佐々木敦氏が、『大森荘蔵セレクション』(平凡社ライブラリー)を
取り上げてくださってます。

「大森荘蔵の哲学」という見出しがつけられた書評の
その一部を書き写してみます(是非、全文をお読みください)。
・・・大森荘蔵入門であると同時に、哲学入門と呼んでもいい一冊である。
固有名詞や専門用語が飛び交う「現代思想」とは異なり、大森の「哲学」には予備知識など必要ない。そこにあるのはたとえば、いま自分が見ているのは現実なのか、それとも、もしかしたら夢なのだろうか、といった素朴な問いや、過去という名の時間は、いったいどこに存在しているのだろうか、などといった、誰もが子どもの頃に一度は抱いたことのあるような疑問である。
哲学とは「世界」について考えることであり、それはそのまま「私」について考えることに繋がっていく。大森の言葉はいかにも理系出身らしく淡々とロジカルだが、読み進むうちにいつしか驚くべき境地へと誘われる。ほんものの哲学の凄みというものを存分に堪能させてくれる。巻末に附された編者たちによる座談会も興味深い。・・・

編者は、飯田隆氏、丹治信春氏、野家啓一氏、野矢茂樹氏。
4人の愛弟子による『大森荘蔵セレクション』は、絶賛好評発売中です。
1785円(税込)
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