様子が、こちらのブログに掲載されています。

堀内誠一 旅と絵本とデザインと

東京・世田谷区の南烏山にある世田谷文学館にて、
展覧会「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」が開かれます。

会期は7月4日(土)~9月6日(日) 。
アクセスはこちら(最寄駅は京王線の芦花公園駅)。



チラシの紹介文を引用すると、

 雑誌のアート・ディレクターとして、また、絵本作家として、
 多彩な創作活動を繰り広げた堀内誠一。
 本展では、幼少期から晩年に至るまでの足跡をたどり、
 「旅」・「絵本」・「デザイン」の3領域にわたる創作活動の全容を、
 約200点の作品・資料によってご紹介します。

堀内誠一さんは1932年、東京・向島生まれ。
14歳(!)で伊勢丹百貨店宣伝課に入社し、キャリアをスタートさせます。
1957年にアド・センターの設立に参加(69年からフリーランス)。

雑誌では、澁澤龍彦さんとの『血と薔薇』(2003年に白順社から復刻)、
『アンアン』『ブルータス』(ロゴは今も変わらず使われています)。
絵本では『くろうまブランキー』『ぐるんぱのようちえん』『マザーグースのうた』。
・・・以上はごく一部ですが、多面的な仕事をされた稀有な人物でした。

1974年にはパリ郊外に移住、現地でミニコミ『いりふね・でふね』
(現在の『OVNI 』の前身)に関わるなど、さまざざまな活動をされ、
1987年に54歳で亡くなられました。

堀内さんの仕事は『雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事』
(マガジンハウス)にまとめられているほか、
自伝『父の時代・私の時代』もあり、いずれも見事な本ですが、
その全貌を実際に見る機会が少なかったのも事実で、
今回の展覧会は「待望」という言葉がふさわしいと思います。

これは、ぜひ足をお運びください。

なお、本展覧会のカタログを兼ねて、コロナ・ブックスから、
『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』が刊行されます。
6月25日(木)取次搬入、翌26日(金)以降に書店店頭に並ぶ予定です。
こちらも楽しみにお待ちください。

■堀内さんについてはこちらもどうぞ。
松岡正剛の千夜千冊『父の時代・私の時代』
中京大学 C・スクエア「澁澤龍彦・堀内誠一 旅の仲間展」
『旅の仲間 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡』(晶文社)
絵本ナビ 堀内誠一
ユトレヒト 人物リスト 堀内誠一

松岡正剛講演会「白川静入門」

『白川静 漢字の世界観』の著者、松岡正剛さんの講演会が、
東京のワタリウム美術館にて開かれます。

講演会タイトル 白川静入門――時空の方舟
講師 松岡正剛(編集工学研究所所長、ISIS編集学校校長)
日時 6月19日(金)、19:00-21:00
会場 ワタリウム美術館(地図などはこちら
参加費 1,500円

なお、参加には事前の申し込みが必要です。
お申し込みや詳細のお問い合わせは、ワタリウム美術館まで。
電話:03-3402-3001、mail:official@watarium.co.jp


『白川静』発売時に、丸善丸の内本店内の日経セミナーホールにて、
松岡さんの講演会が開催されましたが、大盛況&刺激的でした。
前回お見逃しになった方、貴重な機会ですので、ぜひ。
最近本を読まれた方も、ぜひ。
松岡さんのお話は、とにかく面白いです。

■追記
上の写真でもおわかりのとおり、新しいデザインにお色直ししました。

2009年6月8日月曜日

【書評】吉本隆明1968

下の投稿と同じく、『週刊東洋経済』6月13日号の書評欄より。
「竹内洋の読書日記」に、鹿島茂『吉本隆明1968』が登場。
もう1冊は筒井清忠『近衛文麿』(岩波現代文庫)。


『学問の下流化』『教養主義の没落』(ともに中央公論新社)などの
話題作を発表されている竹内さんは、文科省通いが続いているそうで、
『吉本隆明1968』は文科省のすぐそばにあるS書店で購入されたそう。
S書店=書原霞ヶ関店さんであろうと思われますが、一部を抜粋すると、

 30代の官僚とおぼしき男性が、立ち読みしている。
 男性はその本をもってカウンターにいく。
 鹿島茂『吉本隆明1968』(平凡社新書)。

 つられるようにわたしも購入。
 帰りの新幹線の中で読む。
 
 [・・・]吉本を著者より前に読んだわたしのようなものにも、
 あのときの感動がどうしてだったかが