11月12日(土)と13日(日)、兵庫県篠山市で「下中弥三郎没後50年記念・世界平和アピール七人委員会講演会&シンポジウムin篠山」が開催されました。
今年2011年は、平凡社の創業者・下中弥三郎(1878-1961)の没後50年にあたります。これを記念して、兵庫県今田村(現・篠山市今田町)に生まれた弥三郎の人となりを紹介するとともに、彼が提唱し1955年に創設された「世界平和アピール七人委員会」の委員のみなさんによる講演会が企画されました。
12日の講演会「篠山で考える日本と世界」は篠山市民センターにて開かれました。
酒井隆明篠山市長による開会挨拶に続き、平凡社の下中美都が弥三郎の生涯を写真とともに紹介。
次に、「世界平和アピール七人委員会」のみなさんの講演に移りました。平和活動に力を注いだ晩年の弥三郎は、植村環、茅誠司、上代たの、平塚らいてう、前田多門、湯川秀樹とともに七人委員会を立ち上げ、世界に向けてさまざなを提言を行いました。委員会はメンバーを入れ替えながら、現在まで活発な活動を続けています。
・小沼通二「下中弥三郎と七人委員会(1)」
・武者小路公秀「地域主権と世界連邦」
・池内了「いなかが本番になる(1)」
・大石芳野「土と生きる―チェルノブイリそしてフクシマ」
・池田香代子「放射能汚染時代を生きる」
下の写真は、小沼さんの講演スライドより、弥三郎の思想をまとめたもの。講演会とシンポジウムで使用されたパワーポイントが世界平和アピール七人委員会のサイトに資料としてアップされていますので、ぜひごらんください。また、地元丹波新聞と神戸新聞のサイトで当日の様子がレポートされています。
ラストの池田さんの講演では、橋本公さんが製作されたムービー「OverKilld(atomic bonbs)」も流されました。
会場のロビーには、弥三郎を紹介するパネル展示も。
翌13日(日)のシンポジウム「地域力を強める――これからの日本」には小沼さん、大石さん、池内さんが参加。また、同時期に篠山市立中央図書館で「下中弥三郎 出版と教育展」、陶の郷で「やさぶろうのやきもの展」も開催されました。
ご参加いただいたみなさん、篠山市、実行委員会、七人委員会のみなさん、どうもありがとうございました。秋の篠山を舞台に実りある催しとなりました。ちなみに、この時期の篠山は山の幸も豊富。篠山市観光情報などを参考に、ぜひ。

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